HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。

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「亡霊怪獣 シーボーズ」
シーボーズ④
怪獣墓場といわれるところは異世界で、初代ウルトラマンに倒された怪獣や宇宙人の魂が宿るところだったそうですね。
別名ウルトラゾーンと呼ばれたのは、ウルトラの世界だったからでしょうけど、怪獣墓場と呼ばれた方がピンとくるものがあります。
怪獣は生来怪獣らしき存在だった怪獣と何者かに作られてしまった怪獣、自然の突然変異で生物が怪獣化してしまったものといろいろあるでしょうけど、いわば天然生物の一種でしょうから霊魂があったとする方が面白く、特撮の怪獣らしかったと思いますね。
怪獣墓場に集まっていたのは怪獣の霊魂だけのはずで、霊界のようですけど、何物にも審判されず浮遊していただけのところ、どいう言うわけか肉体を得てしまったところが如何にも特撮のウルトラものという感じが強くて、いわばウルトラマンという番組らしかったと思います。
その肉体を得てしまった霊魂がシーボーズであり、単に肉体を得てしまった結果が骨が主で皮が従といういびつ感満載でした。
そこに従来の怪獣のように暴れる、破壊するということがなく、純な霊魂は幼少に戻るがごとく駄々をこねます。
望郷を望むが如く、シーボーズの出所であった怪獣墓場に戻りたいがために、飛行能力もないのに高いビルに登って空に飛び出そうとしたり、それを察知した科特隊やウルトラマンが月ロケットで宇宙空間に運び出そうとしていたことを理解できずに、ウルトラマンを苦心惨憺させたり、これはもう亡霊怪獣というより、駄々っ子怪獣のようでもありました。
今でも見かけはしますが、昔はよくいた駄々っ子、時代を感じますし、シーボーズの源、設定きっかけはひょっとして当時よくいた駄々っ子だったのかもしれません。
シーボーズ
怪獣も生き物ですから霊魂はあり、初代ウルトラマンに倒された怪獣の霊魂が集まる場所として怪獣墓場=ウルトラゾーンという異世界を設定して、過去の怪獣たちを集結させる面白い取り組みでした。
ここで浮遊していた怪獣たちは動きもせず、本当に霊魂のようでしたけど、その姿を見せることでその怪獣たちが活躍していたことを思い起こさせ、視聴者の想像を掻き立てる者だったように思います。
情報量が極端にない時代の工夫の産物でした。

ちなみにシーボーズは、そのまま海の坊主ということになり、脚本段階では海坊主の怪獣ということだったらしいですね。
これにも時代を感じる生む坊主という怪物が連想させられます。
シーボーズ①


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4
「巨大ヤプール」
ヤプール(メビウス)①
怨念とは消え切らないもの、生き物が絶えないうちは発生し続けるものだと思います。
生き物の恨みつらみという裏側の感情は意識しようとしないとを問わず、生まれてくるものかもしれません。
ウルトラシリーズにおける怨念は、怪獣・宇宙人が登場したウルトラQにまで遡るのかもしれません。
怪獣・宇宙人が登場し、それらを何とか駆逐しようと知恵を絞った人間の努力等によって倒された怪獣・宇宙人に生まれていたかもしれない怨念は、ウルトラ戦士が登場して光線技に代表される決め技によって倒され方が強烈なものとなって高まっていったのかもしれません。
肉体は果てても気までは殲滅しきれないのは、生き物がこの世に誕生した時の宿命や運命だったのかもしれません。
しかし、その怨念は今自分たちが生きている次元ではなく別次元に終結するものとして異次元を扱ったのは面白い設定だったと思いますね。
ウルトラマンAの時に異次元人として登場したヤプールは異次元にいながら現次元を見ることができ。人間とウルトラマンAを倒そうとして異次元から現次元に超獣を登場させますが、自身の衣類次元にウルトラマンAが乗り込んでくるとは思わなかったのかもしれません。
自分のいるべき異次元での戦いにおいてウルトラマンAに敗れてもその怨念が消えなかったのは、過去に倒された怪獣たちの怨念が積み重なり、ヤプールを倒したことだけでは消せるものではなかったのかもしれません。
ヤプールが倒れても超獣が出現し続け、そこから何十年も経ってヤプールが再出現したのはその間にまたも積み重なった怪獣たちの怨念がそうさせたのかもしれず、その結果怨念の招待は裏側の気なのに、自我意識を持ってしまった証だったかもしれません。
ウルトラ兄弟が根源の気の力で封印させたはずの怨念であるヤプールが、その封印を破るようにまたもや表れてしまったのは捻くれたような気自体はたった一人・1匹でもそういう感情を持った者がいればそのきっかけとなるということなのかもしれません。
ヤプール(メビウス)
あくまでヤプールは怨念が自我意識を持ってしまった存在なので消える7ことはないかもしれません。
ということは、世の中に争いごとが消えることはなく、平和な世の中は夢物語化もしれません。
ウルトラマンメビウスに登場した巨大ヤプールもゴシップ記事を扱う捻くれ記者の存在が手助けになったかもしれず、ウルトラマンメビウスが孤立するところでした。
平和は夢かもしれませんが、それを目指す子ことは大事なことで多くの人たちの手助けが必要なこともまた現実なのです。
それに気づかせてくれたのもヤプールと直接戦ったウルトラマンA声掛けでした。
くじけそうになったウルトラマンメビウスを立ち直らせるどころかメビュームバーストを発動させるとコロンまで行ったのもその声かけと意識の大事さでした。
ヤプールは怨念のか塊でしたけど、決して怨念体ではなく、実体化した時点で負けていたかもしれません。
ヤプール(メビウス)4


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5
「平成の仮面ライダー~仮面ライダークウガ(ライジングマイティ)」
仮面ライダークウガ ライジングマイティ③
強化改造ではなく、自分の源がどこにあったかといえば仮面ライダークウガの場合は霊石=アマダムであり、それは神秘の力であり、自然の力を呼び寄せて集約した石だったと思われますが、自然界の最大の力は雷(いかずち)を呼び起こして力に変えたことで強化した姿がライジングマイティだったと思います。
源の最大の強化だったと思われ、ほかのライジングフォームのすべてを凌いだ姿がライジングマイティイで、こういう強化にはしびれました。
強化改造は人の知恵・力・技術のすべてがこめられますが、自然の力を呼び寄せることで強化されることは何か氏らのきっかけが必要だったと思います。
仮面ライダークウガの場合は、倒し破壊することが徐々に困難となっていき、それを打開することが人のためになるというた正しい方向への強い意思が大きな力を呼び込んだのかもしれません。
その力は仮面ライダークウガとして最もバランスがとれたマイティフォームで最も効果が出ていたのかもしれません。
仮面ライダーの在り方なんて言うつもりはありませんが、霊石=アマダムという自然界の超現象を人間の五感として表した仮面ライダーが仮面ライダークウガとするなら、人の感覚を鋭敏なものとし、そこに自然界の力を呼び込んだ姿がライジングフォームで、最も最たる姿・フォームがライジングマイティだったのでしょう。
人間としての苦悩からいくら工夫を重ねても打開できない敵に出会ったとき、それを何とかしたいという強い意思に自然が応えたということもできるかもしれませんが、そうであれば最も好ましいことだったのかもしれません。
仮面ライダークウガ ライジングマイティ①
仮面ライダークウガ ライジングマイティ


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4
「超空間波動怪獣 クインメザード」
クインメザード③
この目で見ることができても、触れることができないものは、その物体を構成する分子・量子が自分たちが存在する時限・時相と異なり、しかも連続性がないとするのは波動生命体の定義みたいなものでしたけど、これはウルトラマンガイアの人間体が先行していた量子物理学につながるところが大きく、ヴジョンの竜と戦っていた幻影かもしれなかったウルトラマンガイアにも通じるところがあったのかもしれません。
こうした別時相の存在量子自体が、存在の連続性自体がないわけですから自ら知性を持つことはないわけで、それが知性をもって行動するのは誰かに行動させられている、いわゆる操られている存在だったといえるかもしれません。
波動生命体というクラゲ上の浮遊物体がメザードからクインメザードまでくる間につけていった知能は、段階を追って地球人類を蔑み、邪魔扱いする根源的破滅招来体の憎しみたいな感情が増幅し、人の脳にある勘定を覗き見することでその歪んだ感情が増していったことの現われだったのかもしれません。
この時既に歪んだ感情から戻っていった元アルケミースターズの位置んであったウルトラマンアグルの人間体の心の拠り所でもあった存在を利用した紛い者の象徴がクインメザードだったかもしれず、それを操る根源的破滅招来体はどれだけ卑屈だったかわかりません。
でもそれだけ根源的破滅招来体は何者でどんな姿と能力を備えているのかということに、期待感みたいなものがありました。
クインメザード
操られていたといっても人の脳を覗き見し、攻撃することさえ通じないクインメザードは、倒さないことには気味悪く世の混乱を増長させる存在でしたから、倒さないことには根源的破滅招来体の思いのままに人類は進んでしまうことになりかねませんでしたね。
XIGによって怪獣の闘争本能を抑制させる実験として怪獣を操作する装置であったパーセルという開発がなされていたとはいえ、それによって次元に歪みが生じてクインメザードが苦しんだのは。クインメザードに知性を持たせた根源的破滅招来体の失敗だったのかもしれません。
そこに打ち込まれたリキテイダーで効果が上がったのは、その苦しみがクインメザードを構成した量子自体が粒子と相まって、との存在する次元の量子とシンクロして攻撃可能になったということかもしれません。
クインメザード⑥




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「隊長ゲドリアン」
ゲドリアン②
仮面ライダーシリーズの秘密結社には、大首領の意思を受けて作戦の指揮を執る大幹部が登場しましたが、仮面ライダーBlackの時の敵組織ゴルゴムからその大幹部の意味合いが変わっていきました。
仮面ライダーBlackRXの敵組織はクライシス帝国でしたけど、このクライシス艇庫も太陽を挟んで地球の反対側にあるとされた別惑星の極一部の者たちがその枠手を手中に収めようとし、その惑星のバランスが崩れて惑星の寿命が尽きようとした要因を何故か地球の大気汚染等による地球人類の驕りにあるとし、これを追い払って自分たちが移り住もうとしたことでの侵略行為を働くというまさに宇宙人のような行為で、ウルトラシリーズと異なったのはその宇宙寺院たちが等身大であったといいうことでした。
このクライシス帝国にも貴族がいたらしく、そこおから抜擢されたマリバロン、ボスガンという種戦力もさることながら、クライシス帝国のゲドラー域という暗くて寒い地域に生息し、どこか虐げられていた者たちから抜擢されたゲドリアンが、従来の大幹部に相当する隊長の抜粋されていたこと自体、出生地域による差別がそこにも見え隠れし、これを隊長に抜粋していたジャーク将軍に恩義を感じていたという設定が、斬新といえば斬新でした。
従来の大幹部の上には大首領という構図が、隊長の上に将軍がいて更に皇帝という大首領がいる上、其の皇帝の化身である査察官まで登場したということは、指揮命令系統がという統一されておらず、しかも出生の場まで違っていたとなると考えと思いの相違があって当たり前だったと思います。
ゲドリアンはジャーク将軍とくアイシス皇帝に恩義を感じて忠誠を誓っていたことが言動に現れ、特に最後のジャーク将軍がクライシス皇帝によって最後通告をうけて存在の危機にさらされたとき、自らの体内で培養していたげドルリドルを登場させて、仮面ライダーBlacklRXをあと一歩まで追い込んだ時に出すマダーの横やりとその後のほかの隊長立ちどころかジャーク将軍までがゲドリアンをスケープゴードに仕立て上げようとしたことが、それまで自らの出生からくる卑屈さと相まって、いやそれがなくてもゲドリアンを登場させたこと自体誰のためだったのかと思うとき、ゲドリアンの暴れようはそれまで四大隊長たちがまるでまとまっておらず、指揮命令系統が統一されていなかったことが十分すぎるほど現れてしまった現れでした。
ゲドリアン⑨
特にゲドリアンがお気に入りというわけではありませんでしたけど、何かにつけて横槍を入れるダスマダー大佐は目障りであり、これがクライシス皇帝の化身であったということは自分で自分の足を引っ張っていたということになり、何のために登場してきたのかまるで意味ないことのように見えました。
また、ゲドリアンの最後とそれまでの行動を思うと、大幹部クラスを何人も登場上させてしまうと徒に高いプライドみたいなものが邪魔をして何も進まないどころか、逆の目になると感じました。
それは仮面ライダーV3においてデストロンの大幹部ドクトルGがショッカー・ゲルショッカーの歴代大幹部を復活させた時のことと酷似しています。
卑屈になっていたゲドリアンを隊長の地位まで引き上げたジャーク将軍の意図はどこにあったのか、それがわからず、追いつめられると宇宙人であれ保身に走るのは人間と同じだなと思いましたね。
ゲドリアン⑦


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5
「宇宙スパーク大怪獣 バゾブ」
バゾブ⑤
宇宙人だろうが怪獣だろうが、基本生き物ですので動力源としてのエネルギーが必要です。
それぞれ何を食べているのかということになりますが、地球人の物差しで考えればの話で、食べることで体を動かす必要のない生き物もいるかもしれません。
特に怪獣は本能で生きる獣ですので、何を動力とするかは好き嫌いによることが多いのかもしれません。
それも本能めいた気概で動力、つまり行動する力を得ますので、それを好み過ぎる嫌いがあるのかもしれません。
ウルトラマンダイナに登場したバゾブは電気エネルギーを好み過ぎるあまり、磁力が強く、それを武器としたり身を守るものとして利用していましたが、利用というと知力があるように思われますが、これも本能に基づいて電気を得ようとし、相手の攻撃から身を守るということなんでしょう。
電気は大気中にある電子以外のものは知能に優れた生命体が作るもので、それをあらゆるものの活動エネルギーとして使います。
火の発見から電気を自分で作り、効率よく多くの電力を発生され、そして貯めることは人間が生きる上で必要なこととなり、欠かすことができないものです。
バゾブは本能で電気を得ようとし、人間は自ら作り出した電気を守るという本能と人工の攻防戦のようにも見えました。
本能で行動していたバゾブは、本能ほど強いものはなく、人工はそれには勝てないような気もします。
ただ、その本能による行動から絶対に守らなければならないものもあるはずで、バゾブの盲点を探り当てたスーパーGUTSの研究心は人間という知力を持つ者としての最高点だったようにも思えました、
ただ、見つけたことはいいとして対抗策がうまく取れず、それは自体が急すぎて犠牲を伴うことになっていたかもしれません。
ウルトラマンダイナは人間体がスーパーGUTSの隊員でしたから必死になっていたスーパーGUTSの攻撃の意図を読んで、光子体となってトルネードサンダーと一体化したドリルスピン戦法は見事で見応えがありました。
バゾブ



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5
「大神官バラオム」
大神官バラオム
仮面ライダーBlackが出てきて戦った秘密結社ゴルゴムは超古代人の邪な考えを持った者たちの集まりでしたが、何万年と生きるらしい創世王を神と崇める者を神官とし、創世王が継承するための特殊能力を持った石を持つ者を特殊な存在として3人もの大神官を存在させましたが、これは超古代人の中から抜粋されたもので、組織力をも維持以上とする高い知能を持たせたものと推測できます。
3人集まれば文殊の知恵とはよく言ったもので、でも3人も集まれば個性という個々の特殊性も出ます。
最も戦闘力に優れた性格をしていたのがバラオムで、それを好戦的というよりはクリスタル状の表情から相手に見透かされない表情を利した喧嘩屋のようなものでした。
それでも剣聖ビルゲニアが登場するまでは、その喧嘩っ早さを気取られない落ち着きも見せていたと思いますね。
三神官全員共通した超能力を持っていましたが、バラオムが推定5万年もの長きにわたって生きて続けて配下の怪人を統率するためか、肉体の維持が持たずに機械化していましたね。
機械の身体を持つ神官が、海を守る赤い石を持ち続けていたことにアンバランスさを感じていましたね。
かと言って大地を守ることもそれ以上にアンバランスさを感じますが、強面の表情と喧嘩屋を想定させること以上に統率する能力に長けていたのかもしれません。
創世王を神と崇めていたこと自体が大きな誤りですが、それに仕える怪人から抜粋された紙管は落ちts機と統率力がないとゴルゴムが存在できなかったでしょうから、バラオムはそれなりに必要な存在だったのでしょう。
大神官バラオム②
できれば大怪人になる前に、仮面ライダーBlackとの戦いを見たかったものですね。
神と崇める創世王の次期候補であったのが仮面ライダーBlackことブラック・サンでしたから、脳改造されてはいなかったとはいえ、その存在感を思うとき、大幹部としての大神官がどんな具合に戦いを挑むのか、最も見たかった大神官でしたからね、バラオムは。
大神官バラオム④


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ファイバス(サタンファイバス)③
「メカ生命体 ファイバス(サタンファイバス)」

電脳の世界は仮想の世界、その世界にあるものすべてあくまで仮想の存在なので、仮に暴走しようと自我を持つことなどありません。
ありえないことをあり得ることとして描くことも、特撮の世界じゃあることかもしれません。
21世紀を迎える寸前からゲームが流行りましたけど、仮想の世界にあれこれと条件を付け、独特の世界を作り上げたのは人間です。
だから、その独特の世界の動きは作り手の意思が働き、予想外の事も起こるのかもしれません。
これが電脳の世界ですが、あくまで自我意識はあり得ないのです。
作り手の予想外の現象が起こるのは、電子・分子の世界は人が分かっているようで実は分かっていないことも多いからなのかもしれません。
この電子分子が逆流し、他のメカに流れ込むことがるとしたらとんでもない事態が起こるかもしれません。
人はそれを防ぐために防止柵を取っていますが、それを突破されるのも意味不明の現象は電子・分子の暴走ではなく、また自我を持ったためでもなく、次へ移ろうという電子・分子の特性みたいなことかもしれません。
ウルトラマンティガにファイバスという仮想の世界の設定人物が自我に目覚め、怒りをあらわにして自分以外の存在を下等と称して、制服を試みようとした特撮の世界でいうところのメカ生命体が出てきました。
ありない事をあり得ることとして表したこのファイバスは、分子自我存在としていた方がいいのかもしれません。
だって、命など持っていなかったわけですから。
その電脳の世界にウルトラマンティガが飛び込んでいったというのも、意外と面白かったのかもしれません。
ウルトラマンティガは分子レベルの光の生命体だったということからそれが出来たのかもしれませんが、ウルトラマンティガは石造から光の遺伝子が復活して登場した戦士でしたから、命あるものでそれが遺伝子状態まで戻るなんて言うこともあり得ないことでした。
有り得ないこともあり得ることとして描いたのがファイバス登場の話なのでしょうけど、正にそれは特撮という仮想の世界のことでした。
これを鵜呑みにして実際に起こり得ることなどと思うと、それは中毒者になってしまったということで自分勝手にそこしか見ていない、支配されてしまっているということであることを忘れてはいけませんね。
ファイバス(サタンファイバス)


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「ゴールダー」
ゴールダー
昭和で仮面ライダーが放映されていた頃は、夏の暑い盛りには扇風機だけが体や家を冷やすメカでした。
クーラーやエアコンは、もっと後の登場で時代を感じますね。
まだその頃は、今ほど耐えられない暑さじゃなかっただろうし、自分は山間部の盆地にある都市に住んでいたので、今のエアコンでいうところの室外機はなく、大気も汚れていなかったこともあって、直射日光を避ければ何とかなったのでした。
その扇風機が仮面ライダーの敵組織における改造人間のモチーフになるとは、夢にも思いませんでしたね。
仮面ライダースーパー1の頃になると、もういい歳になっており、仮面ライダーはTVd笑み無くなっていたのですが、後に順を追って仮面ライダーを見ていくと仮面ライダーV3の中盤以降ネタ切れの傾向はりましたね。
無理に仮面ライダーを続けようとして同じところをグルグル回り、その中でモチーフよりもその設定で工夫を凝らそうとしていましたが、世間の流行は他に移ってしまい、それも徒労になりそうでした。
思うに特撮HEROは子供心をつかまないといけないということは自分も思いましたけど、子供心といったって当時の小4生以上の子の心をつかまなければいけないところ、小学生以下の子の目を気にするとういう逆の目が仮面ライダーから離れていった要因にもなっていたと思われます。
仮面ライダースーパー1はドグマ編とジンドグマ編に分けられますが、これでTV局自体が変わってしまい、放映時間帯も大きく変わってしまったことによる腸捻転のような事態が起こってしまい、製作愛度の目が逆なのに、それを押してしまうという大人の事情が後押ししてしまったことで、作られるものも陳腐化していったと思っています。
ジンドグマ編に登場したゴールダーという扇風機モチーフとした改造人間は、冷気ガスというよりは窒素ガスを噴霧し、その勢いを増そうと扇風機を身に着けさせたわけですが、あまりにも身近な家庭電器商品過ぎましたね。
仮面ライダーは教育番組であるというのは、仮面ライダーV3を演じた俳優が言った言葉ですが、勧善懲悪という区別において何が悪で何が悪いのかということを理解させる上で敵f型改造人間の創作に工夫が凝らされ、そして何がモチーフであるかという大切さがあったと思います。
ショッカー改造人間の中には、それでその植物を知ったということもあり、それが小学高学年の子たちの勉強にもなったということもありました。
今は情報が振れ帰り、知る知られる情報は豊かになりましたが、何を選ぶという取捨選択の能力に欠け、勧善懲悪の区別がつきにくい時代となって、教育番組としての仮面ライダーは作られないでしょうね。
ゴールダー①


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「バルタン星人5代目」
バルタン星人5代目①
初代ウルトラマンの時にバルタン星人は3代目まで登場しています。
最も3代目は実体がない上、メフィラス星人の配下という信じられない登場でした。

バルタン星人も初代登場時に、バルタン星は科学が進み過ぎて自滅し、そこに住んでいたバルタン星人は放浪の旅に出てしまったことが説明されていました。
つまり気が振れたバルタン星人の一人の科学者が母星を滅ぼしてしまったわけです。

たまたま立ち寄った地球で、地球人類に出会い、地球という惑星の魅力に取り込まれたことはいいとして地球人類を邪魔者扱いしたことと同時に自らの弱点がスペシウムエネルギーにあったことまで暴露された上に、初代ウルトラマンにスペシウム光線を浴びせられるという屈辱からウルトラマンを敵視して宿敵扱いしたことで何度も登場してきたことは、登場する度に状況と展開が異なっていた上にバルタン星の科学力が進んでいたとしても、それは地球人類の科学力と比しての話であって、ウルトラ族には対抗されてしまっていたことに見どころと見ごたえがあったと思われました。
バルタン星人の科学力が進み過ぎていたことはうまい具合に使われていたと思いますが、地球人類を下に見たという具体的言動がなかったことが幸いした大きな例だと思われます。
帰ってきたウルトラマンが4代目に当たるものと思われますが、これもその延長にあったと思われ、この時のバルタン星人Jrは主役ではなかったことがいい効果があったと思います。
しかし、久しぶりに出てきたのはウルトラマン80の時でしたけど、地球人類どころかウルトラマン80まで下等に見てしまった上に、母星を失ったはずなのにバルタン星に下等生物を収容しようとしていたことにおける設定条件上の矛盾が出てしまって、実は優れた科学力と生体能力を持った宇宙人がバルタン星人だったという魅力が失われていたように思います。

ひたすら暴走してしまった科学力を持ってしまったバルタン星人がどこに行こうとしてしていたのか、どこに向かうのか、ウルトラ一族をどう捕えようとしていたのか、バルタン星人としてのこだわりbを現した方がよかったのではないかと思いました。
バルタン星人5代目


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