サンショウウオ獣人
「サンショウウオ獣人」

サンショウウオって天然記念物なんだけど、謎が多くて生態については分からないことが多い生物でした。
謎が多い魚のようで実は哺乳類というところもあってか、仮面ライダーシリーズに登場する改造人間として見難く、耐えがたい姿をしながら再生能力に優れた特殊改造人間として描かれることが多かったような気がします。
悪の秘密結社の排出する改造人間は、メカを持ち込んだ生体改造手術の末に出てくるものでしたから、サンショウウオ獣人は改造人間としても謎です。
変幻自在に姿を変え、サンショウウオ獣人の体内で生成される毒素で自分以外の者も見難い姿に変えてしまう能力は、サンショウウオ自体が謎が多かったためでしょうね。
ウルトラ怪獣と違って、人の手による生体改造でしたし、ガランダー帝国と言えどパルチア王朝の末裔とは言え人の手によるものが獣人でしたから、サンショウウオ獣人のようににせアマゾンライダーにまで姿を変えてしまうのは従来の改造人間に対する考え方を変えなければいけなかったかもしれません。

ガランダー帝国のゼロ大帝はパルチア王朝の末裔とされているみたいですけど、ゲドンの十面鬼ゴルゴスの生業と重なるところがあり、古代インカ秘術の一部を身に着けていたのかもしれません。
古代インカ文明は、今の科学力をもってしても解明できない謎の高度文明でしたから、そこから獣人が排出されるとなるとやっぱり謎が多くなるのでしょう。
しかし、サンショウウオ獣人が実はガランダー帝国の切り札だったのは、水素爆弾の数十倍もの威力を持つ新兵器“ヘリウム爆弾”を使って、日本の3分の1を焦土に変えた後、その死の灰の上にガランダー帝国を建国する最終作戦の実行の一部を担っていたことに現れていました。
その再生能力は腕と尻尾を大切断で切り落とされても再生してしまうところに凄さが表れていましたが、その再生能力にも限度があったことは、ガランダー帝国と古代インカ文明を結びつけようとしてもそれは一部でしかなかったことの表れだったかもしれませんね。
サンショウウオ獣人④