ペスター
「油獣 ペスター」

今で言うところのスーツアクターが2人で1匹の怪獣を演じたのはドドンゴに続いてぺスターでした。
一人のスーツアクターが立って背後からもう一人のスーツアクターがかがんで腰のあたりをつかむ格好となったのがドドンゴであったのに対し、二人のスーツアクターが横に並んで並列に手をつないだような恰好となったのがぺスターでした。
CGなどなく、特撮のみで演じるには怪獣のデザインと工夫ですね。
ドドンゴも名作怪獣でしたが、ぺスターもまた名作怪獣であったことは言うまでもありません。

中近東という石油の生産地は、化石の宝庫だったはずです。
石油は長年かけた加瀬禁煙量ですからね。
人類がこの世に出てきて文明を気付き始めたころ、チグリス川・ユーフラテス川にはさまれた地域は土地が肥沃うだったらしく、人をはじめとした生物が多く寄り添って生息していました。
生き延びてきた生物と肥沃になり過ぎたこの土地の文明が滅亡するのと同時に息絶えた生物は、引き合うようにしていたのかもしれません。
化石燃料である石油を好むという油獣ぺスターの出現は、そうしたことに関係あるのかもしれません。
石油を常食としてしまったヒトデが異常進化して、怪獣化してしまい、そこに飛来したコウモリを基点に起点につながってしまったのがぺスターというわけです。
人間にとって石油は大きなエネルギー源となるわけですが、それは当時も何十年たった今でも変わることはありません。
核燃料を源とした原子力が出てきて、世界中に広まった今でも、石油が重要なエネルギーであることに変わりはありません。
核も石油も取り扱い方を誤ればとんでもない危険性を帯びてますが、核は人類のみならず地球を破滅させてしまうほどの危険性がありますから、やはり石油とは関係が切り離せないわけです。
残念ながら日本にはわずかな石油しか取れないわけですから、中近東から輸入せざるを得ず、大量に輸入するにはタンカーを利用するわけで、そこから出てくる石油の匂いに引き付けられてぺスターは日本にまでやってきてしまったわけです。
石油にもうっかりすると質の悪い火災を引き起こし、爆発してしまう危険性があるわけですから、石油を食べるためにタンカーを襲うぺスターを、化学特捜隊はうかつに攻撃できなかったわけです。
タンカーから石油を食べたいだけ食べさせてぺスターの自爆を待つ作戦が科学特捜隊の作戦だったわけですから、どこか持久戦みたいなところがありました。
科学特捜隊と言ってはみても、やはり怪獣を目の前にしてしまうと倒そうとする心理が働きますから、イデ隊員のミスは起こるべくして起こってしまったことかもしれません。
化学特捜隊が一発でも攻撃してしまえば、ぺスターも応じるわけですから、石油コンビナートの大火災は陽を見るよりも明らかなことでしたね。
ペスター①
石油を食べてしまう怪獣がぺスターでしたから、火を吐く能力はあるべくしてあった能力です。
面白かったのは石油が大好きで火まで吐きながら、それで巻き起こってしまった石油コンビナートの大火災に巻き込まれて瀕死の状態になってしまったことです。
もちろん、化学特捜隊のビートルによるロケット弾攻撃が効いていたこともあり、石油を食べるだけ食べさせてぺスターの自爆を狙っていた作戦が的中していたこともありましたけど、大量の石油を体内に入れてしまったことにより石油の酔ってしまっていたところに攻撃を受け、自らの行動で大火災を引き起こしてしまったことは、心情的にも肉体的にも防御の面の脆さが出てしまっており、結果自滅だったんでしょう。

大火災の中で身体を伏してしまったぺスターが、一瞬気が付いて初代ウルトラマンに火を吐きかけましたが逆にスペシウム光線で止めを刺されていました。
大火災の鎮火のために出てきて消火活動に奔走していたかのような初代ウルトラマンに、これだけ戦うことに本気にさせなかった珍しい例でもありました。
ペスター④



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