メタシサス②
「空間転移怪獣 メタシサス」

ウルトラマンにはテレポート能力がありました。
初代ウルトラマンもウルトラセブンもその能力を発揮し、特に初代ウルトラマンの対バルタン星人(2代目)やキーラ戦においてのテレポート能力の演出には見事なものがありましたね。
メタシサスはこうしたテレポート能力を駆使してるかのような次元転移能力や空間転移能力で、ウルトラマンマックスを圧倒してたようなところがありました。
ウルトラマンもまた、超能力者ですからメタシサスと同等の能力がウルトラマンマックスにはあったものと思います。
初代ウルトラマンがテレポート能力を発揮した時のように、身体が徐々に次元転移するというものではなく、メタシサスはいきなりウルトラマンマックスの前から姿を消してしまうかのように次元転移や空間転移をしてしまうものですから、面食らったところがあったのでしょう。
メタシサスの能力は、転移する時にどこかあらわれようとする次元・空間に無理が働くようで、微弱な電磁波が発生してたようです。
まあ、こういう超能力は自然に発揮される方が無理がありますから、メタシサスは自然に無理なく自分の思うように能力を発揮するものの、その能力発揮の場自体には空間をこじ開けられる無理が働いていたようです。
でも、その無理はかなり微弱でしたからDASHやウルトラマンマックスには探知できなかったということですけど、メタシサスのあらわれる場に向けた携帯電話では画面が歪むという反応がありました。

これって、ウルトラセブンの時に登場したペロリンガ星人の円盤軍がウルトラ警備隊には発見されず、一般市民の望遠鏡で発見されていた時と似ているような気がします。
多分、そのペロリンガ星人の物語を基に現代に置き換えて使われたものでしょうね。

次元とか空間転移を繰り返すメタシサスは、きっとそうした歪みの中で生存するのが翻意だったんでしょう。
メタシサスの姿が巨大な頭と大きく裂ける口、四つの眼に手足のない二頭身であったことはそうしたことの現れだったのかもしれません。
口の中から長い舌を伸ばし相手に巻き付けて電流を流したり、幻覚を見せるガスを噴出するなど多彩な攻撃手段はあくまで余談で、そのメタシサスの姿にすべてが凝縮されていたような気がします。
メタシサス⑥