ノコギリトカゲ②
「ノコギリトカゲ」

ナイフアルマジロは、人工心臓の移植によって成り立ってた改造人間ということでした。
しかも2回に渡っての移植は、出来上がったナイフアルマジロの強力さとは裏腹に、改造人間という特殊人間でありながらどこか意思力を欠いてた感じがありました。
だから、ナイフアルマジロに指示を出す存在が必要だとは思いましたけど、当初はデストロン首領が直に指令を出していたんだと思っていました。
確かにそういうところはありましたけど、よく見てみるとナイフアルマジロに遅れて登場したノコギリトカゲがそんな存在で、ナイフアルマジロの上司のような存在でした。

ナイフアルマジロへの最初の心臓移植は看護師に擬態して見守る様にしていたものの、2度目の移植はノコギリトカゲの指揮の下、それが行われていました。
ノコギリトカゲはデストロン初の女型改造人間でしたから、当時としては非常に珍しい女性上司の改造人間ということになりますね。
ショッカーには蜂女に始まり、クラゲダール、ドクダリアン、そしバラランガと歴代の女型改造人間がいました。
アリキメデスも女王蟻の改造人間でしたから、その中に入るでしょう。
改造人間とは言え、雄雌の特徴まで払拭してしまうものではなかったようです。
時として女性であり、老婆でもあったこの女型改造人間は、何処を取ってみても甲高い声といつもハイな状態にあると言うことは共通してたように思います。
改造人間とは言え立派な怪人でしたから、特殊能力を伴った戦闘状態を意識して作り出されたのですけど、ハイな状態にあるのは分ろうというものの、これは冷静ではいられないという欠点の裏返しでもありました。
そしてそれは雌の方がその傾向は強い、、、これは雌という動物的なことだけではなく、女としての人間的なことでもあったのかもしれません。
だからと言って雄とか男の方が冷静かと言えばそうでもなく、でも改造人間を作り出そうとして雄雌の別まではどうしようもなかった結果だとしたら、雄や男にはない特徴があってもよかったと思います。
雌特有の細やかさやしなやかさがどこかに欲しかったと思うのですけど、ショッカー時代はそれがなく若干の貧弱さがあったため、仮面ライダー1号や仮面ライダー2号の敵ではなかったという感じでした。
ノコギリトカゲはその貧弱さを補うためか電動ノコギリが武器ということもあったのですけど、非常に強力さがありました。
ノコギリトカゲ③
細やかさとしなやかさがあれば強力改造人間ナイフマジロを出しに、もっと功名な作戦遂行が出来たのかもしれません。
自らの作戦が見抜かれて罠が張られているとも知らず、蘇生させたはいいものの、そのナイフアルマジロよりも先に仮面ライダーV3との決戦となってV3ダブルアタックに敗れ去るところは、自らが持っていた身体の強硬さとこれ以上ない電動ノコギリという切断武器がうまく生かされなかったと思いますね。

2体の改造人間が出てくれば、どちらかが上ということになりますけど、デストロン時代にもまた女型改造人間というのはしっかり機能せず、それは女性特有の魅力がまだ首領には理解されていなかったということら武器を携えどノコギリトカゲは役不足だったということになろうかと思います。
ノコギリトカゲ

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