HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

平成ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマンガイア~ヴィジョンの龍4

ヴィジョンの龍②
「ヴィジョンの龍」

物語は違いますが、漫画で「新・仮面ライダーSPIRITS」を愛読してます。
その中で、仮面ライダー4号ことライダーマンがエネルギー体となって神のようなバダン大首領というこの世とは別世界に幽閉されている存在に戦いを挑むという展開がありました。
この世に実体を置きつつ、その実体とは別に意識を伴いながらエネルギー体となって戦いを挑む。
しかしてそれは負荷が実体の方に帰ってきてしまうところがスゴイ設定でした。
この「新・仮面ライダーSPIRITS」でのライダーマンとバダン大首領の戦いを読んでるうちに、ウルトラマンガイアでのヴィジョンの龍をちょっと引っかけたように思い出しました。

光粒子物理学の研究者であり大学生であったウルトラマンガイアの主人公は、その光粒子の速度を実験し体験してる中で、その速度と意識がシンクロし、別次元のようなところで戦うウルトラマンガイアとヴィジョンの龍を目撃してました。
何故戦っていたのかは分からないままでしたけど、その物語の中でもまだウルトラマンガイアは現次元のものではなく、実体というものがなかったのでしょう。
そしてウルトラマンガイアと戦うヴィジョンの龍も実体がなく、光粒子というエネルギーのみで構成されていた怪獣だったように思えました。
これは来るべき未知の恐怖とそれを防ごうとした超人が、未知の世界で現実の世の近い未来を予言していたようなもので、現実の世界で事をなそうとした場合には実態が必要であり、それはその目撃者第1号に資格があったということになっていたのかもしれません。

ウルトラマンガイアは実態を得て現実の世界に姿を現すということになりましたけど、戦いの末にフォトンエッジを浴びたヴィジョンの龍は、エネルギー体であったためにフォトンエッジの光粒子に相殺され、拡散してしまったように見えました。

全ての始まりは実はこの別次元においてのウルトラマンガイアとヴィジョンの龍の存在と戦いにあった...と言えるのかもしれませんね。
ヴィジョンの龍

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平成ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマンダイナ~ダランビア4

ダランビア
「ダランビア」

スフィアって未知の宇宙生命体って言うか、ただ、生命体という概念も当てはまらなかったような気がします。
ウルトラマンダイナを初めて見た時は、このスフィアの印象が強くて、なんだろうという想って突き詰めるような見方をしてました。
だから、余計に怪獣そのものをよく見てなかった傾向が強かったんですけど、それでもよく見ようとしてたスフィアとよく見ようとしてなかった怪獣との合成、スフィア合成獣は番組の特色がよく出ていて面白かったと思います。
そのスフィア合成獣第1号がダランビアだったんですけど、ネオダランビアの印象が強かったせいか、ダランビアの登場を見逃しそうになっていました。

地球人類の宇宙進出の本格化は、現実においても大きく望まれるところですが、特撮の世界でも完全に想像の世界であるためにわずかな要素での想像の世界で繰り広げなければなりません。
ウルトラマンダイナで表現されようとしたネオフロンティアは、まず火星での開発行為の本格化が表現されていましたね。
火星と言えば太陽系惑星の中では最も地球に近く、大気が存在してるものの大気が薄いために赤色の世界となり、そこが上手い具合に表現され、特にダランビアが登場してきたシーンは未知でありながら地球に近い感じがよく出ていたと思いますね。
そこにうまい具合にスフィア合成獣という要素が絡んだわけですから、得も言われぬ面白さと特撮ならではの怪奇性みたいなものがありました。

スフィアによるダランビアの登場は、地球人類の宇宙進出を面白く思わず邪魔しようと見つめている存在がどこかに潜み、それが分かりやすい形で出てきたものと思われますけど、そのスフィアにしてもまだ宇宙の中で繰り広げられるものを分かっていたとは言えず、それはウルトラマンダイナの登場は予想だにしていなかったことが、ウルトラマンダイナ登場の眩い光の放出でダランビアがやられてしまったことに現されていると思いますね。
ここに宇宙とは無限に広いんだと思わせる要素があって、ウルトラマンダイナというHEROの特色が出ていたと思わせます。
ダランビア④
ダランビアは、地球人類が開発した火星開発用の施設等をいとも簡単に破壊できる破壊光線を発射してましたけど、それよりもスフィアとの合成の怪獣である特色が出ていた亜空間バリアが面白かったですね。
火星の岩石や砂を取り込んで5つの目と3本の足を持つまるでカニのような怪獣ダランビアは、ソフィアによって作られたスフィアとの合成であった宇宙怪獣であったことが、最もよく表現されていたシーンだったとも思いますが、それは未知の要素がそこにはふんだんに盛り込まれていたためですね。
ダランビア③

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変身!~仮面ライダー2号5

変身
変身①
変身②
変身③
ウルトラマンも人間体から光の戦士へと変身してましたけど、「変身」とは言わなかったこともあって変わってHEROとして登場すること自体は話題になりましたけど、ブームというわけでもありませんでした。
昭和40年代に起こった変身の大ブームは、仮面ライダー2号の登場によってもたらされ、仮面ライダーと言えば変身というコンセプトは現在に至るまで続いています。
仮面ライダー旧1号は、ベルトのタイフーンに風を受けることでHEROに変わっていったのですが、そこには多分変身という明確な概念はなかったと思います。
仮面ライダー旧1号の人間体である本郷猛役の俳優が、番組中にバイク事故を起こして急遽仮面ライダー2号搭乗が余儀なくされ、紆余曲折を経てようやく仮面ライダー2号の人間体である一文字隼人役演じる俳優が決まったものの、その俳優が実はバイク免許を持っていなかったことによる苦肉の策が変身ポーズを生んでいました。
当初は仮面ライダー2号もバイクに乗りながら変身という仮面ライダー1号と同様の変化を考えられていたものの、免許を持たないことは後になって判明したため、能動的変身というショッキングな展開がなされたものです。
一文字隼人を演じた俳優さんは、風邪を受けての変化というある種受け身で変わっていくのを嫌い、自らが自らの意思で変わっていくということを望んだため、技闘を担当した方を中心にスタッフが必死にそのポーズを考案したそうで、大ヒット番組「柔道一直線」の影響が多分にあったそうです。
仮面ライダー大ブームは、仮面ライダー2号の登場によりもたらされたものですが、この変身という概念が変身ポーズの考案と導入によりもたらされたことは、今にして思えば大変なインパクトがありました。

この頃は既に仮面ライダーをリアルタイムで見てましたけど、全身黒っぽい仮面ライダー1号どころかその人間体であった本郷猛が番組の中で見られなくなり、そこに正体不明の一文字隼人が出てきて、ニヒルに気合いが入った状態で変身ポーズを取った時は、何が起こっているのか分からずに見ていました。
なんか、むちゃくちゃカッコいいと感じたのは自分だけではないことは、翌日学校に行った時点で分かりましたね。
仮面ライダー1号、2号の登場の頃は、メディア的に貧相な時代でしたし、今のように何がどうなのか分からないほどの情報は得られない時代でしたから、大きなインパクトになったことは当然でしたけど、スタッフサイドでは産みの苦しみは多分にあったでしょうね。
変身④
変身⑤
変身⑥
右に向けて水平にそろえた両腕を体の前で反転させ、体の左側で力こぶを作るように立てるというのが仮面ライダー2号の変身でしたが、初めての変身ポーズをとる時、一文字隼人役の俳優さんは手順を誤ってしまい最初にベルトのタイフーンを露出させてから両腕を右に向けて・・・というところ、ベルトの露出を忘れて変身ポーズに入ってしまい、両腕を右に向けて水平にそろえた両腕を体の前で反転させる途中でベルトを露出させてから両腕を体の左側に落としていく具合となってしまい、これは気合が入り過ぎたための誤りでしたが、放送ではそのまま放映されることとなり、それが余計にインパクトを引き出したようです。
仮面ライダー旧1号にはなかったシャッターがタイフーンの中で開くというのもインパクトがあり、そこでジャンプして風邪を受けることで風力エネルギーを蓄えるということで返信していきましたね。
何故か、この仮面ライダー2号の変身ポーズの後に仮面ライダー1号の変身ポーズが出てきたのですが、後の仮面ライダーはほとんど仮面ライダー1号の変身ポーズが踏襲されていました。
でも、この独特だった仮面ライダー2号の変身ポーズは大好きで、よく真似して遊んだものです。
変身ポーズは、子供にとって単純であった方が真似しやすいことも、大ブームを轢いだす大きな要因になっていたようにも思われます。

仮面ライダーはメカ内蔵の改造人間でしたから、変身ポーズをとることは体内のスイッチを入れることおになり、「変身!」と叫ぶのは脳改造を施されていない改造人間が仮面ライダーでしたから精神統一を図るための一つの雄たけびみたいなものだったんでしょうね。
様々な要素と思考を取り込みつつ、この変身ポーズはすべての始まりであり、大ブームが巻き起こったのも今にして思えば、必然だったかもしれません。
何故なら、この変身ポーズ導入は強いHERO像を我々に与えてくれたのですから。
変身⑦
変身⑧
変身⑨
変身⑩
変身⑫

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ネオ・ショッカー改造人間第1号:ガメレオジン4

カメレオジン
「ガメレオジン」

仮面ライダーシリーズ第2期は、俗称スカイライダーから始まりました。
仮面ライダーアマゾンで取り組んだ原点回帰は、仮面ライダーシリーズ第1期と第2期の間に若干間があったこともあって、取り組み方が素直になりました。おt
暗黒の秘密結社はその名もネオ・ショッカー。
あのショッカーの冠を被せ合わせたもので、創出される改造人間もあのショッカーが連想されそうなものでした。
その第1号改造人間は、やはり組織が生態科学者の手を借りようとして化学者を拉致する役目を負ったガメレオジンでしたね。
周囲のいたるところに蜘蛛の巣のような罠を張っていた蜘蛛男に対し、保護色を使って周囲の風景に溶け込んで姿を消しての隠密活動を図るカメレオンの特徴を有した改造人間でしたけど、こういう設定だとその科学者がネオ・ショッカーに狙われていることを知ると、何処にも逃げられない心境となり、組織に協力せざるを得ない状況を作り出すような効果を狙っていたことも伺うことが出来そうです。
そういう設定も、新組織が暗黒組織だからこそ有り得たものだと思いますね。
蜘蛛男にせよガメレオジンにせよ、組織は常にお前を狙っているぞということを思い知らせる効果的要素としては同じだったということです。
ただ、ガメレオジンは周囲の風景に溶け込む中で身体の一部だけを浮かび上がらせる能力もあり、強烈な恐怖心を植え付けることができた上に、その特徴は相手を締め付け、時として剣になり鞭になり得る長い強烈な舌という優れた武器があったことは、やはり改造人間としてはかなりレベルが上がっていた印象がありました。
両岸の間の赤い三角マークは、ガメレオジンに限りませんが、ネオ・ショッカーの改造人間は能力を発揮すればするほど高温化するようで、それを冷却するメカのシンボルのようでしたけど、ガメレオジンの外見的特徴としてのワンポイントになっていたようです。
カメレオジン③
ただ、見方は違いますが、スカイライダーは政策に関してかなり低予算におさえられていたこと、造形担当会社がここから変わってしまったこともあって、ガメレオジンのスーツ自体がかなり陳腐に見えていたこともありました。
低予算であったことはどの仮面ライダーも同様のようですが、造形担当会社が変わった影響はここから仮面ライダーという番組のイメージが崩され始めたことになり、その延長上に今現在の仮面ライダーと呼ばれてしまうまったく別のHEROらしきものも大きく影響受けています。

また新たに仮面ライダーを見たいと思う者には、ここが最もつらかったという感じがありまっすね。
それでも、物語としては興味が惹かれ、その最初であったガメレオジンは設定としては印象に残るものでした。
カメレオジン⑤

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平成ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマンティガ~ゴルザ5

ゴルザ
「ゴルザ」

久しく見てなかった特撮怪獣番組。
多分、時代が平成になって初めてTVドラマとして企画されたウルトラマンティガは、斬新な要素を多く取りれながらも新たな機軸を作り上げ、平成初のウルトラマンとしては素晴らしいものでした。
特撮HERO番組だからこそ、新HEROと対峙した怪獣はもう一つの主役であり、存在的にとにかく大事なものだったと思います。
ウルトラマンティガは光の戦士であり受け継がれていくものでしたけど、その設定が超古代文明にあったことなど知る由もありませんでした。
ティガのピラミッドの中にあったティガの石像は、超古代において戦い抜いた戦士が光を失ったものらしいですけど、そんな超古代においてウルトラマンティガと戦っていたのは超古代怪獣たちらしいですね。
モンゴル平原に突如として現れたのはゴルザでしたけど、見た目がなんと生命力にあふれた怪獣なんだろうというイメージが湧きました。
超古代から何戦年も地中深く生き長らえてきたのか、その遺伝子が受け継がれてきたのかは分りません。
けど、モンゴル平原に現したゴルザの姿は、紛れもなく地球産の大怪獣であり、しばらく見てなかった怪獣が平成という時代でまた見ることができるという期待度以上のものでした。

モンゴル平原で姿をあらわしたゴルザはまた地中にもぐり、東日本の秋田付近に現れます。
秋田県の山中に姿を現したティガのピラミッドは、光の遺伝子を受け継ぐ者が覚醒してティガの石像と一体化することの予兆であり、それを怖れてゴルザはそこに向かってティガが現代において復活することを本能的に妨げようとして地方中核都市を蹂躙しながら突き進みます。
ゴルザの頭部から発射された光線は超音波光線らしいですが、この光線の分子とティガのピラミッドを構成していた分子は、光と闇の差はあれど、分子的に同じ構造を持っていたから、ゴルザの発した光線がティガのピラミッドを構成していた光の分子を、まるで相殺してるかのように消し去っていきます。
ゴルザは確かに怪力・剛力の持ち主でしたけど、超音波光線を見るに高い戦闘力を有した怪獣だったとは言い切れなかったかもしれません。
ウルトラマンティガが現代において復活し、当初はゴルザがパワーで凌いでいましたけど、ウルトラマンティガがパワータイプにチェンジすると太刀打ちできないように姿を消してしまいました。
ゴルザはデザイン的にも傑作だったので、第1話で消し去ってしまうのが惜しい気もしてましたので、こういう展開もその後に期待できるものだと感じていました。
ゴルザ⑤
ゴルザは今でも大好きな怪獣です。
時代が変わると怪獣も変わるとも言えますし、その度が過ぎると時代のエッセンスに負けてしまうところですが、設定自体が超古代にあったということが幸いして、ゴルザは怪獣の王道を行くような懐かしさもありました。
久しく見てなかった本格的大怪獣ゴルザ。
このゴルザは、ウルトラマンティガで後に見ることができますが、次作であったウルトラマンダイナにまで出てきたとすると、やっぱり傑作怪獣だったということになろうかと思います。
ゴルザ②

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ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマン80~クレッセント4

クレッセント④
「クレッセント」

見た目の印象とネーミングに解離性を感じる怪獣でした。
月の輪熊がモチーフだったとは言い切れないでしょうけど、クレッセントの首の付け根の辺りに見えた模様は一つのアクセントになり、存在感を浮きだたせていたように思います。
地中を高速で掘り進む怪獣であったという設定で、当初は身体能力が怪獣としては乏しい面があるから実体化にうまく結びつかず、でも、移動するたびにマグニチュード8位の大地震を起こすようになったその衝撃は、クレッセントの身体能力の向上を現し、遂に実体化していたようですね。

ウルトラマン80はもちろんリアルタイムで見ることがなく、後年ビデオが出てから見たのですが、そこに登場する怪獣には目を見張るものがありました。
ウルトラマンレオ終了から5年ぶりの怪獣ですか・・・
もちろん実写版怪獣としての話ですけど、こうして見てみるとウルトラ怪獣は手を変え品を変えて何年も続いていたわけですけど、そうしてまで続けてる意味はなかったのだと感じます。
一つの特撮HEROモノを続けると、考えるとか作り上げるものにネタが尽きてしまい、底辺を低空飛行してしまうことになるからです。
結果論かもしれませんけど、クレッセントを見てると番組的に空間というか時間があると、こんなにも見事でユニークそうな怪獣が演出できるのかと思ってしまいます。
決して本格怪獣という感じもしませんが、クレッセントを通じてウルトラマン80に登場した怪獣たちを見てると、怪獣に限っては、もう何年も前に登場しててもいい位の怪獣でした。
怪獣と言えば巨大である必要はないのですが、イメージとして巨大であることはつきものだし、身体全体が三角形であることや怪力の持ち主であることは、抜き差しならぬ大きな要素だったと思います。
クレッセントは、地中を高速で掘り進む「能力が基本として会ったわけですから、言われるまでもなく怪力・剛力の持ち主であったことは確かなことですね。
クレッセント
ウルトラマン80という番組のモチーフになったのがマイナスエネルギーでした。
クレッセントには大きなマイナスエネルギーというものは感じなかったのですが、人間が進化することに伴う自惚れや悲哀みたいなものは進化につきものであり、数年にわたって怪獣悲劇に出会わなくて済んだ人類が、勝手にそれを忘却の彼方に追いやってしまったことによって、大きな悲劇を自らが知らぬ間に招いてしまったことの一つが、怪獣クレッセント登場になっていたように思います。

火を吐くかと思われたクレッセントは、両岸から破壊光線を出すところは設定的にユニークであり、この赤色破壊光線を発するときにクレッセントの身体が高熱を発することで、首の付け根の辺りに見えた三日月の模様が高揚して赤くなるなんてことがあったりしたら、余計に見栄えがしたかもしれませんね。
クレッセント③

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ウルトラ怪獣第1号2号:ウルトラマンレオ~レッドギラス・ブラックギラス5

レッドギラス・ブラックギラス⑤
「レッドギラス・ブラックギラス」

ウルトラマンレオが始まる前、今度の新作ウルトラマンにはウルトラセブンも登場するらしいとのうわさを聞いていました。
ウルトラマンレオ放映の頃となると、もう特撮番組から離れていたのですが、さっき書いたような噂を聞くと、元々が特撮ものが好きだったことを思い出し、見たくなってしまうのが心情でした。
待ちに待ったということではなく、自分が夢中になったウルトラセブンがまた見られるかもしれないということだけです。
番組開始早々、そのウルトラセブンとレッドギラス・ブラックギラスの戦闘シーンから始まったのですが、劣勢であったウルトラセブンの造形が何処かおかしい、効果音も変だという違和感を感じましたね。
後で知ったのですが、この時のウルトラセブンには何故か耳がなかったそうです。
ウルトラセブンの目の中心の黒っぽい部分が何故かまん丸で、そこには思い切り違和感を感じて、ここがおかしいと感じる要因かなあと思っていました。
ウルトラセブンに違和感を感じつつ、闘う2匹の怪獣、レッドギラスとブラックギラスを見た時、やっと本格的に怪獣が見られる番組なんだとこの時は思ってました。
何年振りだったのか思い出せませんけど、それほどレッドギラスとブラックギラスには、怪獣が怪獣たるアンバランス感を感じて、懐かしいなと感じたものです。

一人の戦士がいかに優れているとは言え、2匹の強力怪獣を相手に戦って仕留めていくのは至難の業です。
しかも、押し込まれつつあった状況の中で、まるでそこにつけ込むようにマグマ星人が参戦していたのですから、余計に劣勢が顕著なものとなっていました。
この闘いは、ウルトラマンレオの参戦により窮地を脱することとなりましたけど、マグマ星人の参戦が逆にウルトラセブンを倒すまで至らなかった大きな要因にもなっていたように見えました。
レッドギラス・ブラックギラスはマグマ星人によって調教された怪獣なのでしょうけど、元来が身体が丈夫で闘いに長けていた怪獣だったと思います。
頭の上に生えた1本角からは破壊光線を発し、レッドギラスとブラックギラスが組み合った状態での必殺ギラスピンはウルトラセブンのアイ・スラッガーも跳ね返し、攻めようがない状態からその一本角から破壊光線を発するなど、攻防一体となった強力技でした。
ウルトラマンレオがどう向かっていこうと、跳ね返されてしまうのも仕方のない強力技でしたね。
これだけの能力があったのですから、宇宙に浮かぶ星々を攻略しては主のマグマ星人がそこを占領してしまうのは、レッドギラス・ブラックギラスとマグマ星人の役目そのものが明確だったからでしょう。
マグマ星人の悪辣さが、レッドギラス・ブラックギラスの足枷になってしまった・・・そんな印象がありました。
レッドギラス・ブラックギラス④
ウルトラマンAでの超獣以来、、、いや帰ってきたウルトラマンで始まってしまった怪獣の設定とデザインの歪みは、ここでまた新たに本格化するのかと思いました。
ウルトラセブン見たさにウルトラマンレオを見て、レッドギラス・ブラックギラスを見られたのは、拾いものをしたような気分になりました。
レッドギラス・ブラックギラスはウルトラマンレオ第2話まででしたし、ウルトラセブンも見られましたから、これ以降はリアルタイムで見ませんでしたけど、それでもトラウマになりかけたレッドギラスがウルトラセブンの足を捻り折ってしまったシーンは忘れられそうもありませんね。
レッドギラス・ブラックギラス⑥

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ブラックサタン改造人間第1号:奇械人ガンガル3

ガンガル④
「奇械人ガンガル」

前作仮面ライダーアマゾンで原点回帰を狙ったものの、当初から物語が24話ということだったにしても短編で終わってしまった感じがありました。
その中でも昭和の仮面ライダーの大きな一つのコンセ、プトであった改造人間という要素については、そこでも踏襲されたものの、短編だったせいもあってどこか中途半端な感じになったようです。
ここをどう考えるかということになりますけど、ここまで来ると変身HEROもののコンセプトにもアイディアが尽きて、考えの展開が図れなかったかもしれません。
獣性からいきなり高く飛んでメカニック的要素を思い切り出しながら、これは単純な改造人間ではないよと言いたかったのかもしれません。
それが仮面ライダーストロンガーにおけるブラックサタンの奇械人。
歴代の組織の改造人間たちも手を変え品を変えということでここまできていましたが、改造人間という設定そのものがかなり突拍子のないもので、変身ブームと相まって登場当初は斬新性がいい形で出ていましたけど、かなりイメージとしては奇怪な感じがありました。
だから、奇械人と言われてもそんな感じもせず、どこかユニークな視点は、その昔漫画の世界にあった要素のようなものを感じました。
ブラックサタン改造人間第1号であり、奇械人第1号であった奇械人ガンガルは、全身スプリング人間と言ったところで、実はメカニック要素が多いところに特徴があったとは言え、ここまで来ると漫画の世界のようでした。
まだ、撮影技術も映像技術もそんなに進んでいなかった時代ですから、漫画の世界で生きていた斬新性を自社の世界で描くのは、かなりの難しさがあって、追いついてなかったとみるべきでしょう。

漫画を見過ぎた昔の子供たちは、その漫画の世界に影響されて足の下というか靴の下に強烈なスプリングの効いたバネをつけて飛び跳ねれば、思い切り高くそして速く走れるのだろうと思ったことがあると思うんです。
それを仮面ライダーの世界で描いてみたら、奇械人ガンガルになってしまったというところでしょうかね。

漫画の世界そのままに身体中のスプリングをいかした奇械人ガンガルのパンチやキックは、目にも止まらぬ速さと強力さがあって、特に腹部にあった奇械人ガンガルのミニチュア版のようなところは「ガンガルバズーカ」で機関砲を発射するだけでなく、仮面ライダーストロンガーですら見きれない強力パンチを打ち出す攻撃武器でした。
漫画の世界と言っても手塚治虫の世界ではなく、それこそ石ノ森ワールド全開の世界でしたから、仮面ライダーシリーズの世界でもこういうモチーフと設定は当然のようにアリだったんでしょう。
奇械人とは実は改造人間でありながら奇抜なもので、ウルトラシリーズで言えばウルトラマンAでの超獣のようなものだと思います。
一つのコンセプトとモチーフを長く演じていくのは難しいものだということをここでも思い知らされたような気分になりました。
ガンガル①

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ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマンタロウ~アストロモンス4

アストロモンス①
「アストロモンス」

怪獣より強いとされた超獣を上回ったのが大怪獣というのも皮肉な話のように思えますね。
奇抜で突拍子もないイメージが強かった超獣が世間に根付かなかった表れでもあるでしょう。
怪獣という概念は、何もウルトラシリーズだけのものではなく、日本では大怪獣とされたゴジラ以来、脈々と受け継がれてきたものが多くありましたから、怪獣という存在以上のものを生み出す苦難がそこにはあったという感じが強いですね。

ウルトラシリーズは、帰ってきたウルトラマンでウルトラセブンや初代ウルトラマンが客演したことが好評だったことに起因して、ウルトラマンAではウルトラ一族のファミリー化が導入されました。
それが好評だったかどうかの真偽は分かりませんが、一つの見方としてウルトラHEROに独自性が無くなり陳腐化してしまったこともあると思います。
これは製作者が見る目の肥えた視聴者の声に応えようとして練った策なんでしょうけど、ファミリー化を導入するとみんな仲良く・・・という軟弱っぽい路線が踏襲されてしまいます。
そのHEROのファミリー化と同時に怪獣を超獣という路線に置き換えようとして、奇抜な怪獣というイメージの濃い超獣が導入されましたけど、ウルトラマンAを見る限り長続きがしなかった感じが強いです。
それが新たなHEROとなったウルトラマンタロウとなった時、ファミリー化がより顕著となって寄り陳腐化してしまった感が強かったです。
そこに登場したのが超獣を凌ぐ大怪獣。
その名もそのまんまアストロモンスという名でした。
100年に1度しか咲かないとされたチグリスフラワーが焼却処分されたものの怪獣化したのがアストロモンスということでしたけど、こうなるとチグリスフラワー自体が地球産のものではなく、言ってみれば宇宙細菌体かその細菌に侵された植物ということになり、アストロモンスとは宇宙大怪獣ということに行き着きます。
ウルトラマンタロウに出てきた怪獣たちは、どこか奇抜さがあって妙にユニークな怪獣がほとんどでしたけど、王道を行ったような宇宙大怪獣は、このアストロモンスだけだったような気がします。
見た目、やっと自分が知ってる怪獣が帰ってきた気になりましたけど、超獣のその先にいたのはやっぱり怪獣だったというのは、よくよく見てると皮肉な感じで落ち着いてしまったと思います。

宇宙怪獣と言えば印象的に帰ってきたウルトラマンに登場したベムスターの印象があります。
六角形をしていたまるでブラックホールのようなベムスターの腹部は、そのイメージがアストロモンスに生かされたようです。
この場合は六角形ではなく花咲いたチグリスフラワーの花芯のようで、アストロモンスの最大の特徴がそこにあったわけで、そこから超獣とされたオイルドリンカーを飲み込んでしまったのは、とにかくいい意味で印象的でした。
アストロモンス②

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ウルトラ怪獣第1号:ウルトラマンA~ベロクロン5

ベロクロン④
「ベロクロン」

同時期位に放映されていた仮面ライダーにショッカーという暗黒の敵組織があったけれど、ウルトラシリーズにはそれがありませんでした。
出発点が怪獣をどう描くかにありましたから、組織的なことまで考えを及ぼすことまで行かなかったということで、新作ウルトラHEROに登場する怪獣は前作ウルトラHEROに登場していた怪獣とはどう区別できるのか、ということに重きが置かれていたんだと思います。
初代ウルトラマンが王道を行く怪獣を主としたなら、ウルトラセブンは侵略宇宙人、帰ってきたウルトラマンは古代
怪獣から宇宙怪獣までという具合に来てましたけど、その次のウルトラマンAでは名称自体が怪獣から怪獣よりも強力そうな超獣という設定の中で、超獣は異星人によって作り出されるものであり、その異星人はヤプール人であるという当時としては画期的な設定が施されました。
設定自体良く練られたものではなかったということは、ウルトラマンAの最後までヤプール人と戦い抜けたということがなかったことが証明し、それをまるで覆そうとして死したヤプール人の怨念とか残骸が超獣を出現させていたということが後に言われてました。
それでも、ヤプールという一つのキーワードがウルトラマンAの最後まで生き続けていたのは、物語を通じて一つの共通の敵が存在し続けていたということにも考えられ、当時としては画期的なことで後に採用されていったのも、この時の取り組みにきっかけがあったようです。
それだからこそ、ヤプールが作り出す超獣の出現のさせ方が問題であったわけで、超獣第1号がどんなものかということは物語としては大事なことだったと思います。
その超獣第1号がベロクロンだったわけです。

宇宙怪獣と地球上の珊瑚の合成怪獣ということでしたけど、実に見事な演出でした。
外見上、生身の肉体を持ちながら、前進に生えている珊瑚のような突起物からはミサイルが覇者され、ベロクロンの口からはミサイルランチャーが見えていました。
生身の肉体を持つような超獣が、どうやってミサイルを発射できるのかとも思われましたが、なんせヤプールにより作り出される超獣でしたからね。
体内には攻撃用の武器を製造するメカが内蔵されていたとしても不思議なことでもなく、ベロクロンはミサイル以外にも溶解液を吐き出したり、火を吐いたりしていました。
オマケに両手先からは光線技も繰り出すなど、その体内はまさしく武器製造工場だったみたいです。
ちょっと前までは、盛大に火を吐くことを大きな武器としていた怪獣が大怪獣と称されていた時代がありました。
怪獣の創出に見る者の目が慣れていき、それだけでは物足りなさが出てきていたのかもしれません。
ベロクロンの出現はそうした声に応えていたようにもみえましたけど、リアルタイムで見ていた者にとっては大きなインパクトがあったのは確かなことで、これが超獣かと思いましたね。
ベロクロン⑧
デザインも造形も装飾、配色も派手目で、いい感じに仕上がっていたと思いますよ。
まだCGなど全くなかったまさしく特撮そのものの時代でしたから、余計に現実味と緊張感みたいなものがあって、ベロクロンの出現自体には唸る者ものがありました。

武器製造工場と化したベロコロンの体内が外界に露出していた感じになっていたのがベロクロンの口でありミサイル発射肛であったわけですけど、そこが唯一と言っていい突っ込みどころに見えましたけど、作られた生物兵器でしたから肉体的な体力にも劣っていたようにも思えました。
弱点らしきところが見えないと怪獣・超獣には見えませんでしたから、ここをパンチレーザーで攻められるシーンからメタリウム光線で仕留められるシーンまでの流れは、一つの物語がこれから始まるんだという印象を与えてくれました。
ベロクロン⑤

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