ベムスター⑤
「宇宙大怪獣 ベムスター」

意外だったけど、帰ってきたウルトラマンが初めて対峙した宇宙怪獣がベムスターでした。
帰ってきたウルトラマンも遠い宇宙に浮かんでいたM星雲の光の国からやってきた超人でしたし、地球に起こる異変を察知して初代ウルトラマンやウルトラセブンに続いてやってきた宇宙人でしたから、宇宙怪獣と初めて対峙したというシチュエーションは意外なことでした。
多くの宇宙人と戦ったのはウルトラセブンでしたけど、登場してきた怪獣はその宇宙人の配下にあった宇宙怪獣でしたし、そういう怪獣よりも奇抜で様々な能力を持った宇宙人とを相手にしていましたから、同じウルトラ戦士である帰ってきたウルトラマンが宇宙怪獣と初めてだったということは、戦士として帰ってきたウルトラマンはまだ駆け出しの状態だったのかもしれませんね。
そんな宇宙怪獣がベムスターだったとは、強力過ぎたような気がしました。
ベムスターは身体の皮膚が相当分厚く、強力な装甲のようでもありました。
割と有名なベムスターの腹部にあった五角形の口は、ベムスターの胃袋に直結していたらしいですが、その胃袋には信じられないほど強力な胃液が大量に合ったのか、或いはミニブラックホールのようであったのか、あらゆる物質を飲み込み、あらゆるエネルギーを取り込んでいました。
惑星爆発による強力な水素・ヘリウム・窒素を主なエネルギー源としていたため、ベムスターの内臓は考えられないほどの強力さがあったんでしょうし、その前に対抗できる物質はなかったということでしょう。
そしてそのために生み出された強力な生命力は、ベムスターの身体を強固なものとしていたため、その皮膚は分厚い装甲のようになっていたのかもしれません。
ベムスターに第2の口がなくても、帰ってきたウルトラマンのスペシウム光線は、その装甲のような強力な皮膚の前には通用しなかったかもしれません。
ベムスター⑩
帰ってきたウルトラマンには、破壊武器としてのスペシウム光線だけではなく、初代ウルトラマンと同様の八つ裂き光和輪という切断武器も持っていたはずです。
強力な皮膚でしたけど、これだけの強力な宇宙怪獣を倒すにはそれ相応の切断行為で攻めることが肝要と思います。
ただべむすたーに決め技を封じられ、悪戯にエネルギーを費やしてしまったことは帰ってきたウルトラマンを、エネルギーを求めるだけの混乱状態に陥れていました。
エネルギーを求め過ぎた余り、太陽の引力圏に入ってしまいそこをウルトラセブンに救われ、新たなウルトラブレスレットという万能武器を与えられたことは、因果めいたものを感じます。
切断行為に長けていたウルトラセブンが帰ってきたウルトラマンにもたらしたウルトラブレスレットは帰ってきたウルトラマンの能力を更に引き上げ、立派な戦士にさせていました。
ベムスターの皮膚が鋼鉄のような装甲であっても、生き物の皮膚であることに変わりはなく、鋼鉄でもなんでも切断してしまうウルトラブレスレットは切れ味鋭くスピードもありましたから、これほど威力を発揮していた武器はなかったと思います。
両腕、首と切断されて勝負をつけられたベムスターは、切られて倒された感覚はなかったかもしれません。
ベムスターの体内には水素・ヘリウム・窒素が充満していたはずでしたから、これだけ久賀的に倒す武器はなかったかもしれず、八つ裂き光輪ではさすがにそこまで効果が出せなかったかもしれませんね。
ベムスター②



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