バク怪人

「バク怪人」

現実のバクは夢を食べるという事はありませんけど、日本や中国で古来から伝わってる獏という幻想の生き物は夢を食べるというまさしく夢のような生き物でした。
現実のものよりも幻想の中に生きている獏の方が、イメージとして先行していましたけど、幻想の中で言い伝えられてきた獏の方が現実のバクをモチーフにしていた感じがします。
良くも悪くもイメージとして夢を食べてしまうというところにバクの特徴が出てる気がしますけど、そういう夢のようなイメージを特撮の中に盛り込んでも面白いと思いますね。

仮面ライダーBlackはブラックサン・世紀王としてゴルゴムの生体手術で生み出されていました。
創世王候補としてですね。
創世王候補ですから、もう一人世紀王がいたわけで、それがシャドームーンでした。
太陽の石を埋め込んだブラックサンに対し、月の石を埋め込んでいたシャドームーンは覚醒するまで時間が必要で、長らく眠ったままの冬眠のような感じでした。
冬眠とすれば目が覚めるまで時間がかかりますけど、其れだけ体力も必要なわけで、意外と目が覚める前は弱体化しているのかもしれません。
三神官は少なくともそう見て判断したわけですから、眠ったままのシャドームーンの弱体化に歯止めをかけるべく、バク怪人を召喚していました。
このバク怪人こそが人の夢を食べる怪人で、夢を食べることで人の生命エネルギーを集約してシャドームーンに与える役目を負っていました。
シャドームーンも月の石を埋め込まれた人であったわけですから、血縁が大事で、その妹がターゲットとなっていたのもそういうことだったのかもしれません。
ですが三神官はそうしたことに気づかず、女の夢を集めようとし、その果てにシャドームーンの妹がいたわけです。

夢を食べて生命エネルギーを集めるなど、夢のような話ですが、バク怪人もゴルゴム怪人の一体ですから、夢物語も仮面ライダーBlackに気づかれたことで現実化し、ゴルゴム三神官の作戦もここで破綻していました。
夢の作戦は現実の世界にひき戻されることで破綻するのです。
現実のバクよりも夢の中のバクの方が夢があっていいような感じがするのですが、現実の前には勝てないと思いますね。
冬眠中のシャドームーンの弱体化はそう見えただけで、覚醒するには別のきっかけが必要だっただけです。
バク怪人は、三神官の誤解から生まれた幻想の中で悪戯に怪人化されて利用されてしまった、そんな感じがします。
バク怪人②



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