タッコング
「タッコング」

ウルトラシリーズ第1期は怪獣ブームと相まってすごいインパクトがありました。
ウルトラHEROも怪獣もね。
情報量とメディアがとにかく少ない時代でしたから、同じ番組を同じような情報を得てみんな見ていた時代です。
それはウルトラシリーズ第1期も第2期も変わることはありませんでしたから、特に初代ウルトラマン放映の頃など街から子供が姿を消してしまい、夕方7時にはみんな家にいてTVを見ていたという状況でした。
それがよかったのか、その子供たちの親も自分の手元に子供がしっかりいてくれるという安心感と珍しいものに触れることができるという想いが強かったのか、確かにあのウルトラマンをまたやってほしいという声は、多くあったのも確かなことです。
そこで出てきたのが帰ってきたウルトラマン。
設定上は初代ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンは別物でしたけど、TVのこっち側で見ようとしている者にとってはそこにこだわりがなく、とにかくあの憧れたウルトラマンがまた見ることができるという喜びが大きかったことはよく覚えていますね。
初代ウルトラマンが面白く引付けられたのは、そこに登場してくる怪獣たちもとっても個性的で独特のものがあり、言ってみれば一目見れば忘れられなくなる創意工夫があったということがあった身体という具合に思っていますね。

帰ってきたウルトラマンの序盤に登場していた怪獣にも、とにかく独創的でユニークなものが多く登場していました。
その代表格的な怪獣がタッコングだったと思うんです。
折からの公害問題は特撮の世界にも影響を与え、公害の影響で生態系にまで変異が訪れることになり、海藻が異常発達して怪獣化したザザーンが登場し、そのザザーンと戦っていたのがタッコングでした。
その大きな球体のような肉体は、身体中についていた吸盤からまるでタコが異常進化してしまった怪獣のイメージが強く、そこについていた手足や顔は申し訳なさそうに小さい物であったところが設定としては非常にユニークでしたね。
何故か石油が大好物で、公害はイタズラにタンカーで輸入されてプラントが作られて精製された石油の副産物として出てしまった汚物が人間をはじめとした生態系や自然の世界に大きく影響を及ぼしたんですけど、その生業の象徴の様であった石油が好物ということは、タッコングはそうしたことをアピールしようとして登場させた怪獣だったかもしれません。
タッコング②
ザザーンと戦っているタッコングの前に、まだ実体化する前の帰ってきたウルトラマンが出てきて7すぺしゅいむ光線を放って追い払いましたけど、実体化する前でしたから効き目が薄く、だけどその存在感を知らしめるためだけでも十分だったかもしれません。
ザザーンはタッコングによって葬り去られていましたし、帰ってきたウルトラマンと相まみえた怪獣はタッコングが最初だったように思います。
石油を食べて追い求める怪獣でしたから、ペスターのように豪快に火を噴くのかと思いきや、タッコングの口から吐き出されたのは石油。
大きな身体で暴れれば、何かしらの火で引火してしまうのは目に見えていました。
タッコングの身体の中には大量の石油があふれていたことを思うと、実体化した帰ってきたウルトラマンのスペシウム光線の敵ではなかった、そんな具合にも思えました。
タッコング④

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