ゴドラ星人③
「ゴドラ星人」

よくしゃべり、何体もいた侵略宇宙人でしたね。
知略的に優れていたと言うか、作戦的に幾重もの作戦が同時進行され、ゴドラ星人のおしゃべりがそうした作戦の根とか先のことまでなかったら、ゴドラ星人の作戦は完全に遂行されていたのかもしれません。
侵略宇宙人が地球の言葉を話すときは、人類を威嚇したり脅したりするときがほとんどだと思うんですけど、作戦の次の展開を話していたのは、自らの作戦に自信があり自らの状況がかなり有利に働いていたことが大きな要因でした。
宇宙人が言葉を話すのは、初代ウルトラマンの時に出てきたバルタン星人がいました。
宇宙を漂浪し、安住の地を求めていたことが基本としてあったバルタン星人は、話し方そのものがいかにも地球外生命体という感じがし、ウルトラセブン第1話で登場したクール星人も威嚇の様子を如何にも地球外生命体のように話していたところに好感が持てました。
侵略宇宙人が話す時、相対するのは人間でしたけど、多分、ウルトラセブンが言葉を発したにもこのゴドラ星人の時が初めてだったような気がします。
ウルトラセブンの声色がモロボシ・ダンのそれと同じだったのは結構意外なことで、変身すると声色が変わるものと思っていましたからね。

ゴドラ星人はウルトラセブンと同様、人間大でもいられるし巨大化もできる上、飛行能力もあって人間の言葉も話した上に人間の姿に化けることも出来ました。
それが侵略宇宙人の能力と言ってしまえばそれまでですけど、かなりの知略と科学力に長けた状況がそういう能力を身に着けさせたとも見ることができます。
ゴドラ星人の手先は銃のようになっており、そのゴドラガンからリング状の光線を出したり、ゴドラカプセルに相手を閉じ込めたりする能力がありましたけど、それは決して戦闘力が高いという訳ではなく、むしろゴドラ星人の身体的な戦闘能力が乏しかったからこそ、知略に長けていたんでしょうね。
ゴドラ星人を見てると、まさしく口は災いの元という感じが強くなりました。
ゴドラ星人②
ゴドラ星人は7体も出てきました。
アイ・スラッガーで額を打撃され、逃走した上に巨大化したものの、戦闘的にはウルトラセブンに適わないと悟っていきなり逃走しようとしてエメリウム光線で倒されるゴドラ星人の1体が印象的ではありましたけど、幾重にも張り巡らされた作戦は、まる用意周到に7体ものゴドラ星人が存在していたからこそのものだったかもしれません。

全身まるでカニのようなゴドラ星人の井出達は、ゴンドラから命名されていたようですけど、その姿とはまるで関係なかったようですね。
でも、このゴドラ星人の姿はウルトラセブンに登場する侵略宇宙人の姿の基本になったということは、意外な感じはしませんでした。
ゴドラ星人

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