HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2017年05月

3
ラゴラス
「ラゴラス」

結構カッコいい怪獣だと思ったんですがね。
同時期に現れたグランゴンとは対極の存在でしたけど、どっちの怪獣も結構な出来栄えでした。
マグマ怪獣対冷凍怪獣という対比もよく、先に現れたグランゴンの後を追うように出てきました。
北極と南極が惑星の両極として磁力で引き合うように、対局の存在であったグランゴンの超高温状態にどこかで影響されていたんでしょうね、ラゴラスは。
ただ、対極の存在でしたから相反する存在感は、両者を戦わせていました。
四つ足歩行型の怪獣と2本足歩行型の怪獣同士の争いとも見ることができますが、高い位置から相手を見られたことと、2本足歩行型とは言え、大きな尻尾もあって下半身にどっしり感があったラゴラスの方が有利に見えました。

自然環境にい大きな変化が出てきた時は、火山の噴火や地震等で目覚める怪獣もいるでしょうけど、グランゴンもラゴラスもその一種だったと思います。
自然環境の変化とかマイナスエネルギーの発生ということからアンバランス現象を招き、怪獣が出てきてしまうのはウルトラQから始まり、帰っていたウルトラマンやウルトラマン80で取り上げられていたことがありました。
でも、グランゴンやラゴラスを見てると、帰ってきたウルトラマンやウルトラマン80の時のようにトリッキーさは感じません。
怪獣の王道を行くようなデザインと造形には、懐かしさを感じることもありました。
特にラゴラスは怪獣らしい怪獣という印象がありましたが、演出が足りなかったことと目に瞳を入れてしまったことで、どこか可愛らしさも出てしまいました。
ウルトラマンマックス第1話で登場してきたのですから止む無い面もあったと思いますが、グランゴン・ラゴラスどちらか11匹だったら地球防衛軍らしき存在にも倒せたのかもしれません。
つまり、対極の存在でありながらグランゴンとラゴラスは、同時に出てきたことでウルトラマンマックス登場の必然性が導き出されたということになるんでしょうね。

ラゴラスは冷凍怪獣とされていますが、魚の鱗も感じさせるその体の表面からは深海怪獣だったと見ることも出来るでしょう。
零下240度の冷凍光線というのも存在感が出ていましたが、結構な怪力の持ち主だったと見ることも出来るでしょうね。
ラゴラス②
ラゴラス④

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5
ライダーパンチ(BLACK)
ライダーパンチ(BLACK)①
ライダーパンチ(BLACK)②
ライダーパンチ(BLACK)③
ライダーパンチ(BLACK)④
「ライダーパンチ(仮面ライダーBlack)」

ライダーパンチと言えば、仮面ライダーの基本技ですね。
仮面ライダー1号、仮面ライダー2号もこの技を使ってましたけど、特に腕力に優れていたとされた仮面ライダー2号はカニバブラー戦の時に決め技として使っていました。
これはリアルタイムで見ていて意外な嬉しいシーンでしたけど、ライダーパンチが決め技として使われたのはこの時だけのように思います。
、、、あ、仮面ライダー1号にも後にありましたね。
パンチ技の応用で発展した技が決め技になったこともありましたけど、これって仮面ライダー1号、仮面ライダー2号はバッタの改造人間であり、特に脚力に優れていたという特徴があって自然にキック技が決め技となっていったことによる繋ぎ技がライダーパンチになってしまったことによるものだと思います。
キック技の方が派手で見栄えがすることが大きいと思いますけど、放映してるカメラのアングル次第でリアルに、より見栄えがする方法が取られていたこともありました。
ここから、何年も経って仮面ライダーBlackの技を見た時、多分以前出来なかった撮影技術がうまくハマったシーンが決め技のライダーキックへの連携で見て取れました。
それが仮面ライダーBlackのライダーパンチだったんですね。

キングストーンの発するエネルギーで仮面ライダーBlackへ変身していきますが、この時のエネルギーを右の拳に集約し、ジャンプ一閃、相手に突撃するように繰り出すパンチ技でした。
後にライダーハンチは、装甲の強固なゴルゴム怪人に防がれたことにより、全身を屈伸することで威力を何倍にも強化したライダーパンチが編み出されていました。
キングストーン自体、この世を凌駕するほどの魔力があったものですから、そこから生み出されるエネルギーに仮面ライダーBlackの肉体、特に常人の30倍の力を有していた強化筋肉・フィルブローンが無ければ、ライダーパンチまで持って行けなかったでしょうね。
これは見映えが特にしましたね。
仮面ライダー1号、仮面ライダー2号で演じたかったライダーパンチは、この時の仮面ライダーBlackのライダーパンチのように身体から噴き出るほどの体内エネルギーで拳が発行してしまうほどの威力があったんだということを演じたかったんじゃないかと思います。
それが仮面ライダーBlackまできてようやく実現していたということじゃないかと思います。
これは次のライダーキックで更なる演出が施されて行きますが、それもこの時のライダーパンチ無くして有り得なかったことかもしれません。
ライダーパンチ(BLACK)⑤
ライダーパンチ(BLACK)⑥
ライダーパンチ(BLACK)⑦

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5
レボリウムウェーブ(アタックバージョン)⑥
レボリウムウェーブ(アタックバージョン)⑦
レボリウムウェーブ(アタックバージョン)⑧
「レボリウムウェーブ(アタックバージョン)」

空間エネルギーを右手の掌中に圧縮し、超衝撃波を作り出して放ち、敵の背後にブラックホールを発生させて吸い込ませうように次元の隙間に送り込み、圧殺・破裂させる必殺技がレボリウムウェーブ(アタックバージョン)でした。

それまでのウルトラ戦士の決め技を思うと基本的に相手を爆殺させる、或いは切断して決めるのがほとんどでした。
ウルトラ戦士は、時代が昭和であれ平成であれ、光の国の戦士かもしくは光がモチーフの戦士ですから光線技が決め技として使われ、時として超兵器を身に着けた戦士がそれで切断に訴え出ることは当然のようにありました。
当然の様ですけど、その描写が効果的であり見栄えが素晴らしいものでしたから、引付けられたわけです。
光線技の元となったエネルギーを集約して変形させ、切断していく技もありましたね。
ウルトラ戦士はそのほとんどが地球外生命体のようでもありましたから、光の超人というわけで、舞台が宇宙空間や他の惑星になっていてもおかしくはないわけです。
ウルトラマンダイナの場合、ネオフロンティアの時代ということで地球人類が宇宙開発に本格的に進出することに希望という光が差し込み、その光が具現化した超人がウルトラマンダイナであると思うと、宇宙について想定されることがウルトラマンダイナの設定に入り込んでいても何ら可笑しいことではありません。
今でも謎のブラックホールは現実に存在することが明らかになっていますが、ウルトラマンダイナの頃はまだ現実のものとして認知されていないものの、あり得ることだと思われていたはずです。
そのブラックホールをウルトラ戦士の決め技に使ってしまう大胆さが、このレボリウムウェーブ(アタックバージョン)にはあったわけです。

爆殺でもなく、切断でもない。
もちろん溶解させるわけでもないこのレボリウムウェーブ(アタックバージョン)は、ウルトラマンダイナがいる次元とブラックホールが存在する次元を、空間エネルギーを圧縮することで次元の歪みを作り出して結び付け、そこに強制的に引き込ませることで圧殺・破裂、もしくはブラックホールの彼方へ放り出してしまう技だと思いますね。
派手なシーンがない代わりに、異次元空間への転送みたいな不可思議な現象を発生させるシーンは、結構引付けられる要素が多かったと思います。
ウルトラマンダイナはミラクルタイプにチェンジすることで、この決め技を使いますが、ミラクルタイプ、すなわち超能力戦士ですから、その象徴のようになったのも演出が全てでしたけど、持ち得たエッセンスに面白味がかなりあったと言えるでしょうね。
レボリウムウェーブ(アタックバージョン)⑨
レボリウムウェーブ(アタックバージョン)⑪

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4
ビースト・ザ・ワン(レプティリア)
「ビースト・ザ・ワン(レプティリア)」

ザ・ワン(イドロビア)が大量のトカゲを取り込んで巨大化した姿が、このビースト・ザ・ワン(レプティリア)でした。
スペース・ビーストの基本形が透けて見えそうで、邪なる存在は何でも取り込んでしまう宇宙生物といったところです。

まだ、本格化しないものの邪悪な存在は生命力も想像を超えたものであるようなイメージで、これほど邪悪なる生命力を感じるものは地球上に存在しないでしょうね。
人間は空想の世界で天使と悪魔を作り出しました。
宗教感たっぷりのその存在は、まるで現実の光と影のようでもありますけど、影というよりは卓袱の闇に存在したものが地球上にやってきてしまい、知十条に存在する生物の支配は肉体的なものだけではなく、生きながら精神を乗っ取られるような恐怖感を感じます。
ビースト・ザ・ワンという基本はそこにあって、ULTRAMAN・THE・NEXTの存在と対をなすようなものでした。
確かにULTRAMAN・THE・NEXTは人間との融合を果たせず、融合というよりは共存のような感じでしたけど、ビースト・ザ・ワンは人間との融合というより完全な乗っ取りであり、それは肉体的にも精神的にもというまるで悪魔のなしえるものでした。
巨大化していったということは、それだけパワーも信じられない位凶暴なものとなり、生命力もビースト・ザ・ワンだけのものではない、闇夜の力まで吸収して取り込んでしまったようにもはや人間の創造するところではない位に上昇していました。

ULTRAMAN・THE・NEXTの光刃を受けて身体の一部を切断されて、一旦配送を余儀なくされても、復活し更に凶暴となっていく姿は、まさしくレプティリアその名の通りでした。
地獄にいる悪魔は人間を喰らいます。
肉体を喰らうとともに恐怖心を植え付けてから精神と共に喰らって、自らを更に凶暴化させるその姿は、人間が考える悪魔以上のものでした。
ビースト・ザ・ワン(レプティリア)②
ビースト・ザ・ワン(レプティリア)⑧

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3
ゴルメデ④
「ゴルメデ(カオスゴルメデ)」

ウルトラマンコスモスは特撮の神様円谷英二生誕100周年記念で制作されたウルトラマンでしたね。
だからウルトラマンコスモスの顔自体のデザインは、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアと来た顔自体の変化は取り入れず、敢えて初代ウルトラマンのようでもありました。
怪獣の設定そのものは、それよりも前のウルトラQを意識して、第1話に登場したリドリアスはリトラ、第2話に登場したゴルメデはゴメスを意識して制作されたということです。
ですからゴルメデは古代怪獣ということになりますね。
ゴルメデの身体つきを見てると、胴体と尻尾が異常なくらいに太く、怪力というか剛力の持ち主のような印象を受け、如何にも地球の地底で眠っていた怪獣が目覚めさせられ、元からの乱暴者がそのためにいたずらに暴れようとしていた印象があります。
でも、古代怪獣というほど、太古の昔から生きながらえてきた怪獣という感じはしませんでした。

ウルトラマンコスモスは、怪獣を倒すというより捕獲すべきとしたものでしたから、リドリアスのような無邪気で友好的な感じがする怪獣を地球産の生き物として捕獲し、生活圏を与えようとしたのは分かりましたけど、ゴルメデのような乱暴で凶暴そうな怪獣を捕獲していこうとするのは、どこか理解ができにくいところがあったと思います。
以前に捕獲しようとしてうまくいかなかった怪獣が、目覚めさせられたのはカオスヘッダーの意思によるものということでしたけど、自らの意思ではなく、別の要素で目が覚めてしまったところに捕獲の意味があったのでしょうかね。
それでも、あのゴルメデの吐く火球と光弾配力たっぷりで、その剛力と合わせてなんとも組しにくい怪獣でした。ゴルメデ②
そうした要素を持ったゴルメデに目を付けたカオスヘッダーは、ゴルメデの要素だけを引き抜き凶暴化した別個体を作り上げていました。
それがカオスゴルメデでしたけど、なんともこの辺りにはカオスヘッダーの無慈悲なものが出て、しかも用無しとなったゴルメデを始末してしまったところには、カオスヘッダーの残虐さもあったと思います。
ここには、捕獲する必要性は全くなく、コロナモードにチェンジしたウルトラマンコスモスに強烈に倒されたのも当然の成り行きでした。

ウルトラマンコスモスは慈愛を基本線としながらも、牙をむく敵には敢然と立ち向かうウルトラマンということが、ここから明確になっていったと思いますね。
カオスゴルメデ①

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3
キューブリカン①
「キューブリカン」

仮面ライダーBlackが仮面ライダーBlackRXとなって、初めて正面から戦った相手がこのキューブリカンでした。
怪魔ロボット、ロボットながら歪んだ意思を持ったロボットが仮面ライダーの相手とは、唸るような設定でした。
確か、キューブリカンの身体は2段構えになってたと思いますけど、これもロボットならではだったんでしょうね。
左手の爪で捕えた敵を軽々と投げ飛ばすほどの怪力の持ち主で、右手からはレーザービームを発射するという能力の前に、 仮面ライダーBlackRXも苦戦を強いられますが、この辺りにはさすがに仮面ライダーBlackRXを抹殺するためにガテゾーンによって派遣されたロボットだったと思います。
しかし、クライス帝国は思いもよらない仮面ライダーBlackRXの前に、その能力を測り兼ねていたのも事実で、キューブリカンほどの能力をもってしても抹殺するまでには至りませんでしたね。

仮面ライダーと言えば決め技にはキック技と思い、仮面ライダーBlackRXが必殺RXキックを放ってキューブリカンの頭部を吹っ飛ばした時は、ここまでかと思いました。
だからキューブリカンの更なる頭部が出てきたときは、クライス帝国も幾重にも作戦を練ってキューブリカンを派遣したんだと思いましたし、第2の頭部からは大砲が出てきて破壊力もかなりのものだったと思います。
仮面ライダーBlackRXも離れた位置からのRXキック、キューブリカンも離れた位置からの大砲の放射は、キューブリカン有利かと思いましたけど、そこにはロボットと超能力戦士の身体の柔軟さが決め手になったと思います。
忍耐力もそうでしたけど、苦戦しながら態勢を整えて、ジャンプ一線、リボルケインを引き出し、リボルクラッシュを突き出す最後のシーンは、かなり印象的なものとなりました。

仮面ライダーBlackRXがリボルケインを使った初めての相手が怪魔ロボットであったところは、それだけその威力の効果を上げようとした試みに見えましたね。
キューブリカン
キューブリカン⑤

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5
コッヴ
「コッヴ」

平成ウルトラ三部作と呼ばれるウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアを通してみてると、ウルトラマンガイアからデザイナーが変わったと思われます。
ウルトラマンガイアでは敵が根源的破滅招来体とされ、それがともすると怪獣そのものが根源的破滅招来体ではないかという誤解を招きますが、よく見ていけばそれは違うものだということが徐々に明らかになっていきます。
しかし、かなり分かり辛いですね。
地球外生体兵器とされる宇宙怪獣の他に地球怪獣も出てくるわけですから、確かに分かり辛いものがあります。
でも、そういうことを抜きにしてもウルトラマンガイアに登場してくる怪獣たちは斬新でありながら、ウルトラ第1期でのウルトラQや初代ウルトラマンのような怪獣の宝石箱時代のように出てくる怪獣は、平成という新たな時代を思うと今怪獣を怪獣然として表現すれば、こんな具合になるのかなあと思っていました。
とにかく怪獣らしくてカッコよかった、そんな具合に思えたんですね。
ウルトラマンティガやウルトラマンダイナは、主人公のウルトラマンのカッコよさやストーリー的に面白味を感じつつも、いつのまにか怪獣たちは今一つの感がありました。
ウルトラマンガイアはストーリー的な展開そのものは行き過ぎの感はありましたが、怪獣そのものの好印象を持っていましたね。
その第1号がコッヴだったんです。
コッヴ②
根源的破滅招来体ではなく根源的破滅招来体によってもたらされた地球外生体兵器第21号ということになりますが、そういうこまっしゃくれた設定は置いといても、画面を通じてみたコッヴの姿には、とにかくカッコいいという想いが渦巻きました。
なるほど、生体兵器というだけあってかなり好戦的な様子であり、コッブシッケルと呼ばれる両腕先の鎌のような部分が戦う上ではかなり厄介なもので、優れた武器だったと思います。
頭部からは破壊光弾を発射し、その模様が如何にも怒りに燃えて噴射する代物の様であり、怒りが増していくに従い破壊力も増しているように見えました。
後にコッヴは、根源的破滅招来体によってワームホールを通じ強制的に母星から異環境に移動させられ、突然目の前には自分が見たこともない環境が広がっていたわけですから、暴れるのも当然だったということが明らかになっていきますが、それでも元来がおとなしい怪獣だったというのは誤りだった感じがします。
好戦的な性格だったということの方がコッヴに似合っていたと思いますし、その方が怪獣としてかなりの出来だったと思うんです。
これだけデザインいい怪獣でしたから、コッヴⅡ、超コッヴと何度も登場してくるのも分かる気がしますね。
コッヴ①

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5
マイクロチェーン
「マイクロチェーン」

忍者ライダーという俗称もあった仮面ライダーZXは、知ってはいたけどリアルで雑誌等で見ることもありませんでした。
時々、書店に寄って雑誌を手にしたりして、仮面ライダーZXを目にしたりするとうれしくなったものです。
そういうことの延長にあったんでしょうね、「仮面ライダーSPIRITS」を目にしたのは。
多分、仮面ライダーSPIRITSでガモン帝国で仮面ライダーZXと仮面ライダー1号が戦い、そこにタイガーロイドが仮面ライダーZXを庇うようになってライダーダブルキックを喰らうところから読み始めたんだと思います。
仮面ライダーSPIRITSは、新たな機軸を打ち出しながら仮面ライダーZXを主人公とした物語ですけど、よく目にしてるシーンの一つとしてマイクロチェーンを使用してるシーンがあります。
仮面ライダーと言えば、何かしらの動物の特徴を特化した改造人間ですけど、仮面ライダーZXを見てるとそれはあまり感じません。
マイクロチェーンをはじめとして、身に着けている特殊能力と武器が多く、それが身体のアチコチに隠されているところから忍者ライダーと呼ばれてたんでしょうけど、個人的には武器を携えた最新の仮面ライダーというイメージが強いですね。
マイクロチェーンも、その一つです。

唯一の実写版ではタイガーロイド戦で使われていました。
両手の甲の発射口のスリットが開けられ、発射されるマイクロチェーンは、離れた敵との交戦で寄り威力が発揮できる武器だと思います。
鉤爪部分が思ったよりも大きく、ウィンチ能力があったりするものですから離れた敵を引き付けるだけではなく、時にその敵を鉤爪だけで粉砕することも可能だったようです。
なんでも、マイクロチェーンの引付ける能力は最大1トンにも及ぶものだったらしいですから、仮面ライダーZX自体のパワーも裏打ちされて、とんでもないパワーになっていたものと思われます。
実写版を見るに仮面ライダZXは仮面ライダースーパー1とライダーマンの2人を同時に引き付けてしまうほどのパワーがあり、それは全身に秘められたサーボモーターがあったことによるもので歴代の仮面ライダーでも最大のパワーの持ち主だったようですから、当然のパワーだったかもしれませんね。
このパワーの基に発射されていたのですから、マイクロチェーンは引付け能力に最大の長所があったと思われますが、これも仮面ライダーZXがどんな状況での戦いにもしっかり対応できる術を身に着けておかないと、旨い具合には就けなかったでしょうね。
そこにマイクロチェーンには電流を流せる能力もありました。
仮面ライダーは基本的に5万Vもの電圧に耐えられる身体でしたから、多分流せる伝習の最大値はそこにあったかもしれませんけど、こうして考えてみると仮面ライダーストロンガーのエレクトロファイヤーのチェーン版のようなものですから、電圧自体そんなものではなかったかもしれませんね。
マイクロチェーン①
マイクロチェーン②
マイクロチェーン③
マイクロチェーン④

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3
ヒョウ怪人
「ヒョウ怪人」

ヒョウは獲物を待ち伏せる、もしくは獲物に忍び寄って跳躍して捕らえることから仮面ライダーBlack第2話にヒョウ怪人として出てきたんでしょうね。
この頃はまだ、悪の秘密結社ゴルゴムとは言っても何もわからないに等しい状況で、その組織を知る、或いは秘密の一端を知る人が得も言われる不気味さを漂わせながら、仮面ライダーBlackという物語の導入に一役買ってました。
外に情報を漏らすことを許さぬのが悪の秘密結社の決まりごとのようなもので、歴代の昭和の仮面ライダーたちが戦ってきた秘密結社にはそういう怪奇性が常につきまとってました。
ゴルゴムにとって、仮面ライダーBlackはまだブラックサンであり、創世王候補の一人であって自らの組織を壊滅に追い込む存在だとは認識していませんでした。
それどころか、創世王候補の一人ということは世間に漏れ伝わってはいけないことで、その一端でも漏らしたものは闇から闇に葬り去られるということだったんでしょう。
だから、暗殺者が必要だった、、、
ここにより暗黒のエッセンスが濃い組織感が描かれており、暗殺を得意としたヒョウ怪人の出現は欠くことのできないものだったと思われます。

瞬時に人を殺めたところを見るだけでもその俊敏さに脅かされ、手先の爪の鋭利さはとんでもない武器だと思いましたね。
その俊敏さは、特に走っていくシーンにおいて鮮明に描かれていますが、そこだけでなく戦闘シーンでも身の切り替え方や素早いジャンプにおいて、身体の柔軟さと共に印象的でもありました。
仮面ライダーBlackにバトルホッパーという愛車が無ければ、戦闘状態にも持ち込めなかっただろうと思うと、その俊敏さとスピードは特筆ものだったと思いますね。
ヒョウ怪人①
ヒョウ怪人④

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3
ネオダランビア
「ネオダランビア」

不定型で正体不明のスフィアが、ウルトラマンダイナの登場による光の拡散でバラバラに拡散したダランビアの身体の破片に憑依し、火星開発プラントの残骸を取り込み、まるで新たな怪獣となったものがネオダランビアでした。
スフィアという最初から最後まで意味不明で正体不明の声明を宿した生命体が、番組上最も光り輝いたのがこのネオダランビア登場の話だったと思います。
ウルトラマンダイナの頃、人間はネオフロンティア時代に突入の時代とされてはいたものの、未知の要素がたくさんあって、自らの間尺では測り切れないもの多くあったことが、イメージとしてありました。
その象徴がスフィアであり、そのスフィアによりダランビアがより強力となったということの他に如何にも未知の宇宙に現れた怪獣というイメージが持てました。
ウルトラマンダイナも、このネオダランビアと同様に火星でその姿を現していましたが、人間の未来を信じる光が超人となって表れたということで、見方を変えれば地球が生んだ光の巨人と見ることも出来、それは人間の信じる気が未知の生命体を生み出したということにもなります。
未知対未知、それはスフィア対ウルとラマンダイナという構図にもなり、スフィアは人間の身ならずウルトラマンダイナにとっても未知の存在であり、またウルトラマンダイナはスフィアにとっても未知の存在でもありました。
対極にいるような存在同士が、火星でぶつかり合ったのがネオダランビアということになるでしょうね。

亜空間バリアもダランビアの時よりも強度を増しており、頭部から破壊光線を発する他、腕を触手や強力な槍のように伸ばして高圧電流を流し込むというネオダランビアの能力は、いかにも正体不明のスフィア合成獣という特徴を表現していて、見応えがありました。
強力になった分、ウルトラマンダイナも単純な展開とパワーだけでは対抗しきれず、ビームスライサーとフラッシュサイクラーの連続攻撃は新たな力と魅力を上手い具合に表現していたような感じのところで、強力になった亜空間バリアを破り、最後はソルジェント光線でネオダランビアを粉砕したときは結構痛快な感じがしました。
ダランビアが火星用の蟹にように四つ足歩行であったところ、再構築されたかのようなネオダランビアは2本足歩行になってたところに、如何にも攻撃が強力になってる怪獣ということが含まれており、しかも火星開発プラントの残骸というよりは火星に転がってる岩石がそのままネオダランビアの身体になってるようで、ここが最大の魅力だったと思います。

太古の光の巨人から宇宙に広がる光の巨人へ、、、
それがウルトラマンダイナであり、ネオダランビアはその一つの象徴ということだったんでしょうね。
ネオダランビア④
ネオダランビア②

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