アイロス星人⑤
「宇宙鳥人 アイロス星人」

どう見たって宇宙人という感じはありませんでした。
ウルトラセブンの時も美術を担当した成田氏は、怪獣とも星獣とも区別しないようにしたと言ってますが、確かに狡猾な割には宇宙人という姿ではなく、去りとてアイロス星人には大きな翼のようなものが付いていましたけど、地球に飛来したのは円盤であり、その翼をもってやってきたわけではありませんから、星獣という感じもしませんでした。
円盤に乗って結局姿を見せなかった宇宙人こそがアイロス星人であり、姿を見せたのはカプセルに収容されていた怪獣だったという巷の説が最もだなと思います。

それでも結構強力な怪獣というか、宇宙人だったと思います。
まるで鳥の置物のような外観でしたが、身体を高速回転させることで、ウルトラセブンの必殺アイ・スラッガーをはじき返し、左右にあった翼を身体の正面で合わせることで、まるで強力な磁場を作り出したかのようにエメリウム光線をも弾き返していました。
アイロス星人には足らしきものが見えず、移動するときは身体を浮かせるようにしていましたから、浮遊能力は重力低減能力でもあったのかもしれません。
このアイロス星人を仕留めたのは、ワイド・ショットでしたけど、その翼を身体の正面に合わせられるとエメリウム光線でなくても弾かれそうでしたから、いきなり正面からワイド・ショットを撃ち込んでも仕留められなかったのかもしれません。
ウルトラセブンがアイ・スラッガーを弾かれ、エメリウム光線も同様となった展開において、これはもう切り札を使わざるを得ないとなったとき、ウルトラセブンがワイド・ショットの発射ポーズを早めにとって、打ち込む隙を見定めていたのはそういうこともウルトラセブンの脳裏にあった証拠ですね。
それくらい、苦戦を強いられた強敵がアイロス星人だったということになるでしょう。
アイロス星人③
ウルトラセブンの最強の技ということで初のお披露目となったワイド・ショットは、このアイロス星人戦が初使用でした。
ウルトラセブンもカプセル怪獣を使っていたように、アイロス星人もカプセルから出てきた印象があります。
でも、その身体の作りと身体能力はかなり強力であり、攻撃にしても爆発能力の高い光弾を何発も連続で発射し、大きな左右の翼からは突風をも発することができました
アイロス星人とされたこの鳥獣が出てくるまでは狡猾か知的な侵略宇宙人の登場が多かった中、本当はアイロス星人が作り上げた強力怪獣だったといわれた方が、斬新で新しい感じがしてよかったのかもしれません。アイロス星人⑧



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