ショッカーライダーNo1③
「ショッカーライダーNo.1」

仮面ライダーの偽物というより、脳改造まで施されてしまった悪の仮面ライダーという感じだったショッカーライダー。
性能としては仮面ライダー1号・2号と同等であり、そこに怪人特有の能力であった足の裏に仕込まれていた短剣と指先から覇者されるロケット弾がありました。
ショッカー、ゲルショッカーと続いた秘密結社の繰り出す作戦が悉く仮面ライダー1号・2号に妨げられ、怪人たちも皆倒されていました。
強力になり、武器や能力を携えても倒されてしまう中怪人たちに対し、仮面ライダー1号・2号が能力的にレベルアップし、仮面ライダー旧1号は仮面ライダー新1号に、仮面ライダー旧2号が仮面ライダー新2号と進化したこともありましたが、脳改造を免れていたことによる頭脳による応用力と絶え間ない努力がより人間らしさを生んで、しっかり対抗しきれていたことは見逃せないでしょう。
そうした状況において、繰り出す作戦が悉く打破される中において、ショッカーライダーの登場はゲルショッカーにとってまさしホープそのものだったでしょうね。
改造人間といっても生体手術の中でこういう改造人間を生み出そうとする前提において、設計図はなくてはならぬものであり、ゲルショッカーの前身はショッカーであり、組織が変更されるとき粛正があったとしても拭い去れないものがあったでしょう。
ショッカー草創期、改造人間によって世界征服を狙うといっても、まだ駆け出しの頃で事件中の実験を繰り返していた時期でもあります。
その中で傑作になった改造人間が仮面ライダーでした。
バッタの能力を特異に取り上げて輩出した改造人間は、その開発自体が特殊であったところショッカーが意図とした以上の効果をもたらしていた改造人間だったといっていいのかもしれません。
動植物の能力を出し過ぎてはダメだし、メカによる効果を出し過ぎてもいけない、素体となった人間の特徴を生かして初めて怪出した改造人間となる、それを証明したのが仮面ライダーだったのかもしれません。
設計図が残っていたからこそのショッカーライダーだったと思われますが、怪人特有の能力を満たせたのはゲルショッカーらしいこだわりだったかもしれず、人間・本郷猛、人間・一文字隼人を倒すうえでのゲルショッカーの心配の種の証だったかもしれません。
単なる天才以上の天才であった本郷猛、途方もない運動能力に優れた一文字隼人でしたけど、眼前の敵に目を奪われたゲルショッカーはより本郷猛の頭脳とセンスを恐れたために、ショッカーライダーのモチーフを仮面ライダー1号としてしまったという事なんでしょう。
しかし、ゲルショッカーが所持していた設計図は仮面ライダー旧1号のものだったはずで、出来上がったショッカーライダーは仮面ライダー新1号であったところに不思議さはりますが、仮面ライダーの進化をもたらした要因を考えてはいなかったのかもしれません。
ショッカーライダーNo1⑥
ショッカーライダー6体は同時に開発されたものでしょう。
各ショッカーライダー個々に特有の能力を持たしたのは、その能力を合致させてより効果をあげようとしていたのかもしれません。
しかし、劇中ではその能力が披露されることはありませんでした。
その代わり、ハエトリバチ、エイドクガー、ナメクジキノコといった怪人を組み合わせていましたが、原作通り各ショッカーライダーの特有の能力による演出を見てみたかった気がします。
ショッカーライダーNo.1は火炎放射能力があったようです。
ショッカーライダーのクラッシャー部分が開いて火炎放射がなされ、それを仮面ライダー新1号や新2号がどうかいくぐって勝機を見出すのか、それも見どころの一つだったと思います。
ショッカーライダーNo.1のみショッカーサイクロンを駆使し、仮面ライダー新1号と仮面ライダー新2号個別に戦闘を繰り広げるシーンがありましたが、そこに醍醐味を出そうとしていたのかもしれませんね。
こうしてみるとやはりショッカーライダーNo.1がショッカーライダーたちのリーダーだったようですが、アンチショッカー同盟が保持していたゲルショッカー首領の正体を収めていたとされたテープをめぐる攻防の果てに、ダブルライダーとショッカーライダー6体の攻防が繰り広げられる中でショッカーライダーNo.1リーダーとしての立ち居振る舞いを見てみたかった感じがありました。
こういうところに人間性が出ていたダブルライダーとより人間性を無視した7ショッカーライダーたちの差があった気がしています。
ショッカーライダーNo1①



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