HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

2020年03月

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ怪獣第21号:ウルトラマンマックス~シャマー星人2

シャマー星人
「シャマー星人」

兄弟宇宙人の姿も人間大の姿も、巧妙な幻影でした。
わずか1㎝の身の丈しかなかったシャマー星人 が、身の丈に見合った脳には似合わないほどの知力で地球侵攻を企てていましたね。
シャマー星人自身が開発した超巨大反射板を利用して太陽の光を反射させることで第二の太陽を作り上げ、永遠に終わらない昼を生み出して市井の人々の生活サイクルを乱し、さらに猛暑によって苦しめていたところなどは、実はとんでもなく高い科学力を保持して侵攻してきたといった感がありましたけど、身長僅か1㎝ほどの小人みたいな宇宙人が、ここまでできるのかという感嘆するような感想を持ちました。
知性・知略は身体の大きさに比例しないことは当然のことですけど、人は見かけによらないというのは宇宙人芋当てはまるようです。

ただ、おしゃまな性格が言動に出てしまいすぎて、おしゃまだからシャマー星人というネーミングだったのかもしれませんが、度が過ぎてたと思います。

ウルトラHERO番組は、どこかユニークさが入り混じることもあり、シリアスにSFの世界全開の方が好みではあるのですが、それもユニークさの入れ方次第で変わってきます。
シャマー星人の場合は、それとは違ういわゆる笑いを入れすぎ、相手をバカにしまくる、気を逆なでする場面が顕著だったと思いますね。
こういうユニークさを取り違えたようなやり方は、まったく好みじゃありませんでした。
しかも、シャマー星人の着ぐるみは、着ぐるみ然としてあるべきリアリティが全くありませんでしたしね。
シャマー星人②





ダークザギ5

ダークザギ
「ダークザギ」

邪悪なる暗黒破壊神というよりは大規模な破壊力を伴った闇の支配者でした。
人の抱える恨みは、偶発的に抱えてしまうことと恣意的に抱えらさせられてしまうことがありますけど、言ってみれば何十年もの長い時間をかけて、抱えざるを得ない恨みを増幅させるようにシナリオを描き、そこにスペースビーストを交えて作った状況は更なる恨みを増幅させ、恨みを変えた人はもはやその人一人の恨みだけでは済まなくなっていきました。
恨みというか忘却の果てに行かせられないその思いは、本能的なところに刷り込まれ、恨みという一言では表現しようのないそうしたことは、いわゆる人間の心の奥底にある闇の部分でしょう。
そうした闇に負けない力を人間は成長とともに身に着けていくものですが、中にはそれに負けてしまう者もいます。
闇という心の根みたいなものがどこで顔を出すのか、それに負けてしまうのか打ち勝つのかはその人の人となりだけではなく、状況と環境が大きく影響します。
ダークザギは、それらを操作してこの世を闇夜に染めてしまう存在だったのかもしれません。
ウルトラシリーズは、光の国の戦士が地球にやってきたことから始まっていますから、昭和であれ平成であれテーマは光でした。
打ち消すことのできない光は正しく生きようとする人にとって欠かすことのできないものということが昭和であるならば、光は希望というのが平成の光でした。
いずれにしても光に満ちた世界で生きて反映していくのは、自分の心にあるはずの光だったわけです。
こうした光は闇があってこそのものですが、逆に言えば光がなければ闇の存在意義はありません。
宇宙空間は闇の世界ですから、世界の本来の世界は闇であるかもしれませんが、生命体の繁栄には光が必要であり、それは恒星から浴びるものと生命体の心根に根ずいているものがあるはずです。
闇も含めて、光も人造的に操作できるものでないところに、生命体は神秘的領域を求めているのかもしれません。
ダークザギは、ある意味その神秘的な闇を操作していたということになりますから、闇の神に近い存在で、ダークファウストもだーむメフィストもダーク裂きからしてみれば操り人形の一つに過ぎず、それに対峙しようとした人はそれ以下の存在だったかもしれないと思うと、計ることのできない恐ろしさを感じてしまいます。
ダークザギ④
ダークザギの正体は、20年以上前に地球にやって来たM80さそり座球状星団の異星人「来訪者」が、スペースビーストを駆逐するために造り上げた対ビースト用最終兵器人造巨人ウルティノイド・ザギで、光物世界における神秘的存在であったウルトラマンノアを模して作り上げられたいわゆるアンドロイドだったはずのところ、人を捕食して進化を図ろうとしたスペースビーストに対抗して、自己進化プログラムが内蔵され、それが意に反して暴走してしまったところに闇の支配者のような存在になってしまった要因があるようです。
対スペースビースト対策上のアンドロイドが、闇に走ってしまったことは「来訪者」にとっても皮肉なことで、素の暴走を止めることができなかったようです。

ウルトラマンノアを模して造られていたわけですから、本来ダークザギとウルトラマンノアは同等の力を持つ神秘的存在であったところ、最終決戦でウルトラマンノアが圧勝したのはウルトラマンノアには希望の光が集約していたことにあるのでしょうね。
闇の力に飲み込まれないよう心に希望の光を宿し続けるのは、人間のやるべきことかもしれません。
そしてそれは人と神をつなぐ唯一の必要性なのかもしれません。
ダークザギ⑥





ウルトラ怪獣第21号:ウルトラマンコスモス~アングリラ3

アングリラ④
「情念化身獣 アングリラ」

事故や誤射とは言え、犠牲を伴うことはそこに負のエネルギーらしきものを生んでしまい、何らかの作用が生じて具現化してしまうと、手が付けられない状態を招きそうです。
それが人間であれ宇宙人であれ、気を持った生き物であれば自分の想いとは裏腹な事態は負のエネルギーを生み、情念が発生します。
地球人類が宇宙に興味を持って出ていこうとする、いやそうでなくても情念を生んでしまうエネルギーに何らかの作用が働いて情念が具現化してしまう先には、定型という形はなく左右非対称の形を持たぬ獣がいるのかもしれません。
ウルトラマンコスモスに登場したアングリラは正にそれで、それでもアングリラを生んだ作用には負のエネルギーが働いていたのですから、それを打ち消そうとする人たちやウルトラマンコスモスと言えど、叶わぬ獣だったのかもしれません。

昭和の時代でも情念が生んだ獣は登場していました。
ウルトラマンたちの持つ超能力は、それを有効にする状況を作り出し、或いは偶然の作用で超能力を有効にして獣を打倒し、或いは打ち消していました。
ウルトラマンコスモスの場合は、事故や誤射の犠牲となった者の魂の説得があった上でのことでしたけど、こういう時のフルムーンレクトだったような気がします。
フルムーンレクトと言えど、この説得がなければ情念を打ち消すことはできなかったでしょう。
宇宙進出も開発も人類のためという自惚れの先にあることを見逃してはいけない、そういう事なんでしょうね。
アングリラ





クライシス怪人第21号~アントロント3

アントロント①

「怪魔異生獣アントロント」

怪魔界の砂漠地帯アンチュロン域に生息する人喰い蟻を強化改造した怪魔異生獣がアントロントであり、異星の砂漠に潜む蟻をモチーフとしていました。
砂漠の使者の如く、砂の使い手のようでしたけど、仮面ライダーBlackRXやロボライダーにはその能力である敵に砂を浴びせかけ固めてしまう能力は有効でも、バイオライダーに通用しないのは目に見えていました。
更なる強化で砂の大嵐を巻き起こす能力を植え付けられていましたが、こうしてもやはり同じことのようでした。
人喰い蟻がモチーフだった割には、その演出が見られませんでしたけど、アントロントの登場の話には死んだはずのシャドームーンが登場していましたから、共闘していればどうだったかというものに見えました。
ジャーク将軍の指示はシャドームーンを前面に出して仮面ライダーBlackRXを倒すものでしたけど、いたずらにプライドの高い四大隊長は表面的にジャーク将軍の指示に従うように前線に出ながらも、何もしなかった、いや出来なかったかもしれませんが、こうしたことが特にゲドリアンに見られたことで、アントロントはシャドームーンと共闘どころか、その逆を行ってしまったところに、狙いを遂行できなかった要因がありました。

肝はバイオライダーを封じ込めることにありましたから、その逆の要素がほとんどであったアントロント単体では勝ち目が薄く、シャドームーンと共闘するか、シャドームーンの攻撃で追い込まれていた仮面ライダーBlackRXやバイオライダーに更なる攻撃を加えることで自らを生かすことが肝要だったでしょう。

下手なプライドは部下をも殺すということがはっきりしたような話でしたが、これは特撮の世界だけではなく現実の世界でも多くみられることですね。
アントロント





ウルトラ怪獣第21号:ウルトラマンガイア~ゾンネル5

ゾンネル⑤
「甲殻怪地底獣 ゾンネル」

甲殻類の怪獣の甲殻の部分は、巨体を有した怪獣だけに頑丈で強力なイメージがあります。
怪獣ブームの先に登場した大怪獣ガメラも、その甲殻の部分である甲羅は至極頑丈で、その甲羅が付いている胴体の中に手足どころか頭部まで隠してしまうところに面白みがありました。
甲殻類怪獣ですから、甲殻の部分にも意思が通され、その分丈夫さも半端ではないものがあったと思います。
甲殻怪獣ですから、どこか両生類のように水辺や水中で活動するのが得意のような気もしますが、この部分は自らの身体やその意思を隠す重要な部分ですから、必ずしもそうではなく、そこには人の思い込みが見え隠れしてたような感じがします。
この甲殻の部分に自らの武器であり、生命エネルギーを込めて高めていた怪獣がいたとすると、それは地底不覚眠っている地底怪獣という事も十分考えられました。
ウルトラマンガイアに登場した甲殻怪地底獣 ゾンネルは、そうした怪獣だったと思います。
小型太陽のような核融合炉をその甲殻の中に潜めていたという事は、地底といってもそ深さはかなりのものでマグマやマントル近くで、そこで培養されていたのかもしれません。
培養というと違うような気もしますが、少なくともゾンネルの生存条件はそこにあって、生体エネルギーを維持どころか、向上させるにはそこしかなかったのでしょうね。

ウルトラマンガイアには時に根源的破滅招来体であっても怪獣であっても、時に傑作が登場しましたが、このゾンネルはまさしくその傑作怪獣だったと思いますね。
大怪獣ガメラが意識され、地球空洞説も利用したような設定だったゾンネルは、あまりの核融合炉の影響がウルトラマンアグルに察知されて眠りを妨げられ、無理矢理背中の甲羅をこじ開けられようとしていました。
こじ開けることで、宇宙から地球を狙っていたディグローブを撃つことを狙ったようですが、ゾンネルの甲羅の中にあったエネルギーは生体エネルギーであり、核融合エネルギーでもあったことから、この上ない攻撃武器である反面、ゾンネルの命を懸けたエネルギーだったかもしれませんね。
太陽は広大ですが、そのエネルギーを凝縮した核エネルギーは、生きている惑星なら惑星内部に必ずある者で、おそらくゾンネルはその影響を大きく受けた地球怪獣だったのでしょう。
どう表現していいのかわかりませんが、ゾンネルはゾンネルⅡとなって再登場しますが、もっと強力に演出してもよかったと思います。
なんといっても核融合エネルギーが、命の源だったのですから。
ゾンネル⑧
ゾンネル④





ゴルゴム怪人第21号~タマムシ怪人4

タマムシ怪人②
「タマムシ怪人」

仮面ライダーの相棒は、いわゆるスーパーマシンでした。
いくつかの例外はあれど、仮面ライダーが変身すれば愛車も通常のマシンからスーパーマシンへと変貌する、これは超人・仮面ライダーでなければ乗りこなせないほどの強力バイクであったことの現れでしょう。
仮面ライダースーパー1の時にその相棒が2台となりましたが、愛車は仮面ライダーかに変身する前とk本的には変わらず、でも沖一也は赤心少林拳の極意をつかみかけて、その呼吸で変身へのポイントを押さえていましたから、その間合いでスーパーバイクも乗りこなせたんでしょう。
仮面ライダーBlackでも愛車が2台となりましたが、当初はバトルホッパーだけでした。
バイクと証せられるのは、後から出てきたロードセクターなんでしょうけど、これはロードセクターが夢のスーパーバイクであったからなんだと思います。
破壊力と速度で優れた面を見せたロードセクターに対し、バトルホッパーは応用力と足回りに優れたバイクでしたけど、それまで見せられていたスーパーマシンというよりはまさしく愛車であったと思えるのは、バトルホッパーは生体兵器・マシンという存在だったという事が言えると思います。
知能を備えた意思あるマシン・バトルホッパー。
これは仮面ライダーBlackのようにバッタがモチーフであったマシンなんでしょう。
メカだけでは破壊されると修復するのに人出はかかるし時間もかかるところ、知性のあったバトルホッパーにには自己修復能力もありました。
バトルホッパーはバッタがポイントである知性があったために付け込まれるところがあるかもしれない、それがタマムシ怪人の時にありました。
バッタに寄生して中枢神経を犯してしまうクローン虫を吐き出すタマムシ怪人は、その矛先をバトルホッパーへ向けていましたね。
やはりバッタがモチーフであった仮面ライダーBlackを見なかった不思議さはありましたけど、それだけ仮面ライダーBlackの能力が強力であったこと、そして正面から挑むのではなく仮面ライダーBlackの足元から攻めていく作戦をとったのかもしれません。
多少のクローン虫ならば振り払えて自己修復に時間もかからなかったところ、大量のクローン虫では中枢神経が無茶苦茶にされ、その状態ではバトルホッパーを仮面ライダーBlackだけではなく剣聖ビルゲニアが乗っても思うように走らせる子尾ができませんでした。
その上、タマムシ怪人は飛行能力があったこともあって、まさしく仮面ライダーBlackの足回りを攻めていたという見方もできるのかもしれません。
三神官が打倒・仮面ライダーBlackに専心していれば危うかったかもしれませんが、そこは三神官でダム破壊のためのミサイルなどを企てていたために、飛行中のタマムシ怪人の羽根がもがれ、形勢は完全に逆転していました。


自己修復能力のあったバトルホッパーは、破壊力に秀でたロードセクターとの衝突での破壊力で、クローン虫を焼き払い自分を取り戻していったのでしょう。
タマムシ怪人の作戦で窮地に陥ったバトルホッパーと、その窮地に立ち向かうロードセクターを見ていると、どちらも立派な仮面ライダーBlackの相棒に見えました。
タマムシ怪人





ウルトラ怪獣第21号:ウルトラマンダイナ~ネオザルス3

ネオザルス⑤
「ハイパークローン怪獣 ネオザルス」

遺伝子操作は生命に対する冒瀆かもしれません。
命の芽生えはそもそも人の知恵や力がおよばないところから始まっています。
人は信心深い者が多いですけど、それが神を信じすぎる事が深ければ深いほど、命は神がもたらした領域から生み出されたものとすれば、神への冒瀆になるかもしれません。
しかし、人類の数、いわゆる人口の爆発は人類が招いたことであり、人類が自らの手で解決していかなければならないことだろうと思います。
人類が自らの手で解決しなければいけないことは多岐に渡りますね。
ウィルスの解明と分析による防御、そして抗体発見による滅失、傷害発生の解明と矯正、難病の克服等々人間の身体の中と環境には謎が多く、予知も不可能です。
階段を一段ずつ上がるように医療技術と設備の向上、そしてあらゆる方向への探求心は生命の維持と向上に向けられるべきで、人間が招いた文明の繁栄の裏側で背負うものは人知で乗り切らなければなりません。
人口爆発の裏側では人が簡単に死に過ぎることもありますが、生きている人間をどう生かすのかという問題は、食料の確保に目が向けられます。
その食糧確保のために遺伝子が研究され、現実の世界でもその遺伝子が操作され、クローン技術が使えるようになってきています。

遺伝子操作によるクローン技術の発達は食糧確保の段階でも、命への冒瀆になるかもしれませんが、そうでもしないと人類を生きさせていくことにはつながらないような気がします。
これはいわゆるギリギリのラインの遺伝子操作ですね。
危険な環境での作業、侵略者の撃退は人類が宇宙進出を図ろうとするうえで避けられないことですけど、これを地中で眠る怪獣の遺伝子操作で為すことに関しては、人類にとって操作できればいいのですが、その怪獣自体が人にとっては謎の存在ですから、人の指示通りに行動するよう怪獣の遺伝子操作をすることは「ほとんど不可能です。
ウルトラマンダイナに登場したネオザルスは、新たな怪獣という単純なネーミングでしたけど、やはり怪獣という分野も人にとっては未知の領域であり、そこに遺伝子操作を持ち込むことには人類の科学力はまだまだ追いついていなかったということです。

怪力で知られたクローンシルバゴンやウルトラマンダイナ。ストロングタイプを打ち負かしてしまうほどの怪力を誇ったネオザルスは、そもそもの冬眠状態であった怪獣の蘇生を知らな過ぎて、想定外の存在になってしまったということでしょう。
ネオザルス②





ドグマ改造人間第21号~死神バッファロー5

死神バッファロー④
「死神バッファロー」

仮面ライダースーパー1は惑星開発用改造人間として宇宙進出を目的とした人類の科学力がある程度の域まで達したことの証明のような存在でしたけど、その科学力と拳法赤心少林拳を身に着けていたことでの心身共に鍛錬されていたことに基づくことだったことは見逃せません。
改造人間とは生体科学力の極みみたいなところがありますが、肉体に他の動植物の特徴を大幅にアピールするかのように盛り込むには生体改造手術という医療科学力の向上と合わせて、メカを持ち込まないといけなかった事情がありました。
生体改造手術の向上と合わせて肉体に持ち込むメカの部分の向上も図られ、そこに悪意とか邪な考えがなければ。未知の領域に対する進出を図るため改造人間が作り出されようとしても、それは夢の開発という意味では大きなことです。
ただ、あくまで夢の領域であり、そこにいくための科学力の進歩はしっかり図られていない状態で無理に出ようとすると悲劇が起こります。
仮面ライダースーパー1はその科学力が夢を実現できるレベルまで達していたという事でしょうけど、人類は夢の達成のためにある時、イタズラな背伸びをしようとするときがあります。
惑星開発改造人間1号は、死神バッファローであり、無理な改造手術の悲劇の後が身体中に見られます。
無理な科学力の悲劇を浴び、見るも無残な姿になってしまった奥沢正人は肉体だけではなく精神的にもギリギリのところまで落ちていたのでしょう。
こうした悲劇に人類は目を背けて、ケアしようとしません。
しっかりケアができていれば更なる悲劇と要らぬ戦いは、やってくることもなかったでしょうけど、その悲劇に目鵜を向けつけ込んだのがドグマでした。
落ちこむ人間は、そこに付け込まれると操られる格好の餌食となります。
ドグマは暗黒宇宙人の支配した組織でしたから、独特の解釈と科学力があったものと思われ、悲劇にあってしまった奥村正人も更なる処置と証された改造手術を受けたんでしょう。
身体中がこれ武器となり、頭部に服従カプセルを埋め込まれたことで、おそらく自我意識はなかったのでしょうね。
歴代組織の大幹部のほとんどは邪な思いで秘密結社に入り込み、自ら望んだ改造人間となっていきましたが、大幹部メガール将軍と奥沢正人は同一人物でありながら、別の人格を持った存在だったかもしれません。
そしてそれは服従カプセルを埋め込まれていたことのみならず、人類が背伸びした悲劇の結末に目を向けていなかったことによるものでしょう。
死神バッファロー⑦
はっきり自我意識を失って、攻撃的になったのは死神バッファローになってからかもしれません。
その名の通りパワー型で直線的な改造人間で、鎖付き鉄球を振り回すほどの怪力と地を蹴った突進力を利したショルダータックルは、まさしく野バッファローのようで、これは地球上の生物を使ったドグマの科学力の結晶だったかもしれません。
この死神バッファローの突進力に象徴された怪力と仮面ライダースーパー1のシルバーハンドやパワーハンドの怪力比べを見たいような気もしましたけど、単なる数値に現れない衝撃は脚力を利した怪力と腕力を利した怪力には差があるものです。
多分、仮面ライダースーパー1の力を死神バッファローの怪力・破壊量は上回っていたのかもしれません。
しかし、戦いに直情的となってしまって自我意識を失ってしまった死神バッファローは、周りが見えなくなってしまったことで更なる悲劇を招いてしまい、仮面ライダースーパー1の心に火をつけ敗れ去ったということでした。
やはり、どこかで自我意識を保っていないと、それは結果として自分に帰ってきてしまうと言うことかもしれません。
死神バッファロー





ウルトラ怪獣第21号:ウルトラマンティガ~ゴブニュ(オグマ)4

ゴブニュ(オグマ)
「巨大機械人形 ゴブニュ(オグマ)」

平成に入ってのウルトラマンには、超古代文明と地球人類の宇宙進出というテーマが大きな本柱だったと思います。
超古代文明の象徴のような存在がウルトラマンティガ、そして人類の宇宙進出に際しての技術とエネルギーがマキシマオーバードライブでした。
どちらも地球人類にとっては夢のような存在でしたけど、地球人類に寄り添うような存在がウルトラマンティガであり、夢でありながらちきゅ人類の手が届いそうになっていたのがマキシマオーバードライブだったのかもしれません。
手を付け、手に入れ、夢の世界に入って吟味してみないとその境地は分りそうもないですけど、そうした夢のエネルギーと技術の織り成す世界には思いもしない効用とその逆のものがあったのかもしれません。
夢を実現しようとすると、具体的に四苦八苦してもみても夢に囚われて反対の世界は見えないものなのかもしれません。
要するに何かしらの高揚があることに、気づけないものなのかもしれないということです。
地球上の現象一つとっても、人類が解明できないことは数多くあり、人体の内部についても同様です。
どの時点においても試行錯誤して、起こり得る現象を吟味することが肝要ですが、そこまで人知がおよばないことも多々あるでしょう。
挑戦し、試行錯誤することは大事ですが、その心意気とは裏腹な結果が出ることも踏まえたいものです。

ウルトラマンティガでは新宇宙航法としてマキシマオーバードライブが開発されようとしていましたが、これを人類の本格的宇宙進出と夢のエネルギー開発ということから快く思わない存在があったかもしれません。
そしてそれは人類に対する警告だったかもしれません。
ロボットのようでありながら、中身はなく体皮の一つ一つに指示が埋め込まれて行動していた機械人形 ゴブニュ(ヴァハ・ギガ)は警告かつ滅失の存在だったかもしれず、この果てにあったのがゴブニュ(オグマ)だったかもしれません。
宇宙空間に浮かんでいた機械島は、何者かの意思が働いた存在であったことは確かですが、その使者がゴブニュ(オグマ)であったとはいえ、両者は共有同居して初めて何らかの意思が示していたことが表れる存在だったのでしょう。
おそらく、ゴブニュ(ヴァハ・ギガ)と同様体皮のパーツの一つ一つに医師と指示が埋め込まれ、封数のパーツがその意思を共有しようとしたときに電気エネルギーが生まれるという塩梅だったのでしょうけど、いずれにしても人類の未知の分野への進出を快く思わない何者かであったことは確かなようです。

地球上の意思・正義と宇宙におけるそれとは異なるものかもしれず、宇宙からしてみれば米粒一つにも満たない人類が将来宇宙バランスを乱すと考えたのかもしれませんが、人類に寄り添うウルトラマンティガがこれを許すはずがなく、人類jの力もそうした意思が見てた以上に前に進んでいたのかもしれません。
全体のバランスのために小さな存在を否定するのは全く感心しませんが、宇宙に出るということはそうした未知の意思に晒されると言うことかもしれません。
ゴブニュ(オグマ)③
ゴブニュ(オグマ)⑤






大幹部・メガール将軍~仮面ライダースーパー14

メガール将軍③
「大幹部メガール将軍」

歴代の大幹部は、歴代秘密結社の大首領に準ずる存在、それは言い過ぎかもしれませんが、ショッカーが改造人間を駆使して世界を征服するという企てを持って存在した際に、現場の最高戦力である改造人間と大首領の間につなぎ止める大きな存在感を持った存在が必要だった、、、それが大幹部だったと思います。
大首領の意を忠実に受けながら、自らの強烈な個性を出して改造人間たちを指揮する存在は、仮面ライダーが宿敵として存在が大きくなるにつれ、必要になっていったと思います。
だから、大首領と大幹部は密接でなければならなかったと思いますね。
密接でありながら空天井のような大首領からすると、大幹部は強烈な存在と強力な戦力を有した者であるのは確かですが、思惑一つで届きそうな感じがあったのも確かです。
デルザー軍団が存在してた頃までは、孤独感を消し去りそうな強烈さがあった大首領でしたけど、ここを仮面ライダーが乗り切って以降は、大首領の存在感もどこか変わっていった感がありました。
ドグマ王国も神秘的というか、その感じに同等位に見えそうで見えないような強烈な気味悪さがありました。
それを明確にしていそうだったのが、ドグマ親衛隊でした。
ドグマ親衛隊は帝王テラーマクロの強烈な存在感を表面的に際立たせるものだったと思いますが、このドグマ親衛隊がテラーマクロの側近らしく傍にいたため、大幹部だったはずのメガール将軍とどういう立場の違いというか上下関係がどうだったのかはっきり分かりません。
言い争ってみたり、メガール将軍の指揮自体を非難することの多かったドグマ親衛隊の様子を見るに、上下関係を惑わす要因にもなっていましたね。
理想郷を作るとか独自の拳法を持っていたはずのドグマ帝国において、最大の弱点がこの上下関係があやふやで、帝国という組織が組織でなかったところにあったと思います。
惑星開発改造人間第1号であったはずのメガール将軍は、影武者を使いこなすなど、それまでの歴代の大幹部とは異なる赴きを出し、闇の存在感みたいなものがありました。
惑星開発改造人間第1号に選ばれていた位ですから、本来はそぐく優秀な存在で肉体にも優れていたのでしょう。
人間の科学力が背伸びをしたために思わず修復不可能な事故にあってしまったところをテラーマクロに付け込まれた誘惑に乗って、テラーマクロの傘下に入り複縦カプセルを埋め込まれた時点で、その優秀さが裏目に出て行っていました。
大幹部でありながら帝王テラーマクロの信任は薄かったみたいで、でもそれに対抗できる存在がドグマ親衛隊という側近しかいなかったことにドグマ王国もメガール将軍も招かざる悲劇がありました。

歴代組織の大幹部は元から歪んだ性格や思想がありました。
その点からするとメガール将軍は、テラーマクロに付け込まれて騙されるまではドグマとは正反対の位置にいたはずの人間であり、仮面ライダーシリーズでの大幹部としては初めてではなかったでしょうか。
これも人の科学力が背伸びをしようとしたための悲劇だったかもしれません。
メガール将軍⑨
メガール将軍②



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