アーナカルゲ①
「鉱脈怪獣 アーナガルゲ」

平成時代の初のウルトラマンはウルトラマンティガですが、それよりも前に企画されイベント的に舞台に立ったウルトラマンがありました。
ウルトラマンネオスがそれですね。
この頃はまだCGといっても技術的にたどたどしい時代でしたから、正式にはどんな因果だったのかわかりませんが、企画した方はTV番組としたかったようですが、そうならなかったのはウルトラマンネオスがイベント的にスタートしていたこととCG技術に関することが関係していたのかもしれません。
パイロットフィルムが制作され、その尺は短いものですが、ウルトラマンネオスとウルトラセブン21、ザム星人と怪獣ドレンゲランが登場していました。
登場していたキャラクターには興味津々でしたけど、なんせパイロットフィルムを見る機会がなく、それでもウルトラマンネオス自体は後にオリジナルビデオとして登場し、その中でウルトラセブン21とザム星人は表現されていますが、肝心の怪獣ドレンゲランは採用が見送られました。
ドレンゲランは鉱脈怪獣でしたけど、当初はウルトラマンネオス第1話に登場する予定もあったようです。
鉱脈怪獣というところが生かされ、正式に登場したのがドレンゲランということになりました。
アーナカルゲもユニークな発想の怪獣だったと思いますが、パイロットフィルムだけのドレンゲランはウルトラマンネオスとウルトラセブン21の2人の勇士を相手にした怪獣でしたから、ビデオ化に伴いドレンゲランも見られるのかなと期待感がありましたから、ちょっぴり残念というところでしたね。
アーナカルゲ
ビデオ化されたウルトラマンネオスではダークマターという世界観が取り上げられましたが、これは当初のアンバランスゾーンの行きついた一つということになります。
地球という惑星一つがアンバランスゾーンに突入したのでは怪獣乱出とはなりませんから、暗黒星間物質漂う空間であるダークマターが太陽系自体を覆うことでもたらされたアンバランスゾーンでは、予想もしえない現象が起こるというのがウルトラマンネオスの基本設定でした。
そのダークマターの影響で微生物が突然変異し、鉱山の坑道にあった岩石に取り付き、それがいくつも集合して合体したかのような怪獣がアーナカルゲでした。
アーナカルゲという名は、地元で神として祀られて崇められていた竜神の名だったようで、この辺りはウルトラシリーズではよく採用された手段でした。

アーナカルゲは極端な話、微生物の集合体だったこともあって集合離散が自在であり、多少の攻撃を受けてもその能力で再生してしまうという厄介な怪獣でした。
しかも両腕の伸縮が自在であり、腕先が槍状となっていること、微生物は岩石化していたことで強力だったこともありましたが、多分鉱脈内の岩石なの鉱脈の影響を受けた磁力も働いていたのでしょうね。
鉱脈石が攻撃、防御を果たしていた微生物の突然変異による怪獣がアーナカルゲということになるのでしょうね。

鉱石に弱点はありませんから、アーナカルゲの命の源となっていた微生物をどうにか研究することがアーナカルゲを倒すきっかけになるところ、微生物だけに低温に弱かったということは突然変異でも微生物であるという根幹は変わっていなかったということです。
ウルトラマンネオスのネオマグニウム光線で倒されますが、ドレンゲランを採用せず、同じ鉱脈怪獣としてアーナカルゲを登場させたことについては、もっと怪獣然とした行動がアーナカルゲには求められていたという点が漏れていた気がします。
しかもアーナカルゲの背後にはザム星人は存在しなかった、、、、これは従来イベントとして取り上げられていたウルトラマンネオスとは異なる世界観で表現されているということの始まりだったのかもしれません。
アーナカルゲ②



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