グランテラ
「グランテラ」

ウルトラマンネクサスのジュネッスブルーが初めて戦ったスペースビーストがグランテラでした。
そういい意味でも、ビーストという存在自体的にもインパクト十分でした。
通常顔面があるところに気門があり、顔らしきものはその下に小さくうずくまっていました。
両手を合わせて青白い光球を発射していたところに、長い尻尾は攻撃性に優れ、腹部にも隠された気門が6つもあって、それだけでも気を高めたらその気門からどれだけの火球が出てくるのか分からないくらい、強烈な可能性を秘めたスペースビーストだったような感じがしました。
凶暴なカンガルーと狡猾なサソリが闇の力を併せ持ったようなスペースビーストでしたけれど、グランテラはクラスティシアンタイプのビーストで甲殻に大きな特徴があったスペースビーストでしたから、多種多様な攻撃能力以上に防御に長けたビーストだったように思えました。
贔屓目に戦い、倒されそうになったところでアンノウンハンドに回収されていたということはその道具にされていたということで、後にダークフィールドGでの戦いはそこからエネルギーを引き出してより強力な力を出していたところを見ると、アンノウウンハンドとは切っても切れない関係にありながらグランテラは全くの言いなりのようになっていたとみるべきでしょう。

人の知らない宇宙には人知の及ばない生き物がいてもちっとも可笑しくはなく、生態然としながらも実はグランテラの生き物としての可能性はかなり低かったかもしれません。
それがウルトラマンネクサスと3度戦い、かなり苦戦させたところを見ると、そのレベルまで引き上げてしまったアンノウンハンドの闇の力は強大だったということを知らされるスペースビーストだったように思います。
闇の力の言いなりになっていたかのようなグランテラとの攻防におけるグランテラの展開は、クロス例シュトロームを撃ち込まれても蘇生してしまうというある意味ややりようがない攻防でした。
グランテラの中にわずかにあったと思われるグランテラ自身の気があったからこそ、逆にアローレイ・シュトロームで倒される結末となりましたが、これも結局闇の力の兄弟さとその増強を知らされるだけのことだったかもしれません。
基はグランテラの気でしょうけど、増強されていた闇の力の気は、それを攻撃的に発散するにはグランテラの頭上の気門、それと腹部の6つの気門だけが適合していた表れだったかもしれません。

ただ、スペースビーストもこのグランテラ以降は生物然としていたスペースビーストも、徐々に闇の存在が強くなっていったような気がします。
グランテラ⑥
グランテラ⑨