HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。

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ネルドラント
「岩石怪獣ネルトランド」

怪獣のネーミングで〇〇ランドという名を持つ怪獣は、割と人間寄りというか仕掛けなければおとなしい怪獣が多いという印象があります。
動物園にいるファミリー的な動物の延長線上にいる怪獣とでも言えばいいんですかね。
ウルトラマンコスモスに登場したネルトランドも、性格的にはおとなしいとされていますが、その実は恐竜の一種らしく、恐竜は人が地球上に姿を現すずっと以前に全盛期を迎えていた存在ですから、その生き残りであろうと遺伝的に種が残った結果であろうと、盛りを過ぎた種は衰えて大人しくなるのが生き物としての永らえなのかもしれません。
ネルトランドはどうやって生きてきたのか、岩石怪獣という肩書からすると、岩の多い地層の中で岩に包まれて地中で生きてきたと思われますが、その姿は岩石ですら肉体に同化してしまったその姿は岩石期の多い地中の中で生きてきたのでしょう。

ウルトラマンコスモスは怪獣を鎮静化させる菩薩のようなウルトラマンを演じさせることがメインでしたから、こうして性格的におとなしめで人に与える被害も少ない怪獣を演じ、それが謎の発光生命体であったカオスヘッダーに憑依されることで忘却の彼方にあった緯線の元であった本能が出てしまったと言うことなのかもしれません。
生き物は 本能がるものですけど、それがでない状態にまで時が過ぎ、遺伝の種が忘却の彼方に行ってしまった進化が図られることもその生き物のためなのかもしれませんね。
カオスネルドラント②





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仮面ライダークウガ(ペガサス)①
「仮面ライダークウガ(ペガサスフォーム)」

仮面ライダーは元々というか登場当初から視力、聴力、嗅覚等の感覚が人間離れしていました。
仮面ライダーが改造人間として描かれていた頃はメカ的要因もある上、生体改造によるその感覚に纏わる器官の浄化と強化が改造手術によって自然と為されていたためと思われます。
そうした感覚がそれ以上に研ぎ澄まされると、異常なまでの集中による緊張感が発生し、それは肉弾戦は避けなければならないこととなります。
いわゆる肉弾戦による近距離戦は弱点となる代わりに距離を置いての戦いと、一撃必殺力に賭けた戦いが強いられることになります。
そこで必要になってくるのは手に持つ武器、しかも拳銃のような球を飛ばす武器は必然的に必要になりますね。
そういう発想からかどうかは分かりませんが、仮面ライダークウガのペガサスフォームは超感覚の戦士でした。
感覚に優れていたために武器を持つ、そんな設定は自然と緊張感から生まれる集中力に優れた戦士でしたね。
必然的に持つことになった武器はペガサスボウガンでしたけど、このボウガンから発射されていたのは実弾ではなく空気弾。
感覚に異常なまでに優れ、おそらく動こうとすればかなりのスピードがあったものと思われますが、異常なまでの緊迫感はそのスピードを身体をもって表現されることが許されず、そのため一撃必殺で仕留めることに集中していたのでしょう。
この緊張感は、精神と肉体を極限まで追い込むことになるため、仮面ライダークウガ・ペガサスフォームでいられる時間は何と50秒だけでした。
仮面ライダーストロンガーがチャ-ジアップできる時間より短かったのは、それだけ精神と肉体の疲労感が持たせられる時間が極限だっただけに短かったと言うことなんでしょうね。
正に瞬時に見せるHEROの一形態だったというわけで、結構なお気に入りでしたね。
仮面ライダークウガ(ペガサス)④





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ニセウルトラマンガイア①
「ニセウルトラマンガイア」

アパテーやアルギュロスという金属生命体は、地球人類にとっては謎でした。
そういう謎という部分と敵であろう源的破滅招来体、そして未知の宇宙からの侵略者の正体を知ることは地球防衛の基本で、そのために金属生命体の破片を保管していたのでしょう。
でも、クリシスゴーストというコンピューターウィルスがXIGのシステムを乗っ取り、保管してあった金属生命体の破片どころか、ウルトラマンガイアのデータまで乗っ取ってしまうとは思わなかかったでしょう。
金属生命体が謎で恐ろしいのは、そのクリシスゴーストと金属生命体が融合し実体化したのがミーモスであり、ウルトラマンガイアのデータが利用されてしまったのがニセウルトラマンガイアというところでした。
光量子コンピューターであったクリシスは、世界中の天才科学者が考案して作り上げたコンピューターでしたけど、粋を極めたというか極めすぎてその光量子コンピューターが暴走するとか、高度な科学力を有し地球化学より進んだ科学力を持った宇宙生命体がウィルスにより侵入し、浸食されることは考えられなかったのかと不思議な気にもなりました。
粋を極めすぎてそうした想定はなかったかもしれませんが、何事も防御策を同時に作っておくこともk学者の王道です。
ウルトラマンガイアがパワーアップし、ウルトラマンガイアV2となっていたことでニセウルトラマンガイアはその正体は暴かれましたが、信頼していたウルトラマンガイアの姿を見せられればその心は揺らいで当然です。
このミーモスやニセウルトラマンガイア登場の裏には根源的破滅招来体の存在があったのでしょうけど、狙いはそこにあったことは明白でした。
ニセウルトラマンガイア





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ゴ・ジャーザ・ギ
「ゴ・ジャーザ・ギ」

グロンギ怪人もゴ族登場で、より極力担ったことは分りました。
それに相対する仮面ライダークウガも、その強力さに呼応するように強化され、ライジングの力を得ることとなりました。
そのライジングの力でも、正面から言ったのではかなわない存在が出てきます。
ゴ・バベル・ダの登場でそれが分かりましたが、そうした強化体を持つグロンギ怪人ゴ族の中に紅一点の存在があったことは結構驚きでした。
それがゴ・ジャーザ・ギでしたけど、サメ種のグロンギ怪人ということで海の中での行動を得意とし、その人間体も他のグロンギ怪人に比しても見た目では変わらない冷静さを持ち合わせ、知能も高く現代科学に順応したその行動は、メスとしての怪人としては画期的だったかもしれません。
メスの怪人とか改造人間はより単純とか、持ち合わせていないはずの色気を使っていたなど、メスに対する思い込みがありましたが、知性でその特徴を出し、しかもグロンギ怪人のゴ族の中でも最強三人衆に入ってくるなど、能力の高さというか強力さはゴ族の中でも群を抜いていました。

強力・剛力ということならゴ・バベル・ダもそうでしたけど、ゴ・ジャーザ・ギには知性の高さがあったということもあって、仮面ライダークウガもライジングの力でも正面からでは敵わない状態でした。
銛を使用する俊敏体・剣を使う剛力体の形態を持ち、初の形態変化を行うなどその強力さは見て取れましたけど、仮面ライダークウガがフォームチェンジしながらライジングカラミティダブルソードでようやく封印パワーを送り込めたのは、単に強力怪人中のトップに存在した怪人の証のようでした。
ゴ・ジャーザ・ギ①





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スヒューム
「水棲生命体 スヒューム」

完全CGで表現されてた水棲生命体 スヒューム。
時代の為せる業なのだろうけど、こうなると宇宙人なのか怪獣なのは分りません。
云ってみればエイリアンに近い存在で、二本足歩行型の存在が基本と思ってる人には理解しがたい存在です。
高度生命体であり、自惚れた知性をもってレイキュバスやデュゴンを操り、ウルトラマンダイナやスーパーGUTSを封じ込めるだけではなく、人が開発した人工太陽カンパネラを利用して南極の氷を溶かして地球を水没させようとしていました。
単に氷河期を到来させようという訳ではなく、自らが水棲生命体 だと言うこともあって水中の方が動きやすかったのでしょう。
スヒュームがやってたことって、コンピューターウィルスのように相手のメカを乗っ取ってその思考回路までデータにそって自らが表現してしまうという高度な能力を使っていましたけど、一つは底から来る自惚れ、そしてそれでも生体能力に準じた環境を乗っ取ることで得ようとしたことに尽きると思います。
スヒュームが高度な生命体にありがちなデータと自らの能力を使いながらも、相手の本能の奥底に眠るものを見逃していたことが盲点となりました。
クラーコフから脱出した者に奪ったはずのメカを奪取されたという人の粘りがそれです。

知性や知能が高度であればあるほど、データに頼り過ぎて生き物の粘りを忘れたり、置き去りにしたりするということは圧倒的な攻撃能力があったとしても、自分以外の生き物を舐め過ぎだと思うのです。
スヒューム②





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ガゾラゲゾラ③
「ガゾラゲゾラ」

改造人間や怪人の体内に爆弾を内蔵していた者と言えば、仮面ライダーV3に登場したカメバズーカが挙げられます。
カメバズーカの体内には原子爆弾が内蔵されており、仮面ライダーV3は対峙しなかったものの仮面ライダー1号・2号のダブルライダーはこのために大苦戦を強いられ、ライダーダブルパワーというべきダブルライダーの全エネルギー放出という離れ業で太平洋上まで連行していました。
この当時のカメバズーカの体内に装填されていた原子爆弾はおそらく東京近郊の街々を壊滅的に出来るだけの威力だったのでしょうけど、カメバズーカは改造人間だっただけに原子爆弾は神経組織と結びつけられ、またカメバズーカの主武器がバズーカ砲だっただけに近づけずにカメバズーカの体内から取り出すことが不可能だったのでしょう。
これは爆弾が内蔵されるいい例だったと思いますが、改造人間だっただけに説得力もあったように思います。
これが後に出てくる怪人となった場合には、怪人は人とかけ離れ、身体自体はそれ相応に出来上がっていただけに内臓・装填させるにはやはり生体手術が必要なところ。神経組織と結びつけるわけにはいかなかったようにも思えます。
仮面ライダーBlackRXと期待したクライシス帝国は、太陽を挟んで地球とは正反対の位置にあった惑星を支配しようとしていた存在でしたけど、何故か地球環境と通じるところもあって地球が汚染される影響を受けていました。
そのために大気自体が地球の大気とは逆になっていて、一種独特の環境にあったためにそこで生まれるクライシス怪人、特に怪魔異生獣については独特過ぎる生態系があったようです。
ガゾラゲゾラは地球で言うところのイカを中心にカニやエビなどの甲殻類がそれを包んで身体を構成する怪人のようでしたけど、これだけの怪人が出来上がるところにかなりの無理があり、そこに新型爆弾を搭載することは、ガゾラゲゾラの体内に単に新型爆弾を埋め込んだだけのようでした。
それでもバイオライダーに二段変身してその新型爆弾をバイオブレードで取り出すことそのものは目から鱗状態でもありました。
こういう対処の仕方もあるんだなとは思いましたけど、カメバズーカの時ほど説得力はありませんでした。
怪人が怪人らしく見せるには、一種独特の風貌がないといけませんが、新型爆弾の内臓にはその身体にどうやって内蔵させたかと言うこととその爆弾自体の破壊力自体が問題でした。
当時、四国と本州をつないでいたのは瀬戸大橋だけであり、クライシス帝国は四国そのものをクライシス帝国のものとして多くのクライシス民族を向かい入れる場所としていわば空母化しようとしたために瀬戸大橋を爆破する任務をガゾラゲゾラに与えていたわけですが、その体内から取り出された新型爆弾には瀬戸大橋を爆破するだけの威力はなかったように見えました。
それだけにガゾラゲゾラと新型爆弾を結びつける説得力は薄れてしまい、設定としても薄くなっていたことが残念なところでもありました。
ガゾラゲゾラ④





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キングモーラット④
「変異怪獣キングモーラット」

特撮怪獣番組はまず怪獣ありきで物語が構成されますが、そこで怪獣とは何かとかどんなものであれば怪獣なのかという命題にぶつかります。
闘気満載の怪獣や暴れまわる怪獣もいれば、おとなしく闘気などどこ行ったのかという怪獣もいます。
人はわがままだけど、人というくくりを一つと考えれば極端な話人がこの世の中心みたいになってます。
人がすぐ忘れるのが、人の存在はいろんなものに支えられているということ。
それを忘れることが人に敵意満載の怪獣に対しては、なんとか防衛しようと戦いに出るわけです。
人同士でもに誤解や憎み合い、価値観の違いなどから戦うことも多いですけど、戦うことを最も好む生物は人なのかもしれません。
防衛や発展という名の元に科学力の増強や進歩がなされて、そうした発展の中ではいわば犠牲として破棄されるものもあり、それが産業廃棄物のようなものです。
これが環境汚染につながるわけですが、これは人が意外と簡単にしてしまう環境汚染です。
この環境汚染の影響を受けたのが、とある動物園だったとしたらかなり大きな問題のはずです。
ウルトラマンティガに登場したキングモーラットという怪獣は、とある動物園の土壌の中で生きていて、基本的には眠ってるだけの動物・モーラットが汚染された土壌の影響を受けて巨大化し、怪獣となってしまったものでした。
モーラットは、モール(モグラ)とラット(ネズミ)を合わせた架空の動物ですが、モーラットと言えど生き物ですから腹は減るわけで、土の上で生きていた牛を何とかしようと姿を見せたことが仇となったようなところもありました。
モーラットは夜行性であったのは土壌の中で生きていたためで、闇夜にその時点での出てしまい、目が輝き、前歯が伸びて進撃を開始してしまうという変異は人にとって攻撃的とみなされ、身体の巨大化もあって怪獣として攻撃を受けることになりました。
しかし、それは人の為した環境汚染の犠牲になってしまったためのものであって、種別は怪獣という名の動物だったと思います。
特撮ですから架空の生き物が出てきてもおかしくもなんともないのですが、モーラットというイメージが強かったこともあってキングモーラットには怪獣という感じがまるでありませんでした。
人の為す愚行、都合の悪いことはすぐ忘れることについての犠牲者だった、そんなイメージが残りました。
キングモーラット







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キノコ怪人
「キノコ怪人」

ショッカー改造人間キノコモルグに始まったキノコ型の改造人間や怪人は、人型の肉体にキノコ、それもシメジのようなキノコが生えているものやキノコ一つそのものが怪人のケースが多かったような気がします。
仮面ライダーBlackに登場したキノコ怪人はそうではなく、キノコの傘が幾重にも折り重なり、目や鼻、口がなさそうに見えて、実はその幾重にも重なったキノコの傘の合間にちっこくあったことが実に気味悪く、それがゴルゴム怪人っぽくでよかった造形とデザインだったなと思いました。
改造人間がリードする世界を作り出そうとして組織され、生み出された仮面ライダーは秘密結社と相まり、実は怪奇性たっぷりだったことを思うと、このキノコ怪人のような不気味さは改造人間とか怪人は、こんな具合の怪奇性がなければと思ったものです。
胞子の寄せ集まりがキノコであり、密度が薄い分、毒素でもなんでも取り込んで出来上がっているのではないかと思うと、その胞子そのものがキノコの実体であり。ゴルゴム怪人だけあってキノコ怪人の作戦の目的はこの胞子を利用した人の感染にありました。

そうしたこととは別にキノコ怪人のデザインに目を奪われ、キノコの傘のような肉体の一部を引きちぎってブーメランのように投げつけるなど、奇抜な能力に面白みを感じました。
キノコ怪人の身体も胞子でしたけど、毒素が強かったためにそれを浴びたものは幻覚を見るようになってしまい、仮面ライダーBlackも例外じゃなかったようです。
このキノコ怪人の主は三神官の内のビシュムだったみたいですが、イタズラにそのビシュムが光線技を使ったことがキノコ怪人に浴びせることとなって仇のようになっていました。
キノコは火にも弱いのです。
キノコ怪人が不気味だっただけに三神官は出しゃばること自体が、間違いでしたね。
キノコ怪人①





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バル①
「渡り鳥怪獣 バル」

渡りをする鳥は、大気があってのこと。
宇宙空間は大気はなく、眞空に近い無重力空間だから翼を持った鳥型の怪獣が渡りをするなんてありえないことのように思えます。
いつかどこかでそんなことを書いた気がしますが、言ってみれば星から星へと渡っていくことを渡りというのなら、そこは本能が呼び込まれる理由がなければいけないと思います。
ウルトラマン80に登場した渡り鳥怪獣 バルは、卵が孵化して初めて見た者を親と認識するということですから、そのバルの親が渡り鳥怪獣だったはずですね。
バルについていた翼は、宇宙空間では広げたままで動かさず、どこかの惑星の大気に入った時点で体のバランスをとるものでしょうけど、怪獣だけにその本能が呼び込まれる理が何処にあったのかは分かりません。
そのバルの天敵でもあったスペース・ジョーズ ザキラも、何故バルを常食と捕食していたのか、怪獣だけにと言うことだけではなく、宇宙生物としての謎も多かったのかもしれません。
少なくとも怪獣は怪獣でしたが、成長の速さがとんでもないもので悪意のようなものがなかったことが救いでした。
バルを捕食する度に強度が増していったスペース・ジョーズ ザキラが悪役っぽい怪獣だっただけに、バルが幼体の状態で登場したことが見る目をある意味、癒してくれました。
バル





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ラジゴーン③
「ラジゴーン」

改造人間は生体改造の上に動植物の能力を植え込むことから始まり、より力と能力を引き出すために体内に様々な能力を有するメカを装填することで発達してきたと思います。
ショッカーにより創出されたショッカー草創期の改造人間には仮面ライダー1号もいて、メカを内蔵する改造人間の代表格のようなものです。
仮面ライダー1号がそれでもショッカー草創期の改造人間に苦戦していたのは、仮面ライダー1号がまだ自分の身体と能力を把握しきれていなかったためで、そのショッカー草創期の改造人間にはほとんどメカが内蔵されておらず、仮面ライダー1号はメカを内蔵した初の改造人間だったのかもしれず、実験的だったのかもしれません。
メカはこうして体内にあって、その能力を引き出すための源であったところに面白みと痛快感があったと思うのです。
メカが身体の外側に露出してもわずかなものであれば許容範囲でしたけど、大幅に露出してしまうと外側から見えてしまうことで面白みが半減してしまいがちですが、仮面ライダーV3の時のデストロン機械合成改造人間はその露出してしまったメカの能力自体が前面に押し出されて立派な武器となっていたところが、うまい具合にその肉体とマッチして見応えがあった稀有な例かもしれません。
誤解しちゃいけないのは、このメカはあくまで武器でありその能力を引き出すための源とであって、子供レベルのおもちゃの世界まで引き下げちゃいけないことです。
ウルトラセブンの時に登場したチブル星人に操られたアンドロイドゼロワンはおもちゃを攻撃用武器として使っていましたが、子供を操り作戦の全面に出すという工夫も凝らされていました。
その仮面ライダー版ではないのでしょうけど、仮面ライダースーパー1のジンドグマ編にラジゴーンというラジコン型の改造人間が出てきました。
頭部のアンテナみたいなところが剣という武器になったり、特殊電波を飛ばしてラジコン型の飛行機を操り、そのラジコン型の飛行機にガスを装填して攻撃作戦を遂行していましたが、あくまでラジコンはおもちゃの一種です。
ラジゴーンはこのラジコンが露出し過ぎて玩具そのものの感が強すぎました。
当初は怪奇特撮番組のように始まった仮面ライダーは、子供向け番組ではなかったところに魅力があったように思います。
それが仮面ライダースーパー1の頃は既に子供向け番組であり、そこに登場する改造人間・怪人等はおもちゃのようでしたから、おもちゃがおもちゃを扱ってしまっては特撮としての魅力がなくなってしまうわけです。

特撮は怪奇だからこそ見応えがあったということですね。
ラジゴーン
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