ネロンガ④
「ネロンガ」

怪獣は怪奇性のある獣であり、人間の常識など通用しない上に巨大生物だから、何百年も生きていた怪獣がいたとしてもちっともおかしくないですね。
初代ウルトラマンに登場した怪獣第1号はベムラーでしたけど、これは初代ウルトラマンを登場させるにあたっての変遷が大きく影響した怪獣でしたし、宇宙怪獣という設定がピッタリでした。
その次がかのバルタン星人。
もう何十年もの長きにわたって、何回も再生された超有名な宇宙人でした。
で、やっとここで地球産の怪獣として登場してきたのがネロンガでしたけど、その昔、江戸時代にも生息していたらしいですから、今日まで生きていたとすれば300年以上、、、
もうここでも人間の常識など通用しません。
初代ウルトラマンに登場してきたネロンガは電気を食べると言うか鼻先の1本角で吸収してしまうという電気怪獣でしたけど。電気を食べる時以外は身体が透明であるということが最大の特徴とされた透明怪獣として名を馳せました。
江戸時代にはとある武士に倒され幽閉状態となっていましたが、そこを踏まえると身体はそこまで大きくなかったんでしょう。
電気を食するなど、江戸時代には雷以外に電気はありませんでしたから、その組成として電気を吸収するような体質であって、それを発揮することなどなく、人間よりも大きな身体を利してそれなりに暴れていたところを抑えられて地下に逃げ隠れていたということなんでしょうね。
太古の昔、霊がこの世に出て霊界と人間界の境目がないような時代において霊力溢れる武士が巨大生物を抑え込んだということは、その霊力に驚いてもがきながら地底に逃げ込む中で、そこから出るに出られなくなったということが想像できます。
時が流れ、わずかな空間と水を頼りに生き延びるうちに体質の中の本質が大きく変化していき、産業革命による産出術を人間が発見したことで電気が発生し、ネロンガの体質に似合うエネルギーになっていったんでしょう。
しかも、過酷な状況下で生きることは身体の色素を失わせ、唯一電気を食べるときだけ元の姿が維持できるために透明化の状態から脱することができたと思われます。

そうした中で、ネロンガの後頭部から2本の角が生え、鼻先上の1本角と合わせた時に放電攻撃が出来るようになった肉体変化が起きたと考えられますけど、これって敵が霊力溢れる人間であることが前提であったために、この攻撃は人間に対しては有効であっても超人ウルトラマンには効かなかったんでしょうね。
ただ、あの巨体ですから怪力の持ち主だったはずで、その点だけが初代ウトラマンを苦しめていたのでしょう。

ローマ神話上の暴君として有名なネロから持ってきたネロンガのネーミング。
確かに地下に幽閉せざるを得なかった鬱積を晴らすかのような暴れっぷりでしたけど、さすがにスペシウム光線には全く適いませんでした。
ネロンガ③
ネロンガ②

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