一つ目タイタン③
「一つ目タイタン」

Mrタイタンから戦闘体型となると見事な一つ目タイタンへ。
見事に戦闘服が似合う戦士で、のちの明らかになった「地底王国の魔王」という正体が実に似合うものでした。

歴代組織の中でも、これだけニヒルで冷徹な感じのする大幹部はいなかったと思います。
あまり現場という戦地に赴くことが少ないとは思いましたが、自らの作戦と戦略に自信があった自信家と見えて、自惚れがあったのかもしれません。
悪の組織ブラックサタンが改造した仮面ライダーストロンガーと電波人間タックルの脱出についても、さほど気に留めていなかった節もありました。
配下の奇械人も自らの作戦遂行による目的のためには一つの駒としか見ていない節は奇械人エレキイカとの時に顕著でしたね。
そうしたことと常に人質を取っての作戦遂行は、タイタンの特徴でもあり、配下の奇械人にも徹底させていた感じもあります。
「地底王国の魔王」であり「火の玉改造人間」であったタイタンは、地の底を住処にして抑圧されそうな空間で王国を築いていた性分が、そのままブラックサタンの大幹部となっても息づいていたのかもしれません。
大体、タイタンはブラックサタンによって、創出された奇械人の頂点に立つ大幹部だったのでしょうか。
後にジェネラルシャドウが出てきて、雇われ幹部とか言われていましたけど、タイタン自身もともとは「地底王国の魔王」ということでしたから。、地底で王国を築いていたタイタンを表舞台に引き出していたのがブラックサタンであり、その時点でブラックサタンにより何かしらの強化か何かの手ほどきがなされ、ある意味契約行為があったのかもしれません。
人質を取り罠にはめようとするタイタンの達、そしてその徹底ぶりと冷徹さと合わせた合理主義は、ブラックサタン大首領の最も好むところで、そうしたことから得た信頼を厚くしていたと考えられます。
一つ目タイタン
一つ目タイタンの体内に流れていたのは血ではなく、マグマ。
そう考えるとそれで生かされていた肉体はとてつもなく頑丈で、火の玉スカーフは挨拶代わりの武器でしかなく、体内温度が8万度もあったことは戦士と考えた場合の一つ目タイタンの強力さがわかります。
電圧10万ボルト以上の改造電気人間であった仮面ライダーストロンガーも純粋な意味では叶うはずもないところ、体内温度を3倍にもアップさせていたところには無理があり過ぎでした。
タイタン破壊銃で攻撃をしていましたけど、タイタン破壊銃に頼ることなく一つ目タイタンの身体自体がとにかく強烈な武器になっていたはずです。
そこにあった自惚れ、、、
タイタン自体は高熱の中で生きてきており、怨念と忍術も携えていましたからそうした自らの特性もどこか抜け落ちていることに気づいていなかったことが仇となったようです。
超高温と冷たい水の差、それに一つ目タイタンの身体はついていけず、ストロンガー電キックも問題としない肉体はそれに気づいた仮面ライダーストロンガーの策、海中に投げられ急激に身体を冷やされてマグマを噴き出しながら水蒸気爆発を起こして最期を迎えていました。

しかし、これだけの大幹部、のちに復活してくることは当然のことだったかもしれません。
一つ目タイタン④



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