HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2017年08月

4
毒ウツボ
「毒うつぼ」

仮面ライダーもショッカー怪人も正式には改造人間でした。
でも、一般には怪人とされ動植物の特徴を盛り込んだものでしたけど、話し進むうちに当初動植物の外見上の特徴は影薄くなっていったような気がします。
それでも、ストーリー上のテンポや怪人の特徴など、潜在的な面白さがあって最後まで見ていました。
その怪人の外見上の特徴を、時代劇に転化して強烈な感じにしたのが「変身忍者・嵐」にでてきた化身忍者でした。
秘術「人間変身の秘伝書」を元に生み出される怪忍者が化身忍者ということでしたけど、忍者の外見を保ちながら、実は一種の改造人間であることに時代劇ならではの忍術を持ち込んだのは、非常にコンセプトが良かったと思います。
その忍術が、外科的手法なのか呪術的手法なのかは明示ものの、そういうことが明かされていなかったからこその面白さがあったと思います。

時代劇、しかも忍者の忍法やその存在をテーマに仮面ライダーのようなものを作ろうとした展開は「変身忍者・嵐」を生んだと言うことになると思います。
この「変身忍者・嵐」の頃は変身ブームも落ち着こうとしていた頃でしたけれど、そこに出てくる血車党の化身忍者にはその昔、ショッカーの改造人間が出てきたばかりの頃を思い出させてくれてありがたかった気がします。
化身忍者第1号であった毒うつぼ、個の化身忍者には目を丸くした思いがあります。
忍者組織の棟梁的な存在であった毒うつぼは、顔面と腕以外は忍者のような井出達でしたね。
だから余計に顔面印象が強烈で、それでいてとんでもない超能力か忍術を持っていそうな雰囲気がありました。
それは怪力の持ち主であることはもちろん、身体に巻き付いていた巨大うつぼは毒うつぼの身体の一部でありそうなところ、脱着可能という優れもので、毒うつぼの意のままに動いていました。
そして毒うつぼの名の如く、口からは黄色い毒煙を吐くという能力は、まさしく怪人そのものでした。

これが忍者なのか、という感じもありましたけど、忍者が秘伝の忍法などを使って怪人化するとこうなってしまうのかという意味では斬新そのものでした。
化身忍者というイメージは、主人公・嵐に象徴されていましけど、血車党側の怪人ももう一つの主人公になっていたことで効果を上げていましたから、まさしく時代劇版仮面ライダーのようでもありましたね。
毒ウツボ⑥
毒ウツボ②

メディコムトイ 東映レトロソフビヒーローズ 毒うつぼ

新品価格
¥29,800から
(2017/8/19 23:26時点)



ソフビ魂 VOL.18 変身忍者 嵐

新品価格
¥3,280から
(2017/8/19 23:28時点)



特撮メタルボーイヒーローズ 変身忍者 嵐 未塗装組立キット

新品価格
¥6,418から
(2017/8/19 23:29時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

3
イツツバンバラ
「イツツバンバラ」

1973年か74年ごろ、超能力者とされたユリ・ゲラーの登場で超能力ブームがありました。
オイルショックと相まってこの頃の象徴的なブームでしたけど、折からの変身ブームが下降気味となっていた時期でもありましたから、一味加えた要素をどこかで求めていたのかもしれません。
その超能力ブームにのって、イナズマンの放映が開始されました。
この頃になると漫画はあまり読んでなかったので、イナズマンの予備知識みたいなものはなく、新人類と称される超能力者の象徴帝王バンパの作り出すミュータンロボに興味が湧いて、よくテレビを見ていたものでした。
ファントム軍団とされる帝王バンパの組織から創出されるミュータンロボは、帝王バンパが超能力者であったため、様々な超能力を与えたロボットだと思っていました。
真実は分りませんが、その第1号ミュータンロボ・イツツバンバラを見た時は、ロボット言うより歌人というイメージの方が強かったですね。

イナズマンに限らず、仮面ライダーもバロム1も、変身忍者嵐に出てきた怪人や化身忍者も、通常の人間では持ち得ないはずの能力を持っていたのですから、見方を変えればそういう者たちも超能力者みたいなものだったかもしれません。
しかし、超能力HEROとしてイナズマンは登場してきたのですから、ミュータンロボもそういう目で見るのが当然だし、同時期にブームとなっていた超能力をモチーフにしたようなものでしたから、これまでの怪人たちとは一線を画すように見ていましたね。

イツツバンバラはその超能力も去ることながら、デザインと造形という見た目でショックを受けましたね。
トーテムポールに5つのデスマスクといったデザインで、下から2番目のマスクの口から火柱を立てていました。
これをより強力にした強力火柱責めという能力も発揮していましたけど、今にして思うのは何故5つのデスマスクがったのかということです。
特撮技術的に無理があったのでしょうけど、5つのデスマスク全部に特殊能力を演じて欲しかったですね。
そして、地割れ崩し。
これこそが実はイツツバンバラの最たる超能力ではなかったのかと思うのは、地面に立ってるビルはそのままで地面だけが避けていくという不可思議な現象が起こっていたことにありました。
それでも唐辛子のような姿のイツツバンバラには、色合い的に火が似合っていましたね。
トーテムポールのような井出達では動きが取りずらかったのは分りますが、そのためにイツツバンバラの動きが本当にロボットのように見えたのは、ミュータンロボの先駆けであったことに起因すのでしょうかね。
とにかくユニークなロボットらしい怪人でした。
イツツバンバラ⑤
イツツバンバラ⑥

メタルボーイ バーサス 『イナズマン』 イツツバンバラ 未塗装組立キット

新品価格
¥4,050から
(2017/8/18 23:34時点)



海洋堂 スーパーヒーローソフビキットコレクション 約230mm PVC製 イナズマン 未塗装組立キット

新品価格
¥4,618から
(2017/8/18 23:35時点)



Rah DXイナズマン

新品価格
¥260,262から
(2017/8/18 23:36時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

3
メドウサ⑥
「メドウサ」

ギリシア神話怪人が仮面ライダーX当初のコンセプトとすると、神話上神のような存在が意識されるところ、ゴルゴーン三姉妹の三女・メドゥーサがモチーフであったメドウサは、神というより神話上の怪物がモチーフのようでもありました。
幼い頃にも文献等で振れていたギリシア・ローマ神話上の神々・怪物の中で、特に怪物として想いに残っていたのがこのメドゥーサでした。
人の生き血をすすり、髪の毛は蛇、青銅の腕に黄金の翼、そして敵を石に変えてしまう第三の眼の瞬き。
それらが全て取り込まれていたGOD改造人間メドウサ。

得も言われぬ雰囲気を出すのが第三の眼であり、仮面ライダーX放映の当時か、その後だったかに「三つ目が通る」という漫画もありました。
神々にも人間にも眼は2つしかありません。
眼力というのは現実の世界にもありますけれど。特撮の世界でもこの眼力を有した怪人は存在感が如実に出たものでした。
だから余計に、普段は伏せられている第三の眼はその瞼が開けられると2つの眼の眼力を超えたところにある超能力を発揮しそうで、存在感共に恐怖感を与えるものでもありました。

GOD改造人間メドウサは、生き血をエネルギーとし蛇の毛髪は、その一本一本がメドウサの分身であり、しかも飛行能力があるのは結構見事な翼の為でしたけど、なんだかモチーフそのものの出来栄えのようでもありました。
メドウサ登場のきっかけはαガスという人を狂い死にさせる毒ガスダッシュの為でありましたけれど、目を瞑ってるだけでも相手の恐怖感を与えていた第三の眼がある限り、そういうきっかけがなくても強力怪人だったかもしれません。
相手に与える影響というのは戦う上でかなり重要な要素であり、それをもっていたメドウサは仮面ライダーXと戦う前にやることがあったような気がしてました。
モチーフと同様、メドウサの第三の眼相手を石化させる特殊光線を放つものでしたが、これほど強力で効果満点の武器がありながら、それを使うことなく仮面ライダーXのXキックを喰らって、瀕死の状態になってしまいました。
Xキックを喰らって瀕死の状態になりながら、ここにきてようやく使った第三の眼を使ったものの、祖rを交わされてしまうのは当然の状況でした。
宝の持ち腐れだったかもしれません。
せっかくの能力も、使いどころを誤ると能力的に高いものがあったとしても敗れ去ってしまう格好の例だたかもしれません。
Xキックで瀕死の状態になりながらも最後の攻勢をかけ、エネルギー切れで潰えたのはメドウサの能力が高かった証拠だったかもしれません。
メドウサ③
メドウサ④

S.H.Figuarts 仮面ライダーX & クルーザーセット

新品価格
¥12,180から
(2017/8/17 22:41時点)



RAH リアルアクションヒーローズ 220 NO. 32 仮面ライダーX 1/8スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥35,158から
(2017/8/17 22:42時点)



マスカーワールド限定 S.I.C. 仮面ライダーX  原作ver.

新品価格
¥11,369から
(2017/8/17 22:43時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
サドラ③
「サドラ」

サソリがモチーフの怪獣がサドラでした。

ウルトラシーズに出てくる怪獣は、当初、日や煙を吐くという設定がない怪獣が多く、一つは初代ウルトラマンに登場した怪獣がバラエティに富んでいたこと、そしてウルトラセブンの主題歌で、♪ 火を吐く大怪獣 ♪と歌われたことで否が応でも怪獣は火を吐くというイメージが定着し、そこからさまざまな武器を持つ怪獣が創出されて行ったと思います。
それでも純粋に怪獣という設定ならば、持ってる武器・能力は一つという感じでしたね。
だから怪獣に能力を一つ持たせるにしても、何を持たせるか、どんな具合に見せるのかということが大きなポイントとしてあったわけで、そのため鮮烈なイメージがある武器を持っている怪獣は少なかったと思います。
ウルトラセブン以来、数年ぶりで帰ってきたウルトラマンが出てきた時、主人公であったウルトラマンを初代ウルトラマンをモチーフにしながらもどんなスーパーHEROにするのかにポイントが行き過ぎて、肝心の怪獣の設定が疎かになりそうなところもありました。
ただ、武器や能力という前にその存在感が独特であったため、帰ってきたウルトラマン当初の怪獣たちは、どれも記憶に残る怪獣たちでした。

サドラは、霧吹山という霧に覆われた山々の中に棲息していた知る人ぞ知るという感じの怪獣で、そのなかには怪獣デットンもいました。
霧が深いため、怖いもの見たさの登山家が霧吹山の登山に挑戦し、挑戦する度に濃くなる霧に視界を遮られ、磁石は役に立たなくなるため、サドラを視界に入れた恐怖感で崖から墜落し、或いはサドラの餌食になっていたようです。
人を捕食していたのかもしれず、時にはサドラの両手先についていた大きな鋏の餌食になっていたのかもしれません。
サソリのような身体は関節が無数にあるようで、霧に隠れた山々の影に潜むのには格好の能力だったかもしてません。
動くものに好戦的であったかもしれず、そのための鋏と牙、そして獰猛さがサドラの武器であり、身体から離れる武器を持つという設定はありませんでした。
そうした武器がないからこそ、少ない武器と霧の中に確かに潜む存在感がサドラの大きな特徴であり、ウルトラシリーズ当初に見られた怪獣の特徴がよくあらわされた怪獣でもありました。
確かなことではありませんが、サドラが潜んでいた霧吹山の霧はサドラの身体から出ていたのいたのかもしれず、霧吹山の登山に挑戦した者で帰ってくる者がいなかったのは、この霧がサドラの身体から噴射されていたのは毒性があったのかもしれません。
サドラのモチーフはサソリにあったのですから、そういうことがあっても不思議なことではありませんんね。

帰ってきたウルトラマンは初代ウルトラマンの再来であり、使う技も同じようなものが多かった中、八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)が使われたのは、このサドラに対してだけであったことも見逃せない大きな要素でした。
サドラ⑤
サドラ

CCP 佐竹雅昭 怪獣コレクション Vol.001 岩石怪獣サドラ (ノーマル) 赤茶

新品価格
¥9,800から
(2017/8/14 23:15時点)



RAH リアルアクションヒーローズ 帰ってきたウルトラマン Ver.2.0 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥202,317から
(2017/8/14 23:16時点)



大怪獣シリーズ 帰ってきたウルトラマン スタンディングポーズ (PVC製塗装済み完成品一部組立て式)

新品価格
¥29,800から
(2017/8/14 23:17時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

5
Xキック
Xキック①
「Xキック」

仮面ライダー初のメカニックライダーであった仮面ライダーX。
深海開発用改造人間=カイゾーグということでしたから、深海における水圧にも耐えられる強靭な身体は、それまでの仮面ライダーにはなかったものと思われます。
ロボットではなく、カイゾーグというアンドロイドでしたから、装甲的に優れながらそれをどう生かすのかというのが仮面ライダーXの大きなポイントだったと思います。
パワーがありながら柔軟性に欠けそうに思いがちなところ、ライドルという万能武器を携え、棒術に長けていたと頃を見ると、仮面ライダーXにはその柔軟性も多分にあったと思いますね。
その顕著なところが、ライドルスティックを使ったXキックでした。
思うにライドルスティックをその性能を生かして、十分に使い切ろうとした必殺技がXキックだったんじゃないかと思います。

仮面ライダーと言えば、必殺技はライダーキックでした。
念を込めてとにかく打ち込むライダーキックもあれば、バリエーションを多く含ませながら放つライダーキックもあり、どれも威力を上げよう、場面に応じた技にしようとしたものでした。
バリエーションを富むものとして昇華したのが仮面ライダーV3のキックでしたね。
仮面ライダーV3のキックはバリエーションに飛んでいたものの、基本のV3キックはその威力をどうにかしようという場面が見られませんでした。
一方、仮面ライダーXはまるで鉄棒を行う体操選手のように、空中で静止状態にあるライドルスティックを用いて回転を繰り返すことで身体に遠心力を持たせ、そのままキックを放つことで威力を発揮しようとしていたようでした。
多分、ライドルスティックの両持ち手には、電磁力が働き、大気中の電子と反発し合うことで空中静止状態を作っていたかと思いますが、この電磁力自体がライドルの最大の魅力を引き出していたと思います。
その電磁力はライドル自体にあったものと仮面ライダーXの身体に溜め込まれていたものと双方あって、Xキックを放とうとするとき、電磁力が倍化し、さらに最大限溜め込まれた遠心力と相まって威力を発揮していたものと考えられます。
Xキック②
Xキック③
Xキック④
Xキック⑤
Xキック⑥
仮面ライダーも仮面ライダーXまでくるとメカ的要素の技術的向上があって、仮面ライダー1号、2号、仮面ライダーV3では、コンバーターラングとエナージコンバーターとに分けられていた機能がすべてバックル内に小型化され組み込まれていたことからすると、仮面ライダーXが素直にらいらーキックを放とうとしても、それまでのライダーキックよりも威力がUPしていたと考えられ、そこにXキックでしたから尚更威力が上っていた者と思われます。
メカ的な技術が上がって制作されていた仮面ライダーが仮面ライダーXと言えど、Xキックを放とうとしていたのは仮面ライダーX自身なのですから、その想いが進化していた身体について行けたかどうかは、結構多くの戦いを経て時間が経ってからだと思いますね。
Xキック⑦
Xキック⑧
Xキック⑩
Xキック⑪

S.H.Figuarts 仮面ライダーX & クルーザーセット

新品価格
¥12,800から
(2017/8/13 22:16時点)



RAH リアルアクションヒーローズ DX 仮面ライダーX 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥17,700から
(2017/8/13 22:29時点)



マスカーワールド限定 S.I.C. 仮面ライダーX  原作ver.

新品価格
¥11,374から
(2017/8/13 22:30時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
八つ裂き光輪(初代マン)
「八つ裂き光輪」

当時は斬新な技だったんですよね。
今でこそ、切断技は多種多様に表現されていますけど、ウルトラセブンのアイ・スラッガーが強烈なインパクトがあったように、その前の初代ウルトラマンの時もやはり切断技が出るとは夢にも思わなかったこともあって、家内衝撃的でもありました。

それまでの初代ウルトラマンは、決め技のほとんどがスペシウム光線でスペシウム光線で怪獣や侵略宇宙人を倒すことが当然のようになっていました。
スペシウム光線以外の技で怪獣を倒すのは体技からのものもありましたけど、でもやっぱりスペシウム光線が初代ウルトラマンの代名詞みたいになっていましたから、それが当然のように思っていた部分がほとんどでした。
科のバルタン星人も初代の時はスペシウム光線で倒されましたけど、さすがに高度な知性を有する侵略宇宙人でしたから、2代目ともなると攻略法を考えてきていました。
それがスペルゲン反射鏡でのスペシウム光線跳ね返しでした。
これを見た時、どうやってスペシウム光線で2代目バルタン星人を倒すのだろうと思っていましたから、スペシウム光線の印象も相当なものだったんです。
そこに体制を崩して立て直そうとしていた初代ウルトラマンに、バルタン星人2代目が飛行しながら頭から突っ込んできて、そこで放たれたのが八つ裂き光輪でした。
2代目バルタン星人が真っ二つ、仕上げはスペシウム光線でしたけど、この時の印象は八つ裂き光輪にありました。

この八つ裂き光輪は、あくまで八つ裂き光輪と言うネーミングで、まだウルトラスラッシュとはされていませんでした。
後に帰ってきたウルトラマンやウルトラマンAがウルトラスラッシュを使ったシーンがありましたけど、それはこの時の八つ裂き光輪が基本であり、ネーミングを変えて使われたものですね。
ウルトララッシュの方がウルトラ戦士の使う技らしいともったのかもしれませんが、少なくとも帰ってきたウルトラマンがこの技を放った時は、あの八つ裂き光輪がまた見られたともいましたしね。
リアルタイムで見ていた者にとっては、八つ裂き光輪という呼び名の方がしっくりきます。
当時、この八つ裂き光輪を八つ裂き光線と間違って思ってしまった者がかなりいました。
それくらい、スペシウム光線の印象が強かったと言うことと、ウルトラマンは光線技でありそれ以外の技はまだ考えられないというものが強かったためだとも思います。
相手を切り裂く光の輪、それがスペシウムエネルギーの応用技、八つ裂き光輪だったんですよね。
八つ裂き光輪(初代マン・B)①
八つ裂き光輪(初代マン・B)③
八つ裂き光輪(初代マン・B)④
八つ裂き光輪(初代マン・B)⑤

RAH リアルアクションヒーローズ ウルトラマン Cタイプ 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

中古価格
¥20,800から
(2017/8/12 23:04時点)



怪獣ミュージアム ウルトラマン (Cタイプ) (ポリストーン製塗装済完成品)

新品価格
¥8,500から
(2017/8/12 23:06時点)



ウルトラマン 光の巨人コレクション ウルトラマン (Cタイプ)

新品価格
¥9,800から
(2017/8/12 23:08時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
イカファイア
「イカファイア」

ショッカーやゲルショッカーの首領が更なる組織デストロンを編成しようとしたとき、とにかく仮面ライダー1号、仮面ライダー2号をどうにかしなければ、、、という想いは、その対抗策と作戦を組み立てていたと思いますが、その中で仮面ライダー3号たる仮面ライダーV3が登場してくるとは夢にも思わなかったでしょうね。
ハサミジャガーとカメバズーカとの東京壊滅作戦を遂行させる中で、結果として仮面ライダー1号、仮面ライダー2号をどうにかできたものの、新たな敵になった仮面ライダーV3登場は予想外のことだったと思います。
とにかく仮面ライダーV3とは何者かということを知り、分析して対処するためにテレビバエを創出したのは、デストロン首領の意向でした。
でも、テレビバエを使って得た情報はデストロンでは分析不可能であったことから、独自にデストロン首領が解析してイカファイアを作り上げたと思います。
デストロン首領直下の改造人間、それがイカファイアだったということです。

仮面ライダーは1号であろうと2号であろうと、如何に仮面ライダーV3であろうと、弱点はタイフーンに会ったことは明白です。
風を受けるだけではなく、ある程度のエネルギーがあれば自らの意思でタイフーンは回すことができたはずです。
そうすることで戦闘中も常にエネルギーを補充しながら戦える能力というのは、持っていた能力を最高値で保たせながら戦っていられたということで、これが仮面ライダーとしては最高の超能力だったかもしれません。
そこをデストロン首領は突くべく、イカファイアを秘密裏に作り上げ、作戦を遂行していたと言うことになります。
砂地での戦いはイタズラにエネルギーを消耗し、エネルギーを補充すべきダブルタイフーンを封じ込めれば打倒・仮面ライダーV3を果たせると読んだデストロン首領は、だからこそ素力であった墨を吐く能力に粘着性を持たせたと言うことになります。
イカファイアによってダブルタイフーンを封じられた仮面ライダーV3はなす術なく一旦は敗れたことになりますが、ここまではデストロン首領の意図がきちんと働いたことで、イカファイアはそれまでにいなかった強力改造人間だったと言うことになりますね。
イカファイア③
ダブルタイフーンを封じ込めるための素を用いるためにイカを使った改造人間であったイカファイアは、火炎放射器との合成改造人間でした。
火炎放射器を主な武器としていたため、戦闘時の見た目ではかなりの強力さがイメージとしてありましたけど、実はイカの要素がメインであったことは、先に書いた通りです。
まさしくそれは対仮面ライダーV3用に作られた改造人間ですけど、距離を置いて戦おうとすると火炎放射器の威力の前には、かなりの劣勢を強いられた改造人間だったと思います。
その一方、火炎放射器の燃料タンクを背に背負った形をとっていましたから、接近戦に持ち込めば有利に働いたでしょう。
テレビバエと人質作戦を取って戦況を有利に進めながら、瞬時にライダー遠心キックを喰らって敗れ去ったのはイカファイア自身の意思として虚を突かれたということでしょう。
戦闘自体は、イカファイアのみで推し進めていった方が、もっと面白く有利に働いたかもしれませんね。
イカファイア⑥

RAH リアルアクションヒーローズ DX 仮面ライダーV3 (リニューアル版) 『仮面ライダー』1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み 可動フィギュア

新品価格
¥17,500から
(2017/8/11 23:06時点)



RAH リアルアクションヒーローズ DX 仮面ライダーV3 リニューアル版 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥25,000から
(2017/8/11 23:06時点)



Project BM! 仮面ライダー THE NEXT V3 (12インチアクションフィギュア) 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥100,612から
(2017/8/11 23:07時点)



    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ピット星人②
「ピット星人」

後に放映された仮面ライダーV3を見た時、これはトンボがモチーフの仮面ライダーと気付くまではちょっと時間がかかりました。
でも、モチーフがトンボと知るとなるほどなあ、、、と思いつつ、よくトンボを捕まえてはトンボの頭部を見て観察してたことを思い出していましたね。
そのトンボがモチーフだったウルトラセブンに登場したピット星人。
ピット星人の顔がトンボに酷似していて忘れられそうにありませんね。
トンボは異常なまでの口が発達していて、歯みたいなところに特徴があったため、どうも印象に獰猛さがあるんですけど、ピット星人はその獰猛さを演じつつ、狡猾なところが多くあったと思います。

擬人化能力というより変身能力があったようなピット星人。
円盤の中に怪獣エレキングの幼体を忍ばせて地球にやってきて、湖の中で培養するかのように育成していました。
湖の畔にあったピット星人の円盤は、多分ウルトラ警備隊に気づかれるように置いてあったのでしょう。
催眠ガスでウルトラ警備隊の隊員を眠らせて、救助させることを想定してウルトラ警備隊の基地に侵入。
要するにここには騙しの行為と意思が満ちていて、ピット星人の人間態の行動はすべてがそこにありました。
ピット星人の姿は2体見ることが出来ましたけど、そのうち1体はウルトラ警備隊にの基地に侵入し、基地機能を破壊する役目、もう1体は怪獣エレキングの幼体が成長し、武器として操るまでの援助と成長したらしたで壁として操る役目を負っていたようです。
その行動の全てがピット星人の想定通りで、性格はともかく、科学力はかなり進んでいたものを持っていたようです。
しかも、地球を侵略する目標が明確で、そのために邪魔となるものの観察眼と分析がかなり巧妙になされており、ウルトラセブンの人間態がどんな姿をしていて、どういう具合で変身していくのかが把握されていました。
本当にトンボの千里眼をもっていたような宇宙人でもありました。
ピット星人
ピット星人の円盤自体も、分厚い特殊合金製であり、様々な特殊能力があったと思われます。
演出されることはありませんでしたけど、これも地球侵略の大きな武器になっていたことでしょう。

ただピット星人は、美しさに魅せられて宝石を求める程度の軽い感覚で地球を欲しがっていた程度の感覚で地球侵略を企図していました。
そんなところから、ピット星人は雌だけの単一生物であるという設定がなされているみたいですし、その表れがピット星人の人間態は女性でした。
しかも双子の。
黄色い目と赤い目をしたピット星人は、本来の姿でも同じような姿をしていましたけど、狡猾さを考えても雌だけの単一生物というよりは、雌雄共同単一生物のような感じが強いですね。
こういう侵略宇宙人は、身体能力として攻撃的な要素は持たない傾向がありますけど、それを演じないでも余りある小悪魔的要素があって、実体を知るとこれ位憎らしい感じのする宇宙人もいなかったような印象がありました。

ピット星人は同じような姿をした2体。
だからその人間態も双子の2人。
ウルトラセブン放映の頃は、こういう役どころを演じられる双子の姉妹はなかなかいなかったのでしょうね。
まあ、自分で言うほど可愛くはなく、まさしくその反対でもありました。
ピット星人④

大怪獣シリーズ ウルトラセブン編 「変身怪人 ピット星人」

新品価格
¥22,800から
(2017/8/10 16:24時点)



RAH リアルアクションヒーローズ ウルトラセブン 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥16,380から
(2017/8/10 16:25時点)



TUBURAYA ULTIMATE COLLECTION ウルトラセブン 1/2スケールマスク

新品価格
¥40,341から
(2017/8/10 16:26時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
イノカブトン⑤
「イノカブトン」

目立ちはしなかったけど、ショッカー・ゲルショッカーのパワー系家蔵人間の第一人者だったような気がします。
パワーで成らす猪と昆虫の王様カブト虫の合成改造人間、それがイノカブトンでした。
ショッカーからゲルショッカーまでの一連の流れの中で、ことごとく仮面ライダー1号、2号に敗れ去り、従来の改造人間よりも一段上の幹部怪人まで敗れ去ったその中で、下手に小細工をしても仮面ライダーには太刀打ちできないと感じられたからこその新組織ゲルショッカーであったものの、胴体力に優れたガニコウモルですら勝てなかった相手に対し、優れたパワーで押してきた、それがイノカブトンだったと思います。
猪突猛進とは言いますが、イノカブトンのイノシシの部分は、多種にわたった武器を推進させるためのパワーだったように思います。

凶暴な死刑囚が改造素体であったのは、そこにもパワーを求めていたように思いますが、凶暴な人間というのは人並み外れたバカ力を発揮し、更に異常なまでの精神状態はイノカブトンの主武器であった猛毒の発狂ガスを使うにはこの上ない要素だったかもしれません。
このイノカブトンの鼻から噴射される発狂ガスは、それを浴びてしまった人間は正気で居られなくなり、自分以外の者をすべて排除しようとして殺めようとし、また相手を操る能力までありました。
この発狂ガスを開発したゲルショッカーの科学陣こそが、実は思考回路と知性を破壊された凶暴者であり、だからこそその発狂ガスの効力が理解されていたのかもしれません。
一言でパワー系改造人間の第一人者とは言え、こんな具合でパワーを使おうとしたゲルショッカーは、信じられない組織であり、そこには小細工に徹していかざるを得なかったショッカーとは趣を変えていた感があったような感じさえします。
イノカブトン⑥
イノカブトンの場合、このパワーを基にした武器は発狂ガスだけではありませんでした。
カブト虫の象徴であった大きな角で相手をえぐるイノカブトン角えぐりは、大角が先に立ちましたけど、これもイノシシの猪突猛進と評されたパワーによる攻撃方法でした。
しかも、その大角にえぐられた敵は出血が止まらなくなるという効用がありましたけど、その効用と大角に圧迫され突きさされるショックそのものが最大の効果だったのかもしれません。
全身を丸めて棘状の車輪体になって攻め込むイノカブトン棘車という攻撃法の前に、さしもの仮面ライダー1号も翻弄されていましたけど、その攻撃を受ける前に太ももをイノカブトン角えぐりで攻撃されていたことが最大の苦戦の要因でした。

このイノカブトンとの戦いには滝が全く出てこず、専ら仮面ライダー1号と立花のおやっさんだけでの立ち回りであったことや、イノカブトンが仮面ライダーの相棒であったサイクロンのことまで考えが及ばなかったことが隙を作り出しました。
でも、どの改造人間も作戦遂行と仮面ライダーを倒すことのみに注進しており、それだけ仮面ライダーの存在が強烈だったわけですから、これは致し方なかったかもしれません。
ただ、サイクロンの推進力とイノカブトン棘車の破壊力と推進力を比べてみても、サイクロンアタックでイノカブトンが倒されて行ったのは納得がいきませんでした。
イノカブトン①

S.H.Figuarts 仮面ライダー新1号&新サイクロン号 セット

新品価格
¥8,986から
(2017/8/7 21:42時点)



RAH リアルアクションヒーローズ DX 仮面ライダー新1号 Ver.2.5 & 新サイクロン号 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥66,974から
(2017/8/7 21:43時点)



RMW 仮面ライダー新1号 1/2マスク

新品価格
¥22,999から
(2017/8/7 21:43時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

5
マットアロー1号⑤
「マットアロー1号」

帰ってきたウルトラマンについては、メカニックも注目してました。
初代ウルトラマンの時の科学特捜隊はジェットビートルがありましたけど、見た目然程の大型戦闘機という気がしなかったものの、科学特捜隊のメンバー全員以上の搭乗が可能でした。
ウルトラセブンの時のウルトラ警備隊にはウルトラホーク1号があり、これは分離可能の大型機でありましたけど、見た目以上の大型戦闘機でした。
ウルトラシリーズでメカにも力を入れたのはウルトラ警備隊からでしたし、ビジュアルは大変に美しく、見た目で惚れ惚れしていました。
だから、帰ってきたウルトラマンでも期待してたのですけど、特にマットアロー1号には目が惹かれました。
帰ってきたウルトラマンのMATの各メカには、大型機という何人も登場可能のメカが採用されず、どれも小型から中型といった大きさで、特に車両であったマットビハイクルは小さな車両でした。
これも時代が反映していたのかもしれませんが、マットアロー1号は単座から複座のものがあって、それでも2,3人しか搭乗可能ではありませんでしたね。
マットアロー1号は、分離可能機ではありませんでしたから、ウルトラホークの後継というよりはジェットビートルの後継という感じが強く、それでいて、戦闘模様はウルトラホーク1号の時を連想させられました。
多分、物語は別に設定されていたのですけど、超攻撃的組織としては科学特捜隊、ウルトラ警備隊、そしてMATと連続していたのでしょうから、マットアロー1号のモデルとなったのはジェットビートルだと思われ、装甲的にはジェットビートルの強化番だったかもしれません。

全長:15m 全幅:14m 重量:15t 最高速度:マッハ5で、垂直離着陸(VTOL)機能を持っていました。
両翼にはミサイルとバルカン砲が設置されており、確か途中からロケット砲の装備も施されていました。
艦首からにはレーザー砲発射機能もありましたけど、機能的にはジェットビートルやウルトラホークと変わらないように見えましたけど、足回りがいいというか大空を駆りながら、谷合の小回りの利いた飛行能力にも長けていて、組織の主力戦闘機という見方を変えてくれていたようにも思いました。
マットアロー1号は隊長機があって、艦首に黄色いマークが施され、隊長専用機という設定はこのマットアロー1号が初めてでしたね。
大型機に乗り込んだ隊員のリーダーとして指揮を執るという形態より、戦闘機の乗り回しで先頭形態の士指揮を執るという面白い設定でしたね。
MATも隊長の存在感が強い組織でしたから、考えてみれば隊長専用機がそれまで設定されていなかったのも不思議な感じがしますけど、それもMATだけでしたから、やっぱり時代のなせる技だったかもしれません。

それにしてもマットアロー1号のフォルムは美しく、もっともっと番組的には見せ場があってもよかったような気がしてましたね。
マットアロー1号②
マットアロー1号⑥

EX合金円谷メカシリーズ マットアロー1号 スペースアロー

新品価格
¥86,000から
(2017/8/6 22:49時点)



WAVE 帰ってきたウルトラマン 1/72 マットアロー1号 隊長機

新品価格
¥5,500から
(2017/8/6 22:50時点)



帰ってきたウルトラマン Blu-ray BOX

新品価格
¥38,239から
(2017/8/6 22:51時点)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ