HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2018年01月

3
キュルキュルテン⑤
「キュルキュルテン」

仮面ライダーBlackRXの敵であったクライシス帝国は怪魔界を形成してましたけど、この世界って太陽を挟んで地球の反対側にある世界でしたね。
ということは地球とは別の惑星に巣食う異界ということになります。
太陽を挟んで地球の真裏の世界とは言え、地球とは異なる進化を遂げ、全く異なる世界であって同じような環境にあったとは言えないでしょう。
だから地球人類が考えて想定する要素で生物が存在するとは一概に言えず、異なる環境は異なり方からして地球人類の想定の外側にあったかもしれず、そこに息づいていた生物はその姿形からして異型のものだった可能性もあります。
太陽系の外側に広がる外宇宙に生物がいるとしても、ひょっとしたら人類が考えるような命を持った生物は少ないのかもしれず、それはまさしく生物でありながら命の概念が違うエイリアンかもしれません。
それが人類の知らない太陽系に存在してもちっともおかしいことではなく、それが太陽の裏側にあってもそれは人類の知るところではありませんから、エイリアンがいるのかもしれません。

初の怪魔異生獣となったキュルキュルテンを見てると、それままさしくエイリアンだなと思いました。
姿形だけでも充分エイリアンのようですが、寒冷地には生まれず、体温が高く口から白い泡を他の生物に吹きかけて卵を産み付けて繁殖する能力を持つところからすると、性質そのものがエイリアンでした。
地球上に降り注いだキュルキュルテンの卵は、ある程度高温でなければ孵化しないところから3体しか出てきませんでしたけれど、口からボールを生み出してしまうなど歪んだ超能力を発揮したことを思うと、そおの活動の拠点としては十分でした。
このキュルキュルテンの活動は、クライシス帝国に息づく生命体を大量に生み出すことを狙ったものでしたけど、二酸化炭素不足であった地球環境は、キュルキュルテンが狙いを果たすには気温が低いことが最後まで影響してたように思います。

怪魔異生獣のトップであったゲドリアンは、ゲドリアンがエイリアンのような感じでしたけど、クライシ住人の中では身分が低いとされていましたから、労働力の確保というよりジャーク将軍の狙いは別にあったのかもしれません。
キュルキュルテン③
キュルキュルテン④

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3
モグルドン
「モグルドン」

何ともユニークな怪獣でしたね。
お腹の奇妙な模様は何だろうと思っていたら、その模様を使うかのようなモグルドンの両腕の動きは、思わず奇妙な模様と腕の動きに目が行ってしまう敵に催眠幻覚作用を引き起こさせるものだったようです。
ウルトラマンコスモスでさえ、その模様と奇妙な動きに幻惑されかけ、思わず頭を抱え込みそうになったときに、モグルドンの信じられない位長い尻尾の攻撃を受け、これがモグルドンの持ってる怪獣としての能力だったみたいです。

地下鉄拡張工事だったか何かで、岩盤を崩すために振動派を与えたところ、地中で冬眠状態にあったモグルドンに影響を与え、驚いたモグルドンが地上に現れてしまったという物語の始まりでした。
モグルドンの姿がモグラとイルカ、もしくはクジラのような感じだったんですけど、モグラと言ってもハナモグラのような感じで、思わず仮面ライダーアマゾンに出てきたモグラ獣人を思い出しました。
基本的に怪獣でしたから、そうでもないんでしょうけど、モグラ、しかもハナモグラでありいるかのような要素もあったとすると、モグルドンが眠っていた地中は以前海に近く、地中と言ってもそう深くないところだったと思われます。
地下鉄拡張工事における掘削作業の一つとしての振動派ならば、そう深くまで影響してなかったでしょうから、血か深いところで眠っていたという訳でもないようです。
モグルドンのお腹の模様と奇妙な動き、それが催眠作用を引き起こしてしまうところを見ると、太古の昔かそう遠い時間を遡るものではないかもしれませんが、人間の信仰上の対象になっていた存在だったんではないのかなと思います。

だからモグルドンと人間の距離感は、従来の怪獣よりも近かったもので、軽微なことが思ったよりも簡単に影響を及ぼしてしまったために、驚いて暴れてしまったというところでしょう。
驚いたために暴れたと言うことですから、フルムーンレクトで沈静化を図ったのはまさしく的を得ていたということになるでしょう。
モグルドン②
モグルドン④

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3
大ワシ怪人
「オオワシ怪人」

改造人間が怪人となっても、仮面ライダーにとっては空を飛ぶこと自体は叶わぬ夢であったようです。
仮面ライダー1号、2号は、自らに飛行能力がなかったため飛行能力を有する改造人間に苦戦を強いられたことを自戒でもするかのように、仮面ライダーV3には26の秘密の一つとしてグライディングマフラーという能力を与えました。
けれど、その能力は自覚されることがなかったのか、使われることなく、ツバサ大僧正率いるツバサ軍団という飛行能力を有した改造人間には敗れることもありました。
その仮面ライダーV3から仮面ライダーBlackまで、飛行能力があったのはスカイライダーだけでしたが、これは例外中の例外ということだったかもしれません。

仮面ライダーごとでそのジャンプ力は異なりますが、そのジャンプ力は足回りの良さも伴っていましたし、機敏性に長けていましたから、もう一つの何かがあれば飛行能力を有する改造人間には対抗出来たものと思います。
それがバイクでした。
仮面ライダーの愛車であるバイクはスーパーバイクでしたから、その性能をどこまで出せるのか我ポイントだったのかもしれません。

仮面ライダーBlackの愛車はバトルホッパーでした。
仮面ライダー1号・2号と同様、仮面ライダーBlackもバッタをモチーフとした改造人間でした。
しかも、その愛車バトルホッパーはバッタの生まれ変わりのようでもありました。
仮面ライダーBlackもやはり飛行能力を有した怪人は得意ではなかったらしく、オオワシ怪人にはやはり苦戦を強いられましたね。
その曲面打開をなしたのはバトルホッパーであり、このバトルホッパーを上手く使ったことでオオワシ怪人の背後を取れたことが大きく影響しました。
オオワシ怪人は、大鷲らしくその鋭い爪と嘴で敵を攻め立てましたが、そういう攻撃に持ち込むまでに目から幻覚光線を発射できたからということになりますね。

鷲はその戦闘能力を生かすように大きく羽ばたく能力がありますが、狙った獲物は逃さない眼力があります。
それはまるで大空の帝王のようですが、この辺りを上手く表現したのがオオワシ怪人のような気がしましたね。
オオワシ怪人登場の話は、飛行能力を持った敵に苦戦をさせられたそれまでの仮面ライダーと、物語はともかくオオワシ怪人のデザインと描写が良かったことに気を取られていました。
大ワシ怪人②
大ワシ怪人⑤

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3
ボグラグ①
「ボグラグ」

海水と同じ成分塩化カリウムで身体が構成されていた怪獣が、ボグラグでしたね。
身体のほとんどが海水の如き液体だったものですから、体温が非常に低く、熱反応がほとんどなかったためにレーダーで探知できず、またエイ期待で構成されているその身体にはミサイルが通用しませんでした。

ウルトラマンアグルがブレードで切り裂いても、ウルトラマンガイアによるキック攻撃で頭部を吹っ飛ばされても意にも留めず、再生してしまうその能力は、単に怪獣を倒すと言うことだけでは効果が上がりませんでしたね。
こうしてみるとボグラグは怪獣だったのか、はたまた根源的破滅招来体のもたらした災いだったのか分かりません。
しかし、ボグラグの身体全体を見てるとクジラが思い起こされ、根源的破滅招来体に目をつけられた地球には異常気象によってさまざまな異常現象が巻き起こされる予兆のようなものだったのかもしれません。
ウルトラマンガイアやウルトラマンアグルの出現は、根源的破滅招来体が迫ってるこに対しての地球という惑星の意地の現れだったのかもしれませんが、それと同様に正反対の減少も起こっていたようです。

まるで海水のようなボグラグの身体を思うと、身体としての核が分からない身体を持つ怪獣などいるんだろうかという気にもさせられます。
怪獣とは不可解な生き物ですから、こうしたボグラグのような掴むに掴みきれないような感じのものも怪獣の一つの現れだったのかもしれませんし、こうした海獣ならぬ怪獣が出てきてしまうのも地球上の環境が人知れずとんでもない変化が起こっていたことの表れと考えるべきでしょう。

そんな正体不明のボグラグでしたけど、外見上は正統派怪獣の登場のように思えました。
海水と同じ成分の液体で出来てる身体のボグラグでしたから、切り裂いても部分的に打撃を加えても、すぐ再生してしまいましたが、元は海水という液体だけにとんでもない熱を持った攻撃には蒸発してしまうしかないと思ったところ、リキデイターを受けたことによって霧状に蒸発してしまったのは海獣らしい結末でした。
ボグラグ④

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3
カメレオロイド
「カメレオロイド」

仮面ライダーZXは雑誌紙上だけの仮面ライダーということで始まったものの、TV番組用の特番が一つだけありました。
この特番一つで、仮面ライダーZXの全てとかバダンという組織を全て描くことは叶わず、デザインや雑誌だけのバダン改造人間は何体かいましたね。
以前と取りあげたクモロイドもそんな一つでしたけど、カメレオロイドも同様でした。

バダン強化兵士といっても、通常の暗黒組織における改造人間の強化版のようで、人間を素体としてそこに取り組んだ動植物の特徴を特に一見敵にも能力的にも秀でたものに仕立て上げたものだと思います。
バダンはショッカーに始まった暗黒組織の究極の先のような組織ですから、科学的にも相当進んだものと思いますが、そこで作り出した怪人というべき改造人間はメカで固めてしまいとロボットになってしまい、究極の現場においての判断意思が働かなくなりますから、やっぱり大首領の意思の下、世の中を席巻しようとしたら人間を素体としてメカを働かせようとしたサイボーグ=改造人間の方が、応用がきいて洗脳したこと以上の知恵が出たと思います。
まあ、見た目、そういうことがあったとしたら、もっと仮面ライダーを苦戦させたのでしょうけどね。

サイボーグでありながらバダンまで暗黒組織が進んでしまうと、メカ的要素が前面に出てきてしまう強力なイメージがあります。
そのイメージが強かったのがクモロイドでしたが、逆にイメージとして改造するにあたって持ち込まれた動物的要素が強く、それでいて強力なものがあったのがカメレオロイドでした。
動物的要素の強かったバダン改造人間は結構珍しいことだったと思うんですけど、カメレオン型の改造人間をショッカーから見てきてしまった影響があるのかもしれません。
カメレオン男、ヒルカメレオン、、、というショッカー等に所属した改造人間は、生物的であり、それでいて怪人足りえたのは、その能力が動物的でありながらもとにかく人間離れして、想定以上の興味が湧くものだったからかもしれません。
何故かそうしたことがカメレオロイドにオーバーラップしてしまったのは、ネオショッカー改造人間ガメレオロイドの影響もどこかにあったためかもしれません。
周囲の風景に同化してしまい、人知れず長く伸びる舌が強力な打撃用の武器として打ち込んでくるところにカメレオン型の改造人間の特徴があると思います。
そんなカメレオン型の改造人間の行きついた先が、カメレオロイドじゃなかったのかと勝手に想像してたわけです。

でも、雑誌等においては長い槍を構えようとしていたカメレオロイドの腕は万力型であり、強力そうであってそれは実はカメレオンの隠された能力と思うのも一興ですが、どこかユニークで、特に仮面ライダーXXの特番に出してしまうと他のバダン改造人間の中でも浮き上がってしまいそうな感じがありました。
カメレオロイド①

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3
ダイゲルン⑤
「ダイゲルン」

肉食怪獣であったとは言え、地底深く眠っていた怪獣ダイゲルン。
地底の開発というか進出は、深海とか大空と並んで地球上の空間に関しては人類にとって永遠の夢なのかもしれません。
音波等振動波の影響によって、その先を知ろうというのは深海においても同じです。
ただ、深海に生息する生物は活動していることが多く、地底深く生息してる者がいるとすれば、それは眠っていることの方が多いのかもしれません。
でも、眠っているとしてもそれは生物ですから、何らかの棲息をするための活動をするわけですが、そのためには近くを構成する土壌になんとか空間を作るための動きを取らなければなりません。
地底を構成するのは、そのほとんどが多岐にわたる岩石で、それは脆いものから頑丈なものまでいろいろあるでしょう。
しかし、その岩石がどうのということ以前にどんなものであっても掘削作業をすることが移動するための最善の策であり、岩石の種類はその移動の方向性を決めていくための要素ということになります。
掘削には足で踏ん張り両腕で少しずつと言うこともありますが、ダイゲルンの姿を見る限り、大きな身体に比して意外尾と両腕が小さく、その代わりではないでしょうけど、頭部、特に顎が発達していました。
大きな顎は大きな口が演出され、ということはダイゲルンは様々な岩石を丈夫な顎が支える口で掘削するというまるで岩石を食べるような動きで地底を移動していたものと考えられます。

こうした岩石は当然の如く人工物ではない自然岩石ですから、人が考える以上に相当な頑丈さがあったはずで、それさえも口で掘削してしまうとなると、顎の異常発達があって、それは口の中に見えたダイゲルンの歯が丈夫で鋭いものとなっていました。

ダイゲルンは肉食獣でしたけど、地底に眠る岩石から生物に至るまでなんでも食べてしまったようですから消化器官も異常な発達をし、地底深く眠っていただけにマグマの影響を受けて火を吐くところまでダイゲルンの体内器官は変形しながら発達していったものと思います。
ウルトラマンダイナのストレートパンチも、その口で加えて逆襲に出るなど、怪獣としても信じられない位のパワーを感じましたね。

地底怪獣はマグマの影響を少なからず受けて物凄いパワーを身に着けますが、同時に岩石を掘削することでより以上の頑丈さを手に入れるものと思います。
ダイゲルンは装甲的にも頑丈であり、また野性味タップリではありましたが、ウルトラマンダイナ初期登場の怪獣であったためか、もう一つ物語的にはストロングポイントがなかったのが残念と言えば残念でした。

ダイゲルン
ダイゲルン③

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5
ウルトラマンネクサスは、昭和のウルトラマンの匂いを継承しつつ、全く新しい見栄えのするウルトラマンだったと思います。
深く追求しようとすれば一層深くなるほど、ウルトラマンネクサスの織りなした世界は深く広いのでしょうけど、キリが無くなるような気もしますね。
このウルトラマンは、画像や物語の設定、展開上、幼少の者を対象とせず、ある意味趣味の広がる世界をマニアックに作っていったところに面白さがあったように思います。
ウルトラマンネクサスは元はウルトラマン・ザ・ネクストから始まって、アンファンス形態を土台とし、ジュネッス、ジュネッスブルーと適合者によってその形態を変えていき、最終的には伝説上のウルトラマンノアまで昇華していったのですから、どの形態がどうのとかどの必殺技がどうのということは、ウルトラマンノアを除いて言えないのかもしれません。
しかし、ウルトラマンネクサスのどの形態での技も斬新的で見映えがし、至極強烈だったような印象を受けました。
昭和のウルトラマンを継承してたというのは、決め技のポーズが初代ウルトラマンやウルトラセブンのものと酷似していたことと、胸のエナジーコアに初代ウルトラマンのカラータイマーに相当するコアゲージが現れるところでした。
設定上、昭和のウルトラの世界の中心であった光の国を中心としながら、そこから果てのない裏宇宙まで進出し、伝説的存在のようになった物語の展開の終着点のようなところがウルトラマンネクサスの物語には散見され、ともすると昭和のウルトラの世界を盛大にひねった感じもするのですけど、元をただせば光の国に超人が現れた現象を基にしていたと思います。
だから、余計に面白かったというところですが、もうここまで来るとマニア向けですよね。
クロスレイシュトロームやオーバーレイシュトロームと言った決め技は初代ウルトラマンやウルトラセブンを継承してたようにも見えますけど、どこかそうしたところから昇華したことでウルトラマンネクサスの持っていたエネルギーの純度が思い切り高かったのではないかと感じました。
敵は悪魔そのものであり、その悪魔が闇を利用し、歪んだ人心をも利用したことで出現させたスペースビーストは、それだけ強力であったということで、対抗するには純度の高いエネルギーでなければならなかったというところでしょうか。
コアインパルス
コアインパルス①
コアインパルス②
コアインパルス③
コアインパルス④
コアインパルス⑤
昭和のウルトラマンではウルトラマンAにタイマーショットという決め技がありました。
カラータイマーから放たれる光線技ということは、それだけエネルギーを生み出す心臓に近い器官から発射されていたと言うことで、ひょっとしたらウルトラマンAの持っていた決め技の中では最も効果があった光線技だったのかもしれません。
そのカラータイマーに相当するコアケージを取り囲むエナジーコアから放たれていたウルトラマンネクサスの決め技がコアインパルスでした。
タイマーショット同様、ウルトラマンネクサスの心臓に直結していたと思われるエナジーコアから放たれていたわけですから、純度は思った以上に高かったと思います。
エナジーコア全体でコアインパルスは放たれていたのですが、このエナジーコアの中にコアゲージがあり、それがコアインパルスの核のようになっていたところから見ると、もの凄いエネルギー量でしかも純度が高かったと言えそうです。
このコアインパルスは2度しか使用されていません。
そういうところからして、ウルトラマンネクサスの全エネルギーのほとんどを消費してしまいそうな技でしたから、打ち損ないとか効果が上がらなかったということは許されず、その使用には慎重さが必要だったのかもしれません。

実に印象度の高い光線技でした。

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4
ロープアーム
「ロープアーム」

大幹部ヨロイ元帥の暴挙、これはデストロン首領の意が伴ったものでしたけど、これにより逆さ刷りにされた結城丈二の右腕が硫酸のプールに入ってしまったことにより、右腕だけが改造されたライダーマンの誕生を呼び起こす結果となりました。
結城丈二率いるデストロン科学陣はアタッチメントの開発に成功しており、これを取り付けたわけですが、設定としてこのアタッチメントを装着すると言うことは身体全体のパワーバランスを取る為にも右腕以外の部分の改造を前提としてたものだったのかもしれません。
アタッチメントの開発、これは義手の強化版だったと思うんですけど、その多様化を図ろうとする証拠がアタッチメントの多様化が図られていたところに現れていました。
基本開発には成功していたものの、それは武器として使うことのみならず救助用としても考えられており、まだその性能の強化を図る余地は多分にあったと考えられます。

攻防両用のアタッチメントは、ロープアームが代表的でした。
ロープアームは先端が棘のついた鉄球になったスイングアーム、先端が鎌になっているカマアーム、ネット状に編まれたロープを発射し、相手の動きを止めたり、落下した人を救出する際に用いられたネットアームと多岐にわたりましたけど、基本的には鉤状の爪がついた特殊ロープを噴射し敵を絡め取ったり、離れた場所にロープを噴射することで先端の爪を引っかけることで自らがそのロープの伸縮で移動したり、上昇したりできたものが基本した。
ロープが収納されていると思われる瓢箪のようなところから外的に出ていた鉤爪の部分が太く、意外と丈夫なものだったためか、この姿で行っていた戦闘スタイルがラーダーマンの基本スタイルの様でした。
ロープアーム①
ライダーマンのアタッチメントは、義手であり脱着可能であったことから、基本的には身体に装着されているもので、それを強力な武器に置き換えようとしたものでしょうけど、これを通常のデストロン改造人間に装着させることが前提であり、アタッチメントの開発だけを推し進めていた結城丈二にはそれが分からなかったのかもしれません。
まさか自らが装着する運命にあったとは思いもよらなかったと見てますが、そうであればもっと強力で有効な武器になっていた可能性は高いですね。
身体に装着されている、或いは身体から離して使用しようとした武器で仮面ライダーが利用したものとしては、ライダーマンのアタッチメントはその先駆けではあったんでしょうけど、ライダーマンがある意味未完成の仮面ライダーであったように、アタッチメントも未完成品だったと思います。
未完成だからこそ、その汎用性が多岐にわたったロープアームにアタッチメントとしての第一の意味があったわけで、味わいを感じますね。
ロープアーム③

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4
ブレージングウェーブ⑦
ブレージングウェーブ⑥
「ブレージングウェーブ 」

ウルトラマンコスモスは慈愛の戦士です。
興奮し暴れる怪獣を慈悲の気を持って懐柔し、大人しくさせるところに慈悲の気を感じるのですが、ウルトラマンコスモスはこれが基本でした。
ペンは剣よりも強しと言いますが、それも辺を持った人の気持ちに左右され、一概にそれとは言い切れません。
歪んだ気持ちは良いものではなく、その慣れの果てが戦争です。
しかし、強くあるべきペンでも救えない者は確かにあります。
巨悪というものがそうで、人間のみならず、慈愛の戦士であったウルトラマンコスモスでも救えない境地がありました。
絶対的な正義があるように絶対的な悪というのもあるようで、それをどうにかするには慈愛の心だけでは解決しないのかもしれません。
絶対的な悪などというものは考えたくないですけど、理解できない、いやその上を行ってしまう様な悪と思えばいいんでしょうか。
慈愛の心は失うことはありませんでしたけど、ウルトラマンコスモスは時に敢えて心を鬼にすることも弁えていたようです。
その姿がコロナモードだったんじゃないかと思いますね。

ウルトラマンコスモスは地球はもちろん、光の国の出身ではありません。
出身そのものは分かりませんけど、少なくともM78星雲の光の国のように他の悪意に満ちた者たちに常に狙われるような地域の出身ではなかったみたいですね。
それでも程度の差こそあれ、光の国の住人が超人に変わっていく要素の影響を受けていたからこその姿であり、やっぱりウルトラマンなんですよね。
慈愛心の程度の差で光の国のウルトラマン、光の国ではないところのウルトラマンコスモスという具合になるんじゃないのかなと思います。
そのウルトラマンコスモスが慈愛の心を留め置きながら、慈愛の心以上に敵を攻略するような攻める気を高めることでエネルギー主体となったのがネイバスター光線、エネルギーではなく極限まで攻める気を高めていって昇華させたのがブレージングウェーブ じゃないかと思います。
ウルトラマンコスモス・コロナモードの最強の技はネイバスター光線とされているようですが、光線の質によって評価が分かれるところなんじゃないかと思います。

ブレージングウェーブ は気を高めて昇華させポーズをとって構えていくところで発火し、敵を圧倒して消滅させるものですから、純粋な光線技というより圧殺波動と見た方が良いんでしょう。
気の集中は、エネルギー光球が出来て大きくなっていくところで高まり、強力波動を生み出す様子がよくわかります。
これも根本的には慈愛の心がなければ生み出されないものかもしれず、伸びしろの大きさというか無限の可能性のようなものを感じてしまうところがブレージングウェーブ の魅力だったのかもしれません。
ブレージングウェーブ
ブレージングウェーブ②
ブレージングウェーブ③
ブレージングウェーブ⑤

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5
逆ダブルタイフーン
「逆ダブルタイフーン」

仮面ライダー1号も仮面ライダー2号もベルトのタイフーンが活動エネルギーを絶え間なく吸収する器官であり、またこのタイフーンの動きを阻止されてしまうことが弱点ともなっていました。
仮面ライダーV3は、このダブルライダーの真っ当な継承者でしたから、このタイフーンを2つ組み合わせたダブルタイフーンは、エネルギー吸収装置であると共に、タイフーンの一つでも動きを止められてしまうとパワーは大きく減退し、二つとも止められると動けなくなってしまう大きな弱点となっていました。
それは対イカファイヤー戦で知るところとなりましたが、単に止めると言うことだけでなく止め続けることが仮面ライダーV3阻止法になっていましたね。
このダブルタイフーンは、仮面ライダーV3の26の秘密の一つに数えられていましたが、先に帰したように仮面ライダーV3の活動エネルギーの源であって、また大きな弱手にもなり得る両刃の剣のようでした。
ダブルタイフーンのうち、右側の風車は仮面ライダー1号の技を、左側は仮面ライダー2号の力を示しているとされていました。
仮面ライダーとは言え、メカを内蔵した改造人間ですから、そうした身体に設置されていた器官だけを考えればそうした言い方もあったと思います。
しかし、その源はあくまで人間でしたから、そこには人間としての可能性を秘め、ここが改造人間であるのに進化できた大きな要素があったと思います。

ダブルライダーという呼称は単に仮面ライダーが二人そろえば、、、というものではありません。
仮面ライダーごとで特徴が大きく異なっているため、仮面ライダーが二人そろってもパワーそのものがうまく融合するケースは稀だったと思います。
仮面ライダー1号の人間体・本郷猛と仮面ライダー2号の人間体・一文字隼人は、仮面ライダーに改造される前から旧知の中であったと言うことは、一方がオートレーサーであり他方がカメラマンであったことに起因していたのかもしれません。
仮面ライダーに改造されてしまった後も、仮面ライダー1号から仮面ライダー2号への変遷は、ショッカーの科学陣の人体改造手術法がそれほど時が経っていなかったため進んでおらず、そのため同じようなスペックを持たさざるを得なかったことにつながっていきます。
しかも仮面ライダー1号も仮面ライダー2号も同じ秘密結社ショッカーによって生み出されてしまったと同時に、ショッカーという一つの組織は仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の共通の敵になっていました。
ダブルライダーが遠く離れていても意思が通じ合える基本設定があり、お互いがお互いの意思と行動を把握できてショッカー、ゲルショッカーと長い時の中戦い続けていたことは、表現する言葉が見つからない位の性能が発揮され、その一つの象徴がライダーダブルキックであり、これは最早相性の良さを引き出したものと言わざるを得ません。
この相性の良さは旧知の間柄だったことが大きく影響してると思いますけど、これはダブルライダーは仮面ライダー二人分の力と性能というのではなく、それ以上のものがあったということは仮面ライダーとしての進化を伴ったものでした。
逆ダブルタイフーン⑤
こうしたダブルライダーのタイフーンを2つとも身に着けていた仮面ライダーV3は想定以上の性能が発揮される可能性があったわけで、歴代の仮面ライダーを見てみても上位にランクされるべき仮面ライダーでした。
ダブルタイフーンは先に両刃の剣と書きましたけど、このダブルタイフーンを大きく武器化したような大技が逆ダブルタイフーンでした。

風力エネルギーを吸収する時と逆にダブルタイフーンを回転させることで仮面ライダーV3の全エネルギーを放出させる逆ダブルタイフーンは、レッドランプパワー、レッドボーンパワーと並んで仮面ライダーV3のパワーを生み出す大きな3本柱の一つの逆バージョンでしたから、相当な威力があったはずで、軽く竜巻を引き起こしてしまうほどのものだったと思われます。
仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が腕をクロスさせることで全エネルギーを全開し、そのパワーは磁力を帯びて敵を引き付けると同時にダブルライダーはその膨大なエネルギーを利用して飛行能力を得ていたことが、対カメバズーカ戦で披露されていました。
これはライダーダブルパワーと称しても良い位に無限の可能性がありそうな大技でしたけど、仮面ライダーV3の全エネルギーを放出した逆ダブルタイフーンはそのライダーダブルパワーに引けを取らない位の大技だったと思います。

使用時の衝撃が強過ぎて3時間は変身不能になってしまうという、これまた弱点がありましたけど、これがあったために使用頻度も少なかったのでしょうね。
逆ダブルタイフーン①
逆ダブルタイフーン②
逆ダブルタイフーン③
逆ダブルタイフーン④

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