アストロモンス①
「アストロモンス」

怪獣より強いとされた超獣を上回ったのが大怪獣というのも皮肉な話のように思えますね。
奇抜で突拍子もないイメージが強かった超獣が世間に根付かなかった表れでもあるでしょう。
怪獣という概念は、何もウルトラシリーズだけのものではなく、日本では大怪獣とされたゴジラ以来、脈々と受け継がれてきたものが多くありましたから、怪獣という存在以上のものを生み出す苦難がそこにはあったという感じが強いですね。

ウルトラシリーズは、帰ってきたウルトラマンでウルトラセブンや初代ウルトラマンが客演したことが好評だったことに起因して、ウルトラマンAではウルトラ一族のファミリー化が導入されました。
それが好評だったかどうかの真偽は分かりませんが、一つの見方としてウルトラHEROに独自性が無くなり陳腐化してしまったこともあると思います。
これは製作者が見る目の肥えた視聴者の声に応えようとして練った策なんでしょうけど、ファミリー化を導入するとみんな仲良く・・・という軟弱っぽい路線が踏襲されてしまいます。
そのHEROのファミリー化と同時に怪獣を超獣という路線に置き換えようとして、奇抜な怪獣というイメージの濃い超獣が導入されましたけど、ウルトラマンAを見る限り長続きがしなかった感じが強いです。
それが新たなHEROとなったウルトラマンタロウとなった時、ファミリー化がより顕著となって寄り陳腐化してしまった感が強かったです。
そこに登場したのが超獣を凌ぐ大怪獣。
その名もそのまんまアストロモンスという名でした。
100年に1度しか咲かないとされたチグリスフラワーが焼却処分されたものの怪獣化したのがアストロモンスということでしたけど、こうなるとチグリスフラワー自体が地球産のものではなく、言ってみれば宇宙細菌体かその細菌に侵された植物ということになり、アストロモンスとは宇宙大怪獣ということに行き着きます。
ウルトラマンタロウに出てきた怪獣たちは、どこか奇抜さがあって妙にユニークな怪獣がほとんどでしたけど、王道を行ったような宇宙大怪獣は、このアストロモンスだけだったような気がします。
見た目、やっと自分が知ってる怪獣が帰ってきた気になりましたけど、超獣のその先にいたのはやっぱり怪獣だったというのは、よくよく見てると皮肉な感じで落ち着いてしまったと思います。

宇宙怪獣と言えば印象的に帰ってきたウルトラマンに登場したベムスターの印象があります。
六角形をしていたまるでブラックホールのようなベムスターの腹部は、そのイメージがアストロモンスに生かされたようです。
この場合は六角形ではなく花咲いたチグリスフラワーの花芯のようで、アストロモンスの最大の特徴がそこにあったわけで、そこから超獣とされたオイルドリンカーを飲み込んでしまったのは、とにかくいい意味で印象的でした。
アストロモンス②

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