カオスパラスタン②
カオスパラスタン⑦
「カオスパラスタン」

カオスパラスタンは、元々はパラスタンという遊星ジュランの守護神にカオスヘッダーが取り付いていた怪獣でしたね。
カオスヘッダーがパラスタンに取り付いたのは、遊星ジュランの起動を変えて地球に衝突させようとしたカオスヘッダーの狙いがあったからですが、守護神であったパラスタンは守護神と崇められたということだけで外からの攻撃には耐久性がなかったような存在だったかもしれません。
カオスヘッダーは、有形個体ならば何でも憑依し、意のままに行動していたみたいですから、パラスタンも防日キレなかったというところかもしれません。
パラスタンからカオスパラスタンに、そしてカオスパラスタンからカオスヘッダーだけがカオスパラスタン型に実体化したカオスパラスタンSへと変わっていきますが、元々は遊星ジュランの守護神という神のような存在だけあってカオスヘッダーはパラスタンの持っていた力にこだわっていたのかもしれません。
遊星と言えば古くはウルトラQで遊星からやってきたとされたバルタン星人の原型セミ人間、初代ウルトラマンでは遊星からやってきたとされるザラブ星人、ウルトラセブンでは幻の作品となったスペル星人がやってきたとされる物語は「遊星から愛をこめて、、」、そしてウルトラマンAでは遊星ゴランの話もあり、ウルトラマン80でも遊星を扱った話がありました。
昭和の時代のウルトラ番組ではよく遊星を扱ったものがありましたけど、平成以降では見当たりませんね。
ウルトラマンコスモスはウルトラ番組35周年を記念して造られた番組だったので、遊星を扱った話をここで持ち込んだのかもしれません。
そして遊星を地球にぶつけようとしたことで人類の消滅を狙ったのは、ウルトラマンA の時の遊星ゴランと同じような扱いで、ゴランの場合はそれを利用しようとしたのはヤプールであり、ウルトラマンコスモスでは意図的にそうしようとしたのがカオスヘッダーという現次元では捕えようのない生命体であったことに共通点がったように思います。
遊星自体は隕石のようで惑星規模の大きさを持つところに想像できそうもない要素があって、今ではあまり話題にもなりませんが、広大な宇宙空間の中では軌道が理解しきれないものとして存在するものかもしれず、でもそこには生命が存在するとは考えられません。
だから特撮で扱われたのでしょうね。
パラスタン
守護神だけにカオスヘッダーがこだわった能力がパラスタンにあって、それは外的なことだけでは分からないものだったのでしょうけど、守護神が邪な心の持ち主に乗っ取られて怪獣化してしまうと、隠された能力の一部とは言え、ウルトラマンですら大苦戦してしまうものなのでしょう。
カオスパラスタンは、意味不明なものの部分が大きいとは言え、ウルトラマンコスモスの中では見栄えのする怪獣だったと思います。
けど、元は悪意のない守護神だけあってカオスパラスタンからカオスヘッダーを取り除いてみると母性を感じる守護神であり、最後はカオスパラスタンSを倒していたこと自体は流れとして納得できるものでした。
カオスパラスタンS