ティガスライサー
ティガスライサー①
ティガスライサー②
「ティガスライサー」

初代ウルトラマン以来、破壊光線のエネルギーを円形にしたり半円状にして切断光線押して使われることは平成ウルトラシリーズで受け継がれたようです。
俗にいうカッター光線ですが、切断というよりは単純に切り裂くイメージでウルトラマンAの得意としたギロチン技とは異なります。
ウルトラセブンのアイ・スラッガーや帰ってきたウルトラマンのウルトラブレスレットは物理的なもので敵を切り裂き、或いは切り裂くことを基に破壊まで至らせるものでしたけど、こうした物理的に切り裂く技もギロチン技により敵を切断する技も、基本的には怪獣とか侵略宇宙人で変異体でもなければ、命の泉は一つしかないわけですからこうした切り裂く技は効果的でもあり、決め技にもなったわけです。
昭和のウルトラ戦士は皆、ウルトラショットのような指先から放つ小さいながら効果的な光弾を持っていて、それが実に印象的でしたけど、このウルトラショットは破壊を狙うもので切り裂く光線・光弾ではありませんでした。

このウルトラショットのようにすぐ使える技として、平成ウルトラシリーズでは○○スラッシュというものが出てきて、ウルトラマンティガではハンドスラッシュが多用されていた記憶があります。
昭和のウルトラ戦士が破壊効果を狙ったウルトラショットのような技は、平成に入って切り裂くまで行かなくても斬るというポイントにおいて○○スラッシュに置き換えられて、ウルトラマンティガではハンドスラッシュだったようです。
これはあっと言う間に発射できる割りには決め技ではなく、敵を怯ませる効果を狙ったものだった記憶がありましたが、おそらくその斬る行為を発展させようとしてティガスライサーが使われたと思いました。
ティガスライサーは結局決め技にはなりませんでしたが、宿那鬼戦での使用法が印象的でした。

ウルトラマンティガそれまでのウルトラ戦士と違って有形無形の人類の希望の光をエネルギーとしていたようですが、この光のエネルギーを両腕を胸の前でクロスさせることで発火し、次いで胸のプロテクターにその発火を移し替えて更に光のエネルギーを充填させ、両腕を前方に広げだすことに連動させて光のエネルギーを大きく昇華させたカッター状に広げていくことで敵の急所を切り裂くことで効果を上げる技でした。
ウルトラマンティガの胸のプロテクターにエネルギーが重訳されるシーンが印象的で、思わずウルトラセブンがガッツ星人の罠から脱出し太陽を胸いっぱいに浴びることでプロテクターが目立ったことを思い出しました。
ウルトラマンティガが大勢を低くして上方に向けてティガスライサーを発射することが、より効果を挙げるものだと感じましたが、まさしく宿那鬼戦での使い方はそれであったこともあって、このティガスライサーの効果が発揮されたシーンだったと思います。

切り裂く技がこういう具合に演出されるのも面白く、使い方や演出によっては決め技になっていても可笑しくない技でもありました。
ティガスライサー③
ティガスライサー④

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