仮面ライダーSPIRITS~右腕の記憶
「右腕の記憶」

ライダーマンと言えばデストロン大幹部ヨロイ元帥。
斬っても切り離せそうにもない運命にあったこの2人は、「仮面ライダーSpirits」でも当然のように描かれましたね。
大幹部候補であった者と自分の身分を脅かす存在と勝手に思い込んで、罠を仕掛けた大幹部。
ライダーマン誕生もヨロイ元帥の罠によるものでしたけど、ヨロイ元帥が追い詰められていったのもライダーマン出現によってのものでした。
だから、双方ともお互いに気にせずにはいられない存在だったわけですけど、「仮面ライダーSpirits」ではライダーマンが姿を消してしまった後の後日談を描くという方法が取られていました。
「仮面ライダーSpirits」は仮面ライダーZXを生み出したバダンとの攻防を描くものでしたけど、ライダーマン編はそれとは一線を画したような内容でした。

仮面ライダーは死なん、、、というのは、後日仮面ライダーZXが残した言葉ですが、仮面ライダーV3の時もそれが生きてました。
仮面ライダーV3誕生の時、窮地を救おうとして仮面ライダー1号、2号がカメバズーカを太平洋上まで連れ去りましたけど、原爆の爆発の影響を受けたはずのダブルライダーは後に生還してました。
これに表されるように、プルトンロケットを人類に影響がないところまで操作し爆破させたライダーマンは、きっとどこかで生きていると持った人は多かったと思います。
仮面ライダーXの映画版の時にいきなり復帰を果たしたライダーマンは、それまでどこでどうしていたかが分かりませんでしたね。
タヒチからの生還ということでしたから、「仮面ライダーSpirits」ではプルトンロケットを爆破させた後タヒチに流れ着いたところから始まっていました。
プルトンロケットを被害がないような状況で爆破させたものの、自分の記憶まで失っていたライダーマンは、唯一の自分のものとしてそのヘルメットを持っていました。
言うなればライダーマンの記憶を奪ったのはヨロイ元帥であり、プルトンロケット作戦失敗で結局仮面ライダーV3に倒されてしまったヨロイ元帥はライダーマンによって倒されたようなものであり、お互いがお互いを強く意識せざるを得ない関係にありました。
だからなのか、倒されたはずのヨロイ元帥の別個体が記憶を失っていたライダーマンを執拗に追っていたのも、そういう浅からぬ関係にあったためでしょう。
その失った記憶を呼ぶびもどす大きな要因が、一つはヨロイ元帥による切迫感、もう一つはヘルメットでした。
仮面ライダーSPIRITS~右腕の記憶①




























「仮面ライダーSpirits」のライダーマンには、独自のいろんな設定が施されていました。
アタッチメントを起動させ様々なスタイルに変えていくのは、肘の源に小さなカセットを入れ込むこと。
ドリルアーム起動に電気使用をえんじなかったこと。
実写版では描かれなかったマシンガンアーム。
こういう設定こそ、「仮面ライダーSpirits」ならではのものでした。
ましてライダーマン単体で敵を倒すこともなかったのが、因縁めいたヨロイ元帥を倒してしまうところまで演じきったのは痛快そのものでした。

気になったのは、ヨロイ元帥がライダーマンの存在よりもその脳髄を求め、次なる組織への土産として狙っていたことでした。
デストロンの次の組織となると仮面ライダーXの敵となったGODということになりますが、実はもう既にバダンは動いていて次の組織とはバダンだったという具合に考えた方が、つじつまが合ってきますね。

こういう隠された設定は、正に「アイタ、ペアペア」なのかもしれません。
仮面ライダーSPIRITS~右腕の記憶②

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