HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2020年02月

3
コゴエンスキー②
「ココエンスキー」

吹雪とともに現れ、吹雪とともに去っていく改造人間コゴエンスキーは。雪男がモチーフだったらしいですが、ヒマラヤやアルプスからやってきたわけではありませんでした。
実在の動植物ではなく、架空の怪物である雪男にモチーフを求めたのは、ショッカーのスノーマン以来だったかもしれません。
吹雪とともに現れ、吹雪とともに去っていくのですから、コゴエンスキー自体が冷凍物そのものだったようですから、暑さに弱かったのも至極当然のことです。
日本の気候ですら暑いというのですから、弱すぎた感があり、ネオショッカーとしては失敗作だったかもしれません。
いわゆる体力がなさそうという事ですが、ココエンスキーの体内には冷凍ガスが充満し、その冷凍ガスが体外に出てしまうと弱体化してしまうのは、雪男がモチーフというより、冷蔵庫・冷凍庫を土台にして改造人間を作ってしまったようです。

冷凍手裏剣や冷凍槍、冷凍ガスを吐くことが特徴でしたけど、一時はスカイライダーを凍らせていましたが、投資させるまで至ってはいませんでしたから、特殊な冷凍ミサイルを生贄を用いて発射させるという作戦上、急遽できてしまった改造人間であり、そこには攻守に長けた改造人間としての強力さはありませんでしたね。
ガス抜きをコゴエンスキーの武器を用いてココエンスキーからしてしまう結末は、暑さという熱を持って対抗する裏側を突いたような展開でした。
ココエンスキーこそ、素の脆弱さを埋める相棒が必要だったかもしれません。
コゴエンスキー①



S.I.C. スカイライダー [並行輸入品]

新品価格
¥4,466から
(2020/2/24 21:35時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ガロン
「兄怪獣 ガロン」

ウルトラマンレオには、双子の二大怪獣が2度現れました。
いうまでもなく、最初の二子怪獣はレッドギラス・ブラックギラスの2大怪獣で極悪マグマ星人に操られ、ウルトラセブンが食い止めようとしていました。
2度目はガロンとリットルという石油の量のようなネーミングの怪獣でした。
レッドギラスとブラックギラスは最初から2匹共同で登場していましたが、ガロンとリットルの場合、荒鶴宇宙人もおらず、まずは兄とされたガロンが登場していました。
東京にいきなり登場していましたけど、口から火炎を吐く以外にもロケット弾を発射し、何故か以上の興奮して暴れまわろうとしていたところを見ると、宇宙怪獣であり、実は何者かの意思が働いていたようにも見えます。
ウルトラセブンがその名を知っていたことからも、宇宙の至るところで暴れん坊ぶりを発揮していた宇宙怪獣だったと思われますね。

ウルトラセブンの言う「レオの力なら一発で倒せる」怪獣というのは、ウルトラマンレオが書く当選に持ち込めばということでしょうけど、何者かの意思が働いていたとしたら、そのウルトラセブンの言葉も的を得ていなかったかもしれません。
暴れぶりが異常でしたけど、暴れぶりの度が過ぎていればウルトラマンレオが格闘技を駆使してもガロンを駆逐するのも難しかったかもしれません。
こういう怪獣を相手にするときに効果が出るのは光線技という事になりますが、ウルトラマンレオはその光線技が得意ではなかったところに倒し切れない要因があったと思います。
そしてガロンだけの時にはわかりませんでしたが、ガロンはリットルという弟怪獣がいる双子怪獣であり、リットルが途中参戦してきたのは登場するポイントを図っていた感じがありました。
双子怪獣は2匹そろって初めて能力が発揮されるものと思いますが、レッドギラス・ブラックギラスのようにしっかり操られていたわけでもなさそうでしたので、付け入る隙は大きかったと思いますね。

あの暴れぶりと特殊能力を思うと、ガロンのエネルギー源は化石燃料にあったのかもしれません。
ガロンの名が名だけにそう思ってしまいますが、何者かの意思が働いていたとしても化石燃料を動力源とする怪獣は意外と強力なものです。
事の真相は明らかにはされませんでしたけど、ガロンの成り立ちが知りたい気になりましたね。
ガロン1



CCP 1/6特撮シリーズ ウルトラマンレオ アドベント Ver. 約300mm PVC製 彩色済み完成品フィギュア

新品価格
¥10,692から
(2020/2/23 22:53時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
サメ奇械人③
「サメ奇械人」

大幹部一つ目タイタンが百目タイタンとなり、雇われ幹部としてジェネラルシャドウが参入しても打倒仮面ライダーストロンガーは果たせず、特に百目タイタンにはブラックサタン大首領からの圧力と自らの功を焦るものがあったと思います。
打倒仮面ライダーストロンガーを狙いつつ、世を征服しようとする目的もあったわけですから。ひたすら打倒仮面ライダーストロンガーを果たそうとしていたジェネラルシャドウとは置かれていた立場が違っていたわけです。
それでも百目タイタンは身辺警護とサポートを果たす役目を奇械人にも背負わせていました。
それだけ焦りがあったという事になると思いますが、こうなるといつでも足元を狂わせる存在が出てきてもおかしくはありません。
この頃の奇械人はブラックサタン発足当時の奇械人よりも強力になっており、その一人がサメ奇械人でした。

よく仮面ライダーは跳躍力はあるものの飛行能力がないので、空中戦」で苦戦するとされていますが、
海中においても度々苦戦していました。
仮面ライダー1号・仮面ライダー2号のようにライダーラングがあって推進力を得ている仮面ライダーや深海改造人間として開発されていた仮面ライダーXがいますが、どの仮面ライダーも体内にボンベを持ち、水中活動時間は維持出来たり、推進力を得ていたりしますが、いわゆる水圧からくる圧迫感で思ったような動きができていなかったことも甲斐抽選で苦戦する原因でした。
仮面ライダーは水中で特殊能力があったわけではないので、魚類等をモチーフとした改造人間に苦戦するのは当然のことで、勝機を見出すには陸上に引き上げることが大きなポイントでした。
サメ奇械人は、多分攻守の攻の分野に秀でた奇械人だと思います。
陸上でもシャークロケットで仮面ライダーストロンガーを吹っ飛ばしていましたし、なんといっても強力な渦潮を招く渦巻き地獄という技が強力でした。
大幹部百目タイタンの作戦が、とにかく仮面ライダーストロンガーを海中に引き込み、サメ奇械人に攻め続けさせていれば勝負は分らなかったかもしれません。
デザイン的には非常にユニークですが、能力的には海中における攻めの能力に長けていた強力改造人間です。
そのためか攻守の守る面はもう一つだったみたいで、タックルの脳天唐竹割を喰らってみたり電波投げで投げ飛ばされてみたりという面が見られました。

焦るブラックサタンには攻守に優れた奇械人を作る余裕みたいなものは、もうなく組織自体が弱体化していたのかもしれませんね。
サメ奇械人①
サメ奇械人②



S.H.Figuarts 仮面ライダーストロンガー 全高約14cm & カブトロー 全長約19cm セット ABS&PVC製 フィギュア

新品価格
¥12,000から
(2020/2/22 22:35時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

3
キングゼミラ②
「蝉怪獣 キングゼミラ」

キングゼミラは幼虫状態の時から巨大だったみたいですね。
巨大だから幼虫から孵化する時、地震みたいなことが起こっても不思議じゃありません。
キングゼミラに悪意がないとは言っても、怪獣と呼ばれるく位に巨大だと、孵化するにも人の世界に自然界に影響が出てしまいます。
セミは鳴くというよりは羽根をこすり合わせて音を発し、それが鳴いてるように聞こえますが、それでも怪獣のように巨大になってしまうと、その音すら迷惑なことになります。
一種の大きな騒音公害になりますね。

キングゼミラはセミの怪獣で、自然界にいるはずのセミがなぜ怪獣のように巨大になってしまったのか、巨大になってしまうことで何故火を噴くなど特殊能力をみにつけてしまったのか、そこに面白みを植え付けてほしかったですね。
ウルトラマンタロウの頃になると、寓話的童話的要素が出てきてキングゼミラも後にウルトラマンタロウに宇宙に運ばれ宇宙ゼミになったという寓話が出てきますが、大気のない宇宙にゼミが生を謳歌する夏という季節も何もありませんから、宇宙に運ばれるというより大気にある惑星まで運ばれたという方がよかったと思いますね。

特撮怪獣ものに寓話童話はいりません。
ウルトラシリーズが始まったときに設定されたアンバランスゾーンの設定を、十分に盛り込んで展開してほしかったですね。
キングゼミラ④



CCP 1/6特撮シリーズ ウルトラマンタロウ アドベント Ver. 約300mm PVC製 彩色済み完成品フィギュア

新品価格
¥10,692から
(2020/2/18 21:37時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
イソギンチャク獣人②
「イソギンチャク獣人」

イソギンチャクを模した改造人間は、ショッカーの改造人間イソギンチャックが思い出されます。
その時の想いは結構強く、普段イソギンチャクを何かで見ようとするとイソギンチャックと思ってしまいますからね。
ああ見えてもイソギンチャクは食虫植物ではなく、雌雄異体の動物です。
動きは定着しているわけではありませんけど、ジッと張り付いて獲物を絡めとって食べてしまう食虫植物のようです。
しかも、口の周りに多数生えている職種には毒性があるということで、仮面ライダーシリーズにおけるイソギンチャクを模した改造人間は、職種の中央にる口で捕食、多数生えている職種、或いはその毒性を利して描かれることが多いみたいですけど、そもそもがあまり動きのない食虫植物で、突飛な姿をしていることからか、あまり改造素体とはされなかったみたいですね。
多分、ショッカーのイソギンチャック、ゲルショッカーのイソギンジャガー以来の改造人間が仮面ライダーアマゾンに登場したイソギンチャク獣人だったかもしれません。

巨大HEROもので敵が怪獣となると捕食行為が描かれようとした、素のイメージが設定としてあったことはありままうが、人間大の改造人間はあくまで改造素体が人間だったこともあって捕食という設定は見られませんでした。
改造人間が捕食となれば、共食いになってしまいますからね。
仮面ライダーアマゾンに登場した獣人は、ゲドン獣人であれガランダー獣人であれ、改造した動物や昆虫に人間の知能を与えたもので生体改造を施した科学力の差はあったものの、改造素体として人は知能だけで野性、獣性だけの動物、昆虫がほとんどでしたから、それが捕食行為に出たのは本能とみても可笑しくはなさそうですが、知能は人ですからね。
これもアンバランスです。
イソギンチャク獣人の場合、捕食というより職種を人に突き刺して自分の血と入れ替えを行うことで人喰い人間にしてしまい、人喰い人間にはまた職種が生えて同様のことを行おうとするというものですから、イメージとしては人喰い人間が出てきてしまうことで捕食が別のイメージで表現されたような感じになってしまいます。
しかも、イソギンチャク獣人は再生能力が強く、仮面ライダーアマゾンの大切断を喰らっても再生してしまう能力があって、それは生命力の強さ故だったのかもしれません。
再生途中に攻撃されることが弱点といえば弱点で、そこを突かれて蹴りを入れられたことで倒されますが、そこまでの生命力の強さがイソギンチャクにあったかどうかは不明ですね。
不明な点を大きく表現していたことも仮面ライダーシリーズの改造人間の魅力野一つでした。
イソギンチャク獣人④
イソギンチャク獣人



S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアマゾン (真骨彫製法) 約150mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥5,000から
(2020/2/16 19:05時点)






    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ブラックピジョン③
「大鳩超獣 ブラックピジョン」

以前は、通信手段として鳩が使われていた時代がありました。
伝書鳩というものですが、いつの世もあった戦乱の時代には伝書鳩は重要な役目を果たしたものです。
そして伝書鳩が身近に降りてきて、街の中でも鳩を駆って通信手段とすることも見られるようになり、その頃ウルトラマンAが登場したわけです。
特に懐きがいいわけではないと思いますが、鳩は人間の傍にいて重要な動物だと思います。
今ではネットが発達したため、鳩が通信手段として使われることも少なくなりましたが、それでも人の身近にいることが多いのは変わりがないようです。
その鳩は帰巣本能に勝れていることから通信手段に使われたわけですけど、この鳩を怪獣として利用することは滅多にありませんでしたね。
鳩の表情は本能丸出しで、鳩の特性を怪獣として利用するのは難しく、鳥を使って怪獣を作るのなら何でもいいわけでそこに鳩でなければならない理由はありませんでした。
ただ、鳩は人に近い存在の鳥でもありましたので、人が愛情を注ぐ鳥の象徴のようなものです。
古くはウルトラQ でラルゲユウスのように鳥が怪鳥という解呪が出てましたけど、鳥が怪獣であるのは始祖鳥のような太古の鳥類が多いようです。
ですからウルトラマンAでブラックピジョンが出てきた時は、結構驚きでした。
見るからに鳩のような表情でしたけど、うつろな目は本能丸出しで知能はほとんどなかったんでしょうね。
ただ、鳩だったのはその頭部だけで、胴体はまるで帰ってきたウルトラマンに登場した宇宙怪獣ベムスターのようでした。
ヤプールが超獣製造機で宇宙怪獣と鳩を合成させた超獣がブラックピジョンであったことのうち、宇宙怪獣であった部分が胴体であったようでもありました。
頭部が鳩のようでしたけど、鳩の本能である強い帰巣本能を甘い考慮しないで超獣化してしまったために、製造主であるヤプールの命にも従わないところも見受けられました。

鳥型の怪獣には強力さを感じず、大きな翼で他を寄せ付けない突風を巻き起こすことは見られたとしても全体としてどうなのかと思ったところに基本は鳩でしたから、余計にそう思ってしまいました。
でも以外にもこのブラックピジョンは強烈で、ウルトラマンAのメタリウム光線すら受け付けず、激しい格闘を有いに進め、ウルトラマンAを気絶させるほどでした。
何故か火を吐き、猛毒液を使うのは超獣ならではでしたけど、鋭い嘴はブラックピジョンが攻撃的になったときは始末に負えない攻撃の大きな武器と化していましたね。
強烈な鳥獣は、ひょっとしてウルトラ戦士でも手に負えない存在だった顔しれません。
ラルゲユウスもヒドラもどこかへ飛び去り、テロチルスも倒された感がありませんでした。
ブラックピジョンも最後は伝書鳩の姿に戻っていましたが、そういう結末だったせいか、鳥型怪獣には強力さが感じられなかったのかもしれません。
ブラックピジョン
ブラックピジョン⑤



ギガンティックシリーズ ウルトラマンエース 一般流通版 完成品フィギュア

新品価格
¥28,900から
(2020/2/15 22:05時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ガマゴエモン①
「ガマゴエモン」

天下の大泥棒と言われた石川五右衛門は、実在の盗賊だったみたいですね。
盗賊ですから、単なる泥棒ではなく、モノを奪い取るために忍者のような忍びの心得もあったようです。
石川五右衛門といえば、世は戦乱の安土桃山時代の盗賊で、今と違ってどこか良さげな感じもしますが、石川五右衛門は人を殺めたりすることもあって、本物の盗賊です。
そこをついて、仮面ライダーに登場させたのがガマゴエモンだったというところで、GOD悪人軍団の先発隊の一人でした。
ガマゴエモン登場の話は、RS装置というあらゆる物質をエネルギーに変える設計図の奪取を巡っての攻防戦でしたから、仮面ライダーXの後半の出発点としては重要な話でした。

伊賀忍者のように火遁の術を使って見せたり、ガマ油を指先から出したかと思えば、逆立ったヤンキーの頭髪のようなところからも噴射して全身油まみれとなって、敵の打撃を無効化してしまうところは7忍者とガマガエルのようなかんじでしたけど、引火してしまったらどうなるんだろうという火を吐く能力まであったというところは、正に諸刃の刃でしたね。
このアンバランス感は、ガマゴエモンの容姿にも出ていたどころか、左手はアタッチメント方式になっていて装着すると手が大きめになって指と指の間に鰭がついて水中でも推進力がつき、右手には何重にも大きな刃が交互についた多重式斧のような武器が、実にアンバランスにアンバランスが重なっていて面白かった改造人間でした。
石川五右衛門は最期に釜茹での刑に処されたということですが、ガマゴエモンはその石川五右衛門の何かを改造素体にしたのではなく、GODの都合のいいように解釈をして生体改造の一つのエッセンスにしたということでしょう。
石川五右衛門の遺伝子も細胞も、存在していたのが昔過ぎて何も残っていなかったでしょうから。


ガマゴエモンが自ら吐いた火を、ライドル火炎返しで跳ね返されたシーンは大いに見所となったところですが、これでガマ油の効果が薄れ、なんとかXキックで仕留めることができた難敵でした。
ガマゴエモン⑤
ガマゴエモン



仮面ライダーX Blu-ray BOX 1

新品価格
¥18,634から
(2020/2/14 23:37時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
マグネドン④
「磁力怪獣マグネドン」

惑星には磁極があって、その磁極が引き合うことで引力や重力が発生します。
惑星同士も引き合うのは、お互いに磁極があって引き合うためかもしれません。
潮の満ち引きがあるのも、月との関係にあるように。
だから地球も同様で、地球上に生きる者はすべてその磁力に影響されます。
北極と南極。
そのうち、大陸という大地があるのは南極だけです。
大地のあるなしで磁力の影響が変わることはありませんが、帰ってきたウルトラマンに登場した磁力怪獣マグネドンは大地ではなく、北極の海の底のマグマが固まって命を宿した怪獣です。
いわゆるマグマ溜りに何らかの力が働き、命が宿った者と思われますが、北極の海の底のマグマ溜りだと大きく磁力が働くというよりは、磁力そのものだったかもしれません。
磁力がマグマを引き寄せ、いわば生きる岩石の塊となったような獣がマグネドンというわけです。
マグネドンの身体の生えていた10本位の赤い角は、磁力を外向けに発し引き付ける能力とマグネドンの身体を構成する大きなカギとなっていたわけで、だから爆破されてもその磁力で再生し続けてしまうように思います。

磁力は人体に影響を与えますが、微量であれば気になるどころかの磁力がなければ人は生きられません。
けど、マグネドンのような巨体となって獣という怪獣であれば大いに有害なわけです。
大き過ぎる磁力は、通常の人にとっては引力や重力が大きく負担となって身体の組織も圧っされてしまい、その場にとどまることすら難しくなってしまいます。

ウルトラブレスレットというスーパー兵器を得た帰ってきたウルトラマンが超人であるからこそ、通常の人以上に負荷がかかるはずで、全うに戦えなかったはずですね。
帰ってきたウルトラマンにも磁力を反転させる超能力はあったのでしょうけど、マグネドンの持っていた磁力は惑星そのものと言っていいはずですから、その帰ってきたウルトラマンの超能力も効き目は薄かったかもしれません。

マグネドンを最終的に倒すには、磁力が働かないところで、、、ということで宇宙となったのでしょうけど、これだけ磁力が強いとなると、マグネドンにはうっかり近づくことも出来なかった中で、遠い宇宙にまで運ぶこと自体が奇跡だったはずです。
しかも、磁力が働かない宇宙区空間などあるはずもなく、そうであれば宇宙の果てまで行かないといけなかったかもしれませんね。
マグネドン①
マグネドン



大怪獣シリーズ 帰ってきたウルトラマン スタンディングポーズ (PVC製塗装済み完成品一部組立て式)

新品価格
¥48,800から
(2020/2/11 22:07時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

3
ドクバリグモ⑥
「ドクバリグモ」

名が名だっただけに、ドクバリは毒針となると注射器であり事は容易に想像出来ました。
針を相手に差し込んで液体を強制注入するとなると、注入される液体が何かという事になりますけど、毒針だけに毒液だろうと思ったら、相手を洗脳状態にするためのコントロールビールスだったようです。
ドクバリグモの登場した話はそれがTVであれ、映画であれ、相棒としてギロチンザウルスが出ていましたから、デストロンの四国占領作戦やサタニウ鉱石の奪取は、ドクバリグモの注射器にあった液体をどうやって有効かつ効果的に使うかにありながら、攻守の攻の部分はギロチンザウルスに負うところが大きかったみたいですね。

この二人を指揮した大幹部ドクトルGのタクトが幾重にも使われていましたが、この幾重にも重なり展開していた作戦自体は生きていたダブルライダーの援助と指示によって仮面ライダーV3に阻止されていましたが、ギロチンザウルスは善戦したものの対に倒され、肝心のドクバリグモはその過程において目立った活躍はなかったと思います。
ビールスを注入する役目を負いながら、その解毒剤の在処を自らバラしてしまうなど、相手を見通すことに欠け、ビールス注入以外にこれといった能力を携えられていなかったことが仇となった感じです。
蜘蛛型の改造人間は、蜘蛛の能力をどれだけオーバーに設定するかで隠密行動を得意とするのか戦闘型になるのかが分かれていきますが、ドクバリグモは見た目こそ妖怪のようにオドロオドロしい感じがしましたけど、そのどちらでもないちょっとした特殊能力があった戦闘員の強化版のような感じがしました。
ドクバリグモの注射器の中にあるべき液体は、コントロールビールスだけではなく、いかなる液体でもあるべきで、しかも自らが元の蜘蛛になってしまうという事ではなく、その太い腹から自分の分身のような多くの小型蜘蛛が出てくるような能力があってほしかったと思いますね。
何故、蜘蛛を改造素体の一つに選んだのか、そこの考察が思い切り足りなかった感じがしました。
ドクバリグモ②



仮面ライダーV3編 キャラクター大全 不死身の男 パーフェクトファイル

新品価格
¥13,413から
(2020/2/9 18:34時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ベル星人③
ベル星人④
「ベル星人」

ベル星人の怪異音は、感覚が鋭いウルトラセブンには意外と効果的だったと思いますね。
まるで鈴の音色のようなこの怪異音は、特に脳に大きな違和感を与えるものでしたけど、人間レベルでもうっかり出てしまった異音に違和感を感じることがありますね。
チョークで黒板に書くときに、うっかりチョークで掻き立ててしまう音や釘等でガラスをこすってしまう音など、違和感で脳に響くような音は偶然に出てしまうものです。
ベル星人の場合は、その異音をコントロール出来、しかもより大きな異音に変えてしまったう上でのコントロールだったため、聴覚等人間以上の感覚を持ったウルトラセブンには効果が出たと言いうところでしょう。
この違和感だけは対抗できるものではなく、その怪異音を発生させる元を消し去るしか方法がないため、ウルトラセブンはベル星人が作り出し、存在してた疑似空間で戦うこと尾になったわけです。
ただ、感覚の世界で能力を発揮する者は、怪異音を作り出すだけではなく、その異音で治部煮外の配下を置くことも出来、しかもその超感覚は自分の分身能力まで引き出すことになったみたいですね。
この分身能力は、怪異音によって脳にしびれが出ていたため、ベル星人を見た者にはベル星人がダブって見えていたと言うことかもしれませんが、ただ感覚を鈍らせる疑似空間でベル星人が発揮した立派な超能力だったと思いますね。

見た目、目が大きく昆虫のような胴体をしていたベル星人は、こうした疑似空間でしか生息できなかったかもしれません。
背中に甲羅のようなものまでありましたが、疑似空間で超感覚の世界でしか存在できないベル星人と昆虫の感覚には通じるところがあったかもしれません。
感覚の世界でないこの世においてウルトラセブンがその超能力を発揮し、身体能力を取り戻せばベル星人はウルトラセブンの敵ではなかったのですから、ベル星人も疑似空間で如何にウルトラセブンの感覚を狂わせられるかが問題だったのですが、格闘能力に優れていないことをカバーしようとしたのか飛行戦に打って出て、ウルトラスパイラルビームで撃ち落とされたところで勝負はありました。
ベル星人⑤
疑似空間は荒廃したベル星から移住しようとしてベル星人が作り出した空間であり、それは疑似という空想の世界でなく結構リアルであったのは、ベル星人が目指した移住先がそこであったためです。
違和感と怪奇漫才のこの空間は、ベル星人が存在できる最適の空間だったのでしょうね。
ベル星人①



大怪獣シリーズ(R) ウルトラセブン編 「音波怪人ベル星人」

新品価格
¥49,800から
(2020/2/8 23:09時点)





    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ