イフ⑤
「完全生命体 イフ」

完全生命体という不死身の怪獣を描くには、身体が装甲的に信じられない位強固であるとか、空気性・水性の身体が何故か肉体のようになっているとか、身体の伸縮ももちろんですが、そんな具合に考えている時がありました。
もちろん、防ぎようのない強烈な武器を持ち、何処をとっても弱点らしきものが見たらないこともありますが。

超人ウルトラマンはいわば超能力を駆使して人間のための戦いますが、光の国の住人であったりそれは希望という名の光を満身にしてたものの、元をただせばとある惑星の人間でした。
科学力が発達しようと、基本的に人間から発達したり人の想いから生まれてきてるならば、弱みはあるはずで、歴代のウルトラ戦士たちは大いに苦戦を強いられたり、破れたりすることがありました。
不死身なんて言うことはありませんが、一つの生命体であるならば弱点があるはずです。
でも、偶発的に生まれてしまった宇宙での現象で出てきてしまった生命体であるなら、そこに知性があったりすると手を付けられない不死身のようなものになるかもしれません。
古くはウルトラQで怪獣バルンガが出てきました。
あらゆるエネルギーを吸収し、風船のように膨れ上がるバルンガは最終的に太陽に戦いを挑み、結末が分りませんでした。
昭和の不死身生命体がバルンガであるならば、平成の不死身生命体は、ウルトラマンマックスに登場したイフなんでしょうね。
イフ
どうして地球に飛来したのかはわかりませんが、地球には幾多の人間が生息し、生息していただけで生体エネルギーがでますから、それに引き寄せられたものかもしれません。
ですから、地球に降り立っただけでなんでもイフにとっては刺激となり、それに対応した姿に変態していったのかもしれません。
軍隊が攻め込んでも、DASHが攻め込んでも、ウルトラマンマックスが攻撃しても、すべてに対応し攻め込む武器はその倍になって打ち返され、イフを攻撃する方は手の打ちようがなくなっていましたね。
何度も状況に応じて変態してしまうため、弱点を探りようもなく、これはいわば地球にはとどまらない自然現象がかなり敏感になったものが具現化したものかもしれません。

少女の純粋な心をも刺激となりましたが、純粋かつ無垢で邪な心などなかったがために余計にイフは感じ取っていたのかもしれません。
楽器に姿を変えて、ウルトラマンマックスに誘導されて旅立ちましたが、バルンガの時と異なり子供の純粋な心をイフ登場の帰結点とすることは平成という時代ならでは、のことじゃなかったでしょうか。
イフ⑥



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