HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2019年04月

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

大幹部・十面鬼ゴルゴス~仮面ライダーアマゾン5

十面鬼ゴルゴス⑦
「十面鬼ゴルゴス」

歴代の組織の中には何人もの大幹部という指揮者がいました。
大幹部は大首領からの信頼が厚く、またその意向を受けて様々な作戦を立案、その作戦に見合う改造人間を作り出し作戦遂行を図ってきました。
歴代の組織も仮面ライダーXと戦ったGODの頃からさらに霧深くなって首領の姿が余計に見えづらくなってきたと思います。
それでもGODの時はアポロガイストの存在があって、まだ首領のような存在が見え隠れしていましたが、仮面ライダーアマゾンになると秘密結社のゲドンが古代インカ文明の末裔が作ってしまった秘密結社というのはわかりましたけど、組織としてどうなんだ?というものがありました。
古代インカ文明の凄さというものはよくわかりませんが、その文明の医療技術がメカを使わず生体手術だけで仮面ライダーアマゾンを作り出してしまったところにその凄さの一端があったように思います。
仮面ライダーアマゾンは古代インカ文明の末裔である長老バゴーによって生み出されたものですが、この医療技術というのはひょっとして現代科学を上回っているんじゃないかというくらい、今の医療技術とは次元の違うものだったようにも思えます。
まだまだ分からないことが多いインカ文明ですが、こうした技術を持っていたのはバゴーだけだったのか、はたまた他にもいたのかはわかりません。
でも、これだけの技術は伝承して価値がわかるというものでもありますから、バゴーは当然のように自分を支えて、かつ高度な医療技術うを伝承していくいわば助手がいたころでしょう。
その一人がゴルゴス。
これだけの医療技術を持てば、目がくらむのもまた人間の運命なのかもしれません。
強盗とかチンケなものではなく、この高度な科学力をもって世の中を我が物にしようとしたことが自分の肉体を、特に下半身を改造し、配下の極悪人の脳だけを取り出し、謎のエネルギーに満ちた巨大隕石から作り上げた「人面岩」に埋め込むことで一体化しました。
それが十面鬼だったようです。

ゲドンという組織の背景には、十面鬼とは別の意思が働いていたようですが、ゲドン自体は儒面鬼が作り上げたものですから、十面鬼は従来の大幹部というのではなく首領そのものであったということができます。
外見も持っていた数々の超能力も怪奇そのもので、インパクトが強いものがありましたから、従来の大幹部と同等に扱うのもおかしい気もしました。
十面鬼ゴルゴス②
ゴルゴスという鬼のような存在を含め、このほかに9つの極悪人という鬼が一体化したのですから十面鬼ということですけど、あくまで中心・柱はゴルゴスだったわけですから、十面鬼ゴルゴスとなるわけです。
脳だけでも10もあったその人面岩には謎のエネルギーがあったのでしょうけど、10の脳を生きた状態にするには血の供給が必要だったわけで、定期的に「血の供物」と呼ばれる生き血の生贄を求めたことは必然だったわけです。

バゴーの意を誤って伝承した結果がこの十面鬼ゴルゴスの登場だったわけですが、仮面ライダーアマゾンに疑義の腕輪があったように、十面鬼ゴルゴスにはガガの腕輪がありました。
バゴーは古代インカの超科学を集めて神秘な力が発動するアイテムを作り上げ、それが単なる人間の知恵では解明されないようにするためと悪用されることを防ぐため、そのアイテムは一対で2つのものに分けていました。
いわば欲望に負けたゴルゴスが古代インカ文明の科学者を全滅させた上にバゴーの命を奪う上でガガの腕輪を奪取し、それに気づいたバゴーがギギの腕輪を仮面ライダーアマゾンに植え付けていました。
ガガの腕輪とギギの腕輪が一体化しないと本来のインカ文明による神秘パワーが発動されないことを知ったゴルゴスがギギの腕輪を奪取しようとして、十面鬼として仮面ライダーアマゾンの存在を打ち消そうとしたことで抗争が起こっていきました。
当初、十面鬼ゴルゴスがガガの腕輪を持っていたということは、バゴーの助手としてバゴーの信頼を得ていたと思っていましたが、それは全く違うようです。
十面鬼ゴルゴス⑧
こうしたインカ文明の一つの象徴のように忍術も使え、30万度の火炎を吐き、液体爆弾・溶解液も使うどころかミサイルまで打ってしまう。
しかもこの巨体で空中浮遊・飛行能力まで有していたとなると、従来の秘密結社の大幹部とその首領の間に位置していたような存在だったと思います。

仮面ライダーアマゾンは4つ目の仮面ライダーシリーズであり6番目の仮面ライダーですが、物語は身近くゲドンの獣人も細かく分けても14体ほどしかいませんでした。
でも十面鬼ゴルゴス自体は、とんでもなくインパクトと存在感のあった改造人間の集合体であったことは間違いないようです。
十面鬼ゴルゴス⑨



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クライシス怪人第14号~デスガロン4

デスガロン③
「怪魔ロボットデスガロン」

仮面ライダーBlackRXは、太陽の光で仮面ライダーBlackを大幅にパワーアップさせた戦士です。
でも、その仮面ライダーBlackRXでも正攻法、正面から戦えば敗れていただろうと思わせる怪魔ロボットがいました。
それがデスガロンです。
この頃のクライシス帝国はまだ仮面ライダーBlackが戦っていたシャドームーンを知らずにいたと思われますが、デスガロンはシャドームーンを彷彿とさせるものがありました。
額から破壊光線を発し、背中には一対のブーメランを持ち、光線銃も装備するなど仮面ライダーBlackRXのパワーをも上回る怪力とも合わせて、いかなる戦闘法も取れて、さすがにクライシス帝国が仮面ライダーBlackRXを詳細に分析し対抗させたものでした。
破壊光線もそうでしたが一対の大きな鎌のようなブーメランは、個別に手でも扱える武器で、正面から戦いを挑むにはとにかく厄介だったと思います。
俊敏性や装甲にも長けていたこと、それと最後にはロボライダーに敗れますが、その時の潔さと使命感の強さは、怪魔ロボット大隊の隊長ガテゾーンですら及ばないような戦士としての存在感の強さがありました。
そう、四大隊長を凌駕するような存在感の強さがありました。
デスガロン⑨
仮面ライダーBlackRXに登場し敵対したクライシス帝国の怪人・ロボットたちの中にはデスガロンのようなものが得として出てきて、四大隊長の指示というよりもクライシス帝国のためという忠実性にあふれた怪人・ロボットが出てきました。
クライシス帝国の奥の深n、クライシス皇帝→ジャーク将軍→四大隊長という構図はひょっとするとクライシス帝国勢力の半分にも満たなかったのではないかとも思えました。
デスガロンは、怪魔界飛行チャンネルの存在を仮面ライダーBlackRXに見抜かれて怪魔界に乗り込まれたことで、力と存在感は圧倒的なのに、まるで作戦遂行上の小さな駒として扱われてしまったことが不憫にさえ思えました。
これは四大隊長のミスにもよることでしたから、なおさらです。

二段変身であった仮面ライダーBlackRXのロボライダーへの変身は、その装甲がデスガロン以上のものであったこととそれを知らなかったことによる驚きとうろたえによりデスガロンは窮地に追い込まれますが、敗れ去るまでに陥ってしまったのはマリバロンの失墜を覆い隠そうとしたクライシス抵抗上層部の行為そのものの中で、デスガロンがさらに怪魔界飛行チャンネルの存在を利用されてしまったことが重なってしまったある意味悲劇のようなものでした。

シャドームーンと似ていたような気がしたのは外見だけのことでした。
デスガロン④



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ウルトラ怪獣第14号:ウルトラマンダイナ~モンスアーガー3

モンスアーガー⑤
「破壊獣 モンスアーガー」

モンスアーガーを作った、あるいは育て上げた宇宙人はついにその姿を現しませんでしたね。
宇宙のどこかで宇宙戦争が行われたいたとすると、モンスアーガーが眠っていた遊星が宇宙空間を流れ続けて、そのからくりを知らぬ生命体を迷い込ませていたが分かりません。
ある程度の科学力を持った惑星の生命体なら、この遊星には引っかかってしまうでしょうね。

遊星とは隕石のように流れていくか、あるいは惑星間恒星感の引力を失って流れていく惑星のようなものであり、常に遊星を取り囲む環境が変わってしまうため、自然環境が成立するわけがありません。
だから生命体が存在するはずもなく、いわばモンスアーガーを切り札として罠を張ったようなものだったと思います。
この遊星を利用した宇宙人はかなりの科学力を持っていたと思いますが、最後まで姿を現さなかったのはウルトラQの時のガラモンのような感じがします。
ガラモンを製造したのはセミ人間と思われるところ、実はそうではなく正体不明のままです。
モンスアーガーは合わせた両手から発射する強力な赤色光弾と300万馬力の怪力が主な武器みたいでしたけど、それより注目したのは装甲としての皮膚がかなり丈夫で、ウルトラマンダイナのビームスライサーすら受け付けませんでした。
常に変わる遊星環境からそうなってしまったのか、モンスアーガーが本当に生物とすれば曹宇考えも持てますが、怪獣うという生物であったかどうかも定かではないようです。
頭頂部の青い皿のような部分がモンスアーガーの弱点であり、ハネジローが示唆しなければ手の打ちようのない存在で、まるで河童のような感じもありました。

最終的にウルトラマンダイナ・ストロングタイプのストロングボムでこの青い皿が割られたことにより、モンスアーガーも遊星もろとも爆破してしまいますが、地球人の及ばない得体のしれない宇宙人の恐怖を味わったような感じでした。
モンスアーガー③
モンスアーガー⑦






ゴルゴム怪人第14号~マンモス怪人4

マンモス怪人
「マンモス怪人」

氷河期末期に生息していたらしいマンモスは、強烈かつ生命力の強さを感じます。
呼称だけで存在感の大きさを感じるものですから、従来の仮面ライダーの闇の秘密結社が出してくる改造人間や怪人の中でも幹部クラスの強烈さを感じます。
仮面ライダーV3では大幹部キバ男爵の招待として吸血マンモスがでていましたけど、存在感はそれに見合うような気がしていました。
仮面ライダーBlackに登場したマンモス怪人は、従来の改造人間ではなく、太古の昔から存在していたとされるゴルゴムから出てきたという怪人としては十分意味ある事でしたし、マンモス怪人登場の直前で仮面ライダーBlackがパワーアップしていたことを裏付けるような登場でもありました。

マンモスは口の両脇から生えている大きな牙が印象的で、その牙と相まってマンモス怪人は怪力、長く強烈な鼻、そして口から出す強力な冷凍ガスと大気中の水分を凝結・瞬間冷凍することにより巨大な氷柱を生成・射出していました。
巨大な柱が目に留まりましたが、これは1,2本のみならず、何本も強烈に噴射し、この氷柱によって仮面ライダーBlackも磔のような状態にさせられましたね。
口からの冷凍ガスと大気中の水分を瞬時に凝固させ能力によるものだったのでしょうけど、いかにも太古に生息していたマンモスの怪人らしいものでした。
マグロのタウリンエキスをがぶ飲みしてマンモス怪人もパワーアップしていましたけど、その証のような武器でもありました。
ゴルゴムの三神官曰く、ゴルゴム最強の怪人ということでしたけど、マンモス怪人を差し向ける作戦がお粗末だったということと、まだ未成熟であったことから初戦では仮面ライダーBlackに敗れていました。
タウリンエキス吸入はパワーアップというよりマンモス怪人の持てる能力を佐田威厳に発揮させるものだったと言っていいのかもしれません。
このマンモス怪人に氷柱によって磔状態にされた仮面ライダーBlackは、パワーストライプスという技で窮地を逃れていましたが、これは新技であり、多分ゴルゴム三神官ですら知らなかった技だったのでしょう。
このパワーストライプスで局面急展開し、ライダーチョップでマンモス怪人の牙を叩き折ったところで、ほとんど勝負ありでした。

いかに強烈怪人といえど、急所はあるものでマンモスの怪人でしたからやはり牙にそれがあったということなんでしょうね。
マンモス怪人②
マンモス怪人④






ウルトラ怪獣第14号:ウルトラマンティガ~レイビーク聖人3

レイビーク星人④
「誘拐宇宙人 レイビーク星人」

幾何学模様でおかっぱ型の印象的な宇宙人として、初代ウルトラマンに三面怪人ダダが出ていました。
ダダはどういう目的だったかは忘れましたけど、標本を集めようとして人間をミクロ化する縮小光線を放つ光線中のようなものを持ち、初代ウルトラマンに対してもその縮小光線を浴びせて、人間大にしていました。
初代ウルトラマンには巨大化能力が当たり前のようにあったため、それは無意味でしたけど、平成初のウルトラマンであったウルトラマンティガにもその縮小光線を放つ武器を携えたレイビーク星人が登場していました。
レイビーク星人もウルトラマンティガに対してその縮小光線を浴びせていましたけど、やはり無意味でしたね。
この時のレイビーク星人は、母星で奴隷のように酷使して滅亡寸前まで追いやってしまった生命体が地球人に酷似していたため、地球に飛来したらしいですが、奴隷扱いを考え直すようなことをせず、ひたすら奴隷の労働力を求めていたところに悪辣さと卑しさがあったと思います。
なんせ、労働力としか奴隷を考えていなかったところがイヤで、そのイヤさの象徴のようなカラスの顔をしていたところに憎々しさがりました。

レイビーク星人は、赤い目をしボス格のレイビーク星人以下、黄色い目をした部下何体か引き連れ円盤で飛来していましたけど、特に集団で行動するわけでもなく、三面怪人ダダのようにいくつかの超能力を有していたわけでもありませんでしたから、いくら狡猾であっても奴隷を奴隷としか考えられないことに表れていたように、侵略者としてもそれほどレベルの高さを感じる宇宙人ではありませんでした。
レイビーク星人は巨大化することなく、ほとんどが人間大であったため巨大化能力を有するウルトラマンティガに対してはアジトと円盤で対抗するしかなく、しかもかなり狡猾でなければいけないところ、敵を深く知ることもありませんでした。
外見がカラスのようでもあったためか、闇夜に紛れて行動することで敵に恐怖感を与えてはいましたが、その存在に気が付けば地球人でも十分に対抗できていたと思われます。
まあ、人間大のウルトラマンティガを見られたことは初めてでしたので、初代ウルトラマンと同様、とっても珍しいことではありました。
レイビーク星人③






ドグマ改造人間第14号~ライオンサンダー3

ライオンサンダー④
「ライオンサンダー」

主人公が親友と思っていた人が、実は強烈なコンプレックスから恨みを抱いて闇の組織に身を落とすということは仮面ライダーという特撮番組ではよくあったことだと思います。
仮面ライダ1号が登場して早くも第3話でそれが出てきた話がサソリ男登場の話。
仮面ライダーXを作り上げた神敬介の父親の親友が、実は仮面ライダーXを倒そうとした闇の組織・GODの総司令だったなど、演出の差こそあれ、いろんな場面で出てきました。
仮面ライダースーパー1でもこのテーマは採用されたものの、主人公が勝手に親友と思い込んでいたようでもありました。
闇の組織ドグマに身をとしたものは能力だけでなく、知力でも上回ろうとして、その男にドグマが充てこんだ素体がライオンでした。
ライオンは改造人間としては表現するのは難しいのかもしれません。
他の動物以上に体力に優れ、胴体力に勝っていた面はありましたけど、狩りは雌任せで特に俊敏性があったわけでもなく、それでも百獣の王と称されたことが変に表現はできないといったところだったんじゃないかと思います。
ゲルショッカー時代にライオンの体力を利したクモライオンが登場しましたけど、ライオン単体では表現しづらいところ、何体かの動植物素体をもって合成改造人間を作り出すことがもっともだったと思います。
けど、ライオンに何を持ち込むかが問題だったわけです。
ライオンという扱いにくい素体に組み合わせるのはメカだろうと思ったところで出てきたのが、仮面ライダースーパー1のドグマ改造人間としてのライオンサンダーでした。ライオンサンダー⑦
ライオンサンダーの額の水色の部分からは、人間を自在に操る「C光線」という光線を発射し、左手の甲にあるダイヤルで時間調節をしていました。
しかも時間調節を最大にすると、「C光線」は破壊光線と化し、さらに両腕には「ライオンサンダー鉄の爪」という鉤爪がついており、上顎の牙を取り外すと長剣「ライオンサンダー電磁剣」となるなど、武器は多種にわたりました。
これもライオンサンダーの素体となった人間の知力が優れ、それを生かすための能力の発揮法だったんでしょうけど、もう一つの素体がライオンだったところにミソがあったようです。
ライオンサンダーという名だけを聞いたとき、稲妻が閃きました。
すなわち雷です。
雷や落雷は現実の世界でもまだ解明されていませんが、そのイメージは鮮烈で強烈なものがあります。
破壊光線も大変な威力があったのでしょうけど、知略を圧倒するような破壊力とイメージをライオンに組み合わせるにはサンダー、すなわち落雷の衝撃をそのまま当て込んで演出したほうがよかったと思います。

それでもやっぱりライオンを改造人間に持ってくる難しさは確かにあったと思いますね。
ライオンサンダー①






アートデッセイ号~ウルトラマンティガ4

アートデッセイ号④
「アートデッセイ号」

時代を超えたノアの箱舟、乗員が基本11名ながら格納スペースを開放すればTPC極東本部の隊員のほとんどを収容できたアートデッセイ号はそういうイメージの強いものがありました。
巨大母艦で、宇宙空間での戦いでは母艦の至るところからレーザー砲を発射し、基本ロケットエンジンであるところからそのエンジン出力を生かしたデラック砲が特徴でした。
アートデッセイ号の開発・製造責任者であった科学者が開発し、実現したマキシマ・オーバードライブ航法 はロケットエンジン出力を大幅に上回る航法で、夢のエンジンだったはずです。
このエンジンを使った初の戦闘母艦がアートデッセイ号でしたね。

ウルトラマンティガの時代はまだ、大気圏外航行がうまくいってない時代でした。
大気圏外に出ることはできても、宇宙空間での航行もままならず、まして戦闘行為など、、、という時代でしたから、例えロケットエンジンの状態ではあってもアートデッセイ号の創出は驚くべきことだったかもしれません。
だから、光の速度を超えるものが出てきてもおかしくはなかったと思いますが、マキシマ・オーバードライブ航法ではロケットエンジンによる速度を超えて太陽系の中の惑星間航行を実現できる速度を持つものであっても、光の速度は超えられていませんでした。
これに対するゼロドライブ航行は光速を超えていたらしいですが、いわゆる事故があったため美封印されていたらしいですね。
ネオフロンティア時代の産物みたいなものですけど、アートデッセイ号は夢の光の速度を求めて当ててそれを超えない光速をもたらすことのできたマキシマ・オバードライブエンジンがもたらした戦艦だったように思います。
アートデッセイ号⑥
人間の夢は、一歩でも前進しようとすることから始まります。
惑星間航行を実現しようとして光速を超えようとしても、光速のメカニズム、それを超えるエネルギー創出の技術がきちんと開発されないと、技術ばかりが現実化してそれを扱う人間の安全性が保てないと、信じられない事故が多分に起こりえます。
だからマキシマ・オーバードライブ航法が開発されてアートデッセイ号が出てきましたけど、これって意外と夢のような世界が演じられる特撮の世界では現実感に近いものがありました。

アートデッセイ号はそんな速度的なものだけではなく、大量の人を一度に運ぶこととそれまであり得なかった破壊力を持つ武器を備えて生み出された箱舟のようなところがありました。

それまでの戦闘機で保ってきた時代が、箱舟のように様変わり、そして、、、従来、船で持ってきた時代が飛行機となった時代がまた繰り返されるような感じがそこにはありました。
アートデッセイ号②
アートデッセイ号③






仮面ライダーSpirits~魂の結成5

仮面ライダーSPIRITS~魂の結成
「仮面ライダーSpirits~魂の結成」

少なくとも仮面ライダー1号、仮面ライダー2号は自ら望んで肉体を改造されたのではありません。
脳改造は免れたとはいっても、それ以外の肉体は自らの意思は棚上げされ、悪の秘密結社に切り刻まれ鋼の骨格と人工筋肉を埋め込まれたものです。
人間であって人間でない悲哀は、仮面ライダー1号、仮面ライダー2号が感じるところでしたけど、その悲哀を乗り越えるというのは想像力できないほどの苦難であり、それを乗り越えたところにあったのは戦うことで生きるということでした。
肉体改造は倫理観を超えたところにあって、望んでそうなることは人間の宿命に逆行することです。
神の領域ですら蹂躙するこの行為は、それに抗うことが苦難を超えた悲哀だったかもしれません。
バダンハンター・Spiritsは、確かにバダンに被害を受け恨みを持った者たちの集団ですが、いくら兵士とは言え、人間として戦おうとするわけですから、機械の全身改造を受け入れることなど、愚行に他なりません。
仮面ライダー1号、仮面ライダー2号の傍にいてショッカー・ゲルショッカーと戦い抜いてきた滝が、実は最も悲哀を感じていたかもしれません。
そして改造人間と通常の人間との圧倒的な差を感じていたのも滝。

それが「生身でもがくのが筋ってもんだ!」と滝に言わしめた名言となりました。
仮面ライダーSPIRITS~魂の結成①
興奮状態になるとその肉体に改造手術の名残が浮き上がったことを演じられたのは一文字隼人でした。
この仮面ライダー2号対ゲルショッカー、そして仮面ライダーZXの絡みは、改造人間は人間であって人間でない改造人間の悲哀を抱えて仮面ライダーは戦うことが描かれています。
そうしたことを描く上では仮面ライダー2号は欠くことのできない存在であり、その傍で滝も戦い、そして滝の残した言葉をSpiritsを通して仮面ライダーZXに通じたことが、何よりのポイントでした。

仮面ライダー2号はパワーの戦士である代わりに技のバリエーションが少ない、しかし共闘した時のパワーは異常なくらいまで発揮できるとなると、仮面ライダー2号・仮面ライダーZXでのライダーダブルキックは最高の演出でした。
スペックの差は、想いで埋めるかのようなこの共闘は、仮面ライダーZXの能力をまた更に引き上げていたと思います。
仮面ライダーSPIRITS~魂の結成②
仮面ライダーSPIRITS~魂の結成③







仮面ライダーSpirits~部隊・魔京・盾5

仮面ライダーSPIRITS~部隊・魔京・盾③
「仮面ライダーSpirits~部隊・魔京・盾」

バダンのピラミッドが来襲し、日本各地に飛来した中には、歴代の秘密結社が隠されていました。
その秘密結社と主に戦った仮面ライダーが割り当てられ、各地で戦うことになりましたが、その各地を仮面ライダーZXが転戦し、共闘する中で仮面ライダーZXが仮面ライダーという戦士になっていきました。
まずはネオショッカーと対峙したスカイライダーと共闘、これが初めての共闘という導入部分であったがために仮面ライダーZXはネオショッカーの最期を見ずして、グレゴリー警部の指示で仮面ライダー2号の待つ京都へ向かいます。
この京都へ向かう手段としてヘリが使われますが、その中で「Spirits」という滝が隊長を務めるバダンハンターと出会うことになります。
物語上、このSpiritsは第3の主人公みたいなものでしたし、彼らがバダンに立ち向かう舞台になったのは、まだ記憶が奪われたままのZXでしたから、因縁浅からずといったところでした。
仮面ライダーとの共闘の導入部分がスカイライダーとすれば、Spiritsとの共闘の導入部分は仮面ライダー2号登場と相まっていたのであり、どうしてもスカイライダーともども仮面ライダー2号の影が薄くなってしまった話でした。
仮面ライダー2号やSpirits・仮面ライダーZXが相まみえたゲルショッカーは、そのほとんどが仮面ライダー1号g戦っていたのであるところ、可のショッカーとの戦いは仮面ライダー1号抜きにしては語れないところから、ここで仮面ライダー2号の登場となったのでしょう。
ここでは影が薄くなってしまいましたが、仮面ライダーSpiritsという物語を通して、主なポイントで仮面ライダー2号は登場してくるので、影が薄いという印象はありません。
仮面ライダー2号も仮面ライダー1号と同様、重要なポイントを占める存在でした。
仮面ライダーSPIRITS~部隊・魔京・盾⑤
ゲルショッカーの大幹部はブラック将軍ただ一人であるところ、その正体であるヒルカメレオンは戦闘能力こそ大幹部にしては低いものの、ヒル型改造人間だけあって人間の生き血を吸い、それで倒されたはずのゲルショッカー改造人間を再生させる能力を持っていました。
しかもショッカー改造人間よりも強力であり、数で迫るのがショッカーなら室で迫るのがゲルショッカーといったところだったでしょうか。

きりのなさそうな戦いは、根気との戦いで一旦はくじけそうになった仮面ライダー2号もブラック将軍の皮肉でライだパワーを発動し、またもや立ち向かっていくシーンと、Spiritsと出会ってしまったことで記憶のない時代の自分を振り返ることになり、それでも仮面ライダーとして立ち向かっていくシーンは重なり合っているようでした。
確かに、Spirits登場が前面にでていましたが、その裏では仮面ライダー2号も仮面ライダーZXも確かに息づいていたことを思わされました。
仮面ライダーSPIRITS~部隊・魔京・盾⑥
仮面ライダーSPIRITS~部隊・魔京・盾④






ウルトラ怪獣第14号:ウルトラマン80~ゴルゴン星人4

ゴルゴン星人
「ドクロ怪人 ゴルゴン星人」

ウルトラシリーズも昭和の最期の頃になると手詰まり感が出るか、デザイン設定ともにいい加減さがでたりしていました。
登場する怪獣・宇宙人には、シリアスで臨場感を感じ、それを生かすための設定とユニークさが欲しかったところでしたけど、まるで日本昔話のようだと思ってみたり、時代遅れのスポ根もののようなものを見せられた感がありました。
怪獣ブームを2度も巻き起こしたウルトラシリーズには、ブームの火付け役であった責任みたいなものを継続してほしいところであってほしかったのです。
初代ウルトラマンを見ていた子供も、いい歳になると見なくなるか、飽きてしまうかだと思うんですけど、それは自然なことです。
そういう人たちを引き付けるのではなく、時代のテイストに合わせて引き付けるものがあってほしかったのです。
そういう点において、ウルトラマン80に登場してきたゴルゴン星人は久しぶりに見られた傑作宇宙人でした。

デザイン的にはどくろを思わせるような井出達ではあったものの、それを背景にしていたせいか、闇に影にうごめく宇宙人でした。
細胞レベルまで縮小化で霧能力は、宇宙船を必要とせずに地球に潜り込む能力を併せ持ち、しかも擬態化能力もあって気が付かれて絶命しても正体を現さないという珍しい宇宙人でした。
リーダーはいたものの、集団で行動することを基本としながら個々の能力も高く、ウルトラマン80が人間体で潜んでいなければゴルゴン星人の策略にはまっていたかもしれません。
かなりの知能の高さはその策略には反映されており、傑作怪獣サラマンドラを配下においていたのは見事でした。

特撮怪獣の世界も時代を感じ、そして思わず見てしまい要素を散りばめられれば、こうした傑作うち宇人が輩出できるんだと思うと、まだまだ未来はあると感じたものです。
ゴルゴン星人①






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モン太











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