ジャングラー②
仮面ライダーは、その名の通り愛車としてスーパーバイクを乗り回します。
いわゆるオートレーサーですから、メカ的要素がふんだんに出ますね。
仮面ライダー旧1号旧2号から仮面ライダー新1号2号までの旧サイクロン、改造サイクロン、新サイクロン。
仮面ライダーV3のハリケーン。
仮面ライダーXのクルーザー。
ライダーマンのライダーマンマシンは、ライダーマン登場の話が少なく、マシンが描写されたシーンが少なかったため、スーパーマシンという感じは持てなかったですけどね。
サイクロンは旧車両から新車両に至るまで、ワクワクしながら見てましたし、ハリケーンも登場間もない頃は演じられ方が細かくてサイクロンを見てた頃と同じような感覚が持てました。
奇抜だったのはクルーザーでした。
何時か語ることもあろうと思いますが、前面に出ていたプロペラが特に印象的でもありました。
そこに仮面ライダーアマゾンが登場し、野獣性をアピールしてたことから仮面ライダーの名を持ちながらバイクは登場しないかもしれないな、なんて思うこともありました。
当然のように、、、というのは極端な言い方かもしれませんが、立花藤兵衛が出てきたことでやっぱりバイクが登場してくるんだなと思いましたし、メカとは無縁の仮面ライダーであった仮面ライダーアマゾンとどんな具合に絡み合うのかなとも思いました。
で、登場してきたのがジャングラー。
仮面ライダーアマゾンの頭部をイメージした車両にする案もあったそうですが、見た目が如何にもアマゾンという未開の地を連想させるものだったと思います。
サイクロン、ハリケーン、クルーザー共々動力源は原子力なのかガソリンだったのかは定かではありませんが、ジャングラーの動力源となったのは、これもやはりインカ文明の中で受け継がれてきた奇石・太陽の石だったところに、工夫された企画が表現されていたように思います。
なんでも数百件の家々が何十年も電気をつけっぱなしでも消えることのない半永久的な動力源であったそうです。
ジャングラー疾走のシーンでは、排気ガスが噴射されていましたが、「太陽の石」が源なら本来は出るはずのないガスであり、奇跡の動力源であったことは平成のおいて登場してきた仮面ライダーのバイク設定にも影響を与えていたようです。
他のスーパーバイクのように設定上武器が内蔵されていたということはないようですが、フロントカウルが開くと銛が打ち出されるというのは、乗り手である仮面ライダーアマゾンもろとも、アマゾンというジャングルを駆るようなタフなスーパーバイクであったようです。
ジャングラー⑦
メカ的要素に抵抗があったのは、文明に触れてこなかった仮面ライダーアマゾンなら当然のことで、ジャングラーが制作され、目に前に現れた時のうろたえと驚きの具合は想定されたことです。
天分があったかどうかは分かりませんが、仮面ライダーアマゾンが仮面ライダーの名を語ったことは、あっという間にジャングラーを乗りこなしてしまったことに現れています。
ライダーがライダーである所以は、スーパーバイクももう一つの主人公であり仮面ライダーの愛車であってくれたことであり、仮面ライダーアマゾンの中でもしっかりした位置にいてくれたことは嬉しかったですね。
ジャングラー④

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