バチンガル
「バチンガル」

同族対決となったバチンガルと仮面ライダースーパー1。
どちらもハチがモチーフの改造人間でしたからね。
バチンガルが仮面ライダースーパー1の代名詞でもあるファイブハンドを奪おうとした話でした。
仮面ライダースーパー1は戦士というより宇宙開発における開発用サーボーグとしての側面が強く、その土台として赤心少林拳という拳法があったということで、それがなければファイブハンドは装着できなかったかもしれません。
メカ設定はそうした拳法家であったことが基本となって、メカ的に優れていたのとは相反するかもしれませんが、より人間に近い改造人間だったかもしれません。
バチンガルは、メカ的な設定はかなり優れたものでファイブハンドを装着しても仮面ライダースーパー1と遜色なかったかもしれませんが、それはメカ的なことで、オツムの方は仮面ライダースーパー1の足元に、も及ばなかったんでしょう。

作戦立案とその指揮は大幹部メガール将軍がとっていたものをバチンガルが遂行していたにすぎず、バチンガルが考えを持ってしまうと、、、ということですね。
ただ、単にファイブハンドを奪えと指示していたことがまずかったかもしれません。
ファイブハンドにはパワー、エレキ、冷熱、レーダー、そしてシルバーとあって、それぞれがどんなものなのかと説明しておく必要があったかもしれません。
説明してあったかもしれませんが、大幹部メガール将軍の指示通り呼応どうした結果、パワーハンド、レーダーハンド、冷熱ハンドと奪った中で、しかもそれを使うことで仮面ライダースーパー1を苦戦させていたこともあって、次第に自惚れが出てしまったかもしれません。
初戦は人質作戦をとったことで仮面ライダースーパー1が動けなかっただけのこと、それを見逃しただけのことで、オツムの弱さが露呈していました。
ハチ特有の能力を発揮していたこともありましたが、バチンガルはドグマ王国の改造人間であり、独特のドグマ拳法が会得されていませんでした。
仮面ライダースーパー1のように改造人間である前に拳法家であれば、バチンガルももっと違った方向へ向かったのでしょうね。

ドグマ改造人間は、もっとドグマ拳法を使いこなせる改造人間であってほしかったのは当初から言っていたことです。
ここが徹底できなかったことの一つの表れがバチンガルでしたが、これは大幹部メガール将軍というよりもテーマクロの背に負うところが大きかったように思いますね。
バチンガル④
バチンガル⑤



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