HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

宇宙人

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ怪獣第14号:ウルトラマン80~ゴルゴン星人4

ゴルゴン星人
「ドクロ怪人 ゴルゴン星人」

ウルトラシリーズも昭和の最期の頃になると手詰まり感が出るか、デザイン設定ともにいい加減さがでたりしていました。
登場する怪獣・宇宙人には、シリアスで臨場感を感じ、それを生かすための設定とユニークさが欲しかったところでしたけど、まるで日本昔話のようだと思ってみたり、時代遅れのスポ根もののようなものを見せられた感がありました。
怪獣ブームを2度も巻き起こしたウルトラシリーズには、ブームの火付け役であった責任みたいなものを継続してほしいところであってほしかったのです。
初代ウルトラマンを見ていた子供も、いい歳になると見なくなるか、飽きてしまうかだと思うんですけど、それは自然なことです。
そういう人たちを引き付けるのではなく、時代のテイストに合わせて引き付けるものがあってほしかったのです。
そういう点において、ウルトラマン80に登場してきたゴルゴン星人は久しぶりに見られた傑作宇宙人でした。

デザイン的にはどくろを思わせるような井出達ではあったものの、それを背景にしていたせいか、闇に影にうごめく宇宙人でした。
細胞レベルまで縮小化で霧能力は、宇宙船を必要とせずに地球に潜り込む能力を併せ持ち、しかも擬態化能力もあって気が付かれて絶命しても正体を現さないという珍しい宇宙人でした。
リーダーはいたものの、集団で行動することを基本としながら個々の能力も高く、ウルトラマン80が人間体で潜んでいなければゴルゴン星人の策略にはまっていたかもしれません。
かなりの知能の高さはその策略には反映されており、傑作怪獣サラマンドラを配下においていたのは見事でした。

特撮怪獣の世界も時代を感じ、そして思わず見てしまい要素を散りばめられれば、こうした傑作うち宇人が輩出できるんだと思うと、まだまだ未来はあると感じたものです。
ゴルゴン星人①






ウルトラ怪獣第14号:ウルトラマンレオ~フリップ星人3

フリップ星人③
「フリップ星人」

分身能力を駆使してウルトラ戦士を苦戦させたのは、あのバルタン星人以来だったかもしれません。
特殊能力をもって、テレポーテーションでいきなり現れて暴れまわるとは、形を変えた通り魔的宇宙人だったもしれないフリップ星人。
拳法の達人とされたウルトラマンレオも拳法の奥義を極めていた時期でもない頃のフリップ星人戦は、分身能力を駆使されたことで大いに迷いが出ていました。
簡単に心眼を開いて心の目と感覚で戦うとはいうものの、目で相手を見、自らの技の奥義を極めた状態でない者にとっては心眼を開くどころか、それを得ようと心眼を開いた者に師事しようとしても訳が分からなかったと思います。
極端に言えば、目を開いていれば目で相手を見ようとしてしまうので、目を隠して目以外のあらゆる感覚で相手を捉えようとすれば、分かるのかもしれません。

そんな戦いでしたね、ウルトラマンレオとフリップ星人の戦いは。

ダン体調が強制的に目から資格を奪ってしまったことで心眼を開いて勝利に持ち込んでいったのは、頭でわかっていてもどうしてもというもがきの中、急に眼を奪われても自分を見失わなかったことだったのかもしれません。
そのための準備ができていたため、取り乱すことなく戦えたということでしょうか。

フリップ星人はそうした分身能力やテレポーテーションがある意味不明の暴れん坊でしたけど、こと格闘についてはウルトラマンレオには遠く及ばなかったようです。
この点がバルタン星人との大きな差だったのかな、そんな具合に思えました。
フリップ星人①
フリップ星人②






ウルトラ怪獣第14号:ウルトラセブン~スペル星人3

スペル星人
「吸血宇宙人 スペル星人」

ウルトラしりーズ唯一の欠番であったウルトラセブン第12話「遊星より愛をこめて」に登場していたスペル星人。
このスペル星人については雑誌の怪獣決戦カードで「被爆怪獣」との記述で紹介されてしまったことで、原爆被害者の会から抗議を受けたことにより、ウルトラ番組の制作会社であった円谷プロに確認もせず、抗議行動を朝日新聞が記事にして世間を煽ったため、事態の迅速な収束を図ろうとした円谷プロがスペル星人登場の話を欠番扱いにして、ウルトラセブンが再放送されてもこの話だけは放送を取りやめていました。
ウルトラセブンは1967年放映開始ですから、戦後20年ちょっとの時代です。
戦争における被害を含めた爪痕がまだあちこちで色濃く残っていましたから、原爆の被害にあった方々が敏感であったことは当然の時代でした。
スペル星人は当初、カブトムシのような姿をしていたところ、全身真っ白の人型であることに変更されていました。
これは監督の強い意向でそうなったらしいですが、デザインを担当した成田氏はポリシーに反するということで半ば投げやりにデザインしてしまったそうです。
スペル星人の姿は、被曝感アリアリの姿でしたから、この姿をより近くで見てしまうとこういうことが現実にもあったんだと知ってしまうと悲しい気持ちにもなります。
抗議した方たちはそうしたことも、番組のストーリーも知らずに「被爆怪獣」ということに敏感に反応して、果てが被爆者を怪獣扱いしてるというところまで行ってしまいました。
原爆、被曝の恐ろしさは現実を知り、正面から見つめて取り組まなければいけないことですが、子供向けの特撮番組で扱い、その姿を見せてしまうことはやりすぎであったことは明らかでした。
この時点での円谷プロの対処は大正解だったと思います。
まだ幼稚園児だった自分は、このスペル星人登場の話を目の当たりにしています。
子供に減額とか被曝といっても分かるはずがなく、スペル星人の姿に抵抗感みたいなものを感じ、ストーリーにしても分からなかったことを今でも覚えています。
この話が欠番扱いになっていたことを知ったのは、ネット社会になってからですからずいぶん後年のことでした。
スペル星人①
スぺリウム爆弾の事件で荒廃してしまったスペル星で、その住人・スペル星人が治療のため新たで汚染されていない血液を求めて秘密裡に地球に飛来し、地球人に化けて世に潜んでいたことに物語は始まります。
時代がかなり進んでいたウルトラセブンがモロボシダンとなってウルトラ警備隊にいたことから、血を吸われていた若い女性が突然昏倒し、やがて死亡する事件が多発し、分析の結果、それは白血球が急に欠乏する「原爆病」に似た症状を発していたことを指摘したことからスペル星人の策略は破綻していきます。
スペル星人は何体かが飛来していて、巨大化する能力もあり、しかも飛行能力とビーム発射能力もあったことはいかにも宇宙人でした。
どんな惑星でも科学力が進めば、核開発に取り組み壁にぶつかるということでしょうけど、スペル星人との攻防はメトロン星人戦の二番煎じのようなところもあって、作品としてはいいものでありませんでした。

今の時代、被曝という現実は時が経ったためかその扱いには問題があります。
原爆使用はありませんが実験はこれまで幾度となくされていますし、原発事故は結構あったりしてます。
そういう問題は、身近でありながらもと高い次元で取り組み防止していかなればなりませんが、少なくとも子供向けの番組では刺激が強すぎるか無意味なので、もっと演出の方法を考えるべきでしたね。
このスペル星人の話の監督は変わり者として有名になった方ですが、変わりすぎてこれはいけませんでした。
スペル星人③








ウルトラ怪獣第12号:ウルトラマンレオ~バイブ星人3

バイブ星人②
「透明宇宙人 バイブ星人」

見た目、身体の超振動や異常回転で身体を透明化する侵略宇宙人とは思えなかったバイブ星人。
等身大と巨大化した後の姿はまるで違うもので、そこに敵に濡れ衣を着せてしまう狡猾な宇宙人はウルトラマンレオにはよく登場していましたね。

こういう悪辣な侵略宇宙人は当時の世相を表しながらも、なんとも言えない気味の悪さがあって、侵略宇宙人とはそういうものなんだという当時のウルトラ怪獣を表現しようとしていました。
バイブ星人の巨大化した姿はほとんど怪獣であり、強力さはまるで感じず、根っこにあった悪辣さがにじみ出る超能力に頼っていた怪獣でした。
でもこうした侵略宇宙人はやりようによっては人尾の力でも倒すことができるところ、バイブ星人以前の真楽宇宙人に対してはどうすることもできず、まだ戦闘能力の高まっていなかったウルトラマンレオに任せる他なかったかもしれません。
それでもウルトラマンレオも大苦戦し、特訓の果てにようやく倒せていたということになると、人の力というより科学の力とうまくマッチした技量で何とか倒せていたのかもしれず、そうした戦い方とウルトラマンレオの当時の戦い方は同じようなレベルにあったということかもしれません、

でもバイブ星人はウルトラマンレオには倒されませんでした。
ウルトラマンレオと戦う目に当時の地球防衛軍MACのマッキー3号の体当たりで倒されていました。
バイブ星人の透明化能力とこの時体当たりしたマッキー3号に登場していたのはMAC隊長・モロボシ・ダンでした。
ウルトラ戦士と戦わずして倒された宇宙人には、モロボシ・ダンの本来の姿であったウルトラセブンが往年の時代にやってきたキュラソ星人は、やはりその対策をモロボシ・ダンに見抜かれ上に、ウルトラセブンと戦わずして倒され、、、いや自滅していました。
バイブ星人もキュラソ星人もウルトラセブンが本来の姿の前の人間体モロボシ・ダンにその能力を見抜かれた上で対処されてしまった、というところの共通点がありました。
時代を経てバイブ星人でキュラソ星人を描きたかったのかもしれません。
バイブ星人③



ウルトラ怪獣第12号:ウルトラセブン~ワイルド星人4

ワイルド星人④
「ワイルド星人」

擬似赤外線を照射することで、肉体に宿る生命を抜き取り奪ってフィルムに定着させるライフル型の生命カメラというメカは、危険極まりない特殊カメラの一種でした。
想像では分かっていても、肉体に宿る生命がそこから抜けていくのは死ぬ時で、そうした現象は人工的にどうのこうのできるものではありません。
肉体は生命あってのものですけど、これらを別にすることなんて想像的には分かっていても、理論的にしっかり説明できてることではなく、そこには宗教めいたものがプンプンしてますね。
こうしたことが人間の手で自由に操作できるとしたら、宗教めいたものは必要なくなり、生命の存在をある程度自由にできるハイレベルな科学力を有することとなりますね。
ワイルド星人は決して声明を自由にできたわけではありませんが、肉体との分離を生体カメラというメカでなし得ていたというこれも相当なハイレベルな科学力を有していたことになります。

そんなメカまで携えて、地球くんだりまできたことの理由にワイルド星人が地球に存在した意味がありました。
惑星の衰えはひょっとすると恒星の衰えや異常活動に原因があったのかもしれません。
ワイルド星人の母星は寒冷化が進んで、そこの住人たるワイルド星人の肉体の衰退に歯止めがかからず、生命力あふれる命を求めて地球にやってきていました。
肉体の衰えは生命力の衰えにもなりますから、若い命を求めることに自分たちの種族の維持を求めるしかワイルド星人には思いつかなかったかもしれません。
ワイルド星の慣例化は恒星の衰えだったかもしれませんが、生命カメラを開発する位の科学力を持っているならワイルド星の環境をどうにかする方法もあったでしょう。
でも、それだけワイルド星は追い詰められていたのかもしれません。

生命カメラなんていうとんでもないメカを開発した宇宙人でしたから、まさか毛むくじゃらで熊のような姿をしたワイルド星人はそうぞうできませんでしたね。
顔だけが人間のようであったことは、状況的に切羽詰まっていたことの表れだったかもしれません。
ワイルド星人②
頭部の触角からマヒ光線を放って人間を麻痺させて一時的に操っていたのも、肉体から分離した生命だけを欲したことについてワイルド星人の身体もそういう方向へ向かってしまったしょうこなのかもしれません。
そうしたことの焦りが墓穴を掘り、身勝手さも手伝ってウルトラガンで倒されてしまった結末を迎えていました。
ワイルド星人



ウルトラ怪獣第11号:ウルトラマンA~アンチラ星人3

アンチラ星人
「アンチラ星人」

初代ウルトラマンにはザラブ星人が化けたにせウルトラマン、ウルトラセブンにはサロメ星人が作り上げたニセウルトラセブンというロボット、だけど、帰ってきたウルトラマンにはニセモノが出てきませんでしたね。
後にウルトラマンAにはエースロボットというニセモノが出てきますが、そのウルトラマンAには超獣ザイゴンを操ったアンチラ星人がなんと、帰ってきたウルトラマンの人間体・郷秀樹に化けて正義の面を被って人間を騙そうとしていました。
ウルトラHEROのニセモノではなく、その人間体のニセモノ。
郷秀樹は結構な正義漢でしたけど、MATで殉職した設定になっていて、そこを巧みに突いたものとなっていました。

アンチラ星人はまるで違う姿にまで化けてしまう変身能力がありましたけど、元の姿に戻った気の戦闘能力がまるでない侵略宇宙人でしたね。
変身能力と人間を騙してしまう高い科学力はあったみたいですけど、攻撃能力がないところを補う別の力が欲しかったところです。

帰ってきたウルトラマンはウルトラマンAの直前で活躍したウルトラ戦士であり、この頃正式にウルトラ兄弟が設定された頃でしたから、ウルトラ戦士はお互いがお互いをよく知っていなければならないはずでした。
帰ってきたウルトラマンにはまだ正式な呼称がありませんでしたから、帰マン、新マン、ウルトラマン二世など様々な呼び方をされていたのは仕方のないところでしたけど、ウルトラマンAの人間体である北斗星司が郷秀樹の姿を見て、まるでわからないところは大いにおかしかったですし、それこそ本来が超人であるウルトラ戦士の人間体でしたからテレパシー交信で探りを入れるようなことは当たり前のところでした。
利き手が違ってとか、好物をわかっていなかったことで周囲の人間に不思議がられてアンチラ星人は正体を現していきますが、そういうことの前におかしなところが全面に出てしまいました。

これはリアルタイムで見ていた頃も多いいにおかしいと話題になったものです。

ウルトラ兄弟の正式設定は、細部にまでわたって決められておらず、とりあえずゾフィからウルトラマンAまでは兄弟以上のものだということだけだったということなんでしょう。
アンチラ星人①






ウルトラ怪獣第11号:ウルトラセブン~イカルス星人5

イカルス星人①
「イカルス星人」

もじゃもじゃの髭と耳に特徴があった宇宙人でした。
現次元と異次元を行き来できる能力があったわけではないですが、自分たちの持っていた科学力がそれを可能にさせた宇宙人がイカルス星人でした。
一所でその次元移動の装置の研究をしていたわけですが、それを気取られることを恐れていたかのように別荘地に隠れて研究していたところを、とある少年を通じてウルトラ警備隊に通報されてしまったのがミソでしたね。
異次元の存在は人間ですら分かっていたはずですけど、その異次元に行くことすらままならなかった人間と比べてM78星雲の光の国の人間は優れた科学力を持った超人でしたから、ほんの些細なことも見逃さなかった感じです。
後にウルトラセブンは異次元空間に行く能力を見せましたけど、この時点では異次元空間には気が行っておらず、いきなり現次元に些細な変化あることに驚きながら、周囲の人間に気取られないように動いていた感じでした。

初代ウルトラマンの時に登場した怪獣ブルトン以来の異次元展開のイカルス星人登場の話。
ブルトンで扱われた異次元のモチーフを推し進めたら、異次元間の移動の展開になったという感じがありました。イカルス星人は怪獣ではなく知的宇宙人でしたから、イカルス星人の持っていた能力で異次元を扱うのではなく、その科学力を異次元について絡めてみたら、異次元を移動する科学力になったという設定です。
ということはイカルス星人は異次元に行って異次元とはどういう次元なのかを理解していたからこそ、そこから他の惑星の侵略行為を思いついたということで、体験として異次元に身を置けばどういう作用が働くのかが分かっていたはずです。
ウルトラセブンとの闘いでイカルス星人が取った動きはそういうことに影響されたものだったと思いますが、異次元における能力を身に着けていたわけではありません。
でも、異次元に基地を建設し、そこから異次元間移動の装置を開発して3次元の世界を攻撃していた科学力には唸るものがありました。
イカルス星人⑥イイカルス星人の大きな耳はどんな些細な物音も聞き逃さない超能力を発揮するものと思いましたけど、モロボシ・ダンがウルトラセブンであるということまでは見通せずにいましたね。
変わった雰囲気は察知できたようですが、モノを見抜くまでは至っておらず、異次元に引き込まれるようにやってきたモロボシ・ダンが狼狽える中、異次元間移動装置破壊の行動をとるまでは察知できなかったことが仇となったような気がします。

異次元、イカルス星人の場合は四次元を利用したようですが、こうした異次元を使う科学力があったイカルス星人が、通常切断されるはずのアイ・スラッガーが激突したことで爆破されたのはそうした科学力がイカルス英人の肉体に影響を及ぼしていたかもしれません。
そのアイ・スラッガーの衝撃の後にウルトラ念力で吹き飛ばされたところを見ると、異次元における能力についてはウルトラセブンの方が上だったわけで、自らがなそうとしたことからするとなんとも皮肉な最期だったように思えました。
イカルス星人②







ウルトラ怪獣第10号:ウルトラマンマックス~ケサム4

ケサム
「宇宙工作員ケサム」

戦争なんて、人間の愚行の象徴ですね。
文明なんていうまやかしものは、そうした人間が繰り返してきた争いごとの末にできたものなんでしょう。
歴史を築くには幾重もの犠牲がつきものかもしれませんけどそれは悲しすぎることでもあります。
文明と呼ばれるものが高度になればなるほど、そこで行われてしまう戦争は人類だけでなく、人類が住む惑星まで瞬時に滅ぼしてしまう恐ろしいものです。
人類より恐ろしく進んだ文明を持つ惑星は、広大な宇宙の中にはあるのかもしれません。
戦争という争いごとは、そこに知能を有して生きていた者の運命や宿命なのかもしれず、広大な宇宙の中で高度な文明を築き上げながらそのために母星そのものまで滅ぼしてしまったものもあったのかもしれません。

その滅亡の中で生き延び、まるで自分たちが犯してしまった滅亡に至る戦争という愚行を呪うかのように宇宙の星々を見つめていた者がいたとしてもおかしくはないと思います。
ウルトラマンマックスで登場したケサムがそれでした。
ケサム⑤
ケサムのスーツは瞬間移動機能があり、人間大から巨大化も図れた上に左手から発する念力や、腕に仕込まれたビームガン、レーザーウィップが武器という特殊機能スーツでした。
ここまでの機能を備えたボディスーツをまとったケサムは、そのボディが頑強ありながら俊敏でもあり、攻撃破壊能力が優れていたのは何もビームガンやレーザーウィップがあっただけではありません。
惑星破壊爆弾というとんでもない破壊兵器を開発していたことが、ケサムが置かれていた超高度文明を感じさせることでした。
これをめぐってウルトラマンマックスと攻防を繰り広げますが、ケサムの有していた文明が高度で地球文明の及ぶところでなかったのは、DASHの攻撃が全く通用しなかったことに現れていました。

最終的には情にほだされてケサムはなくなってしまいますが、行き過ぎた文明に人間の理性が及ばないのは
地球人類だけではなく、ケサムも同じようでしたね。
ケサム④






ウルトラ怪獣第10号:ウルトラマンレオ~ケットル星人3

ケットル星人①
「ケットル星人」

ウルトラマンレオの初期登場の宇宙人は、侵略宇宙人というよりも殺戮宇宙人が結構目につきました。
ケットル星人もその一つでしたね。

等身大であれ巨大であれ、ケッタイな外見、デザインの宇宙人でした。
番組中では説明されることもなかったので分かりませんでしたが、年齢20万歳以上という長寿を誇った宇宙人らしく、長寿過ぎたが故に老衰により滅びゆく運命にあって母星であるケットル星も同じ運命を辿っていたようです。
長寿と言えばウルトラQの時にはケムール人が登場しましたが、これは異常なまでに進歩した医療技術により生き永らえてしまったものの、肉体が耐え切れずそのため若い肉体を求めて現代にやってきました。
また、ウルトラセブンの時には宇宙竜ナースを創出し操ったワイルド星人が老衰で朽ち果てようとする同族に、若い命をもたらそうとして地球にやってきたということがありました。
ケットル星人は老衰による衰退ですからワイルド星人に近い様ですが、でも老衰の運命にありながらケットル星人の身体能力は地球人類のそれなど、問題ではない位ずば抜けたものがありました。

老衰は生き物の運命であり、逆らえないモノと思いますが、自分たちが朽ち果てようという運命とは別に命の進化や謳歌している他の惑星の命を羨んで殺戮行為を繰り返すなど、とんでもないことで、ケットル星人はいくら優れた身体能力を有し、信じられない長寿を誇ったとしても倒される運命にもあったということになるんでしょうね。
長寿過ぎたが故に、外見はケッタイなものになったのでしょう
ケットル星人
ケットル星人が持っていた万能槍「アトミックランス」は、槍状の武器でありミサイル連射で効果を上げていましたが、これはジャンプ力をはじめとした優れた運動能力を引き上げるには最高の武器でしたし、優れた運動能力は格闘技術にも長けていましたがそれらがあったればこその万能武器でした。

ウルトラマンレオも発展途上とはいえ身体能力の高い格闘戦士でしたから、格闘シーンだけを見てれば意外に面白い戦いでした。
ケットル星人の高いジャンプ力は、逆を考えれば必ず着地を伴うものでしたから、そこを狙うかのようなレオキックは効果的な決め技となっていました。
ケットル星人③






ウルトラ怪獣第10号:ウルトラセブン~チブル星人4

チブル星人①
「チブル星人」

生きる者すべてがコンピューターに制御されてしまった惑星というのも、きっとこの広大な宇宙にはあることでしょう。
頭でっかちなチブル星人の大きな頭部は、金属製にも見えました。
でも、その中に潜んでいた脳は異常発達し、母星がコンピューターに制御支配されていたことを物語っていたように思います。
その異常発達した脳は、人知れず狡猾な思考作用をもたらしたようです。
思考作用でしか行動できず、異常発達した脳と引き換えに身体の脆弱化をもたらしてしまい、浮遊能力と何故か変身能力だけが残っていたということかもしれません。
口から放つ超音波、足の棘から出すしびれ液といった攻撃手段を持っているらしいとされていますが、老人から本性を現したチブル星人の戦闘シーンは、配下にあったロボット・セロワンがあっけなく倒された時点で、狡猾さを破られ自らの肉体でウルトラセブンに戦いを挑むほかなく、申し訳程度に設定されていた肉体攻撃能力だったように思います。

自らの体当たりも軽く返され、あっけなくエメリウム光線でチブル星人は倒されていきますが、チブル星人である本性を現した時点で勝負あったということでしょう。

チブル星人⑤
以前はコンピューターに支配された惑星の宇宙人がどんなものかとか、その宇宙人が何故か地球を狙ってきたり支配しようとして来たりする話は、よくあったような気がします。
ひょっとするとチブル星人の話はその先駆けだったかもしれませんが、機械に支配された生き物は時が経てば支配されていたことも意識から消え、順応して生き延びることしか思わないのかもしれません。
そうなると、思考力だけが発達し、肉体は衰え退化していくということになるんだろうと思います。
肉体が退化してしまうと思考力を生かそうにも特異能力がなければどうにもなりません。

身体がコンピュータ化され、それでも自我意識が流れに乗って残った姿、それがチブル星人だったかもしれません。
チブル星人⑥







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モン太











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