仮面ライダーSPIRITS~密林の破壊神
「密林の破壊獣」

バダン側の3大幹部のように感じられたニードル、アスラ、プアゾンが初登場となった「密林の破壊獣」。
バダン怪人としてはトカゲロイドが出てきました。
でも、この話のキーとなったのは天才科学者ビクトル・ハーリンであり、子供でありながらIQ300のこの天才は、ギアナ高地の悪魔の食卓(デビルス・テーブル)に人知れない環境・状況で生息してきたラスト・バタリオンと呼ばれた怪獣たちの遺伝子操作によって導き出された生命体でした。
バダンはそのラストバタリオンに目をつけ、またビクトル坊やは未知の生命体が生息する悪魔の食卓に興味を持っていたことから、バダンと仮面ライダーアマゾンによるビクトル坊やの争奪戦みたいな展開となりました。
ラストバタリオンの染色体は地球上のどの生命体にも属さない独自のもので、そのラストバタリオンの存在自体を解明し利用しようとしたことからバダンはトカゲロイドと謎の円盤軍を悪魔の食卓に派遣していたわけです。
ここを侵食する以前に、バダンは3大幹部を含め何体かのバダン怪人を出現させていましたから、このラストバタリオンは後の暗闇大使の復活や新たなバダン怪人を作り出そうとして利用されようとしていたものと思われます。
そこに目をつける者は一切排除する、、、それでトカゲロイドはビクトルに目をつけ、抹殺を図ったわけです。
そこに仮面ライダーアマゾンがビクトルのガイドとして登場。
そこを襲う最中に、トカゲロイドの携行させていたムシビトと行動を、ビクトルの気一つで静止させたことから、ビクトルの生成過程に気が付いたバダンが、生きたままの捕獲を目指し、捕獲することでラストバタリオンを意のままに操ろうとしたわけです。
これを仮面いライダーアマゾンが許すわけもなく、ましてやビクトルがまだ9歳の子供であったことも効いて、ビクトルを守る、救うための行動に出ていったわけですね。

面白かったのは、このムシビトのデザイン。
何処かライダーっぽいこのデザインは、仮面ライダーアマゾンの没デザインだそうで、うっかりすると見逃しそうなこのデザインは、この作品を通しての作者の仮面ライダーに対するこだわりなんでしょうね。
仮面ライダーSPIRITS~密林の破壊神④



























バダン幹部の力は、絶大にも見え、それはトカゲロイドが弁えていたこととは次元が違いました。
ビクトルを守る、救うという純粋な想いを抱いていた仮面ライダーアマゾンの心は何時しかビクトルにも通じ、それが仮面ライダーアマゾンの理解しがたい行動となってビクトルを救うわけですが、ここで同時に一旦は仮面ライダーアマゾンの大切断によって真っ二つにされたトカゲロイドが、ニードルの与えた力で復活を果たし、何度切断され食いちぎられてもそれを意に返してはいませんでした。
それどころか巨大化するとともに意識を変えられて怪獣とされたトカゲロイドに対し、それならば神秘の破壊の力を使うことで対応しようとした仮面ライダーアマゾンは、ギギの腕輪とガガの腕輪を合わせることでインカパワーを発動し、スーパー大切断でトカゲロイドを仕留めました。

この話には、まだ続きがありそうな気がしています。
地球上の生命体にも属さない独自の染色体があるラストバタリオン。
ビクトル坊やが言ってましたね、「一つの例外を除いて、、、」と。
これが何を意味していたのか、まだ面白味は続いています。
仮面ライダーSPIRITS~密林の破壊神③

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