仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号
「仮面ライダーSpirits~出現・生贄・激突・称号」

ZXがなぜ作られたのか、そのボディに何故バダンがこだわるのか、そこが分かってきます。

記憶を抜き取られたまま作られたZXのボディは、バダン大首領JUDOを再現するためのものでした。
この世に中には、瓜二つの顔をした人が一人はいると言われてます。
でもそれは瓜二つであるのは表情のことだけで、それ以外のところは全く別であり、それはまさに偶発的なことです。
JUDOを再現するために、そのボディは研究し尽くせばやれるかもしてません。
しかし、それでは無意味なことですよね。
人格の交換で意識そのものをJUDOのものにするため、幾多の人間の脳を移植し、犠牲を強いました。
それを知っただけでも気がおかしくなりそうですが、脳の移植は幾多の人間の犠牲を強いたうえで村雨静香の脳移植はZXのボディと人格のための脳移植はすごい確率で同調係数を引き上げたことになりますが、村雨良の脳移植の寸前のことでした。
これは気がおかしくなること以上に狂い死にしたくなるようなことで、村雨良が自我意識を取り戻し、復讐のためにバダンに戦いを挑むということも吹き飛ばしてしまいました。

歴代の仮面ライダーは、一部の例外を除いて脳改造は免れたことで自由と平和のために秘密結社と戦うことになりましたが、それでも改造人間にされてしまったことで一旦は復讐に燃えていました。
復讐のためだけでは仮面ライダーという称号を飾るわけにもいきませんが、それを乗り越えて生きるためには仮面ライダーという称号を得るために「生」をどうやって得るのかという壁を越えなければなりません。
そのための戦いが仮面ライダーストロンガーとの闘いにはありました。
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号①
仮面ライダーストロンガーは、ZXが自我意識を取り戻す前のコマンダー状態であった時に、滅茶苦茶にやられそうになった経緯があります。
しかも、チャージアップ状態でそうされてしまったということは浅からぬ因縁があったということです。
これがいわゆる「借り」があったということで、バダンの犠牲者を目の前にしてZXの存在場所を知って敢えてやってきていました。
これは借りを返すということ以上に、仮面ライダーストロンガーには思いがあったと思いたいですが、少なくともZXのボディの意味を知った時点では、まだ借りを返すためにフルチャージでいなければならないということだったのでしょう。
仮面ライダーストロンガーの圧倒的優勢の状態で進められた戦いの中で、自らの粉砕を望むZXに対して、感じるところがあったのでしょう。
チャージアップ状態の中で最高の超電子エネルギーを使った超電子稲妻キックを放ったのは、そこを乗り越えないと仮面ライダーという生は宿らないという具合にも見えました。
ZXキックのエネルギーは神のようなエネルギーで放たれる技ですし、超電子稲妻キックに対してそうしたZXキックを放ったということは、無意識に壁を乗り越えようとした行為だったかもしれません。

これもZXが仮面ライダーZXとして生きていく一つのきっかけにすぎず、これ以降歴代の仮面ライダーと共に戦いを行っていくことで、本物になっていったと思います。
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号②
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号③