デキサドル
「高速怪獣 デキサドル」

結構、出来のいい怪獣でした。
ゼネキンダール人の強力念力で地上絵が具現化されたような怪獣でしたけど、地上絵には3体もの怪獣らしいデザインがありましたけど、具現化したのはデキサドルだけでした。
多分、3体のゼネキンダール人の念力を集合させても、地上絵は1体ずつしか具現化できず、ゼネキンダール人の念力もデキサドル1体を具現化するのが精いっぱいだったということは、地上絵の3体のうちデキサドルが最も能力が高く、力があったということでしょう。

宇宙人なのかなんなのかわからなかったゼネキンダール人は、古代にいたとされているみたいですが、アンデス地方でその遺跡を調査していた際に発見したクローン製造機とその中に残されていた毛髪によって蘇ってしまった生き物ですが、異常なまでに念動力に優れていたのは何万年もの間、生きながら死んでいた状態の中で復活を狙っていたからかもしれません。
そのゼネキンダール人と地上絵、デキサドルの間には何かしらの関係があったはずで、いわばデキサドルはゼネキンダール人が存在していた時代の高度文明の象徴なのかもしれません。
だから、デキサドルは胴体力に優れていた上に、鳥獣でもあったこことから飛行能力に特に優れた生命体だったということなんでしょうね。
デキサドルの目と眼つきは爬虫類そのもので、鋭い眼光はそれを現していた、、、そんな感じがしました。

デキサドルはもともと胴体力とスピードに優れていたところ、ゼネキンダール人の反対勢力が何かしらの力で封印し、何万年も経ってからゼネキンダール人によって蘇させられたときに何万年もの時間の中で、自然培養されたデキサドルの地は発火して異常能力を身に着けてしまったということかもしれません。
口からの青色拘束光線や青色破壊光線はその表れのようです。

ウルトラマンダイナのミラクル状態の超能力をも上回るデキサドルは、ゼネキンダール人の胴体力によってもたらされた超能力が身についたんでしょう。
だからゼネキンダール人が滅失してしまうと、振り子の一つがなくなってしまったようにデキサドルもバランスを失い、それとともにデキサドルの超能力も減退して隙ができてしまった、、、そこへソルジェント光線が撃ち込まれたことで倒されてしまったということでしたけど、結構な難敵でした。
デキサドル③
デキサドル④