イカルス
「イカルス」

催眠術師であった超人イカルスは、“人為的は方法により知力・体力は常人の10倍で、正義の心を持った少年少女を育成する”という『天才人間計画』というGODの作戦上の第一推進者でした。
けれど、催眠術をかけて少年少女に白い衣装を着せ、さも鳥のように飛ぶことを指示して高所から飛び降ろさせた殺人鬼でした
人は鳥」のように大空を飛ぶことに夢を見ます。
身体がそれに見合ったものじゃないことを自覚するところから始まりますが、道具をこしらえて空を飛ぶことについては地道で長い歴史がありました。
人間は何でもすべてができる生き物じゃありません。
でも、出来ないことを何らかの方法で出来るようにしてしまうところに人間の可能性があります。
このイカルス登場の『天才人間計画』というのは、そうした人間の可能性を否定したものであり、そこはひたすら太陽に憧れて近づこうとしたギリシャ神話のイーカルスの末路に被さるところもあったように思います。

ギリシャ神話上のイーカルスは、王に幽閉されたところをその父親によって作られた蝋で形成された翼で脱しましたけど、飛行能力を身につけたことに溺れ太陽神に近づこうとしてその熱で翼が溶けてしまい、墜落死してしまいました。
仮面ライダーXに登場したイカルスは、まるで翼以外の身体が蝋で固めたように見えましたけど、イカルス登場のストーリーは、ギリシャ神話上イーカルスの話を意識して作られていた感が強くありました。
最後のシーンがXキックを打ち込まれたイカルスが、太陽に向かって投げつけられたと言うことだけでなく、ストーリーを通して空を飛ぶことの纏わりが展開してたことですね。
空を飛ぶことを具材に人を催眠状態とし、それを行っていたイカルスは飛行能力を持った改造人間であったこと、そして歴代の仮面ライダーたちの共通した課題が飛行能力を持った敵にどう対処するのかといったところでした。
表面的に見ていてはどうということのない物語でしたけど、深く見入ろうとすると意外に面白味があったのがこのイカルス登場の話で、飛び立とうとするイカルスの足にライドロープを絡ませて対処したのは、仮面ライダーXが初の道具を携えた仮面ライダーであり、その道具の一つの変形型がロープ型の武器でした。
地味ですけど、このライドロープを見事に使いこなしていたところが見どころの一つだったように思いますね。
イカルス②
イカルスには仮面ライダーにはなかった飛行能力があり、旨い具合に使えば大層な武器であったところに、うっかりすると翼を使う風で飛んでしまいそうな、イカルスデススモークとい毒ガス、そしてなんと身体から離して切断武器としてその翼を使ったイカルスデスウィングと様々な武器を持っていました。
イカルスの翼は脱着形式ということだったみたいですけど、根本が飛行能力を有する改造人間であったことを思うと、デススモークもデスウィングも飛行能力を無くしてしまいそうな武器でした。
面白いと言えばそうかもしれませんが、そうした武器にまで飛行能力に拘った改造人間であって欲しかったとも思います。
イカルス③

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