アイアン
「アイアン」

昔は宇宙からの侵略者を称してインベーダーと呼ぶこともありました。
文献などではよく見られたインベーダーという呼び名は、これを使った特撮番組は見られず、また見られるとは思っていませんでした。
ウルトラマンをはじめとしたウルトラシリーズも第2期に入った頃、それに触発されたように様々な特撮番組が乱立しましたけど、地方によっては放映されていなかった番組もあり、いくら好きだと言っても全ての特撮番組を見るわけにもいかず、そんな中でミラーマンが自分の住んでいた地域で放映されたのはラッキーだったかもしれません。
そのミラーマンにはインベーダーが登場し、子供心ながらインベーダーという言葉に懐かしさを感じていました。
ミラーマンという番組は、同時にシルバー仮面の放映開始と被さっていたため、まるで表と裏のような関係になっていました。
個人的にはシルバー仮面から入っていったので、ミラーマンの初期の頃は見てないかもしれません。
友人の間でもミラーマンを見る者とシルバー仮面を見る者とに分かれ、よくどっちが面白いかということが言われていましたね。
暗がり効果の出ていたシルバー仮面と、鏡という輝く世界を描いていたミラーマンは、まさしく光と影の様でありましたけど、子供心としては輝く光の世界に気を取られていたというのは当然のことだったかもしれません。
子供の頃に興味を持った鏡の世界は、想像力を逞しくさせる一つの要素でしたけど、ミラーマンで表現されていた鏡の世界は異次元の世界という設定のもとに番組を進行させていったようです。
鏡をきっかけに輝く光の中から登場してくるミラーマン、鏡の世界と言ってもそこは踏み込んではいけない異次元世界ですから暗がりという逆の要素と相まっていたようです。
この異次元の世界にも潜む正体不明のインベーダーが、三次元の世界において怪獣に具現化して地球を征服するという設定が、ミラーマン初期の設定でしたね。
そしてその第1号怪獣がアイアン。
その名の如く、金色に染められたアイアンの身体は鋼鉄のようで、かなり丈夫な体を持つ怪獣だったようです。
頭部からは赤色の破壊光線を発し、口からは高熱火球を吐くということだけでは独特感が出なかったところ、アイアンの尻尾の先は鋏になっていてそこからも破壊光線を発していたところやデザインそのものが、かなり独特でした。

未確認飛行物体であったUFOからの指令でインベーダーが怪獣化していくのですが、怪獣化する前からかなロ独特の能力と行動をしていたインベーダーが怪獣化するのですから、どれだけ強力で変わっているんだろうと思ってもいました。
そのところは表現しきれずに推移していきますけれど、これも見る者にとっても想像力を掻き立てられる大きな要因となっていました。
アイアン②

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