HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。

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仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙
「仮面ライダーspirits~統率する者・交錯・双頭の牙」

仮面ライダーV3・仮面ライダーXの激闘編を経て、仮面ライダーアマゾン編に舞台を移すその隙間に、物語の敵組織であるBADANの謎、大首領とそれをつなぐ暗闇大使が人格交換と言っても具体的にどうしているのか、BADANの主要格であるニードルことヤマアラシロイドと三影が同じBADANに属しながら崇めていたのは大首領ではなく、それぞれ何処に狙いがあって、そしてBADANが大首領復活のために決して一枚岩にはなかったことが表れ始めます。
BADANに拉致されていた科学者たちが、その脳髄だけを並列に並べた頭脳が大首領を現世に移すための法具・時空破断システムの核となるものだったことには驚きましたけど、BADANとしては人智の極致の力を利用しまくってでも大首領を現世に移すことは、この世に神が具現化するということの中でそれはそこまでの英知を極めれば人の力でも神の存在を動かせると言うことにもなっていたように思います。
ニードルと三影はその狙いと行動がBADANの中にいながらも違っていたことは大首領復活の動きを把握しながら実は利用しようとして、これも人の力と知恵もやり方次第では神に対抗し得るものだということの考えの違いが、この辺りからはっきりし始め、物語は動き始めます。
それには欠かせなかったデルザー軍団の復活も、後期デルザー怪人は伝説上の悪霊に機械を組み込んだもので余計に復活を果たすまで時間がかかっていたというで表現されていたように思います。
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙①
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙②
サザングロス内部でBADANがそうした動きを取ってるわずかな間に、沖縄に舞台を移した仮面ライダーアマゾン編は復活してしまったガランダー帝国のゼロ大帝をおびき出すための囮を張っていました。
しかし思いもかけない展開で登場しそうで姿を現さないゼロ大帝の前にガランダー怪人が登場し、地上で仮面ライダーアマゾンが、空中に船型の要塞に乗っていたと思われたゼロ大帝に空中で仮面ライダーZXが対抗しようとしていました。
修羅場をくぐってきたのはこの2人の仮面ライダーは同じで、失ったものの存在も同じだったかもしれません。
それでもそれを信じようとし、人に味方していたモグラ獣人と言えどBADANによって再生されていた別物であることは同じでしたけど、それでも信じる仮面ライダーアマゾンは戦闘中に時空魔法陣を利してあちこちに現れていたニードルによって巨大化させられたモグラ獣人によって命よりも大事だったかもしてないその左腕を切り取られてしまったことは衝撃でした。
こういう状況でも再生されたモグラ獣人を信じようとした仮面ライだーアマゾンの心は、再生モグラ獣人の心までも動かし、この巨大化した展開はそのモグラ獣人の心情を無視したニードルの行為だったのでしょうね。
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙③
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙④
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙⑤





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4
ラグストーン
「催眠魔獣ラグストーン」


眼からの怪光線は人の脳波を刺激し潜在能力を高める催眠光線であった代わりに、人の感情を司る脳波を吸収してしまう恐ろしい光線で、おまけに中毒性まであったというこの怪光線はウルトラマンコスモスに登場したラグストーンが発していたものですが、この怪光線を浴びた者は催眠作用が働くと同時に変に精神が高揚するために潜在能力が高められてしまうという違法薬物を使った人の様相のようなものです。
薬物は精神の高揚以上に肉体を蝕むもので、それを何らかの方法で売捌くことは反社会勢力にその資金が流れることになります。
そこまで行かなくても薬物利用の恐ろしさを訴えたようなこのラグストーン登場の話ですが、薬物については意図的に栽培する者、それで資金を得ようとする者がいるはずですが、この危険性については分っているものの薬物の汎用性の拡大という現実に研究発見が追い付かず、資金獲得についてはいわゆる闇社会が絡むものとなっているため、国際法を含めた法整備と警護が追い付かず、各人の正義感とか通常の常識に縋っているのが現実で、その各人の正義感も常識もかなり危うい時代となっています。
こうした薬物作用の恐ろしさを表現しようとしたラグストーンの怪光線は、いわゆる覚醒作用と共に精神が支配されるのと同様の状態となり、ラグストーンの意図通りに操られてしまうということまでありましたが、見た目がアメフト選手のようなラグスーンにそこまでの能力があるとは思えず、誰かに飼い慣らされていると思っていたら実はノワール星人が操っており、これは人の欲望を始めとした感情起伏の研究調査のために行われていたらしく、そうした研究のためにラグストーンの身体はある程度の改造を施されて、魔獣という肩書はそのために着けられたもののようですが、見方を変えれば生物兵器のようでしたね。
ラグストーン③
ウルトラマンコスモス・コロナモードのネイバスター光線すら通用しなかったラグストーンの身体の体表は非常に頑強だったとも思われますが、それはノワール星人の研究のためにラグストーンの体内に影響が出ないようにするための生体改造によるものでしょう。
身体に生えた多数の突起物がラグストーンの武器に出のなるのかと思っていましたけど、タックルのみ楽劇方法で他に武器を持たなかったのは、研究第一に改造された怪獣であったためかもしれません。
ラグストーン②






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5
ゴ・バベル・ダ②
「ゴ・バベル・ダ」

すごい怪力と剛力でした。
一条刑事の筋肉弛緩剤混入の弾丸打ち込みという援護がなければ、仮面ライダークウガもやられていたんでしょうね。

フォームチェンジは何も仮面ライダークウガの専売特許じゃなかったと言うことでした。
超古代で戦い合ったグロンギ怪人とリント戦士とは言え、同じ時にお互いが切磋琢磨して戦い合っていたのでしょうから、刺激を受けていなかったと言うことはないでしょう。
ゴ・バベル・ダには人間体の他に格闘戦を得意とする格闘体と自慢の剛力を発揮する剛力体がありま知った。
格闘体でも仮面ライダークウガのマイティフォームを一撃で仕留めそうになり、マイティキックによる封印パワーをも跳ね返すほどの肉体の強さはそのまま精神力の強さにもつながっていました。
剛力体は仮面ライダークウガのタイタンフォームによる鎧をもボロボロにするほどで、先ほど書いたように一条刑事の援護がなければ危なかったところです。
リントの戦士の相棒・ゴウラムの援護と起点がなければ、ライジングビートゴウラムアタックという合体技も編み出せず、もう一つ違った意味での仮面ライダーには愛車ならぬ相棒が必要だと感じさせられました。
ライジングパワーと同等かそれ以上の能力の持ち主がグロンギにいたということは驚きもしましたが、物語の進行上いずれ出てくるだろうとは思っていました。
仮面ライダークウガもグロンギ怪人もズ族だけでも信じられないパワーを持っていましたが、ゴ・バベル・ダの剛力は軽くそれを上回っていましたから、上には上があると言うことでしょう。
これでグロンギ族のトップではなかったのですから、グロンギ族がもっと組織だってゲゲルを進めようとしていれば、警察どころか自らの能力の発見と探りを繰り返す仮面ライダークウガも当然のように倒していたんでしょうね。
ゴ・バベル・ダ④
ゴ・バベル・ダ⑥





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3
ルクー
「守護獣 ルクー」

守護獣というより幻想・幻魔上の摩訶不思議な獣といった怪獣でした。
ウルトラマンガイアは特撮という幻影の世界の物語ですけど、より現実感が伴った特撮でした。
その世界は現実感の中に非現実を描くことでその効果を生み出していたように感じてましたが、そうした現実に寄り添う中で更に幻影を描くことは、普段の日常の中でも稀に非現実に出会う不思議さがあると思います。
幼少の子供たちが童話を読み、聞き、そしてその中で描かれていく世界は、周囲の大人たちが当たり前としていることに楔を打つが如く、意外と刺激的なことかもしれません。
しかし、そうした子供たち独自の幻影の世界は、当たり前としている大人たちの日常に新たな気づきをもたらすものかもしれません。
ウルトラマンガイアに登場したルクーという怪獣は、まさのそんな感じに思えましたけど、こうしたことは幻影の中で幻影を描くことの難しさもあって、上手に表現できてはいませんでした。
しかし、ウルトラマンガイアの世界観の中では非常に珍しく、そういう意味では印象的な怪獣であり、物語だったと思いますね。
ルクー③





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3
ウィル鬼④
「ウィル鬼」

ウィルスは病原菌であろうと電送の世界であろうと、見ること自体至極困難で、顕微鏡の世界ですね。
これだけ極小の世界だと、それをモチーフに怪人を作ろうとすると偶像の世界になるかもしれません。
仮面ライダーBlackRXに登場したウィル鬼はコンピューターウィルスからそのモチーフを持ってきたんでしょうけど、ウィルスを実体化させたさせた時のイメージそのままだったような気がしました。
電送の世界の存在ですから、その角からビームを放ったりしてましたけど、三又の槍が印象的で、「これでもって悪事をはたらきまこうとするところは、ウィルスに対するイメージそのものでしたね。
まるで仮面ライダーBlackに登場したヤギ怪人の様な姿をしてましたけど、悪さをする呪いのヤギとウィルスのイメージは重なり合うような気もします。
このイメージがウィル鬼を怪魔妖族としたものでしょう。
マリバロンの能力によるものなのか、生来のものなのかは分かりませんでしたけど、このウィル鬼のイメージは悪さをするウィルスへのイメージと呪いのイメージから作られたものかもしれません。
身体のミクロ化もウィルスという極小のものであり、そうした存在になってもその能力が失われていなかったところが、ウィル鬼の存在の肝だったのでしょうね。
それでも相手がバイオライダーでは相手が悪かったとしか言えなかったような気がします。
ウィル鬼②





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3
チェーン星人
「双体宇宙人 チェーン星人」

左半身に青が目立ち、右半身が黒い身体と沈着冷静で頭脳明晰なため知的な言動が特徴であるチェーン星人レフト。
右半身に赤が目立ち、左半身が黒い身体と肉体派で粗暴な言動が特徴が特徴であるチェーン星人ライトト。
異なる性格と異なる身体で、全く異なる個体でありながら、侵略行為を為すということについては共通でした。
いわゆる攻め方が異なると言うことだけど、このチェーン星人が半味という位に相違して見えたけど、この2体が組み合わさって1つになるという類のものではなかったようです。
これだけ正反対の個体が重なり合って1体になってしまうと、精神崩壊が起ってしまうからです。
身体的の対象的で、向きが異なると言えど、身体の半身が黒い身体であったと言うことは闇に支配されてるところが外見的にも多いと言うことで、それが侵略行為に出ていたと言うことかもしれません。
侵略という攻め方に違いはあれど、おそらく心身的にも闇に支配されていることは、既に自分自身に負けていたということかもしれません。
偶像の世界に出ていかなければ戦えないというのはチェーン星人レフトの特徴の表れでもあったわけですが、そういう手段に出なかったチェーン星人ライトも特殊能力を有し肉弾戦を好むと言っても、然程のものではなく、この辺りが2体は一つになり切れなかった盲点だったということかもしれません。

こういう設定の侵略宇宙人は、いやこういう設定の侵略宇宙人だからこそ、偶像の世界を使っていたのかもしれません。
でも、それは時代が早すぎたのかもしれませんね。





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3
ケラ怪人②
「ケラ怪人」

改造人間も怪人もそう変わるところがなくなっていました。
ショッカー草創期から初期までですかね、はっきりと改造人間と思って仮面ライダーを見ていたのは。
改造人間も2つの動植物融合型から金属製の武器との合成型といった設定上の工夫もありましたけど、もともとの改造人間という設定よりも怪人、しかも作られた怪人というイメージが支配的にありました。
仮面ライダーは仮面ライダーが主役ですけど、敵組織の戦闘員や大幹部のみならずその怪人ももう一つの主役であったことは、歴代の暗黒組織がどんな怪人を出してくるかというそのモチーフに工夫を凝らしていたにも表れていました。
仮面ライダーBlackも仮面ライダー0号を目指したということで、より以上に掘り下げられ、仮面ライダーBlackは改造人間というナレーションがありましたけど、改造人間の匂いを感じたのはここだけでしたね。
秘密結社ゴルゴムはその支配者であった創世王自体が何万年もの太古から存在していたものでしたから、おのずとゴルゴムも同じような感じがし、ゴルゴム怪人も太古の昔から生き永らえてきた怪人という化け物のような気がします。
シャドームーン復活に伴って現れたケラ怪人も、当初はケラってなんだと思いましたけど、オケラだ田のですね。
蓑虫よりも小さく、土を掘り進むことを得意とし特に湿地に存在するこの虫は、何処をとったら怪人にまでなれるのかわかりません。
怪人も改造人間も何かしらのモチーフがあるはずですが、それはどこかでそういうオン材であることを納得させなければなりません。
ケラ怪人にとどまらず、ゴルゴム怪人にはそうした怪人が多いのですけど、モチーフの適用もそうですがこれが何故怪人にまでなってしまうのかという不可思議さがありました。
ケラ怪人は地中を掘り進むことを得意とする怪人であることもありますが、まともに陽の光を浴びたことがないのはゴルゴム怪人共通なのかもしれません。
仮面ライダーBlackのキングストーンフラッシュで大きく形勢不利となりましたが、ここで勝負あったとするとこの技はゴルゴム怪人に対しては共通して効き目があったと見るべきなのかもしれません。
ケラ怪人





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デシモニア
「生体兵器 デシモニア」

一見、隕石のようだと思ったデシモニアはその割に金属めいていました。
金属的隕石であるならば知能はなさそうと思われるところ、全体的に人の心臓のようなデザインで、デシモニアの身体の中央部分は臓器ののように鼓動していました。
デシモニアには小型もあり人に化ける能力もありましたから、知能はなさそうで実は高いものがあったということでしょう。
知的生命体の化け物のようなデシモニアは、頭部器官からミサイル光弾を発し空中を浮遊しながら何者かの意図によって行動しているように感じましたけど、これがデシモ星系人の融合体であるとは知りませんでした。
よくいろんな宇宙人が地球征服という侵略を働きますけど、単なる欲しがりとわがままから本能によるものとありましたけど、時は進み、地球人類も宇宙進出するだけの力を身に着け始めた時、それを快く思わない宇宙人もいて、地球侵略というより地球人類の駆逐に動く、その始まりの様な行動をしたのがデシモ星系人の融合体であるデシモニアだったように思います。
デシモ星系人はこれ以降もその意思を働かせますが、その融合体が兵器になってしまうことは驚きです。
ただ小型の場合は人間でも対処可能であり、兵器としては大型になったときに本領発揮と言うことなんでしょうけど、その能力は見た目以上に計り知れないところがありました。
まるで初代ウルトラマンの時に登場したブルトンを思い起こさせますが、異次元能力を持った隕石怪獣であったブルトンと似ていたのはイメージだけだったのかもしれません。
デシモニア②





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剣聖ビルゲニア⑨
「剣聖ビルゲニア」

キングストーンを埋め込み、古代の生体手術で仮面ライダーBlackとシャドームーンを生み出した三神官は、言ってみれば秘密結社の大幹部のようでもありました。
三神官はリーダー格の存在がありながらも、それぞれ存在感を感じさせ、自分だけが目立って成果を出そうとしていなかったような感じがします。
この三神官が生み出してしまった仮面ライダーBlackとシャドームーンは、創世王候補となる世紀王だったわけですが、その身体に埋め込まれたキングストーンが揃った時、初めて創世王としての力を得ることになったのでしょう。
あくまで次期創世王の世紀王だったわけですから、通常のゴルゴム怪人が仮面ライダーBlackを苦戦させながらも敵わなかったのは当然のことだったかもしれず、いくら三神官が頭を巡らせて仮面ライダーBlackに臨んでも敵わなかったことに通じていました。
創世王は謎だらけの存在であり、信心深い人が神を信じるように三神官にとって創世王は神のような存在であるところ、念波でこの創世王と交信できたこと自体信じられないことで、そこから指示のようにビルゲニア復活を命じられたことは逆らえない指示でもありました。
三神官もシャドームーン起動・復活のため命の石を使い切れば大怪人という本来の姿に戻りますが、この命の石はキングストーンに準ずる石のようなもので、この石がない状態で世紀王になり切れない運命の元に生まれてしまったのが剣聖ビルゲニアでした。
剣聖ビルゲニア③
三神官と剣聖ビルゲニアは同じ大怪人のようでいながら、世紀王に慣れない悲運がその性格を慇懃無礼とし、卑劣で捻くれたところが多くあったことから、三神官に敬語を使いながらその実はとんでもないところにあったためにそれが卑劣さを増幅させていました。
この様子を創世王が感じていないわけがなく、それでも世紀王候補でもあった剣聖ビルゲニアと復活したシャドームーンの前にサタンサーベルを与えて、剣聖ビルゲニアの存在を尊重したようにみえましたが、結局はサタンサーベル自体がシャドームーンに渡ってしまったことは両者の存在感の強さの差が出て、サタンサーベルを手にしたシャドームーンによって一刀両断にされていました。

古代魚は身体の鱗、体表自体が厚くて丈夫であり、泳ぐことよりも相手を倒すことに注力されたような存在で、まるで鎧を身に着けた海の生物のようでしたから、剣聖ビルゲニアのモデルとなったビルケニアも甲冑魚として設定され、それが怪人化することで人と同居し、手に妖剣ビルセイバーと盾ビルテクターを持ち、そこからダークストームを打ち出すような妖力めいた特殊能力を打ち出すことで大怪人となり、剣聖という肩書を得ていました。
古代魚の鱗が甲冑となり、それが実は甲冑の様なビルゲニアの皮膚であることは三神官が大怪人となったときの姿を見ると酷似しており、出所の違いと運命の違いが大怪人それぞれの違いとなってしまい、悪役幹部中の悪役になって同じ組織に属しながら疎まれたのが剣聖ビルゲニアだったように思います。
剣聖ビルゲニア⑫







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キャッシー②
「渓谷怪獣 キャッシー」

確かに帰ってきたウルトラマンに登場したゴーストロンに似ていたキャッシー。
身体はともかく頭部のコブのようなところに特徴がありそうで、超高温火炎を吐くところまでは似ていました。
ただ、その特徴ある頭部が小さめにで残されていたために、同種の怪獣であって、ゴーストロンがアーストロンと兄弟であったというところまではいかなかったようです。
火を吐く怪獣はどうしても肉食ですが、設定上とんでもない分量の肉を食べるらしいですね。
その肉を消化しきれないうちは火を吐き、昇華して空腹状態になると黒煙を吐くというところはユーモラスでもありました。
それでいて好戦的ではないところは、3000年近く眠り続けるという長い冬眠に耐えられるだけの辛抱強い性格の持ち主だったかもしれません。
肉食だから火を吐き怪力の持ち主、けど目を覚ましていれば空腹感に負けて暴れるように行動するものの、長い眠りに落ちるというところは、理屈が通じない怪獣だったかもしれません。
現実には恐竜をネタに町おこしをする地域があったりしますが、特撮の世界で怪獣をネタに村おこしをしようとするのは、このキャッシーが長い冬眠に耐え好戦的ではないところを存在をネタに村おこしを図った人間のエゴが垣間見えたような気がします。

しかし、この怪獣の名がキャッシーとは、、、
秘境・鬼矢谷に潜んでいた怪獣だけにその谷の名を文字ってネーミングされたようですが、少なくとも人間の名みたいで似合わず、ゴーストロンの酷似種ならばそれに見合ったネーミングはなかったものかと思ってしまいました。
キャッシー①




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