ライドルスティック⑤
「ライドルスティック」

仮面ライダーが武器をも持つ。
そんなことは考えたこともありませんでした。
超人でありHEROであるのが仮面ライダーであり、仮面ライダー自体が信じられなく位憧れたカッコいい武器であり、決め技自体でもありましたね。
様々なバリエーションがあったとは言え、ライダーキックは憧れまくった必殺技だったし、ライダーパンチはこれ以上ない喜びを引き出してくれましたからね。
今にして思うと、仮面ライダー自体がライダーキックやライダーパンチに象徴されるようにキレてカッコい生体兵器のようでしたから、仮面ライダーの体自体が結構な武器だったわけですね、
そんな仮面ライダーが手に武器を携えるなんて、多分誰も思いもしなかったと思うんですよ。

それでも時代は変身ブームからロボットアニメに移っていこうとした時代でしたから、仮面ライダーも何らかのあらしい機軸を打ち込まなければなりませんでした。
そんなところから仮面ライダーが武器を持つという発想になった者だと思います。
けれど、その武器は仮面ライダーより前面に出てはならず、あくまでも引き立て役でならなければならなかったはずです。

ライダーマンがアタッチメントという脱着式の武器を主武器にしていたことにヒントがあったようですが、このアタッチメントを身体から離してということでは機軸になり得ません。
仮面ライダーの身体の中心であったベルト、そこから引き出す形で武器を取ること自体は仮面ライダーを意識しながら武器で立ち回る姿に特徴が出て、かなり画期的だったと思います。
引き出した武器が仮面ライダーの人間体が会得していた武術、柔道、空手、剣道等を利したものだったから余計に馴染んでたように見えたし、とある説では仮面ライダーXの人間体は沖縄棒術の使い手であったと言われていたようですから、このライドルの登場は何とも言えない基軸になってたように思います。
取ってのところについていた4つのボタンのうち、「S」マークのボタンを押すことでライドルはライドルスティックに変形しますが、このライドルスティックでGOD戦闘工作員や怪人たちと経ちまわることが多かったところから、ライドル4種のうち、ライドルスティックを持った仮面ライダーXの姿が特に光って見えましたね。
ライドルスティック③
棒術の象徴の様なライドルスティックでの立ち回りは、打つ、突く、回すことで棒術を演じていました。
これは仮面ライダーX独特の動きを象徴したような動きだったわけですけど、ライドルスティックでの立ち回りは正に攻防一体の動きでした。
ライドル脳天割りは攻め。
ライドル風車(火炎返し)は防御。
ライドルバリアは攻防双方交えた特殊技。
何とも言えない味を出していましたね。

このライドルでの技は、仮面ライダーXの代名詞のような技・武器でありながら、仮面ライダーXの存在を打ち消すようなものではなく、あくまで仮面ライダーXあってのものだったところが最高の魅力でした。
身体から離して使う武器を携えた仮面ライダーは今の時代珍しくもなんともなくなってしまいましたが、これでは仮面ライダーが仮面ライダーとしての魅力を失わせることにもなり、この仮面ライダーXの時のライドルスティックのような在り方が最高だったと思いますね。
ライドルスティック⑥

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