カメレオン男④
「カメレオン男(死神カメレオン)」

仮面ライダー初の大阪ロケで作られ、2話連続の物語に登場していたのが死神カメレオンことカメレオン男でした。
これは結構見応えがあって、記憶に残った話でした。
改造人間は人間であって人間でない、、、このことが分かっていても受け入れきれない本郷猛がカメレオン男登場の話から改造人間としての覚悟が決まて来たように見えました。
罠にはまったものの落下する風力で変身を果たしたかと思えば、狭い空間で風力を得られずエネルギー補給が効かないまま変身解除となったのもこの話で、リアルで見ていた時は何が起こったのかと思いましたね。
そういう状況に追い込まれたのはショッカー首領の指示と頭脳によるものがあったとは言え、カメレオン男の作戦遂行能力における能力の駆使によるところが大きいでしょう。
カメレオン男の保護色能力は風景に馴染んでしまう能力でしたけれど、それは同時に気配まで消してしまうのでまるで神出鬼没であり、しかも強力で長い舌には破壊力と鋭さがあったため、余計に恐怖感がありました。

晴天の元、正面から戦おうとすれば戦闘能力的には特に秀でたものはなかった思いますが、この保護色能力とその舌だけでも充分戦えるだけの能力があり、しかも大幹部がいなかったこの時においてカメレオン男の指示能力も立派な幹部のようでもありました。
カメレオン男
カメレオン男登場に話は、ナチスが残した財宝が隠されたような鉄箱の争奪戦であり、その鉄箱には実は財宝のありかを記した地図があったようで、争奪戦とは言え若干カメレオン男の元で暗躍するショッカー有利に事が運んでいたように思います。
物語の展開上、ナチスの名が出てきたわけですから当然のように元日本海軍の人間が出てきて、その弱みにつけ込もうとします。
追う者は追われる者よりも有利とは言いますけど、ひたすらショッカーの資金源として財宝のありかを知ろうとするショッカーは、そのありかの情報を知っているだろうと思われた元日本海軍の人間を追い込んでいく。
その状況が、「いいぞ改造人間は… やはり追われるより追う方がいい、、、」というカメレオン男が残した名ゼリフとなって残りました。
こういうセリフが旨い具合に絡まる物語は名和となり名話になりますね。

カメレオン男が登場した話は、カメレオン男というショッカー改造人間というよりカメレオン男が登場した話の内容と演出が良くて記憶に残りました。
最終的にナチスの財宝が本当にあったかどうかは懐疑的な結末で終わりましたけど、そこはなんだか明らかにしてはいけないポイントだったように思います。
それを最後の最後で仮面ライダーとカメレオン男の正面からの激突に結び付け、立場的に財宝を得ることが出来なかったカメレオン男が本来の使命を果たせないまま激突するシーンとなり、ライダーキックからライダーチョップで倒されて行くシーンには悲哀みたいなものが感じられました。
カメレオン男①
カメレオン男⑦

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