HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

昭和のウルトラ

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ怪獣第8号:ウルトラセブン~キュラソ星人5

キュラソ星人③
「キュラソ星人」

まさしく勝手気ままな殺人鬼だったキュラソ星人。
コスモポリタス第8惑星のキュラソ星で大罪を犯し、母星から逃れて地球に飛来してもその罪を犯していました。
宇宙人が殺人鬼という設定は、怖いですよね。
ガソリンを好み、人を殺めながらガソリンを求めてさまようキュラソ星人は、頭部に生える角のような器官を発光し、人を意のままに操る能力がありました。
描写が当初はスペースポニーという一人乗りの宇宙船が乗り捨ててあった昼間から始まりましたが、闇の中へと舞台が移っていきました。
時間の経過というところからそうなっていったわけですけど、闇夜に浮かぶキュラソ星人は、怪奇的そのものでした。

ウルトラ第1期にはその怪奇性と不気味さが、よくあったと思います。
怖いもの見たさに顔を覆った指の間から、なんとか怪獣や宇宙人を見ようとするのは怖いもの見たさという好奇心にほかならず、その好奇心は怪奇性に引き出されていました。
アンバランスゾーンという不安定さをテーマにしたウルトラQで作られた流れは、その後初代ウルトラマン、キャプテンウルトラ、そしてウルトラセブンと流れてきていました。
アンバランスという感覚は怪奇性を自然と生み出し、当時の特撮はそれがある事が絶対的な条件であったと思いますね。
その中に勧善懲悪を持ち込み、更に展開していったと思いますが、それは怪獣・宇宙人のデザインと大いに関係していました。
ウルトラQに登場したケムール人という傑作宇宙人は左右非対称のそれこそアンバランス感覚満載のデザインであったわけですが、このケムール人は後に初代ウルトラマンに登場し、ゼットン星人に姿を変え、さらに色調をも変えたキュラソ星人となっていきました。
傑作だったケムール人は、傑作だっただけに手を入れてしまうと、、、とも思いましたけど、ゼットン星人もキュラソ星人もやっぱり傑作だっただけに、手に入れ方次第でこういう展開も歩めるんだと妙に感心してました。

様々な要素を持ち込んだところに工夫の苦心さが出てますけど、元来が科学力の高いケムール人という侵略宇宙人であったという根幹みたいなところは不変だったと思いますね。
キュラソ星人も、一人乗りの宇宙船でやってきたところなどは、キュラソ星自体は進んだ科学力を持った生物系惑星であった証拠ですし、宇宙に拡散する電波でこの殺人鬼キュラソ星人が逃亡したことを警告してきたこともそうでした。
そこにこのキュラソ星人自体には催眠を仕掛ける能力と、ガソリンを常食としていたこと、果ては火を吐く能力まであったことなど、設定自体は宇宙怪獣のようで高い科学力を持っていたこととはバランスが取れないアンバランス感覚がタップリでした。
キュラソ星人
アンヌ隊員を催眠状態として操り、ポインターを奪うだけでなくウルトラホーク1号のβ号まで奪って逃亡しようとしましたが、分離状態であったウルトラホーク1号のドッキング作戦で窮地に追い込まれて苦し紛れに火を吐き巨大化しましたけど、墜落したβ号の火に引火して自滅しました。
これもウルトラHERO が出てくる番組で、そのHEROと戦うことなく結末を迎えたこと自体は非常珍しいケースで、その演出自体が実に印象的でした。

このウルトラセブンが放映された当時は「キュラソ」という発音が難しかった時代でもあり、台本自体にキュラソとあったりキユラソとあったりして混合したことが徹底できなかった原因でもありましたけど、番組作りに本気になりながら肝心の宇宙人のネーミング自体が徹底出来なかったとは、時代のおおらかさといい加減さが混在していかにも昭和らしい現われでもありました。
なんでもキュラソ星人はドラキュラのキュラから持ってきたらしいですけど、酒場にあるリキュールがその感覚としてあったところ混在してしまったようですね。
「キューラソ星人」とモロボシ・ダンが言ってしまったことは時代を反映してた貴重なシーンでした。
キュラソ星人①

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ウルトラストレートフラッシュ~ウルトラマン804

ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)④
「ウルトラストレートフラッシュ」

ウルトラマン80を見てた時、気になる技がありました。
サクシウム光線発射ポーズのような流れで、ウルトラマン80が前方に真っ直ぐ伸ばしたその腕先から長い針がいくつも光線状になって発射される技。
これはウルトラマン80のウルトラショットであり、別名ウルトラストレートフラッシュということでした。
何度か見ましたけど、確かに牽制技でしたね。
ただ、非常に見栄えが良かったので、牽制技だけではなく決め技としてのバリエーションも欲しいなと思いました。

このウルトラショットの始まりはウルトラセブンの時でした。
ワンハンドでウルトラセブンがウルトラショットを放った時は恐竜戦車戦でしたけど、これはまるでピンポイント攻撃の最たるもので、とにかく印象的でした。
そのウルトラセブンが両手で放ったウルトラショットはこの時ほどではなく、その後帰ってきたウルトラマンも使っていました。
ウルトラマンレオも円盤生物戦で使っていましたけど、名前を変えていたとはいえウルトラマンティガから始まった平成三部作でもよく見られた攻撃でしたね。

ウルトラ戦士は人工太陽の爆発によりディファレーター光線を浴びて超人化したものですから、エネルギー元素はこのディファレーター光線の因子にありました。
このディファレーター因子を体内で精製し、エネルギー化した時に各ウルトラ戦士固有のエネルギーとなってスペシウムエネルギーとかエメリウムエネルギーのようになっていました。
純粋な意味で根底にあったのはディファレーター因子であり、それが全てのウルトラビームの要素となっていたと思います。
このウルトラビームを純粋に光線技として使用したのはウルトラセブンのエメリウム光線のみで、他には見当たりません。
固有のエネルギーへの転化は、効果を上げていたことの方が多かったと思いますが、その純度が高い方が様々な効用を上げていたようにも思えます。
反磁力作用もあったエメリウム光線は、まさしくウルトラビームであり、それは非常に珍しかったものでしたね。
エネルギーを純粋な形で体外に発射するのは難しく、そして出来たとしてもわずかな量と瞬間だったのかもしれません。

このウルトラセブンを始めとした歴代のウルトラ戦士が時として使ったウルトラショットは、まさしくそのディファレーター因子が体外に出た光線技だったのかもしれません。
平成のウルトラマンは、昭和のものとは設定自体が違いますが、ウルトラマンティガのハンドビームやウルトラマンダイナのビームスライサー等々はエネルギー自体が非常に純度の高いもので、大量発射という訳にはいかない光量子エネルギーが源の光線だったようにも思います。

ウルトラマン80の場合は、まだウルトラ兄弟のようなレベルにはなかったのですが、それがためにまだ純粋でいられたのかもしれません。
しかし、珍しい大量発射のシーンもあり、ウルトラストレートフラッシュはネーミングのインパクトもありましたから決め技としての使用も見て見たかったと思うのです。
ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)
ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)①
ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)②
ウルトラショット(ウルトラストレートフラッシュ)③

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ウルトラ怪獣第8号:初代ウルトラマン~レッドキング5

レッドキング(初代)④
「レッドキング」

多分、怪獣が出てきて初めて怪獣は強いということを正面から正式に前面に押し出したのがレッドキングだったと思います。
今のように情報が氾濫してるのではなく、限りなく少ない当時においても、今度初代ウルトラマンに出てくるレッドキングという怪獣は強いんだと言うことが巷では広がっていました。
上方が少ないからこそ、想像が掻き立てられ、その強さは壮大さまで至っていたような気がします。

雑誌等ではレッドキングが登場する前にその姿が出てきたのか、デザインが出てきたのかまでは覚えていませんが、少なくとも子供心にレッドキングという名前だから、赤い怪獣の王様のような感じだと思っていました。
で、実際に登場したレッドキングを見てみると、ちっとも赤くない、、、、
凶暴さと残忍さが合わさったような井出達とその暴れっぷりは、すぐに信じられないような怪力が自慢の怪獣だとは思いましたが、謎の多い怪獣でもありました。

レッドキングの体色は銀でありながら、蛇腹模様のその身体には影の部分があって、その陰の部分には若干の青っぽさと黄色が出ていたように思います。
戦闘状態に陥ったレッドキングが興奮状態となって、顔面付近が高揚したかのように赤味がかかる事はあったと思いますけど、その名の通りの体色ではありませんでした。
よくデザインの時点では赤い体色でありながら、造形が完成してみると銀だったという話があるようですが、よくよく探ってみるとデザインが自体も赤くはなかったようです。
デザイナーの思った通りの造形が施され、この時点での思惑の相違はなかったらしく、それならばなぜレッドキングというネーミングでありながら出来上がったものは銀色だったのか、、、
デザイナーのデザイン画では既にレッドキングとされ、造形した後ではシルバーキングとされているようです。
ここに真相が不明で、謎が多い原因があります。
血を見ることが好みであり、それがために凶暴性と残忍性が殊の外強かったために、レッドキングと命名されたとされていますけど、それは表向きの後付けのことなんでしょうね。
レッドキング(初代)⑥
レッドキングには「どくろ怪獣」という肩書がありました。
レッドキングは体型的に強靭な腹部から脚部の作りがありますけど、頭部に行くにしたがって小さくなっていきます。
いわば三角形のような体型であり、頭部が小さいことがまるで髑髏の様だとされていることで「どくろ怪獣」という肩書がついたそうです。
先に書いた凶暴性と残忍性が殊の外強かったレッドキングは、知性に乏しくそのため頭部が小さかったかもしれません。
でも、髑髏はそういうkとに使われるほど小さなものではありません。
しかし、「髑髏」には悪魔とか地獄絵の現しのようなイメージが強くあります。
それほどレッドキングは強く凶暴だったということで「どくろ怪獣」という肩書がついたのかもしれませんが、そこも謎なんですよね。
レッドキング(初代)②
謎が多いほど印象は強くなる。
その象徴の様な怪獣でした。

この信じられないような怪力だけがレッドキングの武器であり、それがためにレッドキングの雰囲気そのものが異常だったかもしれません。
まさしく正攻法そのものの怪獣だったわけですが、だからこそ捻ったような武器は必要なかったのでしょう。
尻尾が太く、これも強靭でありながらこれを使ってウルトラマンとの戦いに使うことがありませんでした。
だから怪力でもって戦い、ウルトラマンもそれを迎え撃ったために、首投げ一閃で仕留めてしまったという結末になったのでしょう。
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ウルトラ怪獣第8号:ウルトラQ~ゴルゴス4

ゴルゴス①
「岩石怪獣ゴルゴス」

宇宙空間に浮かんでいた塵が集まって岩石ができ、果ては星が出来ます。
地球という惑星もその一つであり、今立っている大地を構成するものも宇宙に浮かんでいた塵なのかもしれません。
最もそうした塵に純粋に近いのが火山から噴火と共に噴出した岩石でしょう。
異なった要素と構成は様々ない岩石を生みますが、それは溶岩の中で一旦溶けて融合したものが噴火と共に地表に出てしまい、その時の環境によってさまざまな構成要件が重なり、気の長い期間の果てに出てきたものが岩石と思えば、元は宇宙塵なのかもしれず、それこそ何が起こるか分からないかもしれません。
万分の一以上の微々たる可能性ですが、そこに焦点を当てて想像を膨らませれば特撮番組の怪獣が出てきます。
こうしたコンセプトで怪獣を創出するのは今ではポピュラーなものかもしれませんが、ウルトラシリーズ第1期の頃は情報も媒体も今ほど豊かではなく細々とした時代でしたから、そうした情報や媒体以上に豊かな想像力が反語的にあった時代でした。
その舞台が富士山の麓であり、当時も今も富士山の噴火は言われることですが、富士山は休火山であるが故に、噴火に至る要素の変化がいろいろ叫ばれ続けていますね。
そうしたところに目を付けた怪獣がゴルゴスだったという具合に考えています。

太古の昔降り注いだ宇宙の塵が岩石となり、それが富士山の麓で転がっていたところ正体不明の核が作用して岩石集合体を構成、それが生物然としたものということになります。
この核は今もって正体不明ですけど、生命という概念を持って存在する宇宙からの飛来物であり、磁力がったことから、富士山の麓にあった天然の岩石を引き付けてしまったということになるでしょう。
岩石内部には水分と熱があったことから、ゴルゴスは口から高熱の蒸気を吐いていましたけど、これって温泉の源泉に似た構成かもしれません。
巨大な怪獣となったゴルゴスの身事態に磁力があったことから、鉄分は引付け、天然岩石だけあってとにかく硬くて丈夫な怪獣でした。
当然のようにこの核を射抜かなければ、ゴルゴスは倒せないのですけど、この当時そこをどうにかして、、、という考えは浮かばなかったでしょう。
初代ウルトラマンに登場した毒ガス怪獣ケムラーも同じような感じの怪獣でしたけど、こういうゴルゴスのような怪獣はどうして岩石自体が命を持ってしまったのかということなど疑問点が多いだけに、後の怪獣設定には大きな影響を与えていたように思います。

分解されても核さえ無事であれば何度でも再生してしまう怪獣、外見とは全く違った大きなユニークさと豊富な想像力が生きていた怪獣でした。
ゴルゴス
ゴルゴス④

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レオ反転キック~ウルトラマンレオ4

レオ反転キック
レオ反転キック①
「レオ反転キック」

ウルトラマンレオはウルトラ兄弟ではありませんでした。
後に設定されて別番組となったようなその候補生でもなく、でも光の国の人工太陽が爆発した時の影響を受けて超人化した者であるという点については変わりはなかったようです。
ディファレーレー光線の影響の濃度の差はあったでしょうけど、元来が拳法家であったウルトラマンレオの身体能力はウルトラセブンも目を見張るものがあったのでしょう。
ウルトラマンレオの戦況の推移によるウルトラセブンによる猛特訓は、そうしたウルトラマンレオの持っていた大いなる可能性を認め、これを昇華させればウルトラ兄弟をも凌ぐ超人になるかもしれないと思ったからこそのものだったのでしょう。
元来が拳法家であったウルトラマンレオは、身体能力で戦いを凌ぐ術はもっていたものの、膠着しそうな戦況を撃ち抜き、敵を仕留める能力は持っていなかったようです。
そしてそれを体技にもとめていたからこそのレオキックだったのでしょうけど、このレオキックもレッドギラス・ブラックギラスの戦いでも分かるように決め技にまではなっていませんでした。
これは特訓と戦いを重ねるうちに身体能力が向上し、決め技にまで発展していきますが、それまではバリエーションを持たせることも必要だったのかもしれません。

怪獣べギラと対戦した時、べギラの弱点が背中にある事が分かりながらもそこを攻められないことがありました。
秘められた高い身体能力を少しでも開花させようとしてウルトラマンレオは特訓を積み重ねることになりますが、これもレオキックを決め技にすためまでの解離性を、身体能力によって埋めようとしたものでした。
キックをさらに昇華するには、レッドギラス・ブラックギラス戦に見られたスピンキック、回転力を増した状態で放つ回転キック、そして戦いの場を利用した反転キック等々ありますが、べギラの弱点は背中という背後にあったわけですから、当然のように反転キック「ということになります。
周囲の状況を確認したうえでそれを利用しようとしてキック技を放つことは、高い身体能力と格闘センスが必要なわけですが、この場合ウルトラマンレオにはセンスは感じなかった訳ですから高い身体能力のみに賭けたと言うということになります。
それを果たしてしまったウルトラマンレオには身体能力の高さを感じざるを得ませんが、そこを見抜いて特訓させたウルトラセブンの経験値と格闘センスには唸るものがあったと思いますね。

公式には怪獣べギラを撃ち破ったのは「レオ二段キック」とされています。
けれど、ジャンプして大きな岩場を蹴ってべギラの背中を撃ち抜いたのは、明らかに反転キックです。
いわばレオ反転キックということになりますね。
レオ反転キック②
レオ反転キック③

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ウルトラ怪獣第7号:ウルトラマンガイア~ガンQ5

ガンQ④
「ガンQ」

不条理の塊、、、まさしく物理的には説明し得ない存在でしたから、ガンQは怪獣というよりお化け、幽霊が実体化したようなものでした。
目は口ほどにものを言い、、、と言いますが、ガンQhは後に登場したところで、戦国時代の自殺して死んだ呪術者が基だと分かってきました。
忍術の世界は、あらゆるものの想いだけが存在し、それは正当か歪んでいるのかは問題でもなんでもなく、人間には想像の世界で存在するようなものです。
いつの世も忍術者は、得体の知れないところがほとんどですから、煙たがられ嫌われ避けられるものだという感じがします。
戦国時代は混乱の時代で、何を頼っていいのかが分からない時代でしたから、忍術が使える者は煙たがられながらもどこかでアテにされていたところがあったものの、やっぱり消されてしまう運命にあたと思います。
そういう歪んだ存在でしたから、肉体という実体が無くなっても不条理の塊として姿を現したのかもしれません。

姿は見えるのに、熱反応も生命反応もないというのは、物理的なこの世界ではあり得ないことで、溶解とか幽霊とかを信じ、どこかで理解しなければ、それは不条理の塊であり、ガンQは見せかけだけが怪獣であり、存在し得ないものだったのかもしれません。
忍術者の歪んだような想いが生にしがみつき、その象徴として信じられない大きさの眼球だけ存在を見せかけ、花崗岩と金属片を結び付けて、実体化したようなものでした。
岩と金属を結び付けていて、そこだけが実態があり、それ以外はないのですから、物理的には岩と金属だけが攻撃対象となってしまっていたようです。
ガンQの中心には説明できない世界が見た目以上に広がっていたため、ミサイルやウルトラマンガイアを飲み込んでしまったその向こう側には、忍術と妖魔の世界が広がっていたみたいです。
まさしくこれは地獄絵のような世界かもしれず、この世に歪んだ世界観を広げるために説明し得ない能力と力で敢えて怪獣として存在してきたようなものでした。
ガンQ①
怪獣も、理解できない存在でしたけど、妖魔もそれ以上でした。
信じられないような能力は両者同様でしたけど、ガンQは目玉がいくつもはびこっており、その眼力と笑い声だけで、ガンQ以外の者を惑わせる特殊能力はその身体と相まって、存在がとにかく特殊であり、これを怪獣と思うことにはユニークさがつきまといました。

多分、ウルトラマンガイアだけではなくウルトラ平成三部作の中ではユニークさと相まって、その存在が際立っていましたね。
ガンQ

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ウルトラ怪獣第7号:ウルトラマンダイナ~シルドロン3

シルドロン
「変異昆虫 シルドロン」

ウルトラマンダイナ第5話に登場したシルドロンは、肩書が変異昆虫ということでしたけど、何が原因で変異したのかは分かりませんけど、変異し過ぎですね。
高純度エネルギーを欲していたこと自体変ですけど、それをエネルギーにした身体は突然変異体と呼ぶには過ぎたものだったように思います。
基本的に何かしらの昆虫であることは目に見えて分かりましたけど、甲殻類、甲冑という外骨格に特徴があり、主に両腕自体に特徴がありました。
強力な怪獣という感じはしませんでしたけど、額の緑の水晶体のような特殊器官で敵の攻めを予知するという予知能力と相まって、防御力に優れた感じがしました。
地球防衛軍の攻めは、その外骨格で防ぎ切れたでしょうけど、その気になればウルトラマンダイナの持ってる破壊光線等で打ち抜くことも出来たでしょう。

この変異昆虫シルドロンは、変異さが異常であり、身体の大きさ自体が巨大化してしまったこともあって、こういうタイプも怪獣と呼べるでしょう。
しかし、シルドロンの登場はシルドロンという怪獣が主役ではなく、その弱点であった腹部にどう必殺技を打ち込むかということに主眼が置かれていました。
ウルトラ戦士の必殺光線は基本的にストレート光線であり、それは一本線か複数線になるのかの違いはあれど、真っ直ぐ放たれるものだったと思います。
ただ、放たれる光線の速さがとにかく優れたもので、避けるに避けられなかったとすると、その必殺光線に耐えうる身体を持つか、それ以上の技を放つ、或いは必殺光線以上の速さを身に着けていたか出ないと防げなかったのだと思います。
脳波コントロールの効く技であれば、その動きにバリエーションが持たせられるでしょうけど、技自体が物理的なものでなければならず、光線技となると脳波でコントロールするわけにもいかなかったでしょう。
変化する光線・光弾となると、光線技の派生技であるウルトラスラッシュがありますが、光線がストレートに放たれず、変化するとなると随分と時間を待たなければなりませんでした。
シルドロンを仕留めたウルトララマンダイナのウルトラフォークは、ウルトラマンダイナが掌にエネルギーを貯めて球体にしたソルジェント光弾の源のようなものを、工夫を凝らしてシルドロンめがけて投げ込んだ光弾でしたけど、見せ球まで見せて工夫したのは野球というスポーツをある程度のレベルで知っていたからこその技でした。
野球を知らなければそれまででしたけど、必殺光線・光弾に変化を持たせた先駆けのような話でした。
それを際立たせるためにはシルドロンのような怪獣が必要だったということになるでしょう。
シルドロン①

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ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン~ウルトラマンA5

ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン④
ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン⑥
ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン⑦
「ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン」

「vertical(バーチカル)」とは「縦(たて)」のことで、相手を縦に真っ二つに切断するエネルギーの消耗が激しいウルトラマンAの大技でした。
胸の前で交差した腕を上下に素早く伸ばして右手刀と左手刀の間に大きな三日月型のエネルギーによる切断型を作り出し、敵に発射して縦に真っ二つにする強力技でしたけど、胸の前で交差した腕を上下に伸ばす時に思い切り全身のエネルギーを集約してカッター状の型にするときは力感が籠っていたようでしたので、多分、連射が効かず、十分なネルギーを保有してないと放てない技だったのでしょう。

ディファレーター光線は各ウルトラ戦士の体内で精製され、独自のエネルギーとなっていきます。
体内をめぐり循環するのがエネルギーですから、身体を支え強化していくのに大事な役目を負っていると言うことになります。
ウルトラ戦士は超能力戦士ですから、著能力を発揮するにしてもその循環力が問題であるところ、循環するエネルギーが研ぎ澄まされ身体のどこかの部分をスパークさせることで体外に放出されるのが光線技ということになりますね。
光線とは流れ出るもので塊ではないですし、ある程度固めないと光線で敵を切断するわけにもいきません。
ある程度固めて切れ味を持たせる、それが切断技になりますけど、ウルトラマンAの大きい特徴はそうした切断能力を持たせてエネルギーを固めるところにあったような気もします。
「ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン」は、大型のエネルギー固定化の切断技というところからしても大量のエネルギーが必要だったはずで、それを切断する能力に長けた形にしたのはエネリギー消費量は生死にかかわるものだったかもしれず、そういう意味でも大技であり、強力切断技だったということになるでしょう。

バッドバアロン、フブギララ、キングカッパーに対してこの「ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン」を決めていましたけど、何と言ってもメトロン星人Jrを真っ二つにしてしまったところが、十分な迫力と力感があって最大の見せ所でした。
ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン
ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン①
ヴァーチカル(バーチカル)・ギロチン③

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ウルトラ怪獣第7号:ウルトラマンレオ~ケンドロス4

ケンドロス①
「植物怪獣ケンドロス」

ユニークな形態の怪獣としては、帰ってきたウルトラマンに登場したタッコングがいました。
球体の身体に申し訳なさそうに顔面が付いているというものでしたけど、そうした形態には流れがあったんでしょうか。
ウルトラマンレオにはタッコングの形態の流れを汲んだようなケンドロスという球体怪獣が出てきました。
タッコングが地球産タコ型怪獣なら、ケンドロスは宇宙植物怪獣、そんなところでしょうか。
宇宙の植物なんて想像もつきませんけど、それだからこそ信じられないような設定も可能のだろうということかもしれません。
悪魔の花とされた「剣輪草」という植物は、キレイな花を咲かせていました。
この剣輪草が成長し、花を咲かせるとその花の花弁は何と鋼鉄製となり怪獣ケンドロスに合体してとんでもない武器となっていました。
この花はあくまで花なので成長こそすれ、自分で動くということはしません。
しかし、ケンドロスの意思が働くのか、剣輪草がケンドロスと合体すると、剣輪草の花弁が鋼鉄以上の硬さを有してブーメランのように飛び回ります。
これがアあらゆるものを破壊し、MACどころかウルトラマンレオですら一旦は敗退に追い込まれます。
胴体力に優れていそうなウルトラマンレオですら、飛び交う花弁ブーメランを避けきれずに打ち込まれていたのですから、見た目以上の速さと動きをしていたのかもしれません。
ケンドロス単体ではただの宇宙怪獣であるところ、当然のように剣輪草が強力な武器となって手が付けられず、しかもヘリコプターのように飛行能力も発揮しました。
この剣輪草を使った攻撃で相手に致命的なダメージを与えた上で、ケンドロスの両手先から発射されるミサイルでケリをつけ、或いは丸い胴体を生かした攻撃を食らわせるのが攻撃パターンだったかもしれませんね。
ケンドロス③
ケンドロスと戦うには、剣輪草の花弁攻撃を弾き返すこか、或いは漏らすことなく打ち尽くさないといけないところ、ウルトラマンレオは光線攻撃は得意ではなかったため、弾き返すことを選択したのでしょう。
それでも2度目の戦いでは、特訓してたことがあったと言えど、弾き返して攻撃を仕掛けたところにウルトラマンレオの優れた胴体力と格闘センスがあったと言うことになると思いますし、思いもかけない行動に出られたのですからケンドロスは混乱したものと思われます。
結果その影響がケンドロスの自滅に繋がっていったわけですけど、植物惑星ケンドロスに存在したであろう数少ない動物系の怪獣がケンドロスであり、そのケンドロスには植物を利用して他の惑星侵略まで仕掛けていったのは、それ相応の知性があったということなんでしょうね。
ケンドロス

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ウルトラ怪獣第7号:ウルトラマンタロウ~ガンザ3

ガンザ②
「ガンザ」

大ダコ怪獣はその昔、大怪獣ゴジラのシリーズにも出ていました。
その記憶が残っていたので、どうしてもガンザではなくスダールの方に気が取られました。
タコはカニを喰らうのは聞いていたので、すっかりスダールがメイン怪獣と思いきや、ウルトラマンタロウの第7話ではガンザがメインの怪獣でした。
捕食行為ではなく、カニ型の怪獣でしたから両手先の鋏の部分が強調されなければならず、そうなるとその鋏でタコの手足など切断できるだろうと思い、大ダコ怪獣とカニ型怪獣という2匹の怪獣対決という解呪としての争いになればカニ型怪獣の方が有利だろうと素直に考えましたね。

ガンザの両手先の大型の鋏は再生能力があった上に、ロケットパンチの如く投擲も可能という優れものでしたね。
溶解液も噴射してましたから、そこでウルトラマンタロウが苦戦する要因があったわけですけど、ガンザはやはりカニ型怪獣だけあって背中の甲羅も結構なインパクトがありました。
物理的な攻め方ではこの甲羅をどうにかするのは出来なさそうに見え、そこに両手先の鋏でしたから海中戦闘となると結構な相手だったのかもしれません。
丈夫な身体を有する怪獣にも弱点はあるわけで、ウルトラマンタロウが力づくでガンザの甲羅を引きはがしていったのもそういうところに気が付いていたのかもしれません。

ウルトラシリーズにはよく出てくるパターンの怪獣でしたけど、面白いと言うかウルトラマンタロウという番組の傾向は日本昔話的な要素が多分にあったところが気になりました。
ガンザは背中の甲羅が剥がされて倒されますが、そのガンザの身体から通常の蟹が大量に出てきて、それが怪獣になりうる要素があったことから、ウルトラマンタロウの特殊光線が浴びせられてその要素が防がれたことから、人間の食用になって行ったことです。
怪獣は設定として超自然現象か被爆で身体の組織が大きく変異し、通常の生物が化け物化するところに基本みたいなものがあったはずです。
倒されるべき怪獣が人の食用になってしまうところに違和感があって、その違和感を薄めるために日本昔話の要素を絡めていったというところでしょうか。
でも、そのために印象度が堕ちたことも否めませんでした。
ガンザ④

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