「メトロン星人(ウルトラマンマックス)」
傑作宇宙人だったメトロン星人は、ウルトラセブンのアイ・スラッガーで頭から身体を切断され、絵目リム光線で仕留められたはずでした。
それがメトロン星人の父親によって縫合手術を受け、40年もの歳月をかけて復活してきたのが倒されたはずのメトロン星人でした。
頭から身体を両断されていてはまさかの展開でしたけど、この点はさすがにか科学力の高い宇宙人だったと思います。
しかし、策略をもって地球を我が物にしようとしたメトロン星人は、ウルトラセブンと戦い敗れたことで自分の戦闘力そのものには見切りをつけていたかもしれません。
しかし、復活までの40年という歳月はちきゅ人類の進化もしっかり見ていたんだと思いますね。
地球人同士の信頼を利用しての策略は、ウルトラ警備隊とウルトラセブンに阻まれたものの、科学力が進み便利になっていく地球人はメカに頼る傾向となり、メカから発生する電磁波自体は実は人体に良くないことを見抜いており、そこを推し進めようとしていましたが、地球を侵略する意図はないようでしたね。
宇宙人・怪獣とウルトラHEROが戦うシーンは、最大の見せ所であったところ、お決まりの決め技を使わずして決着をつけさせようとしたことはあっても、戦う事すらない珍しい物語だったのが、ウルトラマンマックスに登場した復活メトロン星人でした。
狙われる街ではなく狙われない町。
狙われないのは街ではなく地球そのもので、進化に溺れていた人類は自覚が全くなく、そのまま進化を続ければいずれは滅亡するものとメトロン星人は見ていたようです。
この場合のメカは携帯電話のようでしたが、携帯電話は電波を飛ばすわけですから自然と電磁波は発生してるわけです。
この携帯電話はさらに便利になっているわけですから、中継基地があろうと地球上には多くの多種多様の電波が飛ぶようになったわけです。
この電波は微弱ながら人体に影響を及ぼすどころか、大気中に飛んでるわけですから電離層に影響が出ていることも考えられるわけです。
現代の気象変異はこんなところからも発生してるかもしれません。
しかし、そういう便利さを知ってしまうと影響を顧みないのが人類ですから、これから先のことを復活したメトロン星人は見抜いていたかもしれませんね。