HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2019年11月

3
ハリフグアパッチ①
「ハリフグアパッチ」

仮面ライダーV3に登場した機械合成改造人間は人を殺傷する金属があって、その金属も大型になることもありました。
ミサイルヤモリのミサイルもいい例で、これには大型もあれば小型も中型もあって、改造人間のネーミング的にも納得できていました。
しかし、このハリフグアパッチは分りません。
ハリフグはハリセンボンであり、容姿的にもそうだろうと思いましたが、肩口についていた大型ミサイル・ロケットのような武器は、、、なんとそれは魚雷でしたね。
ミサイルヤモリによって制空権を求めたデストロンは、ハリフグアパッチによって海上から海中権を制圧すべくあそれ用のアジトをバリアを張って島に建設していました。
そこで作られていたのが魚雷。
ハリフグアパッチには、全身に生えていた多数の針も武器として多用していましたけど、魚雷による船舶爆破であることが明白でした。
新元素エネルギーを得るための掘削のために海中にアジトを設営したのはショッカー初期にも見られました。
デストロンの作戦は海中アジトをエネルギー元素奪取ではなく、目の届かないところからの攻撃で海中権を得ようとしたもので、水圧に耐えるだけのアジトは仮面ライダーV3でも打ち破れないほど強力でした。

仮面ライダーV3には通常のパワーを何倍にも引き上げる能力がありました。
逆ダブルタイフーン、レッドランプパワー、そしてレッドボーンパワー。
これを知らないデストロン大幹部ドクトルGがハリフグアパッチを使って、アジトに仮面ライダーV3を閉じ込めた者の、レッドボーンパワーで打ち破り陸上へ戻ってきたところで、ほとんど勝負はありました。
このレッドボーンパワーお披露目はこの1回きりでしたけど、そのためのハリフグアパッチ登場ではあったようです。
しかし、このネーミングに使われたアパッチは民族名や都市名、ヘリコプターの名称では使われており、特に民族名で使われたことは酋長のようなジェロニモがいたこともあって、それを利用する使われ方はなんどかありましたけど、ここと魚雷とはどうしても結びつきません。
アパッチ族は決して攻撃的な行動を起こす民族ではありませんでしたが、白人の思い込みでそう仕向けられていたことから、そういう方向へ改造人間を持って行ったこともありました。
ハリフグアパッチは、多分行ライが象徴的である上に海中アジトの秘密を守るべくデストロンに作られた改造人間であることから、そうした役目にネーミングを被せてみたら、何の関係もなかったというところでしょう。
ハリフグアパッチ③
基本的には魚類の能力でしたから、海上や海中においては魚雷を仕込んでいることもあって、いかに仮面ライダーV3と言えど、危なかったでしょうね。
デストロンとしても有利に事を進めていたものの、仮面ライダーV3のレッドボ-ンパワーは意外なことで、陸上の勝負となってしまっては叶いませんでした。
ただ、ハリセンボンの改造人間とはいえ、魚雷発射能力を持っていたハリフグアパッチでしたから、身体の作りが強固だったのでしょう。
仮面ライダーV3がV3きりもみキックという割と強力な決め技を使っていたのもそういことだったのかもしれません。
ハリフグアパッチ⑤



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5
ガヴァドン(A)④
「二次元怪獣 ガヴァドンA」

今ほど情報量も多くな時代、それは子供の世界も同じく影響がありました。
番組の予告編ですら満足いくものではなく、本屋でそういう雑誌を探して次の解呪を探ろうとする、そんな時代で、番組を作る方も見る子供たちも、想像力を掻き立てられたものです。
何もないところから物を作る、それにはヒントや発想をどこに求めるのかで違ってきます。
ウルトラマンは子供向け番組でしたけど、番組をt作る制作側に身を置こうとすると、至る所に目が向けられて何かを得ようとしていました。
怪獣を作るのに、理屈やめんふぉうなもの入らない、単純であろうと何処に目を向けていたのかで説得力が出てきます。
ウルトラマンは子供番組ですけど、子供たちの世界に目を向けると怪獣を作り出すヒントが隠されていることもありますね。
今のようにゲームなど困っしゃくれたものではなく、制約も今ほどギチギチではありませんでしたから、路上や土管に落書きして遊んだものです。
落書きにも子供ならではの着眼点や独創力が見られるのは、大人では気づきにくいものでしょう。
でも、そうした子供の世界にあった土管への落書きから怪獣を登場させるとは夢にも思いませんでしたね。
ガヴァドン(A)①
ガヴァドンにはAタイプのものとBタイプのものがありました。
いずれも子供の落書きに日中でしか降り注がない宇宙線が降り注ぎ、謎のh¥現象が起こって実体化した怪獣でした。
特にガヴァドンAは単純無垢で、全身白色、しかも目しかないのに穴ぼこのようで何処にガヴァドンAの意思があったのかわかりませんでした。
ひたすら眠り、日中絵から実体化しても、ほとんど寝てる状態。
子供目線で見ると、自分の作品が怪獣になってしまったことに驚きもあったでしょうけど、自分の仲間のような感覚になるでしょう。
しかし、大人目線でみると謎が多すぎて、巨体であることからも怪獣と捉えないと消化しきれないものがあったと思いますね。

いびきがすごかったというのも面白いものでしたけど、まるでマシュマロのお化けのようなものが怪獣として扱われていたことに、時代を感じてしまうのは今も以前も同じようなものです。
ガヴァドン(A)⑥



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5
ショッカーライダーNo2④
「ショッカーライダーNo.2」

仮面ライダーを作り出した秘密結社ショッカーは、本来バッタの特徴を強化移植したバッタ男を作り出したかったのでしょう。
それがバッタの脚力に注目し、強化改造をするう上でそれを最大の特徴にする都合上絶対の武器を備えないと狙いに沿った改造人間とはならないということで全くのバッタ男ではなく、飛行の力の代わりに大地を疾走する仮面ライダーになっていったのではないでしょうか。
それには当初、素体となり人間の影響が大きく、並外れた運動能力のほかに優れた頭脳まで考えていかないとショッカーの作り出す改造人間とはなり得ない、すなわちショッカーの生体改造技術もまだまだであったという事になるかもしれません。
ショッカーライダーはショッカーに残された仮面ライダーの設計図によって、脳改造まで施された悪の仮面ライダーでしたが、ショッカーライダーの姿を見ると仮面ライダー新1号の姿をしていました。
ショッカーに残された仮面ライダーの設計図ならば、仮面ライダー旧1号の姿にならなければなりません。
仮面ライダー旧1号が戦いを経るうちに自然と強化再生を繰り返すううちに桜島1号となったのは、戦い抜こうとする戦士・仮面ライダーの自然な成り行きだったかもしれませんが、桜島1号が仮面ライダー新1号となったのは、敢えてショッカーに捕まった仮面ライダー1号が、肉体強化を図るために大幹部死神博士の力を利用して再改造を受け、脳改造寸前で仮死状態を覚まして脱出したという設定に無理はないような気がします。
そこで大幹部死神博士は、j仮面ライダー新1号の設計図を残し、それにゲルショッカーが気づいたことが、食改ライダーが仮面ライダー新1号のスタイルになっていた理由かもしれません。
天才本郷猛の頭脳まで手は付けられなかったものの、ショッカーライダーは運動能力にも長けていた本郷猛の特徴を生かすため、やはり運動能力があって格闘術も使えた人間を改造素体としていたのでしょう。
ショッカーライダーNo.1はライダーキックを披露し、ショッカーライダーNo.2はライダーニーブロックを披露していたところを見ると、そういう具合に感じますし、エイドクガーとの連携具合を見るとそれなりに格闘センスがあったのかもしれません。

ショッカーライダーNo.2には、毒煙を身体から出す特殊能力があったということですから、仮面ライダー1号というよりは人工筋肉分量が多く使われていた仮面ライダー2号をモチーフとしていたのかもしれません。
猛毒に耐えるための強い肉体が必要だったでしょうから。
ショッカーライダーNo2⑤
仮面ライダー1号・2号がダブルライダーと呼ばれた理由の一つとして、互いの能力を認めた上での連携で戦うことに自分だけが引くとかでしゃばるということなく戦えたということがあろうか、と思います。
ショッカーライダーは全部で6体存在し、リーダー格はショッカーライダーNo.1だったようですが、お互いを認め合うには脳改造を施されてゲルショッカーの指示に従うだけの改造人間であったことが藪蛇になってたようにも思えます。
ダブルライダーとショッカーライダー6体との差は、歴戦を戦ってきた経験値の差と類まれなる格闘センスがって気に観察眼と研究心に優れていたことにあったと思いますが、少なくともこのショッカーライダーNo.2にもう一人のリーダーとしての存在感があって、連携をとるまでのセンスがあったならば、もっと違う展開になっていたかもしれません。

怪人特有の能力、短剣を出し切り付けるとかロケット弾発射能力のほかにショッカーライダーNo.2特有の毒煙を身体から出す能力でゲルショッカーは十分と考えた上で数でも圧倒しようとしたのでしょう。
もっとショッカーライダーNo.2の毒煙を出すことでの展開も見てみたかった気がしますね。
ショッカーライダーNo2①



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5
パゴス②
「地底怪獣 パゴス」

ウランを常食とした怪獣は、同時にそれを何らかの形で武器としていたのはその時代の為せる業だったんでしょう。
水力、火力にエネルギーを見出し、時代は新たなエネルギーを求めウランにまでそれを求めていました。
まだ、そこに巣くう危険性をしっかりと把握できていなかったのは、国が敢えて隠していたためです。
半永久的にエネルギー化できるものは次の時代を生きようとしてた人にとっては、夢のような世界が現実味を帯びてきたと思わされたんでしょうね。
そのウランを怪獣にも使おうとした一つの表れがウルトラQに出てきたパゴスだったのかもしれません。
地中深く驚きの速さで掘り進むことも出来たパゴスは、何故か中国・北京でひと暴れした後、日本にやってきました。
これも当時日本は原子力による新たなエネルギーを生み出そうとしていたことの一つのあられであり、北京よりはパゴスが好むウランが日本には多かったということで、それに引き付けられていたのかもしれません。
ウランを常食としていたパゴスの体内がどんな具合になっていたのかはわかりませんが、パゴスの体内に入ったウランを分解、再構成して新たな核物質として、なんと分子構造破壊光線を吐き出すまでになっていました。
面白かったのは、パゴスの吐き出すこの分子破壊光線が金色に見えていたということでしたね。
この金色光線はまるで金色の虹のようにも見え、虹に願をかけると願いが叶うという想いと相まって。パゴス登場の物語を面白くしていたような気がしてます。
パゴス
パゴスを見てると、大きな岩が動くようでもありましたが、四つ足怪獣の傑作のひとつと思います。
この手の怪獣は当時のウルトラQ得意の怪獣でもありましたが、いかにも怪獣らしさを感じさせてくれるのはデザインの良さと手作り感を感じられたからでしょう。
ここに分子構造破壊光線を絡ませるのは、当時の撮影技術的には難しかったのでしょうけど、どこか大怪獣ゴジラがまだ映画でしか見られなかったときに登場したアンギラスを感じさせてくれるものでおあり、そういう観点からもパゴスは傑作怪獣だったと思いますね。
パゴスは、『フランケンシュタイン対地底怪獣』のバラゴンを改造したものでしたが、その後にてネロンガ→マグラー→ガボラ→アトラクション用ネロンガと再利用されていったのは、この時のパゴスの出来替えがよかったためだと思いますね。
パゴス④



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