仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)

























「仮面ライダーSpirits~序章・症候群・参戦(前編・後編)①」

自らの身体がなぜ作られたのか、果ては背負わされた自分の運命を前にどう生きていくのか。
仮面ライダー1号こと本郷猛にそのヒントをもらい、そして日本全国に散らばったBADANピラミッドによる歴代の秘密結社に対抗するかのように仮面ライダーたちは散らばって戦うことを選択し、ZXも宿命を自覚しながらももがくように戦地に赴きます。
まずはネオショッカーと戦うスカイライダーのいる北海道でした。

札幌の街中でネオショッカーを目撃し、大幹部だったゼネラルモンスターから自分の名が呼ばれた時、その背後には暗闇大使が存在して、ネオショッカーを前面に出しながらもそれはBADANのなしていることで、ガメレオジンに不意を突かれて攻撃された時にようやく自ら仮面ライダーと名乗ったことで、ZXは仮面ライダーとしての入り口に立ちました。
単身、ネオショッカーに立ち向かい人のためになろうとした青年に自分を重ねるかのように、戦地摩周湖のBADANピラミッドに向かう際、青年が本当の自分に変わろうとしたとしたかのようにZXもそれまでに会った仮面ライダーたちに自分を重ねたいと思ったようですね。
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)②
そのBADANピラミッドではスカイライダーがネオショッカーに立ち向かっていました。
魂なき敵でも数が圧倒的に多く、苦戦し始めていたスカイライダーには、まだ仮面ライダーとなったばかりの仮面ライダーZXの参戦は心許ないところがあったでしょうけど、そんなことより、まだ仮面ライダーを名乗ることに抵抗を感じていたところに歴代の仮面ライダーより通信を受けていたスカイライダーは、いい模範的存在だったかもしれません。

仮面ライダーZXが仮面ライダーを名乗った上で初めてあったのがスカイライダーでしたけど、これは流れ的に当然の出会いだったんでしょう。
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)①
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)④