バルタン星人⑥
「バルタン星人」

「フォッフォッフォッフォッフォッ」という笑い声が印象的で、ウルトラQに出てきたセミ人間を思わせるその姿からは、知性だけでなく、戦闘能力を初めとした超能力の豊かさを感じました。
人間を硬直・仮死状態にする赤色凍結光線、攻撃時に使用する白色破壊光弾、分身能力と瞬間移動能力、飛行能力と身体のミクロ化と巨大化等々。様々な能力が披露されていました。
存在感と怪奇性、いや不気味さが表現されたこのフォルムは、別名宇宙忍者と評されたのも当然で、当時は実写でもアニメでも忍者ものが流行った時代でしたから、これを特撮怪獣ものに持ち込むのも当然のように思われますが、神出鬼没で様々な超能力の中で侵略宇宙人に忍者のイメージを出していくのも大変だっただろうと思われます。

バルタン星人にはこうしたバリエーションに飛んだ超能力の豊かさからは攻撃的というイメージはわきません。
母星であったバルタン星を「狂った科学者」による核実験により失ってしまい、たまたま宇宙旅行中だったことから難を逃れた20億3千万人の仲間と共に宇宙船で放浪していたということでしたけど、それでも通信技術に優れてもいた部分もあっものの、母星に起きた悲劇を確認するためにも一旦は母星に帰っていたかもしれません。
そこで被爆し身体能力が歪みながら信じられないほどの変化を遂げたのか、元々特殊能力を秘めていたのが長期にわたったであろう宇宙飛行で変異をもたらしたのかは分かりません
バルタン星人の長野能力は何処から生まれた者かは分かりませんが、安住の地を求めて旅をし、たまたま地球を発見し立ち寄ったことを思うと、侵略しようという意思は見えないところに攻撃性は必要ないことが攻撃性という目では見られない印象を作っていたと思われます。
しかし、それでも宇宙空間での旅には何が起こるか分からないところが多く、様々な事態を想定したかのような特殊能力は、もともとバルタン星人という生命体に宿っていた能力に火をつけていたということかもしれません。
バルタン星人①
欧州バルカン半島は、別名武器の弾薬庫と呼ばれたところです。
そういうところを全て踏まえてバルタン星人の命名となったと思われますが、そんなバルタン星人でも苦手とする物質があり、それがスペシウムだったというところがバルタン星人登場のミソですね。
スペシウムを多く含んだものが初代ウルトラマンの代名詞・スペシウム光線だったわけで、科学力に優れたバルタン星人が初代ウルトラマンの存在を知らなかったことは有り得ません。
人間との地球における同居案は、一旦納得しかけたものの科学特捜隊の一人がバルタン星人の数の多さに驚いたことから、バルタン星人が一方的に破棄して好戦的になっていきます。
進んだ科学力を持ち、生命という概念がなかったバルタン星人が、科学力に劣り優れた能力もなかった人間にじれて感情が耐えきれなかったかもしれません。
しかしそれが初代ウルトラマンを引き出す要因になり、最後は全身にスペシウム光線を浴びて倒され、バルタン星人すべてが乗船していた宇宙船も宇宙に運ばれてスペシウム光線で、、、という結末でした。
特殊能力に優れた宇宙人にも盲点があり、またそれがスペシウム光線であったところに、盲点とスぺシウム光線のアピールが施されていたようなこの話の最期は、何とも言えない悲劇めいたものを感じましたね。
バルタン星人⑤

S.H.Figuarts バルタン星人 分身体セット

新品価格
¥20,980から
(2017/4/12 19:49時点)



RAH リアルアクションヒーローズ バルタン星人リニューアル版 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥19,800から
(2017/4/12 19:49時点)



RAH リアルアクションヒーローズ ウルトラマン Cタイプ 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥22,480から
(2017/4/12 19:51時点)