マクシウムカノン⑫
「マクシウムカノン」

ウルトラマンレオ以来のウルトラセブンタイプのHEROとなったウルトラマンマックス。
ウルトラマンネクサスが結構シビアで痺れる内容だっただけに、対比が図られるようなHEROでした。
ウルトラセブン最強の技がワイドショットだっただけに、そこを意識したモノかどうかは分かりませんが、ウルトラマンマックスの決め技はマクシウムカノンというワイドショットを思い出させるようなポーズの技でした。
マクシウムカノンは、7色の虹のような光線技でここに注目すると時代を感じさせられます。
初代ウルトラマンのスペシウム光線や、ウルトラセブンのワイドショットは光線技の発祥の時代の産物でしたから、当然のように単色だったところに、マクシウムカノンは虹の陽でしたからね。
映像技術の進歩を感じずにはいられませんでした。

ウルトラマンマックスのパワーポイントは、変身用アイテムであったマックススパークにあったことは明らかです。
ここにエネルギーを集約し、それが変身エネルギーにもなり、また変身後もウルトラマンマックスの左手首の甲のあたりに装着されており、大気中や宇宙空間に散らばるあらゆる光の粒子・量子をここに集約して一気に放出させるものでしたから、その色も多色になったんでしょう。
そうした集約されたエネルギーをスパークさせていたわけですから、決め技にもなり得たんでしょうけど、一気の発射と長時間にわたる放出も可能だったみたいですから、非常に見応えの擦る光線技でした。
一頃はウルトラ戦士の光線の破壊力を何万度というような言い方をして現したこともありましたけど、マクシウムカノンも他のウルトラ戦士の光線技と比べても相当な威力があったとも思われます。

撮影技術と見方の問題なんでしょうけど、ウルトラマンマックスは物語にウルトラ第一期の匂いを感じ、そこが面白そうと思って見てました。
どうしても、ウルトラセブンのワイドショットを思い出してしまうんですよね。
ウルトラマンマックスはサウスポーで、マクシウムカノンも左腕から発射されていました。
他のウルトラ戦士が客演することがほとんどなかったですけど、久しぶりに見られたウルトラセブンタイプの戦士でしたから、ワイドショットとマクシウムカノンの共演も見たかったと思ってました。
右腕から発射されるワイドショットと左腕から発射されるマクシウムカノンが同時に敵に炸裂する、、、こんなシーンがあればなあと思ったものでした。
マクシウムカノン⑦
マクシウムカノン①
マクシウムカノン⑧
マクシウムカノン⑨
マクシウムカノン⑪

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