テンカイ
「自然コントロールマシーン テンカイ」

銅鐸のような外観を呈していた「自然コントロールマシーン テンカイ」は、根源的破滅招来体によって遣わされた何か、ということはなんとなくわかりましたけど、それは怪獣という生物なのか、メカなのかがはっきりわかりませんでした。
何かの鳴き声のような機械音を発してタービンのようなものを回転させ竜巻を発生、その下部から空気を吹き出し、家屋を吹き飛ばすほどの暴風を巻き起こすというものでしたけど、外見から感じよりもかなり強力なイメージがありました。
このテンカイの動きを見てると、それは生物然としたものではなく、あくまでメカだったんですけど、なんせ外見が銅鐸ですからね。
そう思ってみても外見が邪魔してそうみられませんでした。

銅鐸があった太古の時代において、人間がすがろうとする神そのものもなく、根源的破滅招来体などというものが飛来して導こうとすれば、人はそうなっていたのかもしれません。
その時代のように大気を浄化することだけでなく、文明を築いた人類の存在自体を粛正しようとした一つの契機がテンカイであり、強大な竜巻を伴う台風を発生させて行動した後には確かに大気の状態は浄化したものの、何も残らなかったことに現れていました。
でも、他の惑星の文明そのものを否定するのはまさしく侵略行為であり、テンカイの行動しようとした上空の雲は悪魔のような形をしていました。

基本的には、空気・大気の浄化がその役割だったんでしょうけど、猛烈な台風のような嵐は人類そのものをさらってしまう、そんなイメージが残りました。
自然コントロールマシーンなんて、自然をコントロールしようとするメカなど、どれだけ文明が進んでいたとしても作り出されるわけがないと思いますけど、まるでシリーズ化でもしようとしたのか、この手のタイプはこの後いくつか出てきますね。
テンカイ②