アートデッセイ号④
「アートデッセイ号」

時代を超えたノアの箱舟、乗員が基本11名ながら格納スペースを開放すればTPC極東本部の隊員のほとんどを収容できたアートデッセイ号はそういうイメージの強いものがありました。
巨大母艦で、宇宙空間での戦いでは母艦の至るところからレーザー砲を発射し、基本ロケットエンジンであるところからそのエンジン出力を生かしたデラック砲が特徴でした。
アートデッセイ号の開発・製造責任者であった科学者が開発し、実現したマキシマ・オーバードライブ航法 はロケットエンジン出力を大幅に上回る航法で、夢のエンジンだったはずです。
このエンジンを使った初の戦闘母艦がアートデッセイ号でしたね。

ウルトラマンティガの時代はまだ、大気圏外航行がうまくいってない時代でした。
大気圏外に出ることはできても、宇宙空間での航行もままならず、まして戦闘行為など、、、という時代でしたから、例えロケットエンジンの状態ではあってもアートデッセイ号の創出は驚くべきことだったかもしれません。
だから、光の速度を超えるものが出てきてもおかしくはなかったと思いますが、マキシマ・オーバードライブ航法ではロケットエンジンによる速度を超えて太陽系の中の惑星間航行を実現できる速度を持つものであっても、光の速度は超えられていませんでした。
これに対するゼロドライブ航行は光速を超えていたらしいですが、いわゆる事故があったため美封印されていたらしいですね。
ネオフロンティア時代の産物みたいなものですけど、アートデッセイ号は夢の光の速度を求めて当ててそれを超えない光速をもたらすことのできたマキシマ・オバードライブエンジンがもたらした戦艦だったように思います。
アートデッセイ号⑥
人間の夢は、一歩でも前進しようとすることから始まります。
惑星間航行を実現しようとして光速を超えようとしても、光速のメカニズム、それを超えるエネルギー創出の技術がきちんと開発されないと、技術ばかりが現実化してそれを扱う人間の安全性が保てないと、信じられない事故が多分に起こりえます。
だからマキシマ・オーバードライブ航法が開発されてアートデッセイ号が出てきましたけど、これって意外と夢のような世界が演じられる特撮の世界では現実感に近いものがありました。

アートデッセイ号はそんな速度的なものだけではなく、大量の人を一度に運ぶこととそれまであり得なかった破壊力を持つ武器を備えて生み出された箱舟のようなところがありました。

それまでの戦闘機で保ってきた時代が、箱舟のように様変わり、そして、、、従来、船で持ってきた時代が飛行機となった時代がまた繰り返されるような感じがそこにはありました。
アートデッセイ号②
アートデッセイ号③