マクシウムソード
「マクシウムソード」

ウルトラセブンのアイ・スラッガーに始まったウルトラ戦士の頭部器官をブーメランのように飛ばす必殺技は、ウルトラセブン21のヴェルザードに続いて、ウルトラマンマックスのマクシウムソードが3代目でした。
いずれもウルトラ戦士の脳波であるウルトラ念力で縦横無尽に飛ばしてしまうからこそ、これはウルトラ戦士の身体の一部を武器化したものと言えそうです。
光の国の住人にマン族とかセブン族、或いは銀の戦士とか赤の戦士という区別があるのなら、いわゆるそのセブン族、赤の戦士特有の攻撃能力かもしれません(例外はありそうですが)。
こうした頭部器官の武器化は、やっぱりウルトラセブンが最高潮だったと思います。
その後、セブン族と思われるウルトラマンタロウとか、故郷は違えどウルトラマンレオが出てきましたが、こうした頭部器官を武器化する能力は見られず、残念なことでもありました。
ウルトラシリーズは昭和でも平成でも一連の流れがありましたから、スポット的に作られたウルトラマンネオスにサブキャラとして登場したウルトラセブン21は戦闘シーンが少なく、従ってヴェルザードは満足な演出がなかったように思います。
アイ・スラッガーに続いて頭部器官を利した攻撃能力はウルトラマンマックスのマクシウムソードが2代目となったものの、そこに至るまで結構長い時間が流れていました。
マクシウムソード①
マクシウムソード②
マクシウムソードの能力はウルトラセブンのアイ・スラッガーとそん色ないところでしょうけど、マクシウムソード自身がかなり細身でウルトラマンマックスの頭部から浮き上がるような感じで出てきていました。
マクシウムソードありきの戦い方をしていなかったウルトラマンマックスは、自身の最大の決め技はあくまでマクシウムカノンであり、マクシウムソードは状況に応じ、効果的に使用されていた感が強いですね。
空中に飛ばしてウルトラ念力で操作する宇宙ブーメランのような使い方だけではなく、手刀として使うこともあれば、地中に潜っていた敵に打ち込むこともあり、その威力は見た目の細さとは無関係のようでもありました。
実際には光の速度以上の速さで打ち込まれているのでしょうから、振れただけではなく至近距離を通過しただけでも身体が切れてしまう威力があったのでしょう。

ウルトラマンマックス特有の使い方はマクシウムソード分身シュートだったと思いますが、こうしたことは時代の推移と変化に伴って使い方に特有の超能力が幅を広げて生かされていた典型なんでしょうね。

ウルトラセブンが好きだった自分にとってマクシウムソードはうれしくもあり、懐かしさもあった必殺技でしたね。
マクシウムソード③