HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:アタッチメント

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ロープアーム
「ロープアーム」

大幹部ヨロイ元帥の暴挙、これはデストロン首領の意が伴ったものでしたけど、これにより逆さ刷りにされた結城丈二の右腕が硫酸のプールに入ってしまったことにより、右腕だけが改造されたライダーマンの誕生を呼び起こす結果となりました。
結城丈二率いるデストロン科学陣はアタッチメントの開発に成功しており、これを取り付けたわけですが、設定としてこのアタッチメントを装着すると言うことは身体全体のパワーバランスを取る為にも右腕以外の部分の改造を前提としてたものだったのかもしれません。
アタッチメントの開発、これは義手の強化版だったと思うんですけど、その多様化を図ろうとする証拠がアタッチメントの多様化が図られていたところに現れていました。
基本開発には成功していたものの、それは武器として使うことのみならず救助用としても考えられており、まだその性能の強化を図る余地は多分にあったと考えられます。

攻防両用のアタッチメントは、ロープアームが代表的でした。
ロープアームは先端が棘のついた鉄球になったスイングアーム、先端が鎌になっているカマアーム、ネット状に編まれたロープを発射し、相手の動きを止めたり、落下した人を救出する際に用いられたネットアームと多岐にわたりましたけど、基本的には鉤状の爪がついた特殊ロープを噴射し敵を絡め取ったり、離れた場所にロープを噴射することで先端の爪を引っかけることで自らがそのロープの伸縮で移動したり、上昇したりできたものが基本した。
ロープが収納されていると思われる瓢箪のようなところから外的に出ていた鉤爪の部分が太く、意外と丈夫なものだったためか、この姿で行っていた戦闘スタイルがラーダーマンの基本スタイルの様でした。
ロープアーム①
ライダーマンのアタッチメントは、義手であり脱着可能であったことから、基本的には身体に装着されているもので、それを強力な武器に置き換えようとしたものでしょうけど、これを通常のデストロン改造人間に装着させることが前提であり、アタッチメントの開発だけを推し進めていた結城丈二にはそれが分からなかったのかもしれません。
まさか自らが装着する運命にあったとは思いもよらなかったと見てますが、そうであればもっと強力で有効な武器になっていた可能性は高いですね。
身体に装着されている、或いは身体から離して使用しようとした武器で仮面ライダーが利用したものとしては、ライダーマンのアタッチメントはその先駆けではあったんでしょうけど、ライダーマンがある意味未完成の仮面ライダーであったように、アタッチメントも未完成品だったと思います。
未完成だからこそ、その汎用性が多岐にわたったロープアームにアタッチメントとしての第一の意味があったわけで、味わいを感じますね。
ロープアーム③

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パワーアーム②
「パワーアーム」

仮面ライダー4号の称号を仮面ライダーV3に送られたとはいえ、ライダーマンは改造されたのは右腕だけで後はヘルメットと連動した強化スーツで行動する生身の人間でした。
人間離れしてたのは頭脳だけだったと言っても過言ではないライダーマンは、その頭脳を活かしたインサイドワークで戦うの、はないかと思いきや、そういうシーンが見受けられなかったのは少々残念ではありました。
唯一改造された右腕はアタッチメントを装備し、ロープアームを始めとした脱着可能の様々な装備を携えていましたけど、この武器とも補助ともなる装備は、今にして思うとかなり画期的ではありました。
ライダーマン出現の根幹となったのは、大幹部ヨロイ元帥の濡れ衣で処刑されそうになって右腕を溶かされてしまったことにありましたから、当初、自らが言ってたように復讐の鬼と化し、人間離れした頭脳を活かせなかったのは仕方のない状況でもありましたね。

仮面ライダー4号の称号を贈られたのは、プルトンロケットを太平洋上まで持って行った後だったので、それまでは姿が仮面ライダーに似ているという印象が先走り、どうしても戦闘能力に優れているだろうという想いが強く、それにそぐわないシーンが続いてしまったのには、違和感を感じないわけにはいきませんでした。
銭湯補助用の代表格がロープアームだとしたら、戦闘用はドリルアームと並んでパワーアームが層だったんだろうと思います。
万力型アタッチメントであったパワーアームは、これで相手をなぎ倒そうとするものでしたけど、挟み込んで締め上げるパワーも想定としてあったんではないかと思われます。
デストロン戦闘員との格闘シーンでもロープアームで突き攻撃やなぎ倒しシーンを見るにつけ、ここはパワーアームだろうという想いがあったにもかかわらず、然程パワーアームが使われなかったのは残念だったように思いますね。
パワーアーム①
ヘルメットと連動した強化スーツは、どのようにパワーアームに連動したのでしょう。
パワーアームでデストロン改造人間と渡り合える状況を作り出せていたのですから、右腕以外の生身の身体と身体的バランスを保つのは、非常に難しかっただろうと思います。
それだけデストロン改造人間の持つパワーはすごかっただろうということは想像できますが、それに太刀打ちできるパワーアーム自体は優れものだったことは明らかです。
そこで思い切り役だったのがヘルメットと強化スーツではなかったのかと考えます。
どれほどのパワーがあったのかははっきりしませんが、うまく使えばデストロン改造人間を倒すことも出来たライダーマンの攻撃用アタッチメントだパワーアームだったと言えるでしょうね。

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