ステップショット戦法
ステップショット戦法1
ステップショット戦法②
ステップショット戦法③
「ステップショット戦法」

決め技を封じられ、敵が暴走する中、自らの身体能力と敵のつけ込み所を把握して戦い方に変化を持たせる戦法は、その使い手に戦闘センスを感じます。

鉄資源に枯渇し、自分の星以外にそれを求めたバンダ星人はクレージーゴンというロボットを使ってありとあらゆる車を奪取しようとします。
しかし、クレージーゴンに舵手された車に時限爆弾を内蔵させたウルトラ警備隊により、バン星人の円盤の中でその車が爆破されるのと同時にバンダ星人の円盤も爆破されました。
しかし、番だ星人の円盤に装着されていたはずのクレージーゴンは爆破に至らず、主を失ったクレージーゴンは暴走します。
バンダ星の合金で出来ていたと思われるクレージーゴンは、おそらくバンダ星の最後の傑作だったのでしょう。
その頑丈さは、ウルトラセブンのアイ・スラッガーを跳ね返し、エメリウム光線を受けてもビクともしませんでした。
暴走するクレージーゴンの怪力の前に、さしものウルトラセブンも押されまくり、素の暴走を止めることができませんでした。
街を蹂躙し、病院に向かうようなクレージーゴンを止める者はないのかという場面において、その大クレージーゴンの正面から戦いを挑むウルトラ警備隊の様子とクレージーゴンの様子を目の当たりにして、ウルトラセブンがとった先方がステップショット戦法でした。

ウルトラセブンにはミクロ化能力がありました。
窮地に追い込まれたような状況でウルトラセブンはミクロ化し、ミクロ状態でまるでハエが飛ぶような方法でウルトラ警備隊のフルハシ隊員が構えていたエレクトロHガンの砲身に入り込みます。
フルハシ隊員もくれーじごんに気を取られていたのでしょう。
自ら構えたエレクトロHガンの上に止まっていたミクロ化状態のウルトラセブンに気づかず、そのままエレクトロHガンを発射しました。
するとその発射と同時にウルトラセブンは砲身から飛び出し、クレージーゴンに向かっていく訳ですが、標的に近づくに従って巨大化し、見事クレージーゴンを粉砕した戦法がこのステップショット戦法でした。
発射された弾の速さに乗っかり、勢いを借りてさらに勢いを増したウルトラセブンの勢いは音速を超えたものだったのでしょうけど、自らの飛行能力を、駆使したわけではなく、あくまでもエレクトロHガンの勢いを借りたわけですが、ミクロ状態だったからこその戦法でありそれが徐々に巨大化していったことで破壊力は通常のものではなくなったのでしょうね。

こうした戦法という戦い方でそのセンスを感じてしまったのは、ウルトラセブンだけでしたね。
こうした工夫が見られたことが、見る者を引き付けて離さない大きな見所になっていたのは言うまでもありません。
何もない時代に特撮もので引き付ける要因は、創意工夫に他なりません。
怪獣も侵略宇宙人も大事ですし、主人公たるウルトラ戦士も大事なjことですが、そうした戦い方に創意工夫をもたらすこともまた大事なことでした。
ステップショット戦法④
ステップショット戦法⑤
ステップショット戦法⑥
ステップショット戦法⑦
ステップショット戦法⑧